珈琲を啜りたくなる、晩秋のプサン。そんな季節に、浸れる身分になりたし。(笑)

 

2018 11 15     西面 NCデパートへ 向かう街路

澄み切った青い空の青と、通りの街路樹が最期の落葉を枝に留めて、そのコントラストが、なんともいえない旅愁の、そう、居ながらにして、いろんな場所の秋の記憶を想起させる、時節を迎えております。

なんと言っても、ここは福岡や下関エリアの対岸ですから、ここにある風景は西日本のエリアでは、珍しくない風景かもしれません。

ただ、一度は船旅のプサン行をお勧めしたいのは、途中にある島々も含めて、そこに人が勝手につくりだす景色ではなく、そこに普通に存在してきた風土が醸す風景、そこに個々の普通の人達が育み、営んできた景色を、感じて頂たいからです。

とはいえ、私もこんなに近いとはいえ、九州にはなかなか行っていません。(笑)日本に行くとしても、ほとんど仕事絡みで、勿論・飛行機、過密スケジュールで、一泊2日。東京・大阪となってしまいますので・・。※今は仕事でもいいから、北海道へ行くのを祈っていますが。(笑)

日韓の仕事をしていれば、いろいろな予定が、急な雲行きの変化で変更します。いや、それはどんなことしていても、そうですね。別に、日韓のことだけじゃない。そう、変わる予定もあれば、変わらず挙行されることも、ある。

で、次の予定に気を取り直し、大体が遠征通訳となるので、体調も調整せねばと、西面まで私用で来てみたのですが、やっぱりここは、若い子がウィーク・デイなのに、一杯^^。

最近は、SNSでのタイムラインで、同時並行でクライアントさま方の案件の進展を捕捉し、込み入ってくる場面では、翻訳や通訳サポートする。また、その刻一刻、変化する状況のなかで、先読みや情報収集しながら、日本の販売元さまと、韓国での販売・流通する韓国の会社が、韓国での売り込み、販路の拡大をする時に、より有機的で効果のある手段に沿うための準備をする。

これは、私どもだけではなく、韓国で仕事をしている日本の会社の方なら、この今も、どこもしている事でしょう。金融が世界を差配するなか、現業部門は、それ自体が実は人の生活に密着に関わっている事なのに関わらず、より厳しい査定のなかでその質を担保しようと、ぎりぎりの営みを続けています。

だから、ちょっと油断すると、今、ニュースで何が言われていること等に、疎くなってしまい、焦ります。例えば、韓流のことなども、私も含めて韓国側の人間のほうが年齢のせい(苦笑)もあるのでしょうが、詳しくなく、日本のお客様に教えてもらったりします。逆に、私が日本のドラマや、ミュージシャンの話をして、日本の方が知らなくて、空振ったり。

実際には、持ちつ持たれつじゃないですが、この西面で若い人が主体で営業する飲食店のように、外側だけじゃなく、中のサービスやコンテンツなども日本のお店をベースに、韓国色をつけたりして、長年この仕事をしてきた人間には感慨があったりしますし、若い人に混じって、使い勝手がよいので利用します。

智異山(チリサン)の麓、全羅南道(チョルラナムド)・求礼(クレ)で、教会をしている、姉さんのところから、届いた”旬”のタンガン柿

私が日本を出る少しまえ、”鈍感力”とかいう本が流行っていた記憶が、かすかにあります。情報を傘にきて、ご時勢ですから・・、という言葉で包み、効率という触媒を添加し、肩書きを添えれば、無理が通る。でも、その状況のなかで、そんな風潮とは一線を画すべく、制約のあるフレームのなかで業務を刷新する。そんな現場に立ち会うと、なんとか、そういう中で必要とされるよう、いい意味での緊張感がでてきます。だから、現状、安心して、韓国とのお取引きをされてください。

もし、それが担保されないような現場でしたら、私は、このBLOGにも、掲載します。だって、本当に皆さん、真剣にお取引しているのですから。

明日から、単発、遠征含めて、ロードが続きます。なんとか、ここで、関わる双方も、そして私も(笑)少しでも、やって良かったいう業務になれば、いいのですが。

アラフィフ・パワーあり、格好よし。私も頑張るぞっと。 (๑•̀ㅂ•́)و✧

釜山のフードバンク活動&”靴の贈り物”

フード・バンク活動で、靴の贈り物?でも、ふたを開ければ・・・

本当に熱夏というか、日本と同様、暑い暑い、夏本番を迎えております。釜山は、海風が吹き抜ける、海浜・ビーチ・シティ^^でもありますから、南国ムードも漂い、まさに夏の趣きで、それもいいと、思いたいところですが、外廻りの業務では、自分の身を守りつつ(笑)、お客様に負担をかけず、さりとて、海の都市で海浜観光が手軽に楽しめ、且つ(笑)、懐かしさと新しさが同居する、”釜山らしさ”を感じて貰えますよう、気を配っております。

ただ、有難いことに、釜山もロッテデパートや、新世界デパートを筆頭に、その拠点、拠点で、ショッピング・モールなどのインフラも整っておりますし、市中に、小休止するカフェもかなりの数ありますので、そこで、ミルクベースの氷に、マンゴーや、ブルーベリー等をふんだんにアレンジした、パッピンスを楽しんだり、無理はなさらず、どんどん新しくなっている、「釜山のハイシーズン」を、お越しのかたには、楽しんで頂たく、思います。

釜山に限らず、韓国は、パッピンス天国。カレーライスに、一見、見えますが、フローズンマンゴーと、ミルク仕立てのアイス

本当のところは、パラソルが並ぶ、リアルタイムの、海運台、広安里、松島、松亭等、各ビーチの現況をお伝えしたいところなのですが、私どもの主たる業務である、ビジネス・サポートのなかで、どんな形で、またどこまで、サービスを提供すべきか、またできるのか、思案させられる状況が多々あり、ひとつ、ひとつの業務がそれぞれ、お客様、双方、そして、私どもにとっても、”生業”であるなか、頭を悩ます日々を連ねる、近況が続いておりました。

釜山環境公団 廃棄物処理施設(水営区)

そんななか、愛知の大学の先生から、7月の上旬・釜山に学会も兼ねて行くので、釜山のフードバンク活動や、食品の廃棄・リサイクルに対する取り組みについて、行政、ならびに関係団体との面談のアポ取り、研究調査のサポートのご依頼を頂いておりました。

これまでも、同様な学術研究のサポート、歴史にかんする研究調査、市場にかんする調査、またプロの文筆家、または愛好家の方のテーマ研究調査・同行に、関わらせていただいてきましたので、それは問題ないのですが、”フードバンク”?その存在は、聞いたことはありましたけれど、本当にどんなことを、どんな風にされているのか、ちょっと興味がでて参りました。

今回の業務に関しましては、釜山のフードバンク活動が、前の市長さんが、多岐に分派していた活動を市政の一環として統合し、活動の幅や組織力を強めて推進していくことを、重要な施策とされていたためと、市の食品廃棄施設への訪問・インタビューもあったため、釜山市庁の環境課、沙上(ささん)区役所の担当の方、および、釜山環境公団、釜山広域フードバンクの方々に調整をお願いしなければ、ならなかったのですが、本当に誠意あるご協力をして頂ました。

