釜山・5月GW真っ只中、秘湯を夢みつつ、”孤独の業務”サブッ☜(◔◞౪◟◔)☞

今日は、5月4日。日本では、ゴールデン・ウィークまっさかり。今時期が、桜の時節を迎えているエリアも、あるので、日本の行楽地は、人人人の波のように、違いありません。韓国は、日本のような連休ではないですし、私どもでは、この日本の連休明けに、お客様がお越しになる予定ですので、この間に、これまでできなかった懸案を、進める機会とばかり、机にむかっておりますが、成果はでることやら・・。(苦笑)

劇的だった、南北首脳会談のあとは、米朝首脳会談も、板門店(パンムンジョン)で開かれる公算が、強いとの話が、流れるなど、オリンピックから韓国の官邸も、休む暇がなく、その舞台の調整に全精力を費やしているようで、少しくは、大きく停滞していた前政権、前々政権の時と比すれば、韓国もやっと少しく未来志向の流れが、本格化している空気が漂い、自分達もより前向きに、仕事をしていく気をもらえている感じです。

ところで、話は前々変わりますが、韓国ではケーブルTVに加入している家が多いのですが、その中で日本のTVの専門チャンネルもあります。私の家では、基本料金のプランでついてくる、チャンネルJに加え、チャンネルWも加入しています。

なぜなら私が見るのは、日本のTVばかりで、日本のドラマを見るのが、好きだからという、単純な理由ですが、殊にチャンネルWでは、リアルタイムに、日本の新しいドラマも、放映しています。「深夜食堂」とか、「孤独のグルメ」は、繰り返し何度も放映するのと、自分も好きなので普通に見ますが、心待ちにしていたのは、なんといっても、「ドクターX」の大門未知子。”私、失敗しないので”というのを、聞くたびに、「フリーランサー」なら、あんなふうに言ってみたいなと、爽快になったものです。ただ、いまだに、シリーズ5を放映していず、見ることができないのが不満。(笑)

その不満を和らげてくれたのが、『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』。シナリオも、キャラクターも面白いのはそれとして、松本潤さんが、逆転の新事実を閃いたあとに、放つ、超寒いおやじギャグを、香川照之さん演ずる上役・弁護士だけが、大受けする、リアクション。これ、結構癖になります。

ぜんぜん、関係ない方向に話は逸れましたが、そんなんで、韓流ネタが少ないのは当ブログの特徴でありますが、私どものクライアントさまは、もちろん、ビジネスで韓国とやりとりする方が大半なのですが、さりげなく、韓流や、K-POPを愛好されているかたもおられ、(※世代も、チャングムから、T-ARAまで。)プライベートで韓国語を習っておられる方もいたりするので、逆に申し訳なく思っている昨今。

とはいえ、日本も韓国も表向きは働き方改革などが、進んでいるようで、そのことは、ここ最近も業務の関係で、よく名を聞いたり、面識のあった日本の会社の方が、突然、立て続けに急逝されたり、韓国のクライアント会社でも、大切な中堅社員の方が亡くなって社長さんが会社をたたみたいと落胆したり、まだ30代の方が病死されたりと、何をどうしても避けて通れない、或いは、避けてはいけない事ですが、民間である以上、その原資をきちんと調達しなければ、すなわち、仕事を創出しなければ、根本的な解決は、でてきません。


私どもも、ご他聞に漏れず、自営業の端くれ。”孤独のグルメ”で、井の頭五郎が、徹夜明けやクライアントの無茶ぶりがあった時にも、自分に言い含めるように、よく漏らす常套句、「自分みたいな稼業は、声がかかるうちが、花。」それと劇中、五郎さんが、よくお客様に言われているのが、「井の頭さんは、評判どおり、仕事がはやい。」 本当に、金言だなと思います。

