海だ、畑だ、新春から、釜山・市場、三昧の旅。(゚¬゚)

釜山郊外、機張に近い、 テビョン港の冬の風景。
デビョン港から、竜宮寺方面へ向かう、道すがら。
デビョン港から、竜宮寺方面へ向かう、道すがら2

西暦の新年は、もう正月の 三ヶ日 を過ぎて、早くも色々なことが急ぎ足で、進展して行っているように、見受けられます。釜山に関していえば、旧暦で正月を迎えますので、新年が明けたというモードではないですが、朝の冷え込みは、まさに冬の風情という感じです。

元日から、麗らかな晴天が続きいていましたが、今日は、雨。それもあって、このブログを更新しています。

釜山は海の街ですから、青空が続きますと、やっぱり部屋などに閉じこもっているよりは、海辺のほうに行きたくなります(笑)。そんなんで、久しぶりに、元日には、思い立って、機張は、蟹(カニ)・蟹(カニ)といえば、機張と言われる位、有名な機張市場の様子を見に行ってみました。

私の住んでいる東莱エリアから、機張へは、以前はバスに乗れば一時間超は、優にかかったのですが、東海線ができてからは、車の渋滞も関係なく、車体の揺れも少なく、20分一寸でいく事ができます。
利用者も多いですが、通路部も広いので、快適です^^。
機張駅。東海線の駅は、ほとんどが新装され、駅周辺も含めて、綺麗に整備されています。
機張駅から。駅周辺も、前より俄然、整備され、一新されています。
同じく、駅から、階下の光景。
駅前に見つけた、バッグなど、皮製品を作っている工房。
皮製品の工房2
2019・1月1日の機張市場 1
2019・1月1日の機張市場 2

2019・1月1日の機張市場 3

2019・1月1日の機張市場 4
2019・1月1日の機張市場 5
2019・1月1日の機張市場 6
2019・1月1日の機張市場 7
2019・1月1日の機張市場 8
2019・1月1日の機張市場 9
2019・1月1日の機張市場 10
2019・1月1日の機張市場 11
2019・1月1日の機張市場 12
2019・1月1日の機張市場 13
2019・1月1日の機張市場 14
2019・1月1日の機張市場 15
2019・1月1日の機張市場 16

この間の、東釜山ロッテモールでもそうですが、この機張市場も人でびっちりでした。禍福はあざなえる、何とかではないですが、昨年6月より国を挙げて勃発した・・運動のあだ花と言えば、語弊がありますが、休日は無論のこと、やたらモールや市場での人混みが、頻繁になった気がします。公共交通機関の、込み具合もそう。

昔に、日本にいた時も、安近短レジャーに、人が向かうようになっていったトレンドがありました。釜山といえば、従来、夏場は他のエリアからもビーチ観光などで、人が殺到するような処でしたが、もの凄い勢いで日本に行く人が増えた時期から、年々、流入する人が減っていったりしていました。

近場の日本に行くことが、憚れるような状況のなかで、私どもが係わっていた会社の取引や、相対的な日韓の関係にブレーキがかかるなかで、(大手のメディアでは、日本から来る人は、増えたと書いている向きはありますが、私どもは現場におりますので、採算は大きく後退しているのは、自明なことです。)国内の、こういった所に、足を向ける人が増えていることは、今の時代の潮流を考える意味で、見逃せないことだと、最近、つとに思ってしまいます。


竜宮寺、入り口付近の車列。
竜宮寺、入り口付近の車列。
何とか、松亭ビーチに着きました。

3日は、仕事の関係もあって、内陸の新都市(釜山郊外)の 梁山[ヤンサン] に行った帰り、久しぶりに、 亀浦市場(クポシジャン) ※地下鉄2号線も、覘いて見ました。

地下鉄2号線、 亀浦(クポ)駅 。
亀浦(クポ)駅 周辺。
釜山の市場の中でも、ディープ・コリアという雰囲気を有している亀浦 界隈。 洛東江(らくとうこう、ナクトンガン) に、隣接して、その河向かうは、金海の都市近郊・農家がひしめくエリア。
以前あった、平屋の雑居した家屋は、取り払われ、鉄道と分離する壁面には、このエリア歴史と、功労者等の表記が観光に供する形で、描かれていました。
 亀浦(クポ)駅 から、 亀浦(クポ)市場までの、道すがら。
亀浦(クポ)市場に、到着。
海の幸の機張市場と対称的に、ここ 亀浦(クポ)市場は、山の幸、満載。
スーパーよりも、安くて、粋がいい。

滋養・強壮に役立つ、どじょう、鯉、ぬたうなぎ、すっぽん等、淡水の食材も。
場所が、河口近くで、淡水と海水が入り混じっているような漁場が、近いだけに、そんなところにいる物たちも。
体が暖まる、粥や、豚(テジ)クッパ、ユッケジャン、ソルロンタン、トガニタン、食材が溢れているので、安くて、中味も充実。

さっき偶然見た記事で、近時・1年間で、台湾から訪日した人の数が、450万、日本から台湾を訪れた人の数が、250万だと書いてありました。私が、ここに来た頃は、それを凌ぐような数の日本の方が、ここにも来ていましたから、仕方ないとはいえ、寂しい気もしました。

ただ、この5Gだ、AIだ、格差社会だという時代に、市場が息を吹き返し、躍動しているのを見て、単純に、少し元気をもらいました^^。

釜山・シドニー化・計画??&世界に遍在するコリアン・タウンΣ(゚Д゚)

 

ここ暫くの、通訳業務で使用した資料。まだ、数は多くありませんが、”自社の商品・商材を韓国”でという新規の会社さまと、釜山圏・ソウル郊外を、廻っております。

ここ暫く、少し雨模様だったりする、釜山。普段、結構、これ位の時季になると、というか、釜山は晴れの日が多い街ですが、その性かどうか、大気の状態がよく、暑くも寒くないので、快適です。