丸々と育った、コニファーが、お出迎えしてくれる、釜山市庁。環境課の方々をはじめ、大変、お世話になりました。<(_ _)>

フードバンクの活動、並びに、日本に於ける現況につきましては、こちらを、ご覧いただければと、存知ます。セカンドハーベスト・ジャパン

今回、ご依頼を頂いた、愛知工業大学の小林富雄先生(教授)は、一環して、食品ロスの研究と実践、啓蒙に、これまでも尽力されてこられた方で、ご著書、食品ロスの経済学、本年、2月に日本で行われた、「食品ロスを考える国際セミナー」に於いて、パネリストのひとりとして、登壇されるなど、日本における、この方面での、著名なオピニオンリーダーとして、ご活躍されておられます。関係※ドギーバッグ普及委員会

個人、企業体、メディア、国家を問わず、巷間、本当に様々な情報がおびただしく発信され、眼や耳をこじあけて、「おまえは、もう、遅れている」と、責め立ててくる気さえする、昨今。私どものしている、通訳や翻訳業務も、その業種のプロ同士が、凌ぎを削ってやりとりする中間に入って、短期に足でまといにならぬよう、その世界にあわせて、仲介できなければ、静かに退出を申し渡されるのが、現実。

わたしどもの、クライアントさまが、そうなのか、”椅子にあぐらをかいている”ようなお仕事を、されていないかたばかりなので、こちらもそれをこなす事で、手一杯。

そんな中、今回、昔は少しはそういった事象にも、関心を持っていたこともあったのに、日々に追われて自分の視界からはずれていた、リアルの世界が抱えている光と影を、垣間見せられ、また、それに対応しようとされている方々の取り組みの一端を、知ることにも、なりました。

釜山広域フード・バンクの輸送車。提供される物資の運搬コストも、大きな懸案のひとつ。

ところで、普段は、どんなアポイントメントの取りまとめにおいても、インタビューのご協力をお願いするにしても、情報は頂いても、実際の交渉や確認を、人まかせにした事はなかったのですが、フードバンク活動に尽力している、実際の団体、企業さまの紹介は、釜山広域フードバンクのほうに任せてもらえないかと、お申し入れがあったので、事情説明も3度ほどして、指示のあった書状なども即刻提出し、状況を固めたので、一抹の不安は、覚えつつも、おまかせする事にしました。

ところが、ほかの案件が立て込み、それに忙殺されるうちに、訪問予定の2日前、その間も、「ご挨拶したいので、訪問先をお願いします。」と、連絡しても、お忙しいのか、なかなか訪問先を開示してもらえない。それで業を煮やして(笑)、フードバンクの本部事務局まで、おしかけたのですが、お忙しいのは、予想通りでしたが、わたしどもの申し出を、ぞんざいに扱っていたのではなく、訪問をより意義のあるものにすべく、本当に熱心に活動されているところに、案内したいというご配慮から、関係各所とも連携して、段取りをつけてくださっていたのでした。(この仕事をしていると、色々な経験から、”取り越し苦労の鬼”なってしまう (>ω<、)”、お許しを。)

そして、紹介していただいたのが、沙上(ササン)のセビョク市場で行われている、”わかちあい冷蔵庫”等の活動、それから、子供靴を専門に作っている靴工場。福がくる、わかちあい冷蔵庫、過去記事。

え?フード・バンクで、靴~~、どうしよう。工エエェェ(´゚д゚`)でも、もう時間がない!!でも、フードバンク本部の方の、活動に関する、こぼれ話や苦労話を語る佇まいから伝わる雰囲気に、何かあるから、”靴の工場”なのだろうなと、賭けてみることにして、当日を迎えました。

沙上(ササン)の새벽(セビョク)市場。セビョクとは、明け方の意味。

この冷蔵庫に、市場で売られている野菜の、若干、古くなったものを、提供してもらうことから、始まった活動も、今では取り組みが浸透し、市場の店が自発的に、劣化していない食材でも、寄贈する、食材も惣菜にして提供する、という段階に進んでいると、いうことです。

韓国におけるフードバンクの活動は、IMFの過酷だった金融危機以降から現在にいたるまで、それまで以上に経済格差が大きくなった状況下で、本当に食べられない人の救済策として、ここそこで自然発生的に起こった”わかちあい活動”を国策の一環として国が支援・組織化し、釜山においては、タボクドン事業(多福洞=村)として、食にかぎらず、窮乏者共済のトータルな支援の枠組みのなかで、フードバンク活動も営まれています。

その中で、ご紹介を受けて、沙上区の새벽(セビョク)市場を、訪れたのですが、沙上区は釜山のなかでも、こういった活動に熱心で、今回も区役所の担当の方が、付きっ切りで、案内してくださったのですが、その熱心さと現場の市場の方との、コミニュケーションのスムースさに、活動を継続されて来られた歳月を、感じてしまいました。

活動の継続は習慣となって、새벽(セビョク)市場に息づき、食品の供出をアナウンスすれば、劣化品でなくても、各々のお店から自発的に食品が持ち寄られ、現物のみならず、調理されたものを届けて、利用するひとの惣菜に寄与する、ような現況だ、そうです。伺うまえに、お電話をした市場の責任者のかたも、はじめは「研究者のひとのインタビューなんて、何言っていいんだか、わからないから、あんたが、シナリオをかかなきゃ、だめだよ。」とか言われて、いたのが、皆・わきあいあいとした中で、活動の話がなされて、最後は「こういうのも、たまには、楽しいね。」と、笑っていってくださいました。

子供靴専用の、靴製造会社。整然とした雰囲気のなか、ブランド靴の製造が、行われていました。

そして、これも沙上区(ササン)の靴工場に、迎いました。沙上区は、もともと中規模工場の集積地で、ことに、靴工場は、ながらく、靴製造の通訳仲介も行ってきているので、足しげく通った、いや、ている、場所なのですが、一見、整然とされ小ぎれいな佇まいは、私が通いつめていた、靴関連工場とは、ちょっと赴きが異なる感じでした。

オーナーご夫妻が、この義援活動(※その仲介を、釜山のフード・バンク事務局が行っている)に係わるようになったきっかけは、ある時、靴の原材料の規格が急に変わって、大量に出庫できない靴を突然抱える事態になった時、「廃棄するくらいなら、誰かに使ってもらいたい。」と区役所に問い合わせをしたのだ、そうです。

それで区役所がその靴を受け取り、児童養護施設等に寄贈したのだそうです。すると、児童養護施設の代表の方から、「子供たちが、すごく喜んで。本当に、有難いことです。それで、大変勝手なお願いですが、今後も少しでも同様な寄贈をお願いできれば、本当にありがたいのですが・・。」と感謝の言葉と、お願いを貰ったのだそうです。

以来、その寄贈を続けると同時に、フード・バンク活動を含めた、慈善活動を熱心に行うように、なったそうです。

「今、釜山でも、靴の製造は決して順風満帆ではなく、厳しいところも多いのですが、おかげさまで、うちは、かなり先まで、予約で一杯です。」と本当に、晴れ晴れとした表情を、なさっておられました。

一番トップのハレーションがおきている、ダメダメな画質の写真が、寄贈された靴なのですが、この一連の話を聞いていて、通訳であるにも拘らず、心のなかで、訳もなくちょこっと、涙がでてしまいました。