このブログでも、これまで何度も繰り返してきましたが、今ぐらい韓国の日常が、日本のコンテンツを受け入れている時代は、ないです。

さきに、紹介した、チャンネルWでも、日本の方が、韓国で自営業をして定着させた方々、パン屋さん、ロールケーキの店、飲食店etc、その方達が、「ここまで、もう一回やりなさいと言われれば、ちょっと勘弁してと思うこともいっぱいあったけど、日本だったらこれほど、うまくいかなかったと、思います。」と、共通して話しておられました。私からみれば、その方達の勇気にこそ、拍手ですが、一概に特異な事例とも言い切れません。

なんか、本当に話がとりとめなくなっていますが、なんらかの縁や、閃きで、韓国に眼をむけられた貴方さまの直観は、あながち、悪くないのではと、思います。(^^)

本当は、業務以外で、日本の下記リンクに紹介されているような、日本の鄙びた山の温泉宿で、澄んだ空気をたらふく吸って、かけ流しの温泉で足をのばし、山菜料理に舌鼓を打って「極楽、極楽」などと、のたまいたいところですが、ここに縁があってこられるお客様の、”小さな奇跡”のサポートに立ち会えるような・出会いを膨らませて、この5月も頑張るぞと。(笑)

「日本秘湯を守る会」

 

 

 

脱・釜山?刈り上げ様が、国境を越えた日に想う。

元は、フェリーターミナルや、今でも、入管、通関事務所が集まっている、中央(チュアン)にある、”40階段”の周辺は、カフェ、飲食店が並んでいる、憩いの風情。
cafeと並んで、ユニークな骨董屋さん、も。
中央(チュアン)のオフィス街

最近、つとに思うことですが、私どもは釜山を拠点に仕事をしている訳ですが、今、日本のお客様の相手先の会社は、釜山近郊が、半分、それ以外のエリアが、半分となっています。日本から、お客様が来るときは、金海空港があるので、そこからが70パーセントですが、それ以外の時は、私どもが出向き、インチョン・キンポ(空港)で、合流ということも、少なくありません。

韓国内は、KTXがありますので、陸路を使うのが一般的ですが、飛行機の国内線も価格サービスをしていますので、韓国の会社から、それを使って移動して欲しい旨があった時には、何度か利用しましたが、冬季など、遅延が多く、個人的には、陸路を使います。

ところで韓国の人に、そのことを話すと信じてもらえませんが(笑)が、韓国は、北海道とほぼ同等の大きさ。縦に長い日本とは、ちょっと事情が、違います。

特に、現地の駐在の代行業務などが、多くなってきてからは、韓国の相手先企業・会社の方と、実際にお会いするのは、業務で頻繁に2・3ヶ月やりとりした後、などという事例も、珍しくなくなってきている。

 

南浦(ナンポ)の、ブティックが軒を連ねる、ストリート
南浦(ナンポ)のメイン・ストリートの風景。

日本での生活が、長かったので、釜山にいれば、ソウル圏以上に、西日本、また、当方のお客様が多い東京圏に眼がむくのですが、知らないうちに、日長やりとりをさせて頂いているのは、韓国、津々浦々(拠点都市が、多いですが)の会社との、業務になっております。

また、物流の確認・オーダー業務のサポートでは、空港受け渡しのDHLなどの範囲から、トンが基本単位の大型貨物の搬出のオーダーがあり、搬入先は、この業務を始めてから、こんな港もあるのかと知った位に、日本の各地の港に向かっていく。

本日(書いている日)、今日は終日、南北首脳会談の模様が、TV・放映され続けましたが、この先、非核化とか、統一とか、そんなことまでの信憑性は、わからないですが、陸、海、空、の人の行き来きが、少しでも、安全で安定的になることは、良いことであるわけですし、それが担保されれば、周辺国で技術を持っているところは、素人考えでも、ビジネスチャンスになることは、わたしどもの業務事例からも、当然・あり得ると思わざるを得ません。もし、休戦状態が解消され、両国のトップがいうように、”end of war”というのが、本当なら、それだけで、画期的なことに、他なりません。

南浦のロッテ・デパートのカフェから、釜山港・水路、対岸の影島(ヨンド)を、眺む
南浦ロッテ、とにかく、デパート、モール、マートと、釜山のポートサイドの一等地に、巨大に鎮座する店舗内、靴店のディスプレイ。
フロア内、カフェの佇まい。鉄骨を組んで、ディスプレイの枠組みをするのが、最近のトレンドみたいです。