釜山の5月といえば、真赤な薔薇。市中に、赤いバラの花が咲き誇ります。

バラの2

ところで、唐突ですが、釜山には、盛り上がっている訳ではないのですが(笑)釜山、シドニー化、計画というのが、あるんです。

https://bit.ly/2HYlts8

https://bit.ly/2rsN4GO

相変わらず、アドバルーンを揚げる、揚げると、その話がでるたびに思ったものです。そういえば、旧、国際フェリーターミナルのデザインも、オペラハウスを擬していましたから。

シドニーに行かれた事がある方は、チョッとプッとふきだされてしまうかと思いますが、韓国の道程のご他聞にもれず、ターゲットを決めて、とにかく、そこに近づける。

街並みとしての整合性や、日本のような歴史を感じさせる趣としては、違和感があったりするとおもいますが、この10年で釜山の新規の建物のデザインは、概して、新しいものを取り入れようと、頑張ってきた気がします。例えば、影山(ヨンド)の海洋大学に隣接する、海洋博物館の建物と周辺のあしらい等とか※他にも、いいところは、色々ありますが、建築としてhttps://bit.ly/2FWJCti  後、センタム・エリアとか。

また、話が逸れていきそうなので、引き戻しますが、釜山でそういう話がでてきても、それほど不思議じゃない所以(ゆえん)が、あるにはあるのです。

ところで、韓国は、人口が5,000万弱、日本と較べれば、2分の一以下の国です、中国とは言わずもがな。でも、その割には、案外、色々な国で、コリアンタウンがあるのを、ご存知な方も、おられるかもしれません。

例えば、シドニー。私が住んだ20年弱前も、ケンプシー、ストラスフィールドという、かなりの広いエリアで韓国人の居留区があり、まだ、韓国は、ワーホリ協定には入っていない時でありながら、そこにいる留学生達は、着いたその日から在外価格ではない、リーズナブルな価格で韓国食を食べれて、無料の情報誌を見れば、衣食住の情報が、得られたりしたものです。

そして、外国という地がなせるわざなのか、きれいごとだけでは勿論ないですが、ベーシックなところでは、人達が助け合って、困ったときにはかなりの難儀なことでも、手を貸してくれたり、助けてくれたことを、今でも思いだします。

若き日(爆)、NZ・オークランドで、語学学校に在籍時の一枚。

私が居たのは、あとNZでしたが、オセアニアエリアでさえ、日本人と較べてもかなりの数の韓国人、そう、釜山の出身者も少なからずいました。あの若い日、必死で一旗あげて、定住しようとマンリー・ビーチエリアに住みながら、昼・夜働いていた男の子、親に結婚を反対されて駆け落ちして、大変な思いをしながら、シドニーまで辿り着き、才能のある、旦那さんを画家として大成させようと頑張っていたカップル・・。

また、また、脱線。(;^ω^)

そんなこんなで、当方でも、在外韓国人の方、あるいは、在外韓国人の配偶者の日本人の方の、韓国における諸事の懸案解決・対応のサポートも、数は多くはありませんが、請け負わせて頂いたことも、あります。韓国人の海外への流出が、何と言っても加速したのは、朝鮮戦争時な訳ですけれども、恵まれた人が、自国でのステップ・アップの箔づけをするために渡航したのではなく、何の保障や確約されたメリットがある訳ではないのに、慣れない土地で奮闘して、そして時には助け合ってできたのが、世界にあるコリアン・タウン。

釜山の知り合いの社長さんが、どうしてもドイツの製品を扱わなくてはならない事があって、知人のつてでドイツに赴いたわけですが、ドイツ語はおろか、英語もできないその方が、韓国系の人のつてだけで、ビジネス案件をこなしたばかりか、韓国食をとるのが容易だっため体調ひとつ壊さなかったと、何かの折り、聞いたことも、あります。

嘗て、これも仕事上で,samsung社の上役の方が、「うちの社員は、入社1・2年でも、ロシアや中央アジアへも、どんどん行かせる、だから、バイタリティーが鍛えられる。」と自慢していたと、日本の自動車関係の会社のOBで、企業間のエージェントをされているかたから、聞いたのですが、それはその地域のコリアン・タウンや朝鮮族のコミュニィティの、サポートあったればこそなのが、私には手に取るように、想像できました。

つい最近も、シドニー在住の日本人女性の方から、韓国の行政関係の資料の送付を依頼されて、お送りしたのですが、20代後半の女性の方で、きしくもストラスフィールドに住んでいるとのこと。「なかなかに、激務な毎日ですが、元気だす時は地元にある、韓国焼肉の店にいくんです。私、日本にいるときは、全然、韓国と縁なくて、韓国料理もほとんど知りませんでした、ここにきてから始めて食べるようになって、今は、毎日、食べています。友人のコリアンからは、本国に行ったら、もっと安く美味しいものが、いっぱい食べれると聞いているので、早く、韓国に行って食べてみたいです。」※ストラスフィールドの韓国レストランhttp://www.thebulgogi.com.au/

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農事関連商品PR活動の通訳&釜山だから、”蟹”が旨い話(笑)

慶州 普門湖。観光ホテルが、立ち並ぶ、普門湖観光団地を眺望できる高台より

高台にあったカフェ、自家焙煎の各種のストレート・コーヒーが味わえる。

農事団体の資材販売所にて

伺ったカントリー倶楽部の、グリーン・キーパーの方がおられる事務所から

伺った農協の購買部にて

この2日間、暫く以前から、韓国の広範囲で、農事関連・およびゴルフ場に農事資材を卸されている関西の商社さまと、韓国現地で、その資材をゴルフ関連施設・農協・農事団体に営業販売されている韓国の会社が共同で、現在、その商品を使って下さっている団体さま・およびゴルフ場さまを巡って、商品のPR説明、商品に対する質問を受ける巡回販促活動に、帯同通訳させて頂いておりました。