これは韓国にかぎらないことかもしれませんが、少子化のせいもあるかもしれませんし、この厳しい弱肉強食化がより加速している世界のなかで、子供を育てることの大変さは、少しくは理解できるにしても、これ見よがしともいうべき、「うちの子さえ、よければ。」,「他人は、つきとばしても、うちの子に、より美味しいものを、いい服を、いい鞄を、いい習い事を・・。」他者を、一顧だにしない風潮。

そんななか、なんらかの事情で、親のいない子供たちは、それをどんな風に受け止めて、生きていくのだろう。

そんな時、劣化した傷物の汎用品でなく、デザインも、モードも、最新型のブランド品と同等の靴が自分の手にのせられ、自分の足に嵌められ、学校に向かうとき、どんな気持ちになったのだろう。柄にもなく、思ってしまいました。(//△//)※勿論、複数の方相手に、通訳していますので、そんな妄想に浸っている暇は、実際には、ないのですが。

廃棄物処理施設外観。

午後からは、釜山市庁環境科を訪れ、面談し、先にこちらがお願いしたデータ資料も早々にオリジナルに編集作成してお送り下さった、女性の担当者の方が、ご親切にも車でお送りくださって、水営区(スヨン)の釜山環境公団 廃棄物処理施設を、訪れました。

処理施設内1

処理施設内2

処理施設内3

ここに来ると、もう小林先生の独壇場で、教授と言っても、本当に、まだ、お若く,フィールド・ワークを、韓国でも、ソウル・済州島(チェジュ島)で敢行されてきているので、どんどん処理施設の最深部まで、入っていかれる。そして臭気がきつくなってくると、「カンさんは、そこで待っていて、ください。」とご自身は、勇躍、最上部まですいすい上がっていかれました。

それが、終わると、慶州(キョンジュ)への学会への参加のため、お見送りもそこそこに、老圃洞(ノポドン)のバスターミナルへ向かって、風のように駆け抜けて、いらっしゃいました。※先生がなぜこういった、研究・活動に勤しむ所以として、「日本に於ける、”欠食児童”・食べられない子供達の実態を知らせる事と、状況の改善が、あります。」と言われたことは、耳にいまでも、残っています。

行程として、私どもの業務のなかでも、長い時間とはいえない、お仕事でしたが、自分達が住んでいる街(都市)の、なかなか陽のあたらない部分を、民間セクター・公的機関に関係なく、取り組み支えようとしている試みを、国の枠にとらわれず、知らせ、且つ、実践、啓蒙することは、今だからこそ大切だと、痛切に思いましたので、長々と書かせて頂ました。

今回、一環して、釜山市庁のご協力が誠意のあるものであり、その言として、「日本との交流に寄与することであり、且つ、日本はこういう事象に関して、先進地でありますから、自分たちもお話を聞く機会を得て、勉強させて頂たい。」旨のことを、仰っていましたが、これからも、違うようで似ている、似ているようで違う、日韓だからこそ、色々な分野で、意見交換、交流する意義は決して、小さくないと思いました。

 

釜山・5月GW真っ只中、秘湯を夢みつつ、”孤独の業務”サブッ☜(◔◞౪◟◔)☞

今日は、5月4日。日本では、ゴールデン・ウィークまっさかり。今時期が、桜の時節を迎えているエリアも、あるので、日本の行楽地は、人人人の波のように、違いありません。韓国は、日本のような連休ではないですし、私どもでは、この日本の連休明けに、お客様がお越しになる予定ですので、この間に、これまでできなかった懸案を、進める機会とばかり、机にむかっておりますが、成果はでることやら・・。(苦笑)

劇的だった、南北首脳会談のあとは、米朝首脳会談も、板門店(パンムンジョン)で開かれる公算が、強いとの話が、流れるなど、オリンピックから韓国の官邸も、休む暇がなく、その舞台の調整に全精力を費やしているようで、少しくは、大きく停滞していた前政権、前々政権の時と比すれば、韓国もやっと少しく未来志向の流れが、本格化している空気が漂い、自分達もより前向きに、仕事をしていく気をもらえている感じです。

ところで、話は前々変わりますが、韓国ではケーブルTVに加入している家が多いのですが、その中で日本のTVの専門チャンネルもあります。私の家では、基本料金のプランでついてくる、チャンネルJに加え、チャンネルWも加入しています。

なぜなら私が見るのは、日本のTVばかりで、日本のドラマを見るのが、好きだからという、単純な理由ですが、殊にチャンネルWでは、リアルタイムに、日本の新しいドラマも、放映しています。「深夜食堂」とか、「孤独のグルメ」は、繰り返し何度も放映するのと、自分も好きなので普通に見ますが、心待ちにしていたのは、なんといっても、「ドクターX」の大門未知子。”私、失敗しないので”というのを、聞くたびに、「フリーランサー」なら、あんなふうに言ってみたいなと、爽快になったものです。ただ、いまだに、シリーズ5を放映していず、見ることができないのが不満。(笑)

その不満を和らげてくれたのが、『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』。シナリオも、キャラクターも面白いのはそれとして、松本潤さんが、逆転の新事実を閃いたあとに、放つ、超寒いおやじギャグを、香川照之さん演ずる上役・弁護士だけが、大受けする、リアクション。これ、結構癖になります。

ぜんぜん、関係ない方向に話は逸れましたが、そんなんで、韓流ネタが少ないのは当ブログの特徴でありますが、私どものクライアントさまは、もちろん、ビジネスで韓国とやりとりする方が大半なのですが、さりげなく、韓流や、K-POPを愛好されているかたもおられ、(※世代も、チャングムから、T-ARAまで。)プライベートで韓国語を習っておられる方もいたりするので、逆に申し訳なく思っている昨今。

とはいえ、日本も韓国も表向きは働き方改革などが、進んでいるようで、そのことは、ここ最近も業務の関係で、よく名を聞いたり、面識のあった日本の会社の方が、突然、立て続けに急逝されたり、韓国のクライアント会社でも、大切な中堅社員の方が亡くなって社長さんが会社をたたみたいと落胆したり、まだ30代の方が病死されたりと、何をどうしても避けて通れない、或いは、避けてはいけない事ですが、民間である以上、その原資をきちんと調達しなければ、すなわち、仕事を創出しなければ、根本的な解決は、でてきません。


私どもも、ご他聞に漏れず、自営業の端くれ。”孤独のグルメ”で、井の頭五郎が、徹夜明けやクライアントの無茶ぶりがあった時にも、自分に言い含めるように、よく漏らす常套句、「自分みたいな稼業は、声がかかるうちが、花。」それと劇中、五郎さんが、よくお客様に言われているのが、「井の頭さんは、評判どおり、仕事がはやい。」 本当に、金言だなと思います。

このブログでも、これまで何度も繰り返してきましたが、今ぐらい韓国の日常が、日本のコンテンツを受け入れている時代は、ないです。

さきに、紹介した、チャンネルWでも、日本の方が、韓国で自営業をして定着させた方々、パン屋さん、ロールケーキの店、飲食店etc、その方達が、「ここまで、もう一回やりなさいと言われれば、ちょっと勘弁してと思うこともいっぱいあったけど、日本だったらこれほど、うまくいかなかったと、思います。」と、共通して話しておられました。私からみれば、その方達の勇気にこそ、拍手ですが、一概に特異な事例とも言い切れません。

なんか、本当に話がとりとめなくなっていますが、なんらかの縁や、閃きで、韓国に眼をむけられた貴方さまの直観は、あながち、悪くないのではと、思います。(^^)