何か取りとめもない記述になってますが、今日、一日は、韓国では、立場の違い、貧富、職業の違い、老若男女、に関係なく、未来へのかすかな希望ようなものを、もったのではないかと、思います。よしんば、嘘でも、政治というものが国民に与えることができるのは、何らかの論理を越えた希望の光のようなもの、ではないかと、柄にもなく思ってしまいました。それにしても、演出がなかなか、うまいなと、不埒に思った次第です。ぺこ <(_ _)>

釜山の4月某日。”ミセモンジ”と、業務心得(苦笑)

釜田(プジョン)駅に佇む、東海線の車両。顔が、メギ(鍋にすると、美味な韓国・海なまず)にているので、そう呼んでいます。

ここ釜山も、2018年4月も、後半。桜の時季もとうに終えて、25度越えの汗ばむ日もあったり、今日は、肌寒い海風が吹き抜けていたり。

この4月。クライアントさまの中でも、懸案が一息ついたり、新年度でどたばたされているのか、今月は訪韓する方は、私どものところでは、静か(笑)な状況ですが、金海空港は相変わらず、LCCが満員のお客様を乗せて、日本(だけでは、ありませんが)に、向かっているようです。

これからの展開は、私のような現場と現場をつないでいるような仕事、をしている人間には、予測不可能な部分も大なのが本音ですが、戦争の気配は、今のところ遠のき、韓国の日常も次世代の透視図に向けて動いているのが、実際です。

文在寅(ムン・ジェイン)政権になって、最低賃金と、雇用者の休暇を守らない事業所の、厳罰が実施されるようになって、私どもの韓国のクライアント、或いは知り合いの会社も、(製造業態がほとんど)ですが、土・日はしっかり休むようになり、それがまた、円安が続いていることや、韓国が、中国からの深刻な”ミセモンジ”微細粉塵(PM10/PM2.5)で難儀しているのもあってか(苦笑)、日本に滔々と向かうのでしょうか。

KR釜田駅から、鉄路。

財閥が経済を牽引する韓国ですが、それでいながら、案外、私どもがお付き合いしている、中小企業の社長さんは、若年の雇用環境が決して、良いとはいえない韓国で、せっかく?大企業に入ったご子息を案外、早々に、自分の会社に呼び戻して、「もう、俺も疲れた、休みたいな~。」などといいながらも、

会社を次世代に継承させるために、設備投資をしたり、それは韓国の会社のことも・顧みてではありますが、時に、失礼になりかねないオーダーや、レスポンスを急かせる私どもにも、ビジネスなので、それは色々とありますが、殊更、わだかまりなく、毎日やりとりが、続いております。

そうそう、他人ごとのように、さきに挙げた”ミセモンジ”。この春は、本当に、本当に、苦しめられました。人間の体から、ここまでの、咳・タンが出るのかと。そして、仕事では、なんと、全く声がでなくなる、という事態を、引き起こすのです。

ハスキー・ボイスなら、まだ、愛嬌ですが、声がでないと、私の仕事、これ、全く、成り立ちません。これを見ていて、結構、毒舌家の韓国のワンマン社長さんまでが、「無理してたら、商売道具なのに、声帯、つぶしちゃうなぁ・・。」と、心配してくださる始末。※日本のクライアントさまは、お優しいので、自分が持参していた、うがい薬まで供与してくださいました。

リアルタイム大気質指標

それからは、仕事のときも、外出時は、マスク完全装備は、無論のこと、このサイトでチエックを必ずして、訪問手段やアポイントのスケジュールまで、気を配っています。ここ数ヶ月で、大小、本当に沢山の空気清浄機や、マスクが馬鹿売れしたそうです。