今回は、慶尚南道エリアでのみですが、昨年行った場所と別のゴルフ場、団体さまを、1日7~8軒という強行スケジュール。朝8時に、釜山駅集合で、びっちり夜8時まで。

皆さん、くたくたで、韓国の会社の営業部長さんが、「カンさん、皆さんに何召し上がって、頂いたらいいでしょう・・。」と聞くので、「ちょっと、美味しいものを、食べてもいいですか?値は、はりますけど。」というと、「結構ですよ。」と仰るので、時季もまさにうってつけ、それに、チャガルチまで来たのだから、「蟹に、しましょう。」

チャガルチ市場で、茹でたての、蟹。時期もよく、爪の先まで、身がいっぱい。

日本から来られる皆さんは、国内でも一杯の仕事を抱えておられて、普段、あまり、こういった夜の会食でも、沢山、召し上がりません。しかし、やはり、”蟹”は偉大ですね。(笑)いつになく、皆さんの顔がほころんで、嬉しそうに、頬張られていらっしゃいました。釜山が、海の街なのを、少しは堪能して頂けたようでした。

ちなみに、2日目の夜は、ふぐ刺しメインの刺身店。

珍しいスケジュールで、土日はオフで、また週明け月・火と、今度は農協がメインの訪問です。なかなかに、専門分野に手強い農家さん、もおられるので、資料と過去帳をしっかり読み込んで、備えようと思います。

おみやげに、頂いた、芦屋のアンリ・シャルパンティエのクッキー。可愛らしくて、風味が、何ともいえない。日本のスイーツは、やっぱり、素敵です。

備忘・旧正月の3日目の、人気スポット”松亭ビーチ”の風景

センタム・シティーから、海運台へと迎う、バスより

気の海運台や、松亭へいく方面は、渋滞するので、バスの専用レーンが増えていっています。

路上にしっかりと、バス専用と、書かれています。

 

どんどん、バス停留所も綺麗に便利になってきています。待ち時間も、一目瞭然、雨よけ庇も完備。

センタム界隈の、高層マンション群

ここ韓国・釜山は、旧正月(ソルラル)気分も完全に抜けて、通常モードに入っております。

おかまいなしのメディアは、喧しく、全てが政治家や政治屋の代弁者にならなきゃ、ならないように、吹聴していますが、現場で仕事をされている方や、夫々の現実の状況や、自らの商売を遂行している方々にとっては、単なるリスク要素でしかなく、ここ釜山は図らずも槍玉にあがることになりました。ですが日常で、少なくとも私のまわりで、かの問題をあげつらう人など、ほとんどいません。

メディアやこの騒動で利する団体・先導する自称・文化人さま等を除いては、釜山の市民が先導して、かの問題を焚き付けているなどは、あまりにも現実からかけ離れている戯言と、いっても、いいすぎではないです。

つい先日も、わたしの家の近くのマクドナルドで、40代のアジョシのグループの会話が耳に入ってきました。自営業で商売をされておられる方々のようで、先輩らしき方が、少し若いほうの人に言っていたのは、「店の雰囲気づくりや、新しいトレンドなんかを、少し、日本にでも行って見てきたほうが、いいぞ、俺、名古屋に知り合いがいるから、話しとくから、行ってこいよ。」そんなことです。

この旧正月も、韓国からの渡航先、NO.1は日本であり、日本の作家の本がベストセラーになり、「君の名は」はゆうに動員数300万人越えの空前のヒットの証として、周りから、まだ見ていない私に、「なんで見にいかないんだ、早くいけ・2回は、見なきゃだめだ・・」とか、話題といえば、本当にそんなところなのです。

昔、日本にいた時、かなり型破りな営業マンの方がいて、「世の中は、魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈する世界」などという、訳のわからない事を何かにつけて、枕言葉のようにして、語っていた方がおりましたが、自分の立場や眼で確認し、自分の頭や皮膚感覚で判断しないと、すぐ、誰を利するかわからない、妄言を刷り込まれてしまう。

よくよく考えてみれば、誰が好き好んで、嫌いなところに、限られた時間を使って、自腹を切って行くのかという話です。

またまた、あまりにも、横道にそれてしまいましたが、何かにつけて、韓国では、政府ではなく、そこにいる人達が、手のつけられない無法者と、化していると言った風潮を醸していますが、ここに来れば、それは、あまたある韓国の、ひとつの側面であることが、体感できるはずです。

裏をかえして、日本にいく沢山の韓国人も、単に日本好きという訳でなく、夫々が、アニメ好きだったり、温泉好きだったり、山歩き好きだったり、日本にいる友達だったり、好きなお店があったり、そういうことだと、いう、至極・当然のことを、普通に思えることの大切さを、今一度、自分にも言い聞かせる、昨今。(笑)

市中で、アパート、テナントビルが、建設されまくっています。近くにできる予定の、アパート分譲の広告。

ところで、私どもは、お客様がここに来られた時の通訳やアポ取りは勿論、非常に大事な業務ですが、普段、労力や時間をかけているのは、夫々の依頼にたいしての、リサーチ業務です。ちょこっとネットで調べて、というだけにならないのが、現実の業務です。突端は、ネットも使いますが、これまでのつてと、電話でアポ取り、現地確認・交渉・了承と、かなりアナログな仕事が介在します。

海運台・界隈

海運台を横目に、松亭方面へ

休日の、”松亭ビーチ”には、行くな!それほど、普段から人気で、道路が渋滞する、松亭への道路。この日も、車・車・・。

トンネルを、抜けると、そこは釜山のマリン・リゾート、松亭ビーチ、エリア。アッ、このフォトでは、海が見えない。

これでも、車列で、海が見えない。。

 