本当は、業務以外で、日本の下記リンクに紹介されているような、日本の鄙びた山の温泉宿で、澄んだ空気をたらふく吸って、かけ流しの温泉で足をのばし、山菜料理に舌鼓を打って「極楽、極楽」などと、のたまいたいところですが、ここに縁があってこられるお客様の、”小さな奇跡”のサポートに立ち会えるような・出会いを膨らませて、この5月も頑張るぞと。(笑)

「日本秘湯を守る会」

 

 

 

2018年・1月半ば、今、お伝えしたいこと。”現地業務サポートの日々”

海運台ビーチのNEW YEAR電飾。

同じく、海運台ビーチ。

気がつけば、2018年が(も、ではなく・笑)1月半ばに、なっております。(苦笑)

本当に、昨年中、ご利用頂きました方々は勿論のこと、業務の係わりの中で、お世話になりました方々、また、韓国を、殊に釜山圏へご用向きの皆様へ、心より感謝・御礼申し上げます。当方も、この業務を立ち上げて、足掛け10年目を迎えて、いやがおうでも、様々な局面と向き合い、経験を積んで参りました。何卒、昨年以上に、ご活用賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

韓国は、新年は旧暦が本番ですが、日本のほうは、お正月も遠に過ぎこして、業務モードまっしぐら。仕事の性格上、日本のクライアント様と、韓国の会社、企業様を繋いでいるので、その時差が手にとるように、わかります。

昨年来、7ヶ月余り、日本のクライアントさまを伴って、通っている工場。建物は、一般の民家だったところを繋げて活用しながら、その分野の最先端の機器を備えて、高品質な建設資材製作にかかせない”ダイス”の製造をされています。広安里の大橋を支えるワイヤーは、ここのダイスを使用した、というのが、社長の自慢。

韓国の会社の社長さんが、ずっと意中だった機器を、日本の会社より購入。今、最後の調整作業、たけなわ。

ビジネス現地代行業務を本格化させてからは、日韓の懸案や喧騒に気を配る暇がないほど、日に時には、三桁を越える、事案も業種も夫々全く違う、会社間の業務の遣り取りに、係わらせて頂いており、暮れは31日まで、お正月はもう2日から、クライアントの方々からの、ご指示、お問い合わせ、申し入れ、発送・受け取り確認と、・・暇無しの結果が、今頃の本年はじめての、BLOGの更新と、相成った次第(言い訳もここまで来れば、見上げたもの)です。

今年はなかなかに、ここ釜山も厳冬で、そういう意味では、平 昌・冬季オリンピックを来月に控えて、それらしい雰囲気を醸すうえで良いことかも知れませんが、そういう祭典が形無しに感じられるほど、この半島を巡る懸案?が喧しく、それにともない、日本の会社と、韓国の会社の橋渡しの業務をしている身としては、両国の温度差や世相も十分に、考慮にいれて、業務にあたることを、これまでも、そうでしたが、これまで以上に、心がけております。

関東・関西を主に、日本、全国で、収納、新たな土地活用を提案する、評判のいい企業さまの、備品アイテム。

この会社の、収納スペースは、仕様が良好で評判が良いですが、この製造も。

私どもが、今、サポートさせて頂いているお客様は、日韓双方とも、小から中堅規模の会社が多く、皆さんが本当に必然があって、国を跨いで、ビジネスをされている訳で、日本もアベノミクスで、大企業は株高で、内部留保をかなり膨らませておられたりするようですが、私どもの現場では、今のところ、日本から機械を買われて、生産性を上げようとされている韓国の会社、また、韓国の会社で製品をつくり、日本でそれを使って、サービスの向上やシェア拡大を全国展開で図っておられる会社さまなど、双方向、まさに、それぞれの市場で売り上げを伸ばせば、取引の量やアイテム数も増える、逆ならば、いわずもがなという、真剣勝負の現場。

DHLを使った金型・サンプルの遣り取りから、工業機械では、故障品の修理箇所の把握、修理部品の取寄せ、本体修理の搬送、コンテナの搬出、見積もり、協議、搬出日の想定。それに、トラブルへの対応。実際に、製造業を他国とされておられる方なら、ご存知かとは思いますが、株高やBitcoinバブルで湧く一部の世相とは、真逆な、こてこてにリアルな世界のサポートと、なります。

業務が業務なだけに、守秘義務の固守は絶対であり、加えて、これまでも、日本と韓国で、永らく取引きをされていて、ここ暫くで問題が顕著になって、わたしどもに打開を申し入れられたお客様がほとんどでありますので、業務のアウトソースは、まかり成りません。

業務の手間暇、煩雑さを考えると、なかなか負担は大きいですが、不確定な要素も抱えもつ、日韓の会社が取引をされておられる、これは、私どもにとっても、実に有難いことなのです。ですので、遣り取りをされておられる会社さま、双方から折半のような形で、料金を頂戴することで、会社さまの負担を極力あげないよう、なんとか務めております。

もう何年も、毎年、かならず来られて、地元の親戚の方とチェサをされている、お客様を今年も、山のお墓まで、ご案内しました。

なぜ、今、こんな内輪のことを、大事な私どもにとって、唯一の発信媒体である、BLOGで申すかというと、本当に手前味噌ですが、色々な局面をこなすスキルをつけるために、ビジネス通訳が主業務ではありましたが、個人さまの同行通訳、観光通訳、個人さまの現地代行(翻訳・遣り取り)業務、土地収用、相続関係、国際結婚の婚姻関係の破綻、問題等の仲継、現地親族との係争・関係改善の仲介、厳しく、事が事だけに最後は回収しきれなかった業務までありましたが、ひとつ、ひとつの業務を愚直にこなす中で、日韓という2国間の仲介を行ううえでの、言葉で言い表すのは、難しい匙加減を、いやがおうでも、身につけざるを得なかったからです。

おりしも現在、時代の大転換期を迎えて、それを取り巻く状況・問題も、一括りでは対応できない、加えて、机上での妄想や空論は全く、意味をなさない、やりとりに遅滞やタイミング損を重ねて起こしていれば、一挙に会社の存続にも波及する中小の会社さまにとって、韓国、現地で信頼をおけて、双方のビジネス・コミニュケーションを担保するスキルは、社会一般の認識はどうあれ、いまこそ、必要なことだと、日々業務しているなかで、痛感するからです。

日本の一部の世論のなかでは、韓国との関係に極論を述べられる方も、少なくないようですが、良きに悪しきに、この東アジアが経済を先導する時代なのは、中国はもちろんのこと、極東ロシアや、中央アジアとの交易話も、身近に入ってくる、ここ釜山(釜山港が、入管の手数料や入管手続きのスピード化等、企業努力して、利便性を図り、頑張っていること等もあり。)にあっては、メディアで交わされるマクロな視点の話以上に、日本のクライアントの方が、韓国の取引先との関係の保全と、自社のビジネス機会を損なうことのない取引のバランス、業務の遅滞を回避することにつながる情報を、日夜、携えることしか、頭にないのが現状です。

面白みのない、私どもの業務の話に終始いたしましたが、偶然、このBLOGを読まれているかたは、もとより、韓国の会社との遣り取りのスムーズさを欠き、せっかくビジネス自体は成り立つのにと、懸念されている、または、不安や機会損をされている、お知り合いがおられましたら、当方のことを、お知らせ願えましたら、本当に嬉しいです。

