釜山は、港だ!!影島ドック・エリアで、港町の光と影が織り成す、非日常に憩う^^。

※”ドック”というのは、 船の建造、修理、係船、荷役作業などのために築造された設備及び施設の総称 。

釜山市内の1日、観光ガイドで、昼間にチョッと影島を散策する前に、部隊チゲの人気店で、腹ごしらい、店内からは、日本語、中国語、東南アジアの言葉が飛び交い盛況。
キングコングという、チェーン店ですが、光復路のメイン・ストリートを、ひとつ入った飲食店が軒を連ねている一角にあるので、すぐみつかるはずです^^。

日本は12月に入り、皆さん、お忙しい時を迎えておられると思いますが、韓国は旧暦なので、一ヶ月位、時節がずれて、日本の11月のような感覚です。

メディアでは、まだまだ日韓の喧騒は続いておりますが、毎日のように街に出て、何かと用を足している眼からも、一頃とは明らかに違った動きが出つつあります。

釜山、南浦(ナンポ)エリアと影島(ヨンド)を結ぶ、跳ね橋、影島大橋、
開門にたまたま、遭遇。
続々と影島側のポート・サイドに、稼働中、建設中のホテル、オフィステルのビルが出現しています。このビルの裏手に、バリュー・ホテルがあります。
影島大橋を渡る途中、船がひっきりなしに通る、釜山港ならではの風景。
港湾ということで、タグボート、作業線、運搬船と、ひしめきあって係留されている、影島側の独特の風景
これも、大橋から。
影島大橋の歴史や、復活・再建の経緯などが、書かれた記念碑。
影島から、建設中、稼動中のホテル、オフィステル。グレーの建物が、稼働中のバリューウ・ホテル。橋を渡れば、繁華街エリア、景色はポート・ビュー、釜山港を一望。
係留されている、タグボート、作業船
荒海で作業する船体の醸す迫力
港湾エリアらしい、工具、船具、修理工場などが、居並ぶ周辺。

影島側から見る、釜山ロッテデパート光復路店。

今回、歩いた日は、空は爽快に晴れ渡っていながら、初冬の海風が吹き抜ける、群青色の海面(うみも)を、さまざまな流れが交錯する、そして、港湾の荒々しさもエッセンスのように、付加された、港の都市ならではの、一隅。

入り口の引き戸に、ect studio と書いてある位で、ファサードも造作ないエンタランス。だけど、その中に入れば・・。
中央に見える、白い機械はロースター(焙煎機)、炒り立てのコーヒーが楽しめます。

北海道でも、小樽の運河の倉庫跡、函館の海運倉庫跡等を始めとして、各所で農事倉庫などを活用した商業施設サービスを、楽しみましたが、船舶ドックの小工場を活用した、このetc studio のカフェは、廻りの釜山らしい港湾エリアの荒々しさと、極めてハイセンスなインテリア(アンティークを主とした、インテリアショップであるため、当然ですが)が、何ともいえない一体感をなして、ここでしか味わえない、オリジナリティと、ゆったりとした時が流れる、贅沢さを、醸していました。

ここから、2階へと繋がっています。
2階の窓から見える港湾の風景
レトロモダンなアンティークの家具と、潮に塗れた赤銅の鋼鉄の重厚さと、海の男達が行きかった歴史の波動が渾然一体となって、それが、不思議と、茫洋な寛いだ時間にいざなってくれる空間です。

この時期、ホテルの予約サイトなどを見ても、釜山のホテルが一気に増えている事もありますが、お得感のある価格設定になっていますし、チケットも格安な物もでているようです。チャガルチ・南浦などの繁華街からも程近い、影島エリア、結構、お勧めです。

カフェにほど近い埠頭から、この寒い中、港湾クルーズに乗り込む、観光客の方々
将来は、ここら辺もウォーター・フロントとして開発されて、いくのだろうなぁ。