その一環で、過日も、旧正月の3日目に、松亭(ソンジョン・ビーチエリア)に、足を向ける事になりました。8年余前、私が釜山に戻ったときは、冬場は人も閑散として、でもビーチの何か心落ち着く風景と、機張(キジャン)に向かう海岸線の美しさに、「これから、瞬くまに開発されていくんだろうなぁ。」と思っていたそのとおりに、カフェが立ち並び、別荘が立ち並ぶ、大人気エリアに。

左へいけば、機張までの、海岸沿いの、絶景ロード。龍宮寺、東釜山ロッテモール、いわしで、有名な大辺(テビョン)港等、釜山が、海浜観光の街であることが、よくわかります。

ビーチ入り口も、この車列。でも、松亭ビーチの空気感の良さは、変わらず、健在。

ヤシの木のような木が、傍にあるのが、松亭ホテル、前に、取材した部屋付のテラスからの眺めは、絶景でした。

こんな感じの移動体販売の軽食の店も、目白押し。

飲食店のように見えますが、占いカフェ。

 

サーファイン・ウインドサーフィンを筆頭、マリン・アクティビティ関連のショップ・スクールが、並びます。

この写真ではよく見えませんが、お正月のせいか、かなりの人が親子で、凧揚げを楽しんでいました。

休日は、ファミリーが多いですが、平常日はカップルも多く、大人気のドライブ・デート、スポットでもあります。

さすがに、真冬の海岸は、肌寒く、ビーチそばのスタバに、退散。

夕方になり、釜山に戻る車で、渋滞がピークになるのを避けるため、松亭で夕食を取る事にしました。お客様をお連れする、市場調査にもなりますから。(笑)

それで、松亭に入った時から、パッと眼に入り気になった、こちらの店へ。

かじゃみ(カレイ)ミヨクの専門店。韓国伝統のワカメスープを、カレイを煮込んだベースと併せた、チョッと実際、食べてみなくては、わからない味。

他にも、釜山らしく大胆に、海鮮(あわび)をあしらったミヨク、など、貝類のオプションが。

店内は、明るく新装で、居心地よいです。

大半の人が、この定食を取っていましたが、この”かじゃみ・ミヨク”は、大当たり。ミヨクは、身体にもよく、誕生日の日には、必ずふるまわれる、縁起物でもありますが、お肉ベースだけのミヨクより、もっとマイルドで、とにかく絶品。この近くに来たときは、是非、お客様をお連れしようと、思いました。

帰り道、海運台ビーチのネオン。

寒かったですが、大好きな松亭ビーチで鋭気を養い、美味しい物も頂ましたので、2月から、新規、巻きなおしで、業務にまい進(汗)しようと、思いました。

ベイサイドの遊歩道から、富平市場(プピョン)の屋台までの、ちい散歩。

お客様との、慶州行で、仏国寺の紅葉
お客様との、慶州行で、仏国寺の紅葉

 

同じく、慶州・石窟庵(ソックラン)の寺門
同じく、慶州・石窟庵(ソックラン)の寺門

気がつけば、11月。紅葉も何とか、必死に枝にしがみついていると、いった感じで、朝・夕はもう、「寒~。」といった感じです。

釜山映画祭のメイン会場・映画の殿堂1
釜山映画祭のメイン会場・映画の殿堂1

映画の殿堂2
映画の殿堂2

CIMG2955
オーストリアの世界的建築家グループ・コープヒンメルブラウが設計の、巨大なオブジェ且つ、この地域の未来の透視図でも、あるのでしょうか・・とにかくスケールも雄大。

 

「賢いプサン・・」を標榜しながら、この秋は釜山づいていず、お世話になっている会社の案件で、数年ぶりで東京遠征し、慣れぬ地理で大汗を搔いたり、また他地区への日帰り遠征(笑)が続いたり、業務の案件のジャンルがまちまちで錯綜し、もう大分、キャリアも重ねているのに、尽けなければならない知識の多さに、今更、弱音がでたり。

そんな中、韓国でも日本でも、ご縁のあった企業のかたと、意図せずに分業して業務をこなさせて頂いていたことを思うとき、国状は違えど、人が持つ扶助の気持ちは、共通だなと今更のように実感した次第です。

それにしても、ちょっと業務で目を離すと、釜山もどんどん変わっていきます。

業務の傍ら、撮りためた写真も陽の目をみずに、シーズンが変わってしまっているのですが、今日は、南浦洞の新たな散策路を、ちょっと紹介。

カップルでも、お一人さまでも、どんどん進展していく、新しいインフラと、泥臭く息づく、アジアの大陸の実相が、ないまぜになっているこの港町と、その港町の人々が織り成す活気を、楽しんでください。

日本も、立ち飲み・角打ちが、老若男女関係なく、ブームだったりするようですが、飲む、飲まないに関係なく、光復路一帯から、富平市場に続く、広大なエリアの色んなジャンルの飲食店・屋台で、繰広げられる釜山人の、飲み、食べ、喋る、憩う、光景。ぜひ、ぜひ、お見逃しなく。

チャガルチ市場の裏から、はじまり、はじまり。
チャガルチ市場の裏から、はじまり、はじまり。

表に回り、乾物通りの方に、歩いていく。刺身店、鯨料理の店が、軒を連ねる。
表に回り、乾物通りの方に、歩いていく。刺身店、鯨料理の店が、軒を連ねる。

乾物通りを、通らず、海沿いにできた遊歩道に入る、並んで岸壁に係留されるタグボート。
乾物通りを、通らず、海沿いにできた遊歩道に入る、並んで岸壁に係留されるタグボート。