政経分離といえば、ご都合主義的で、ポリシーの堅固な方からみれば、却って、気持ちが悪いでしょうが、韓国の普通の民間で、ビジネスをしている人の意識の総体は、それが、実相です。それは、韓国ばかりでなく、日本というよりは、自分達にはない、また自分達では供与できないサービスや、商品を求めて、必要な人が”そこ”にむかう。本当に、全く、実質、この東アジア・エリアは、世界最大の商圏に、すでになっていっているのを、ひしひしと感じます。

駅から、西面方面。

最近では、別に日本と韓国が色々な兼ね合いから、それほど仲良くはなれなくても、私どもが現在、業務を中継している方々の間柄のように、ビジネスでそれなりの緊張感を持って、馴れ合い過ぎず、また、私どもような者が入ることにより、それほどナーバスにならなくても、コミュニュケーションの齟齬が埋まることにより、アジアの商圏の中のひとつの取引先として、その意味では、”しゃちこばる”ことなく、必要な方が、それを、そこを、選択することができうる。

全くもって、幼稚な発想ではありますが、大きなうねりのなかで、この10年余、お客様とお客様をつないできて、今日も終日とり行っていた、中継業務をしながら、次の10年いや、5年、これまでも、そうであったように、どれほど変わっていくのだろう。好奇心などではなく、転換期の危機感と、全くもって容赦のない現実を、越えていくために、チョッと考えてしまいました。

ところで、ミセモンジ、上載のリアルタイム大気質指標。

世界の大気汚染の状況を、リアルタイムで見ることが、できます。ちょっと見でも、とても、一国の取り組みだけで、なんとかできる問題でもないのが、わかります。私にとっては、全くもって、けしからん自体ですが、これを本気で改善しようとする動きになっていくのか。金と健康が、てんびんの上に乗って、この巨大な商圏のエリアに変化を、もたらすのか。ナンテ^^。

でも誰か、本当にお願いいたします。(。v_v。)ペコリ

ミセモンジに、煙る、広安里ビーチ。

釜山・3月 新年度を迎えるにあたり。

綿の花 イルガンビーチのカフェの一隅で。

平昌オリンピックの余韻も、序々に鎮まり、気がつけば、釜山は3月も、半ばを過ぎ越しています。華やかな舞台の傍ら、北との関係で仰仰しい報道が、目立つ半島情勢ですが、業務をされている企業間は、ことに製造においては、受注と発注、検品、搬出、確認、クレーム処理を、繰り返す日々が、続いております。

夫々の業種で、扱う商品のスケール、商品の性格も違うはずで、今現在、私どもが業務代行に、携わっている取引は、BtoBに属する形態がほとんどですが、行政からの受注ではなく、7割方は、日本のクライアント(会社・企業)さまが、企業・個人から受注し(営業活動をして)、その成果が、韓国の製造会社に発注することで、成立する取引となっております。

私どもの役目は、クライアントさまの取引による、錯綜のストレスを下げることと、日本の細かいオーダーと、韓国企業とのクッション的なことが、結果的に求められたりします。

広安里ビーチの漁港から、マリンシティを臨む。

丸10年、こういう企業間の仕事に携わってきて言えることは、世情では、刻一刻とすすむ技術革新、金融環境の変遷等、テクニカルな部分に脚光があたりますが、不思議と最近では、もっと何というか、スピリチャルというか”縁”みたいなものの介在をビジネスの分野でも、感ぜざるをえません。業務とはいえ、あっというまに経っていく歳月をかけて、誰もが仕事をされているわけで、ご縁があり携らせてていただいている会社さまや、商品に愛着が湧いてくるのは、いたしかたがないことで、業務をとおして、私たちの見えている世界や、存在するサービスが世にでるまで、どれだけ多くの労力がかけられているか、身をもって知ることになりました。(実際は、そんな悠長な世界ではなく、ふうふういいながら、やっているのが、現実ですが・・)。

東海線ができて、マンション建設がこれから、進むイルガン・ビーチ。この、のどかな光景も、いつまで。

残念ながら、今回の地元のオリンピックで、参画する場面はありませんでしたが、その間も続いていた業務の合間に、かって住んでいた、北海道出身の選手の方々が、堂々とインプレッシブなパフォーマンスと、洗練された応対で、話題をさらっているのをみながら、やっぱり、AIが跋扈する時代にあっても、人と人とが論理を越えたところで、やりとりしているのだなと、たくさんの学びが、ありました。