2018年、これまで以上に激動の年になるやも知れませんが、それにめげず、あわよくば逆手にとって、業務を遂行していく所存です^^

ここは、何処?(笑)業務遅滞等で、日本のクライアント企業さまとの関係改善のため、韓国側の社長・専務さんに帯同した折、立ち寄った、スカイ・ツリーの頂上展望台。

国を越えた、製造業の現場に、想う事。

太宗台(テジョンデ)の突端にある、灯台からみる、釜山の海。

更新の時間が取れず、機を逸した感がありますが、過日は日本を直撃した台風の余波で、釜山でも、海岸沿いを、風速20メートルの風が吹いて、注意を喚起を、アナウンスする音声が、パトカーからか、或いは、市のスピーカーから流れていました。

また、台風の影響は、私どもが係わっている業務の機器等の、搬出遅滞にもなっていて、お客様への状況説明等、ほぼサポート業務に明け暮れる感じでした。

日本でも、そんな中、大きな選挙も終わって、また、日本と韓国の仲介業務(通訳・翻訳を介する)を主たる業務としている私達も、少し落ち着いて業務に、集中できるのではないかと思いますが、昨日来、久方ぶりにウォン・円が逆転しています。ここしばらくは、大体1:1できていた訳ですが、日韓といえば、色々なことがある訳ですが、やっぱり、そこに目がいってしまいます。

金海サイエンス工業団地 ・路線も拡張し続け、”元気なLCC”「エア・プサン」本社も拠を構える。

工業団地の佇まい 1

私が韓国に戻ってきた9年前は、円・1:ウォン・1,6でした。

それだからこそ、韓流ブームもありましたが、日本から沢山の人が、来られたのだと思います。

それが、今は1:1。少し前は、1,2 : 1まで逆ザヤになっていた時も、あります。

何をそんなわかりきった事を、書くかということですが、ほぼ10年近くこの仕事をしてきて、とくにビジネスに於いては、いろいろな要素が絡みあいますが、値段があう、あわないは、仕事の流れとして、色々なことには眼をつぶれる、大人の方でも、それは、看過できない条件なのだと、つど、知らしめられてきたからです。

そんな中、このところ日本のメディアの以下のような記事が、よく目につくようになっていました。それは、今、そのことが、私どもの業務とも、少なからぬ係わりが、あるからです。

http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3771/1.html

上に挙げている記事が、云々ではありませんが、今、韓国では、というより私が業務をする廻りでも、将来を見据えて、日本の商品を扱いたいという、企業家精神を持っている中小の会社が、結構あります。※(勿論、皆というのではなく、たまたま、私どもが、日本と韓国の会社のサポート通訳をしているからというのも、ありますが。)

そして、何度か顔を合わせて、業務が終わって食事をする時に、よく耳にするのは、「・・さん(日本の会社の社長さん)が、引退されたら、この機械の製造は、どうなるんですか。」かなり本気で、韓国側の社長さんが、聞いています。

これまで、私どもも、サポート通訳をする中で、本当にこの自分達が見ている街、インフラ全般、個々の家庭の生活空間を、彩るインテリア、生活用品を、製造するために、さまざまな機器、機械が必要なのを、そして、それを造る会社があることを、実際に知って、ビジネスという厳しい、判断のひとつ、ひとつが、成果を大きく左右する行為の中で、結果的に補完しあっている現実に、触れて参りました。

私どもが、お世話になった、かなり大手の自動車製造のパーツの会社でも、韓国で複数社で製造を依頼していたのが、かなり治安が悪く、駐在のかたが危険であっても、中米に発注を移していたり、以前、韓国での製造を経験されている会社が、日本での法律の改正などで、新たな商品の製作を求めて韓国に来られて、こちらが複数社の訪問先を開拓して、見積もりを詰めても、なかなか折り合いがつかなかったり、様々な要素はありますが、詰まるところ、金額の問題でありました。

以前より、韓国jでは”モメチョッタ”(体によい)の伝統があり、日本のかたに、パッケージにして、送ったものです。滋養・補身によく、保存にも便利な、お粥、ワカメスープと、ここには、でていませんが、生薬を抽出した薬茶のパック。抵抗力が落ち、風邪がなおらず、臥せっていたそうですが、体が大分、楽になって動けるようになったそうです。

私どもが、携わった仕事の70%以上は、広義の意味で、全て、製造業のサポートでした。韓国への技術移転や、継承となると、抵抗感もあるのでしょうが、わたしどもが扱ったケースでも、日本のトレンドからは洩れて、省みられなかったところを、熱心に製品の向上を求めている国外の企業が探しみつけて、そのうち、韓国の会社からオファーあった日本の会社、オーナーさまから、問い合わせを受けたのが、事のはじまりでした。

韓国でも、一般の人達は、勿論のこと、日本製は今でも多大な信頼がありますが、機械や機器を扱う方々には、それ以上の或る種の、信仰さえあります。表向きは、ドイツ製をもてはやしますが、その実、その他のもっと広い”モノ”という意味合いで、日本製を信頼していますし、それに関わる、メディアでは絶対に語られない、製造業の”武勇伝”でみたいな韓国の中の”日本製”にまつわる裏話を、聞いたりすることも、ありました。

しかしながら、幾多の歴史が物語るように、全て、変わらないものなどなく、国やエリアの役割も変化していくことは、止めることはできない、ようなモノの感覚を、この小さな”現場”でも感じています。

その国が固有にもつ事情、そこで会社や個人が生き延びていく状況は、その国をチョッと眺めてみていても、わからないのでは、ないでしょうか。

記事とは、全然、関係ありませんが、韓国の伝統のポジャギをインテリアに活用したブティック。ポジャギの教室も、やっています。

ポジャギ・ブティックその2

話が脱線して、とりとめもなくなりましたが、この数日後も、新しい機器を、日本から購入した会社と、その特殊機器を提供した日本の会社の方と、その設置にあたっての問題解決の糸口を見つけるため、シビアな工程のサポートを、させて頂ます。

それぞれが、それぞれの立場で生き残りをかけて、懸命の取り組みをしているわけですが、こういう事例が、その作業の過程で、実を結ぶことができれば、国を越えてこれまで継承されてきた技術や、経験が、所を変えて再生することにも、繋がるかなと。ここでまた、ひとつ、そういう事案をサポートするスキルを身につけるために、必要な知識やスキルをしっかり勉強させて頂く所存です。

 

 

 

 

韓国・釜山も、GW、特需(笑)

釜山では、今、急速に、都市郊外まで、周辺鉄道の整備を、進めています。一号線も遂に、多大浦海水浴場まで、全線開通、また、KRが、地下鉄の乗り換えを、し易いように、東海線として駅やダイヤの整備を、進めています。

水色のLINEが、KRの東海線。1号線、3号線ともリンクして、利便性を、あげています。車の渋滞への対応も、あるのでしょう。

1号線、悲願の難工事の末、、”多大浦海水浴場”のクレジットが、刻まれた。

こんにちは、今日の釜山は、晴れ渡り、まさに釜山の春らしい、爽快な日和となっております。そして、日本でもそうでしょうが、韓国でも、ゴールデン・ウィークの真っ只中、海浜観光都市でもある、釜山には、韓国全土からの、観光の方が、中型位のキャリーバックを牽いて、市中を行き来きする姿が、ここそこで見られます。