だんだん、陽も暮れかかる、釜山の街並み
だんだん、陽も暮れかかる、釜山の街並み

まだ、できて間もない性か、騒がしくなく、デート・コースとしても、ぴったり。
まだ、できて間もない性か、騒がしくなく、デート・コースとしても、ぴったり。

モニュメントや、ベンチも配置し、ゆxたりと港の風景を楽しめる
モニュメントや、ベンチも配置し、ゆxたりと港の風景を楽しめる

朝鮮戦争時、北から着のみ着のままで、釜山にたどり着いた一家のモニュメントも。
朝鮮戦争時、北から着のみ着のままで、釜山にたどり着いた一家のモニュメントも。

タグボートが、頻繁に行き交う、港の風景も、真近に。
タグボートが、頻繁に行き交う、港の風景も、真近に。

開閉式の橋・釜山名所「影島橋(ヨンドタリ)」の向こうは、影島。
開閉式の橋・釜山名所「影島橋(ヨンドタリ)」の向こうは、影島。

「影島橋(ヨンドタリ)」を、行き交う人達。
「影島橋(ヨンドタリ)」を、行き交う人達。

 

陽も暮れなずみ、照明がつくはじめた、影島との連絡橋
陽も暮れなずみ、照明がつきはじめた、影島との連絡橋

ここまで来ると、ロッテデパート光復路店の袂。チャガルチから、ゆっくり歩いて20分というところか。
ここまで来ると、ロッテデパート光復路店の袂。チャガルチから、ゆっくり歩いて20分というところか。

ロッテデパート・ロッテマート光復路店・・南浦洞のランドマークのひとつ。
ロッテデパート・ロッテマート光復路店・・南浦洞のランドマークのひとつ。

電飾でほのかに明るい小道から、ロッテ・デパートの中へ
電飾でほのかに明るい小道から、ロッテ・デパートの中へ

LINEのキャラクターが、お出迎え
LINEのキャラクターが、お出迎え

椅子も腰掛け、噴水ショーをみたりしながら、小休止。
椅子に腰掛け、噴水ショーをみたりしながら、小休止。

そして、よるの光復路に、再び出て行き、・南浦のメイン・ストリートを、歩いていきます。国際市場前を行きすぎ、PIFF広場の名物・ホットク屋台も過ぎていくと、

PIFF広場を過ぎて、雑多な飲食店テナントが、立ち並ぶストリートの中央を、キンパブや、ティキムの屋台・また、占いの屋台なんてのも、軒を連ねる
PIFF広場を過ぎて、雑多な飲食店テナントが、立ち並ぶストリートの中央を、キンパブや、ティキムの屋台・また、占いの屋台なんてのも、軒を連ねる

いわゆる、ポジャ・マチャという韓国の一杯のみ屋台。釜山だから、勿論、海鮮。いつも、思うが似たような屋台、どんな基準で、お店選ぶのか。。
いわゆる、ポジャ・マチャという韓国の一杯のみ屋台。釜山だから、勿論、海鮮。いつも、思うが似たような屋台、どんな基準で、お店を選ぶのか。。

日本のやきとりと、日本酒を楽しめる、和風居酒屋。
日本のやきとりと、日本酒を楽しめる、和風居酒屋。

いわゆる、釜山のメイン・ストリートに点在している、市場を繋いで、バザールの様な雰囲気を、どんどん、盛り上げていっているようですよ。
いわゆる、釜山のメイン・ストリートに点在している、市場を繋いで、バザールの様な雰囲気を、どんどん、盛り上げていっているようですよ。

その試みの最たるのが、富平市場の夜、屋台。
その試みの最たるのが、富平市場の夜、屋台。

夜12時まで、2013年位より、始められた、夜も人が集える市場。楽しい屋台が、盛りだくさん。
夜12時まで、2013年位より、始められた、夜も人が集える市場。楽しい屋台が、盛りだくさん。

プサンは、なんと言っても近いです^。その近場で、異国の非日常を体感できる。
プサンは、なんと言っても近いです^。その近場で、異国の非日常を体感できる。

自分達が、並んで食べた、トルティーアの屋台のよこにあった、タコの炙り焼きの屋台
自分達が、並んで食べた、トルティーアの屋台のよこにあった、タコの炙り焼きの屋台

可愛らしい電飾で、途中にある在来の飲み屋街の喧騒とはちょっと違う、カップルや、若い人も多かった
可愛らしい電飾で、途中にある在来の飲み屋街の喧騒とはちょっと違う、カップルや、若い人も多かった

人々の飲み、食べ、憩う、宴の光景を楽しみながら、締めは、老舗のへジャンク(牛骨味噌スープ)に、舌鼓。これからは、鍋類が、美味しい季節!!
人々の飲み、食べ、憩う、宴の光景を楽しみながら、締めは、老舗のへジャンク(牛骨味噌スープ)に、舌鼓。これからは、鍋類が、美味しい季節!!

これも、お忘れなく!!
これも、お忘れなく!!

 

 

 

 

 

 

 

 

釜山、2015年8月7日、現在の風景

8月3日の海運台ビーチ1
8月3日の海運台ビーチ1

海運台ビーチ2
海運台ビーチ2

海運台ビーチ3
海運台ビーチ3

冬柏公園から眺める、海運台ビーチ
冬柏公園から眺める、海運台ビーチ

海運台のビーチサイドの通りは、車また、車。
海運台のビーチサイドの通りは、車また、車。

8月も、いつのまにか7日。熱暑では、日本は先輩格ですが、ここも、負けじと、夏の日差しと照り返しで、灼熱の風情と、街中は、油蝉の声。

ビーチの街だから、暑いのは、大歓迎といいたいところですが、炎天下から、お客様をどう守って、この夏の醍醐味を、楽しんで頂くかも、思案のしどころ。

でも、暑さを凌ぎながら、旅程を考えられるインフラも、かなり整ってきています。韓流ブームが過ぎてからも、釜山港大橋の整備で、ハーバービュー、オーシャンビュー、海浜都市としての景観は、思いのほか進展しています。(神戸から、こられたお客様に、本当に神戸と似てる、神戸に来ることないですよ^と、”よいしょ”されました。)