2017(昨年) 3月・北海道央・視察行時。札幌・藻岩山からの夜景。
同、ニセコ・小樽エリア視察時の、道中、羊蹄山。
余市 ニッカ・ウィスキー博物館での、ひとコマ。
博物館内
小樽運河

韓国は、一足はやく3月から、日本も卒業や配置転換等を迎えて、4月から新年度ですね。私どもも、これまで手をつけてこれなかった、業務のプレゼンテーションの改善・促進、また、業務自体のクライアントさまの満足度(必要性、必然性の明確化)を上げる事等、手をつけて参りたいです。

平昌オリンピック・マスコットと。

-15℃・ソウル遠征{{ (>_<) }}。KINTEXで、ゴルフ資材コンベンション。

本当に、久しぶりに金海から、国内線に乗りました。ソウル・金浦上空。
機窓から、金浦上空2.

最近では、東京も大雪になるほど、日本も荒天のようでしたが、韓国は、とにかく寒気。この日は、釜山も-5℃でしたが、むかったソウル近郊のイルサンは、日中でも-10℃以下の予報。

いつもお世話になっている、大阪の総合肥料商社さまに、帯同して、韓国では、最大のコンベンション・センター、KINTEXで、韓国での販売を担当している会社のブースでの、商品の説明、販促サポートの通訳をして、参りました。

到着した。金浦空港から、ほど近く、タクシーで向かいます。
手振れ写真で、申し訳ないですが、KINTEX,到着。

ゴルフの資材関連では、最も大きなイベント。販売を行っている、韓国の会社が、京畿道(キョンギド)に、支社を構えて進出したこともあり、ブースのサイズも位置も、頑張って・良いところを確保したというだけに、皆さん、お忙しく走り廻っておられました。

会場入り口
会場の模様。
韓国の会社のブース。肥料や、農薬、また法制上、日本では無理ですが、ドローンを使った散布を提案しています。※当該会社のウェブサイトは、写真をクリック。
ゴルフコースにとって、芝の保全は命。それを、メンテナンスするのが、グリーン・キーパーといわれる方々。
ドローン会社の方が、ドローンによる薬剤散布を説明。
私どものクライアントさまが、扱っている、芝のメインテナンスの肥料薬剤のひとつ。※ご関心ある方は、画像をクリック!!
ご他聞にもれず、韓国はゴルフがとても盛ん。ゴルフ場を、効率的にコンディション良く、管理することには、とても関心が強いです。芝刈り機、カート、土壌整備、芝整備の機械が、所狭しと。

自動球拾い、ロボット^^。

特に、注目されていたのは、打ちっ放しの練習場などで、自動で球を拾い、充電も自動に行うロボット。韓国では、家庭では、このようなロボット掃除機が、結構、普及しているが、それのゴルフ場版といったところでしょうか。芝刈りのロボットもあって、このブースは、盛況でした。

KINTEXのフロアー
KINTEXのフロアー2

私は業務を通じて、何度もクライアントさまに帯同して、ゴルフ場を廻って商品の説明等をする中で、わかった事ですが、ゴルフ場にとって、ゴルフコースのレイアウトの設計と、同等か、それ以上に、グリーン・芝の管理は、ゴルフ場の価値や格を上げる、保全する上で、最重要のものなのです。

今回、ブースを出している韓国の会社が、ゴルフ場のグリーン・メンテナンスを、主力業務とされている会社で、その会社が私どもの日本のクライアントさまである、総合肥料商社さまの肥料や薬剤を扱っている関係で、このコンベンションに参加した訳ですが、その際、それぞれのゴルフ場(C.C)の、グリーン・キーパーと呼ばれている芝の管理者の方々に、自社の製品をプレゼンし、或いは、使ってもらって、データを取ったりする訳です。

ですから、今回も多数のグリーン・キーパーの方が来られていて、競争の激しい韓国のC,Cにあって、効率的に且つ、顧客満足度の高いコースを整備するための資材を、探しておられるのです。

