2019年2月。波乱に相応しい、幕開け。自分の身は、自分で守れ!!

釜山、機張のデビョン港 
デビョン港 2

2019年、2月を迎えました。あと数日で、旧暦の新年である、ソルラルですが、当局のブログは、韓国の旅や情報ブログは、あまたある中で、日韓の業務に関する事、汎用的なものでなく、私どもが実際に逢ったできごとや、業務における事実のなかで、韓国に対応する時の、一助になることを、念頭に、これからも、載せていくつもりです。

で、ここ暫く、仕事するなかで、もう国という観点・視点で、できごとを査定する事の脆弱性が、極まっているのではないかという、事態が、ありましたので、つらつらと備忘しておこうと、思います。

このブログでも掲載しておりますが、昨年の10月に韓国のクライアントさまに帯同して、農事EXPOで東京(幕張)に行った時が、起点でありますから、ここに到るまで、5ヶ月を費やしている計算になります。

2度目の対馬・比田勝上陸。ここで、
営業70年の歴史を持つ、”みなと寿司”
で、入店を待つ人々。週末でもない、
平日の昼時です。

近時、通訳の業務は、単なる言語の仲介でことたりる程、甘い世界ではなく、当方であれば、日本の会社・個人事業主の方が、韓国との取引きとの中で、解釈のちがい、商習慣の違いで、あとあと実際の商品の引渡しから決済という段階で、大きな見込み違いにならぬよう、普段はさりげなく、時に大きく双方が錯誤をしている時には、間髪いれずに忠告する。

そんな中で、過去に韓国とのお取引きで、うまくいかない事等あり、懸念や慎重であった日本の会社さまの、新規お取引きを成立させて参った経緯が、幾たびかあります。

今回のケースも、当該の北関東の会社さまと、韓国の知己の会社の、お取引の締結、加えて、日本の側の会社さまの海外での従来のお取引きスケールでは、過去最大のスケールの取引の締結が、なされたのです。

私どもとしては、こういった場合、エージェント業ではなく、通訳事務所としての、締結後のサポート業務で、業務の円滑な遂行のためにも、通訳業務は、当方が担わせて頂く。

そのことで、業務として、なんとか・ぎりぎり成立させる。それは、色々な面で日本の会社さまが、韓国で取引することの不安に、これまで、それなりの期間、この形態の業務に、専心してきた当方の、ひとつの臨界点でも、ありました。

もったいつける話ではないので、結論から話ますが、5ヶ月間、いわばチームとして契約成立のために、尽力してきた会社、しかも、”韓国という”シェアを取ってなんぼという、業界の商慣習もあまりご存知ない中での、販売チャネルを得たその意味も、それが色々な人の尽力でなされたことも一切考慮せず、「カンさんには、お世話になりましたが、自社の通訳を多言語対応が可能な会社のサービスを導入することになっているので、これよりはそうさせて頂きます。」とのことで、一切の費用を払うことなく、それを悪びれもせず、通告してきたのでした。

どの仕事をしていても、費用の回収はもちろん、その当事者・自身がしっかりと、ヘッジしなければならない事なのですが、どんなに費用にタイトな会社でも、また当該社が従来よりの通訳業社との兼ね合いから、継続的な業務が望めない場合であっても、貢献の最小限の対価として、会社の業務開始のセレモニーの通訳は、暗黙というか、常識の範疇でお仕事を頂戴してきたものです。

韓国は・・日本は・・と、ネット内でもボルテージがあがっておりますが、もう、日本も韓国もなく、ただ、自営の身としては、係争するにもしかず、こちらより、丁重にこの案件からの撤退を申し入れました。

担当者からの、返事は一言、「残念です。」で、ありました。

多言語の通訳サービスを導入される前に、最低限の常識を、そして、自社の都合をビジネスの用件に、厚顔に持ち込んで、後々のリスクをお広げにならぬことを、心の中でご注進したい案件でありました。

比田勝の路地。この子の界隈にも、人気の定食屋さんが。
フェリー・ターミナルの近くで、ひなたぼっこhしていた黒猫。人なっこく、島ののどかな雰囲気と、マッチしていました。
海上保安庁の巡視船が、3隻、繋留されていました。のどかではあっても、国境の海。共生と、秩序の維持。対馬をみていると、いろいろなことを、考えてしまいます。
本日も、満員御礼。比田勝のfフェリーターミナルで、釜山にもどる船を待つ人々。
比田勝、満員御礼の図、2.2019年1月22日。


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