これから、7月のキャンペーンでお申し込み頂いた、お客様が次々と、釜山に来られます。

こんな大切なお休みの時に、またこの時期に、釜山に来られる、お客様だからこそ、どんどん良くなっている釜山を感じて、頂たい。

お客様から、リクエストのあった、カンチャン・ケジャンを、チエック。
お客様から、リクエストのあった、カンチャン・ケジャンを、チエック。

ワタリガニならではの、滋味が、食欲をそそります^^。
ワタリガニならではの、滋味が、食欲をそそります^^。

何かと、喧しく叩かれている財閥ですが、最近では、都市開発で、マンションや商業施設を建造する際には、その辺りのインフラの整備や環境の改善・美化も義務づけられている性で、大量の樹木の植え込みや、芝生、噴水イルミネーションと、どんどん街が綺麗になってきています。

もとは、アメリカ軍の部隊だった跡地を、市民公園として整備した、市民公園、噴水に涼をもとめる人々。
もとは、アメリカ軍の部隊だった跡地を、市民公園として整備した、市民公園、噴水に涼をもとめる人々。

釜田(プジョン)から楊亭(ヤンジョン)に、いたる、公園の夜の景観
釜田(プジョン)から楊亭(ヤンジョン)に、いたる、公園の夜の景観

公園で、夏の夜を寛ぐ人々
公園で、夏の夜を寛ぐ人々

釜田の公園の噴水2
釜田の公園の噴水2

モダンなアプローチで作られていくストリートや、ショッピング・モール、それと、相対するように営まれる在来市場の風景、喧騒な街中と、素朴だけど厳かな山寺の風情。勿論、シーサイドは、どんどん魅力的に設えられていっています。

あ~なのに、それなのに、逝ってしまった韓流ブーム(笑)

ただ、今来られる方は、ことに日本で気を張って、ちょっとほぐしに来られる方は、今だからこそ、この街を、おすすめしたいです^。

KTX釜山駅 の 噴水1
KTX釜山駅 の 噴水1

釜山駅 の 噴水2
釜山駅 の 噴水2

しつこく、〆に、現在の海運台ビーチ。

海運台ビーチ4
海運台ビーチ4

冬柏公園から 2
冬柏公園から 2

 

えっ・・・10月 13日? 釜山 now 1

センタムで、続々と建設が進んでいるビル群 綱一本あっという間に、降りてくる作業員に、びっくり

また、更新に大きく時間が空いてしまいました。韓国では、旧盆の秋夕も、遠の昔に過ぎ去り、いつの間にか夜風も涼しい、秋たけなわを迎えています。ストリートでは、1tトラックにりんご(サガァ)を満載した路地売りが、到る所に現れて、なかなかに美味しいです。

何かと、喧しい昨今の東アジアですが、ビジネスの現場におられる方、ここに住む自分達のような者、訪れる観光の方には、それをどうこういう,暇もないというのが、現状ではないでしょうか。それ位、既に、一国では存続できない体制に、経済も形づくられています。

日本では、「ゲゲゲの女房」などの快作もあったようですが、韓国では、引き続き時代劇が強く、今、現在も、ドンイ(同伊)や、[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=6kmKbkPbG9E&feature=related[/youtube]

東方神起のユチョンも出演している、「成均館スキャンダル」と、[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=OULB4qvvvVE&feature=related[/youtube]演出も、イ・ビョンフンの名人芸で魅せる前者と、コミック・漫画を実写しているような新しさと、若い役者の演技も光る後者。おかげで、いやがおうにも、朝鮮の歴史を垣間見ることに。

これも、センタムシティ いけいけ、ドンドンと、 やっています

ミル マッ ククス  水冷麺の そば版

ところで、あれほど混んでいたビーチも、まるで、祭りの後のように、穏やかになってきています。

写真では、わからないのですが、海運台ビーチは、あまりの人を受け入れてきた性か、ビーチが「もう、ちょっとオフにしてーー。」という、ぼやきが聞こえてくるほど、宴の後 といった風情。あれほどいた、「少女時代」なにするものぞと、闊歩していた脚長ビキニ軍団も、消えうせて、10月の釜山国際映画祭までは、暫しの休息といった感じ。

国際映画祭の 舞台の設営 が、 進む海運台ビーチ 9月中旬の風景

といってる間に、釜山映画祭、真っ只中の今日、この頃。光陰矢の如し。

熱帯夜に、ミルミョンを想う(--)

センタム・新世界デパート前 の 現在地からの世界主要都市の方角と距離案内

色々あり、暫く、更新できませんでした。というのに、釜山の日差しは、また、真夏に逆戻り。暦は、いつのまにか、9月に入っています。今まで、ご利用頂いた方は、北限・東京ですので、「あいかわらず、暑い日々、いかがお過ごしですか?」などといえる現況。本当に、この暑さで、皆さん、熱中症はもとより、食中毒に要注意。

ここ暫くは、炎天下の中、歩き、ミルミョンで涼む、といった按配でした。舌が、化学調味料や、添加物キラーとなっているので、ここは!と、納得したところは、繰り返す使うことになる。

いつも、冷え冷えの 東莱・メガマート裏の 伽耶ミルミョンのミルミョン コシの強い麺がうまい

クーラーのない部屋で、これを書いてるせいか、余計に、また、食べたくなってしまう。(笑)