今回はできませんでしたが、そういう方々に、次回はプレゼンのセミナーを開催しようとの話もあって、セミナー・ルームの視察もして参りました。

セミナー・ルーム・この日は、日・英の同時通訳で、セミナーを進行されていました。

話は、全然変わって、不埒で申し訳ないですが、本当のこといいますと、今回の業務の印象は、とにかく、イルサンの寒気が、半端じゃなかったこと。ちょっと、戸外に出て通訳するときに、もう咳き込んでしまって、本当に参りました。

もうすぐ平昌オリンピックが、開幕する訳ですから、冬季オリンピックの風情としては、恵みの厳冬かもしれませんが、オリンピックを契機として、韓国に来られるかたは、暖かな毛糸の帽子とかも含めて、冷え対策、必須です。(笑)

帰路の為、向かった、金浦空港。
飛行機、行きは、大韓航空、帰りは、チェジュ航空。寒気のためか、出発も到着も遅れて、定刻より、40分かかりました。
つい最近知った、平昌(ピョンチャン)五輪・マスコット。

オリンピック、やっと、始まりそうですね^^

追伸

今回、泊まったホテル。イルサン サービスド アパートメント ハイトゥモロー※ホテルについては、写真をクリックしてください。

国を越えた、製造業の現場に、想う事。

太宗台(テジョンデ)の突端にある、灯台からみる、釜山の海。

更新の時間が取れず、機を逸した感がありますが、過日は日本を直撃した台風の余波で、釜山でも、海岸沿いを、風速20メートルの風が吹いて、注意を喚起を、アナウンスする音声が、パトカーからか、或いは、市のスピーカーから流れていました。

また、台風の影響は、私どもが係わっている業務の機器等の、搬出遅滞にもなっていて、お客様への状況説明等、ほぼサポート業務に明け暮れる感じでした。

日本でも、そんな中、大きな選挙も終わって、また、日本と韓国の仲介業務(通訳・翻訳を介する)を主たる業務としている私達も、少し落ち着いて業務に、集中できるのではないかと思いますが、昨日来、久方ぶりにウォン・円が逆転しています。ここしばらくは、大体1:1できていた訳ですが、日韓といえば、色々なことがある訳ですが、やっぱり、そこに目がいってしまいます。

金海サイエンス工業団地 ・路線も拡張し続け、”元気なLCC”「エア・プサン」本社も拠を構える。
工業団地の佇まい 1

私が韓国に戻ってきた9年前は、円・1:ウォン・1,6でした。

それだからこそ、韓流ブームもありましたが、日本から沢山の人が、来られたのだと思います。

それが、今は1:1。少し前は、1,2 : 1まで逆ザヤになっていた時も、あります。

何をそんなわかりきった事を、書くかということですが、ほぼ10年近くこの仕事をしてきて、とくにビジネスに於いては、いろいろな要素が絡みあいますが、値段があう、あわないは、仕事の流れとして、色々なことには眼をつぶれる、大人の方でも、それは、看過できない条件なのだと、つど、知らしめられてきたからです。

そんな中、このところ日本のメディアの以下のような記事が、よく目につくようになっていました。それは、今、そのことが、私どもの業務とも、少なからぬ係わりが、あるからです。

http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3771/1.html

上に挙げている記事が、云々ではありませんが、今、韓国では、というより私が業務をする廻りでも、将来を見据えて、日本の商品を扱いたいという、企業家精神を持っている中小の会社が、結構あります。※(勿論、皆というのではなく、たまたま、私どもが、日本と韓国の会社のサポート通訳をしているからというのも、ありますが。)

そして、何度か顔を合わせて、業務が終わって食事をする時に、よく耳にするのは、「・・さん(日本の会社の社長さん)が、引退されたら、この機械の製造は、どうなるんですか。」かなり本気で、韓国側の社長さんが、聞いています。