足の踏み場もなく、というのが、大袈裟じゃなく、ごったがえす、PIFF広場への通り

PIFF広場の喧騒

国際市場の路地まで、びっちり。

日本は、インバウンドで、地方まで外国のお客様が、押しかけているようですが、私が北海道にいた10年前は、円高のせいもあってか、海外のかたは、それほどでもなく、もっぱら、日本のお客様で廻っていたものですが、今、まさに、韓国は同様に、内需で、韓国の人が、それを埋めている感じ。でも、それにしても、韓国人は、旅行好きなんだなぁ(笑)。

チャガルチ市場も、相変わらず、にぎやか。

急遽、4時間の依頼のお客様と、廻った訳ですが、焼き魚屋さんも、いっぱい。

700円弱の焼き魚定食。やっぱり、粋がよい。これに、メウンタン付き。

メウンタン。美味しいですよ。

そうそう、おりしも、今、韓国は大統領選。ここ、釜山を含む、慶尚南道は、歴代の大統領の7割がこの界隈の出身で、今回の有力候補、二人も慶尚南道(釜山)出身。もちろん、選挙戦最終盤ですし、韓国の選挙ですから、声張りあげ、唄う、踊る、にぎやかには、やっています。でも、ソウルに較べると、なにか、淡々としている感は、否めないんじゃないか!?という、気がします。

日本も、そうかも知れませんが、市井で頑張っている人を、顧みないリーダーが当たり前に続くのに、韓国人でさえ、嫌気が差して・・というか、政治で食べている人以外は、当然に、自分がすることをするのが、優先と、いうことでしょう。押し寄せる観光客に、皆、ここぞとばかり、商いの、威勢のよい声が、飛び交っていました。

チャガルチ市場の裏から、港の風景。

港で、釣りする、ハラボジ(おじいちゃん)

チャガルチ・裏ここまで。修正もしていない、ピンボケ写真、すみません。

改装で、新装のホテル。旧フェニックスホテル~ホテル フォレ プレミア 南浦へ

これは、松亭にできた、分譲ホテルの広報・モデルルーム。

何といっても、エア・釜山が、日本各地に飛行機飛ばしてますし、破格のツアー・チケットも出ているようです。

取り急ぎ、本当にいい季節ですので、どうぞ、お越しを^^。

エア・プサン公式ホームページ

旅のプランニングなら「トラベルコ」へ

そして、釜山を基点とする、観光のアレンジ・ガイド通訳は、

賢いプサンの歩き方事務局・観光部(笑)まで

2017年 「釜山」の現状と遅すぎる・新年のご挨拶^^。

よく利用させて頂いている、運転手さんからの、あけおめメールの、小坊主さんの写真^^。

自宅近く、温泉場のカフェストリートにある、焼肉店。

2017年、遅ればせながら、明けまして、おめでとうございます。

ここしばらく、ソウルに較べてくだんの事では、扱いが地味だった釜山の名が、年初から、かなり露出する事となり、政治が一般の人々の交流や、普通に行われている生活を、かなりいびつで偏向的なイメージにつくることに、これまでもあった事ですが、少々うんざりさせられています。中東やアフリカなど、本当に戦場となっている、大量の難民がでているといった事象ではないのに。

平和などは当たり前と思っていて、そのメンテナンスを愚弄していると、すぐ、信じられない状況になることは、私も何度もお客様をお連れした、博物館や記念館の資料でも明らかであるのに。

釜山でも、ひらがなの店名をつけて、招き猫をかざるのがブームだったり、自分が英語や日本語を教えている中高生にも、「君の名は」の上映で話題が持ちきりだったり。それが、今、普通に暮らしている韓国人の日本への認識です。

ですから、わかっておられる方には、「そんなこと、知ってるよ。」と言われることかも、しれませんが、大手のメディアのちょこっと韓国にいるだけで、或いは、日本にいっただけで、訳しり顔に語られる韓国の一面の現状を、鵜呑みにして欲しくないと、思わずにはいられません。

ところで韓国は、実際は、旧暦の正月なので、まだ本当の正月気分では、ありません。そういう意味では、韓国は以前にも書いた記憶がありますが、正月を2度味わえるところです。思い立って、冬の釜山、例えば、機張(キジャン)市場で、”茹でたての蟹を、頬張る旅”なども、良いかも知れません。

ところで去る年の瀬、甥っ子が兵役の入隊で、釜山を出立しました。先週、入隊前に励ましの意もあり、一緒に夕食を取ったのですが、「他にも入隊で暫し会えなくなるというので、仲間や友達との壮行会のスケジュールが、びっしりです。」と、笑っていました。過日、「寂しくなるね、心配だよね。」と言ったら、「皆んな、行くんだから。」と無頓着に言っていた姉も、直前になって、「今、韓国は、不安定な状況だから、なんか心配。」と、今更言い出す、始末。

甥っ子が入隊する北の江原道(カンウォンド)エリアの街へむかって、一家でスノウタイヤを装着した、4駆車で、出て行きました。韓流グループのファンの方なら、自分の好きなアイドルや俳優の入隊見送りで、そういったところまで、行かれた方もいるでしょうが、頭を丸刈りにして入隊です。

バンド活動して、ギターやドラムをやり、私の誕生日でも毎年、演奏してくれた優しい子です。「除隊したら、日本へ行ってグルメツアーしたいから、いいところ探しておいてください。」と、冗談とも本気ともつかず、話していました。少しまえからは、週一で、日本語も勉強していたけれど、一所懸命、フレーズを作って練習していました。

元気で、逞しくなって、帰ってきて欲しいです。

ところで、これも既に昨年の12月の末になりますが、夜になると零下10度の雪景色の北海道から、工業プラントほか、施設の地下埋設技術に定評のある、北海道の企業さま、御一行、総勢40余名の皆様が、韓国への旅も兼ねて、釜山現地企業の視察、面談も含めて訪問されました。

今回の韓国への研修を決めたのは、特に、韓国に限らず、国内にいてはわからない、国外の状況がどんどんと変わっていることを、自社のメンバーに肌で感じて欲しいということが、趣旨だということでした。

たまたま、機縁があり今回は、韓国でといったことだったようですが、皆様、真摯に熱心に工場を見学されておりました。

こういった交流の機会を逃すことなく、積極的に有機的な関係を築いていけるか、これからの韓国にとっても、極めて大切なことだと、身をもって知らしめてられている、昨今でありますが、その橋渡しのサポートをより円滑に行うことも、自分達の重要な役割だと認識して、激動の年となるであろう、2017年に向き合って行く所存です。

頂いた、「六花亭」のお菓子

2015年末から2016年、新春・釜山歳時記

業務は、なおざりにしていませ んが、不具合でテキストだけは復活させたけれど、写真はみな飛んでしまったショックから(笑)立ち直り初めの、更新です。

長らく、ブログを更新せずうちに、年は明け、既に1月も半ば。今日は、冬という文字がピッタリの、終日、みぞれまじりの北風が吹き荒れておりました。その中、金海空港で、日本からのお客様をお迎えして、郊外の会社での通訳でした。

釜田市場の新鮮な食材で、作られた、韓国の市場のバンチャン(お菜)のお店
釜田市場の新鮮な食材で、作られた、市場のバンチャン(お菜)のお店

市場では、薬膳に使う、手軽な生薬も簡単に、手に入ります。
市場では、薬膳に使う、手軽な生薬も簡単に、手に入ります。

 