釜山に来てから、後、2ヶ月で、2年になる。こんなインターネットで結ばれた時代なのに、色々な懐かしい人たち、大切な人達との音信も疎遠になってしまった。自分の不徳に他ならないが、自分の現実とそれらの方の現実の乖離の度合い、取り巻く状況の違いを考えると、大切な思い出を、今のこの一時の感興で、壊したくないという、錯誤もはなはだしい、センチメンタルな、体のいい、いい訳に過ぎない。

ただ、現代の一度、席を失うと這い上がるのが、極めて難しい現実と、異国でも十二分に直面している。

豊かさを、物質のみに仮託して、その対価の得失を問わない風潮は、日本だ、韓国だに留まらない。世界の人達の幸せをなんて、白々しい事はいいたくないが、お世話になりながら、お礼のひとつ言えず、ここに来ることとなった方々、また、これまで、このサービスを利用して頂いた方々に、なにやら、とってもお礼がいいたい、熱帯夜であります。

PS そういえば、この間、珍しくお客様を、新世界デパートにひっぱっていった。ひいきの引き倒しはしたくないのだが、新世界は、デパートはひとつの文化なのだという、雰囲気を形づくろうとしている。年寄りも、若者も、勿論、そのスペースの巨大さのみならず、サービスの一寸した対応。到るところに、誰でも腰掛けられるソファを配置して、誰もが、気軽にカンフォートな気持ちに浸れるように、配意されている。

イベント・スペースでのドイツで修行された、著名な女性陶芸家の方の展示だったが、撮影禁止の表示にもかかわらず、こころよく許可してくださった。過日は、携帯を落として、取りに行った時、保管してくださっていた、SPAの係員の方の真摯な対応。。かえって、迷惑になるので、ここまでにしますが、釜山にきたら、是非、遊びに行ってみてくださいね。

久々に、気温20度台^^の、釜山より

お客様と、食事をした土曜日も、老舗の”サムゲタン”のお店は、一杯だった

この仕事をしていると、毎日、天気予報をみるのが、日課になる。陽のあるなしで、訪れる場所の印象も変わるし、行程の組み立てや、食べ物の献立も変わってくるからだ。

でも、今年は何よりも先に、最高気温に眼がいってしまう。そんな中、日本の気温を眼にする度に、最高37度がずらっと並ぶ数値を眼にすると、体調の維持が大変だろうなと、心底思ってしまう。(勿論、他人事ではなく、自分達が、そうだから。)

先の日曜日は、韓国ではこの夏、3度めのサムゲタンを食べる日・三伏のさんぷくとは、陰陽五行説に基づく選日の一つで、初伏(しょふく)・中伏(ちゅうふく)・末伏(まっぷく)の総称)末伏の日だった。市内にある、どのサムゲタンの店でも、この日は行列ができる程の、にぎわい。コラーゲンと、ジンセンの薬効を手軽に採れる、滋養食として、優れもの。

南浦洞 ロッテ・デパート の 吹き抜け

南浦洞 ロッテ・デパート 売り場 1

南浦洞 ロッテ・デパート 売り場 2

南浦洞 ロッテ・デパート 売り場 3

南浦洞 ロッテデパート屋上から、釜山の港 遠くに広安里大橋や、センタムのビルも見える

過日、同行させて頂いた、30代の女性の方が、「韓国で、ブランド品をみるのも良いけど、日本ではできない事や、ものを見てみたい。」という話を、なにげなく伺った。当たり前のことだけれど、そういう風に言われると、やっぱり無意識で、そういうところを探して、しまいます。釜山でも、大きなインフラの整備にやっきですが、案外、百貨店にいきたいお客様は、多くありません。

女性の方は、船でも来られる外国・釜山の、都市機能やサービス(殊にマッサージや、エステ)を自分なりに上手に使い、知人に逢うきがね(笑)も少ない、日本の他地域よりも、はるかに近い外国を、繰り返し楽しんでおられるようです。

ホンと、点と点を結ぶと、確かに、釜山にはいろんなシーンがありますからね^^。映画や、ドラマのロケが多いのも、新しさと懐かしさが、渾然一体として、海があり、勿論、日本に似ているようで、ハングルの文字が溢れ、釜山訛りの韓国語が飛び交い、それでいて、昔の日本を彷彿するような”熱”が、感じられるからでしょうか。

(現在、TVで放映中の大型時代劇「金首露」キム・スロ・主演は、チ・ソン。ここを、クリック。舞台は、釜山エリアの金海(キメ)。鉄を生産し、海上貿易で煌くように繁栄して約500年間存続したが、歴史の谷間に消えていった伽耶国を初めて取り上げた作品。近世では厳格な、国境の存在を越えて、遥かな古はいかに、果敢に往来していたのかを、ここにいると、より、身を持って、感じられます。)

学生街 の イタリアン・カフェ ワインの値段が、日本並みになり 釜山も今は、ワイン・ブーム

それでも、「豚の頭が、飾ってある市場なんか、嫌い~~。」という方には、見逃せないほど、お洒落で、ラテも旨いカフェが瞬く間に増えたし、上載の南浦洞ロッテデパートは勿論、センタム・シティーエリア、なかでも、新世界デパートなどは、本当に物を買わなくても、空調も良く、快適なSPAもあり、見て歩くだけで楽しい。

大都市にも拘らず、海運台ビーチは、勿論のこと、序々に郊外にはリゾートを意識した施設も、チェジュ島のような観光客価格ではない、生活者プライスで、使うことができる。

加えて、郊外のゆるさと、新都市のギャップに、自分はソウル一極集中が、お題目として語られる中で、釜山の新たな伸びしろを、感じています。

先日の不動産情報のニュースでも、ソウルのマンション・バブルは峠を越えて、アメリカのサブ・プライム問題のような悲劇が、いたるところで、叫ばれ初めていますが、韓国の企業自体は、東南アジア・ロシア圏・南米でも順調にシェアを拡げているので、釜山でも、逆にシンガポールをモデルにした高層アパート、一辺倒の都市開発でなく、サービスを基軸にした商品開発に、投資が、傾斜していくと思います。