これまで、私どもも、サポート通訳をする中で、本当にこの自分達が見ている街、インフラ全般、個々の家庭の生活空間を、彩るインテリア、生活用品を、製造するために、さまざまな機器、機械が必要なのを、そして、それを造る会社があることを、実際に知って、ビジネスという厳しい、判断のひとつ、ひとつが、成果を大きく左右する行為の中で、結果的に補完しあっている現実に、触れて参りました。

私どもが、お世話になった、かなり大手の自動車製造のパーツの会社でも、韓国で複数社で製造を依頼していたのが、かなり治安が悪く、駐在のかたが危険であっても、中米に発注を移していたり、以前、韓国での製造を経験されている会社が、日本での法律の改正などで、新たな商品の製作を求めて韓国に来られて、こちらが複数社の訪問先を開拓して、見積もりを詰めても、なかなか折り合いがつかなかったり、様々な要素はありますが、詰まるところ、金額の問題でありました。

以前より、韓国jでは”モメチョッタ”(体によい)の伝統があり、日本のかたに、パッケージにして、送ったものです。滋養・補身によく、保存にも便利な、お粥、ワカメスープと、ここには、でていませんが、生薬を抽出した薬茶のパック。抵抗力が落ち、風邪がなおらず、臥せっていたそうですが、体が大分、楽になって動けるようになったそうです。

私どもが、携わった仕事の70%以上は、広義の意味で、全て、製造業のサポートでした。韓国への技術移転や、継承となると、抵抗感もあるのでしょうが、わたしどもが扱ったケースでも、日本のトレンドからは洩れて、省みられなかったところを、熱心に製品の向上を求めている国外の企業が探しみつけて、そのうち、韓国の会社からオファーあった日本の会社、オーナーさまから、問い合わせを受けたのが、事のはじまりでした。

韓国でも、一般の人達は、勿論のこと、日本製は今でも多大な信頼がありますが、機械や機器を扱う方々には、それ以上の或る種の、信仰さえあります。表向きは、ドイツ製をもてはやしますが、その実、その他のもっと広い”モノ”という意味合いで、日本製を信頼していますし、それに関わる、メディアでは絶対に語られない、製造業の”武勇伝”でみたいな韓国の中の”日本製”にまつわる裏話を、聞いたりすることも、ありました。

しかしながら、幾多の歴史が物語るように、全て、変わらないものなどなく、国やエリアの役割も変化していくことは、止めることはできない、ようなモノの感覚を、この小さな”現場”でも感じています。

その国が固有にもつ事情、そこで会社や個人が生き延びていく状況は、その国をチョッと眺めてみていても、わからないのでは、ないでしょうか。

記事とは、全然、関係ありませんが、韓国の伝統のポジャギをインテリアに活用したブティック。ポジャギの教室も、やっています。
ポジャギ・ブティックその2

話が脱線して、とりとめもなくなりましたが、この数日後も、新しい機器を、日本から購入した会社と、その特殊機器を提供した日本の会社の方と、その設置にあたっての問題解決の糸口を見つけるため、シビアな工程のサポートを、させて頂ます。

それぞれが、それぞれの立場で生き残りをかけて、懸命の取り組みをしているわけですが、こういう事例が、その作業の過程で、実を結ぶことができれば、国を越えてこれまで継承されてきた技術や、経験が、所を変えて再生することにも、繋がるかなと。ここでまた、ひとつ、そういう事案をサポートするスキルを身につけるために、必要な知識やスキルをしっかり勉強させて頂く所存です。

 

 

 

 

心地よい海風が、頬を撫でて行く、釜山の秋のはじまり。

こんにちは、おひさしぶりに、なっております。(苦笑)韓国・釜山も、9月を迎えております。

ようやく、長かった暑い夏は終わり、涼やかな海風を感じられる、季節になっています。

海の街という土地柄、大切なお取引や、ご用件でお越しになるお客様が、それを契機として街を楽しみたいという流れになることが、多いのですが、これからは、見るところも、食べ物も気候の制約なく、お連れできるのは、嬉しい^^です。