前から言っていましたが(それほど、更新していたか?苦笑)2016年は新しい釜山が、たち現れると、言っていましたが、粛々とその作業は進んでおります。色々と言われる韓国ではありますが、世界に吹き荒れるテロの嵐を勘案すれば、ここはものの数ではなく、ソウルのごく一部の映像だけが流れる日本のTVのニュースと、この南の海の街、プサンの現実とは、かなり温度差があります。

プサンは、ゆるいです^。この間、西面のロッテ・デパート地下のショッピング・モールのフレッシュ・ジュースのカフェで、お客様にと、生ジュースをオーダーしていてたら、店長とおぼしき男の人が、「日本からの、お客様ですよね。是非、日本のかたには、新作のグレープ・ジュースを飲んでいただきたい。」すごくにこやかに、応対され、二人で、「このジュース美味しいですね。」というと、「作り余りがありますので」といって、もう一杯サービスしていただきました。

一事が、万事そんな感じ。今、プサンでも、小体な割烹(カッポー)が増えてきています。日本での、割烹や小料理屋さんのサービスをいたく気にいる、こちらの人は多く、そんなお店をしてみたいという人が、焼き鳥、居酒屋の次のトレンドとして、次々と現われています。

美味しかった、生ジュース^^

年初、早々5日の日、「霊験あらたかな、お寺に連れていって欲しい」とうことで、密陽(ミリャン)郊外の山腹に佇む表忠寺(ピョチュンサ)に白羽の矢を立て、赴きました。私の廻りでも、「長年、売りに出して売れなかった家が、ここにきた翌日に売れた。」とか、「客足が落ちて途方にくれていた飲食店に、おきゃくさんが戻った」とか(笑)。ちらほらと、耳にしていたためと、私がこのお寺の千手観音さまを、気に入っているためです。

それは、それとして、韓国の山寺の素朴さと、山裾の折り重なる山々の風景が、そこはかとなく心を癒す、お寺です。いつも、一見の参拝者の為にも、「南無阿弥陀仏、観世音菩薩ーーー。」真剣に読経される、お坊さま。その読経が響くなか、本尊さまをまえに手を合わすのは、なかなかに、安らげる時間です。

釜山から、バスで小1時間、密陽(ミリャン)郊外の山腹に佇む、表忠寺(ピョチュンサ)
釜山から、バスで小1時間、密陽(ミリャン)郊外の山腹に佇む、表忠寺(ピョチュンサ)2016  1月5日

空気が澄む、山々を望みながら。

表忠寺(ピョチュンサ)3
表忠寺(ピョチュンサ)3

表忠寺(ピョチュンサ)に向かう手前にある、渓流、辺りは、避暑時節の民泊が軒を連ねている。

 

それと、もう時期はずれですが、クリスマス時の、西面・NCデパートのインテリア・コーナー。西面のもうひとつの顔として、そして、デート・スポットとしてすっかり定着した、NCデパート西面店ですが、相変わらず遊び心・満載。旅をテーマにしたり、子供むけにアレンジしたり、固定観念を配したクリスマス・デコレーションで、インテリアコーナーは、色とりどり、多種歳々のクリスマス・ツリーの森と化して、おりました。

ここが、出来て以降、私・自身、西面にくることが、めっきり増えましたし、となりの釜田も公園ができるなど、綺麗になり地下道、地下商店街との連携も相まって、とても楽しくなってきています。

NCデパート西面店のインテリア・コーナー、クリスマス時(1)

NCデパート西面店のインテリア・コーナー、クリスマス時(2)

NCデパート西面店のインテリア・コーナー、クリスマス時(3)

本当に、脈絡ありませんが、要はいいたいことは、ますます、釜山が使いがってもよい街になっているということなんです。

私が、住んでいるエリア内、ちょっと、ディープな盛り場・蓮山洞ロータリーにある、落ち着くロースタリー・カフェ。ダルディー・コーヒー店内。
私が、住んでいるエリア内、ちょっと、ディープな盛り場・蓮山洞ロータリーにある、落ち着くロースタリー・カフェ。ダルディー・コーヒー店内。

ダルディ・コーヒー店内(昼間)
ダルディ・コーヒー店内(昼間)

たまたま、すいていましたが、普段は、終日、老若男女のお客様で、混み合います。それを、感じのよい店主が、ほぼ一人で切り盛りしています。
たまたま、すいていましたが、普段は、終日、老若男女のお客様で、混み合います。それを、感じのよい店主が、ほぼ一人で切り盛りしています。

懸案だった登記の案件も、ひと段落して、今年の透視図を描く時。

目まぐるしく移り変わる昨今の、東アジアの状況ですが、近くて、文化が違う、でも似ている、けど、ちょっと違うなと思いながら、でも、コンビ二も、そこかしこにあり、使い勝手の良いカフェ・PCの使用が容易な環境で仕事してもよし、温泉チムジバンでのんびりもでき、帰ろうと思えば、LCCの飛行機でも、船でもすぐ帰られる。

また、沢山でなくても、ここで何かをしようとされる、日本のお客様に、変わりゆく、この街をゆる~く使って欲しいです。本年も、みなさまに取ってよいお年となりますよう。何卒、よろしくお願いもうしあげます。

寝ていて、果報はない。日韓ビジネス豆知識&相続案件・事情2。

新フェリー・ターミナルに、佇む・ビートル号、横に停泊しているのは、門釜フェリー
新フェリー・ターミナルに、佇む・ビートル号、横に停泊しているのは、門釜フェリー「はまゆう」

フェリー・ポートが一望できるデッキで、出航を待つ人達
フェリー・ポートが一望できるデッキで、出航を待つ人達

大阪~釜山を、瀬戸内海も眺めながら、ゆったりと繋ぐ、パンスター・クルーズ
大阪~釜山を、瀬戸内海も眺めながら、ゆったりと繋ぐ、パンスター・クルーズ

今日の、釜山は、ここしばらくの秋雨、寒気も和らいで、すごしやすい日和となっております。

昨夕は、大学生の甥っ子が、大学の海外研修ということで、パンスター・クルーズで、大阪にむけて出立しました。ゲーム・アプリを作りたいと、ゲームに嵌まり込んで、旅などしたことない甥っ子ですが、日本の韓国人むけ、大阪・京都のサイトなどを、教えてあげたら、「美味しいそうなものが、沢山ありました。それが、テーマになりそうです」と、全然・目的とは違うことで、喜んでいました。※でも、本当に、日本は美味しいもので、溢れているから、あながち、的外れではないなと。とにかく、自分の眼で、日本を見てきて欲しいなと、思いました。

ところで、昨日、一昨日は、お父君の頃から、韓国の工場で製品資材を作っておられる、関西の企業のオーナー経営者の方の商談随行と、名義変更を進めるための法務士の方との仲介サポート等、釜山内のお仕事でした。

ウェブサイトでは、実しやかに、まるで実際に見てきたかのように、色々と解説されているページがありますが、仰々しく、体裁が絢爛で、自信たっぷりに書かれている記事こそ、なかなかに、眉唾なことが、多い気がいたします。