ちなみに、地価の上昇率は、海運台エリアを含めた釜山の海岸エリアが、韓国の他の地域が、軒並み、地価やマンション価格を下げている中、安定的な値を維持しているようです。(韓国の不動産専門・チャンネルから)

凡一洞(ボミルドン)の 問屋街にある 伝統韓式 の 喫茶店の入り口

久々に、チャガルチ市場の裏手を除いてみると、沢山の地元のアジョマや、アジョシが、市場でさばいた・刺身をつまみに、海風が時折、吹き抜けるなか、一杯やっている、相変わらずの光景にでくわしました。

欧米人のバック・パッカーも、沢山いて、それを面白そうに眺めています。時代は、どんどん変遷していますが、この画も、かなりディープで、でも、厳然とたくまくしく息づいている、釜山の旅のひとコマだな~と、それはそれで思ったりしてしまいます。

釜山港湾の風景を 肴 に、刺身と酒と喋りを楽しむ”老若男女” in チャガルチ

言葉の通じない”隣町”を楽しむ 夏!!

帰宅途中の、東莱の週末の風景

もう、暦は8月を指している。今日から、韓国は全国的に、3日間程度のサマー・ホリデー。MBCの夜のニュースでは、海運台ビーチの客の入りが300万人と、発表されていた。俄かには、信じがたいが、本当に凄い活気である。まさに、夏のプサンの面目役如といったところ。

そんな中、今日、自宅に戻ると、先週いらしたお客様からの、EMS郵便が届いていた。昨秋、このブログを始める機縁ともなった、福岡(博多)の方々が今年は、猛暑の暑さの中にお越し下さった折の道中のお写真を、CD-Rにいれて送って下さったのだ。

同じ病院で働くかたが、年に一度、もう幾年も、16人余りのメンバーで、この釜山を、訪れておられる。今回も、来られたのは福岡発の高速艇ビートル。前回、南浦洞でお別れする時、自分達が名残り惜しそうにしていたのを、気取られたのか、「来年も、また必ず来ますから・・。」と仰られていて、また秋には、お顔が見えるかもしれないな~と、思っていた。だから、それは、とても嬉しかったのだが、ただ・・。

丁度、火を噴くような暑さが3日間続いた後だっただけに、散策とショッピングが目的との仰せ。どうしたら、この暑さを、巧く出し抜けるかが、心配になった。夜はメンバーの方が、TVで放映されていたという機張(キジャン)の趣向も、雰囲気も、なかなか韓国風情たっぷりのレストランへの逆指名がかかっていたので、ショッピングの合間に必ず、お気に入りの伝統韓国茶店で、喧騒からひととき逃れて、釜山の大人の昼下がり(笑)を感じて頂きたいと思っていた。

冷製の 韓国伝統茶 で、 南浦洞の 暑~い午後を、皆さんとひと涼み

チャガルチで、お刺身を堪能されて、もう、軽~く、できあがっている皆さんと、再会。でもそれを、喜んでいる暇もなく、案の定、熱波が、わが一団を、襲ってきた。

「あっつ~~。」

「いや、今日は、ここ暫くの中ではチャガルチは風が吹いて凌ぎやすいですよ~。」

などと、誤魔化したりして^^、エスケイプするエアコンのあるコンビ二や、スーパーを眼で追いながら、週末の南浦洞の雑踏を、麦藁帽子を露天で調達しつつ、真夏の巡行。

地下商店街では、青磁の骨董を所望されているのに、店主不在、留守中のテナントが勃発。まわりのお店の方が、急遽、代理店主、宜しく、販売してくださったりと、釜山らしさを堪能?しながら、今年はなんとかお茶屋さんに辿り着く。 で、皆さんに喜んで頂き、チョッと胸を撫で下ろす・・。”素・・” 韓と和の折衷されたいいお店です。

機張 の 韓国伝統 黄土造りの レストランの 全景を模した看板

そんなこんなしながら、釜山鎮市場にはお連れできず・・機張のレストランへ。松亭(ソンジョン)を抜けて、機張に行くルートは大好きな行程なのだが、場所がわからずにパニックに陥ったタクシーの運転手さんの、「やめて、止めて。by 竹中直人」 状態の暴走パワー満載の運転で、油汗をも垂れ流がしながら、なんとか機張、到着。

鴨肉と、無農薬自家製 野菜の 伝統メニュー の レストラン

ついてみると、そこはちょっと茅葺屋根と黄土の壁が、なんとも韓国のいにしえの懐かしさを醸しだす、まさにウェルビーィングなフックのある、素晴らしい韓定食のレストラン。鴨肉料理と、自家製を含めた野菜を釜焼きする、独特あるいは、伝統を再現したコンテンツ。

レストランの 名物料理 オリファントカマグイ  (鴨の黄土釜焼き)

タンホバクユファンオリ (カボチャと鴨肉のロースト) 美味という以上に、滋味をいただく 献立

鴨肉料理の由縁と、効能等は、このリンクを参照して頂くとして、こちらが「教えて頂いて、ありがとうです。」という風情のなか、博多弁が聞こえる、わきあいあいとした宴の輪に加わらせて頂いた。

釜山~福岡(博多)の直線距離190キロ弱。その性ではないだろうが、隣町のようにこの異国の地を屈託なく楽しむ方々の中にいるうち、韓国スランプ(笑)に陥っていた自分にも、釜山の新たな一面と面白さが、由なく、そこはかとなくたぎってきた。

道中、長崎出身の方に、「釜山は、山や島が連なっている感じで、長崎に似ている気がするんです。」という話も聞いた。 う~ん、ますます、歴史は国境を越えて深い。

註 (写真は、送って頂いたものを、拝借^^)