ただ、夫々の嗜好で面白がったり、カタルシスすることに関しては、媒体の性格上、仕方ないこととも思います。

でも、現場での仕事においては、いい加減な情報は、即、お客様の不利益に直結します。私どもも、ネットの情報を鵜吞みにする事はまずなく、必ず、電話を入れて、今・現在の実際の情報の確認は、ルーティン化しています。(ことに、韓国の情報では、ウェブサイトと、実態では、かなり乖離がありますから。)

またこれまで、機会がある時には、いつも強調することなのですが、もし、今、これを読まれている貴方さまが、韓国の企業との商談、または韓国の人と、何らかのプロジェクトをおすすめになっておられて、できるだけ早く案件を進展させたいのであれば、まず、何はともあれ、直接に”会う”、ことを、できれば、会食の機会を設けること(高価な接待などではなく、単純にご飯を食べて話をする機会)を強くお勧めいたします。

本当は、それは、韓国に限ったことではないのでしょうが、仕事はやはり、人と人とがしていることです、やっぱり、一度会うと、相手が単なる要件を進めるための、記号から、・・さんという、血の通った人に変わります。そうなると、・・さんの要件は、早くして、あげないとと、よっぽどの変わりものや、悪意者でなければ、思うものです。

私も、騒がしいことが好きというのでもない、内向的・外交的・半々の人間ですが、ビジネスの仲介、後付については、後回ししません。

これまで、案件を何ヶ月にもかけて、ポツン・ポツンとコンタクトされるクラインアントさまの案件が、頓挫したりした、2件ほどの事例の苦い経験を通して、、今ならもっと強く、案件解決に向けての示唆をしただろうにと、悔やまれてなりません。

日本で長らく暮らした私が考えて見るに、日本と韓国を較べても、一様なことは、ひとつもありません。だから、眼の前の案件、眼の前の方が何を望んでおられて、自分はそこで、何をすればよいのか。

通例はこうだと強弁しても、眼の前の担当のかたが、「できない」といえば、どのように次善の策を考えるのか、それが全てです。

今回、韓国籍のお父様が持たれていた土地を相続して、名義変更するという事案をサポートさせて頂いて、おります。

これまで、相続の案件、名義の変更のサポートをさせて頂いたことは、数度ありますが、これは、日本国内でもそうでしょうが、なかなかタフな案件になり得ます。

相続は、まだ経験されていない方は、大体において、ほとんどが、その大変さがわかりません。

しかし、相続の事を真に一大事と取られて、準備している親御さんをもっておられる方は、5パーセントもおられれば、良いほうではないでしょうか。

皆、特権階級でなければ、その日を生き抜くのに必死で、生涯の終焉を向かえるというのが、普通かもしれませんので。

わたしの扱った案件では、親御さんが、韓国にのこした財産の額が、3000万円内といった規模の案件が、ほとんどでした。

もし、偶然にも、このプログを読まれて、額は別にして該当する方がおられれば、どうぞ、いち早くご決断して、案件の解決にむけて、取り掛かる覚悟を決めてください。

ことに、在日のかたで、このような案件を持たれているかたは、韓国のパスポートを持たれておられても、財産権にかんする扱いは、韓国では、原則・外人扱いであることを、まず、ご理解頂きたいです。

今回の案件は、クライアントの方の準備も迅速で、親族間の合議もなされて、法理的には、まったく問題ないものですが、日本では司法書士に相当する、法務士に、外国人の事案だということと、不確定要素が一点あるというだけで、はじめから断られたり、途中でできないと、いきなり手を引かれたりと、思わぬ展開が、御座いました。

「法的には問題がないけれど、それを通す、登記所の担当官がそれをどう判断するか、わからない。」それが、法務士の方の言い分でありました。

はじめは、日本だったら、司法書士さんが、こんな理由で、途中で案件を、どたきゃんするかと、唖然としたのですが、結局、人のご紹介も頂いて、4人目で、きちんとカウンセリングもして頂けて、責任を持って、話を進めて頂く法務士のかたに、請け負って頂くところまで、こぎつけました。

ゴシップ記事や、映画の見すぎで、”そんなのそれ相応のお金積まなきゃ、進展しないよ。”などとの、日和見な戯言は、一度・頭からすっぽりはずして、普通な手続きを愚直にこなして、まず、家族・親族内で話し合いをなされ合議して、渡韓し、普通にかかる費用の捻出と書類の取りまとめを進めていく。

私どもも、今回、信頼できる法務士さんと出会いましたので、その方は無理な場合でも、その方のご紹介を得るなりして、案件の解決のお力添えできるかと、思いますので、ご遠慮なくお問い合わせください。

足元に ある 歴史 の 旅(釜山博物館)

2013-12-25 14.04.24

2013-12-28 12.12.21

光陰矢の如し。2013年も、フィナーレですね。と、いっているうちに、ケーブルTVのNHKでは行く年来る年が、流れ、2014年に突入。皆様、明けましておめでとうございます。

ここ数日の釜山は、ぱりっとした寒気が、晴天とあいまって、いつになく、日中の青空も、暮れる夕陽の風情も冴え渡っている気がします。

ここ数年の夏が、異常に暑かった性か、また昨年の冬に較べては、底冷えしないのか、私どもの住む、東莱(トンネ)からでも、海沿いのビーチや、龍宮寺の休息所の波濤の音を、つい想い浮かべてしまいます。

2013-03-21 15.02.096

先回のブログでも書きましたが、これまで、日本と韓国に拘る、仕事をしながら、両国間の歴史には、あまり関心を持たないできました。綺麗事ではなく、それは、自分たちには、手に負えないものとして、あたらず、さわらず、そんな感じです。

2013-12-25 14.33.25

2013-12-28 17.19.31

 過日、朝鮮通信使の話が出て、勿論、概略は知っているつもりでしたが、倭館の歴史に眼をむけると、釜山から日本、日本人からみた釜山の歴史の遷移、また、それに留まらず、この大陸の半島の端である、釜山が担ってきた、”中継点”としての役割が、こういう時代だからこそ、歴史の網の目から、立ち上ってくる感覚を、その時代の余韻を、今に伝える遺構や資料を実際に前にすると、ふわっと感じてしまったのです。

2013-12-25 15.10.24

2013-12-25 15.09.46 (1)

このまえのブログで、紹介した伽耶の歴史になどには、日本(倭)が統治していた任那説などあるようですが、歴史が好きな方々のなかには、いろいろな歴史の光景をなぞることに、その方・その方の楽しみを見出されることが、あるんだろうなと、いうこと。

そして、歳を重ねるうちに、他のひとには見えない光景を探して、人はどこかを訪れるのだと、いうことをも。

2013-12-25 14.40.14 (1)

 追記 2014年1月21日(火)より改装中だった、本館が、とても綺麗にリニュアルされ、オープンしております。単に、韓国の釜山の歴史のみならず、東アジアの海洋文化の流れ、大陸の文化の流入、または、朝鮮文化の底流に流れるもの等、とても見やすく、見ごたえのある展示が、無料にて閲覧できます。石器時代から、現代までの歴史を、出土された現物を通じて体感できる、ひとときを味わったあと、最寄りの広安里ビーチのカフェで、珈琲をすするのも、オツな物と思います。

個人的には、高麗時代の陶器のセンスの良さが、とても印象的でした^^。

釜山博物館・行き方の詳細

2014-01-22 17.06.11 2014-01-22 17.08.44 (1) 2014-01-22 17.11.46 (1)