釜山港の海の青も、大分、深い青色になり、旅する人達も、心地のよい海風の中で、思い思いに軽快に通りを、行き交っています。

暑い夏もまた、ビーチの多い海の街には、魅力ではありますが、お仕事や用件でお越し頂く、お客様には、本当に大変で、自分も、ぼーっとして、大事な用件を忘れたりしないよう、また、外廻りが多いため、熱中症にならないよう、留意するのに、必死でした。

でも、釜山の若い娘は、元気・パワーが、溢れている、夏の海運台では、こんな感じでした。
この夏、お客様と廻った、巨済島 / コジェドから、外島へのクルーズより

ビジネスや用件でもそうですが、今は、LCCの飛行機が、足しげく往来して、釜山に関しては、高速船でも、簡単に来れてしまうという時代です。

小体だけれど、使い勝手のよい、金海国際空港の様子。(お客様の服装で、季節違うのが、ばれてますが・・汗)

 

近くのスマホ・携帯ショップのマスコット犬の、「ブルちゃん」も、暑い夏に、茹だっていましたが、今は、元気に立ち上がっています^^。私も、この秋、どんな方と、この釜山圏を歩くのか、楽しみです。

2017年6月・近況報告その2”韓国の初夏は、青梅の香り”

釜山から、2ヶ月前、 全羅南道(チョルラナンド) 求礼郡(クレグン)に引越した、姉から送られてきた、旬の青梅。5キロの採れたての梅は、部屋いっぱいに香りが満ちるほどの、芳醇さでした。

もうすぐ、7月を迎えようとしています。もう、初夏ということを憚るほど、人の装いも、日中の日差しも夏・本番にひた走っております。それでも、この青梅が街中のスーパーでも、いっぱい盛られる季節は、韓国では、やはり初夏の風物なのです。韓国では、梅のことは、メシルといいます。それを、山のように売っている売り場には、それに呼応して、5キロ、10キロの砂糖の袋が、積まれています。日本でも、漬けておられる方は、すぐお分かりになるでしょうが、皆、この梅を買って、梅酒(メシルチュ)を漬けるのです。

釜山で、開拓教会をしていた、姉夫婦が赴任した、山の中の集落の教会
教会の礼拝堂
求礼(クレ)は、風光明媚で有名な智異山(チリサン)のすそ野に広がる街 教会のすぐ前にある、キャンピングサイト
同じく、バンガロー

私は、これまでもっぱら、漬けた梅酒を分けてもらっていたのですが、今年は送られてきた梅で、自分で漬けてみるつもりです。

7月に入る手前で、ここ暫くのスナップを、備忘の意味も兼ねて、載せておきます。

お客様と廻った、広安里海祭りから
同じく、広安里海祭りから
祭りのキャラクター
海祭りのアトラクション
おなじく、アトラクションの模様
釜山の老舗ライブハウス「MONK」で、上質なJAZZを、堪能。http://cafe.daum.net/clubmonk
広安大橋のイルミネーションを、眺めながら、I-PARKの高層ビルの明かりをバックに、近くの魚市場で、刺身(フェ)を現地調達して、楽しむ人々。
釜山市立美術館にて
フロアーに、展示のドラム缶を使った、オブジェ。
同じく、3階フロアーのサイか恐竜の塑像。
俄か、鉄ちゃんになって、お気に入りの東海線の雄姿を、撮る。(笑)
仕事帰りの、車窓から、暮れなずむ西陽を、照り返す、洛東江(ナクトンガン)の水面(みずも)に浮かぶ、高速道路。
松亭ビーチの夜の風景1
松亭ビーチ夜の風景2
松亭ビーチ夜の風景3

昼の 松島ビーチの雰囲気

昨日、いつもお世話になっている、日本の会社の方に、帯同して、仕事の後に、広安里ビーチに参ったのですが、その折、これまで、何度も仕事で釜山に来られている方が、「ここ、地下鉄で来れるんですか?」と尋ねられました。あいにく、その時は、雨模様の上、いつもは、綺麗にライトアップしている、広安里大橋も消灯していて、ちょっと、残念だったのですが、カジュアルで、海が近く、カフェも沢山ある風情が、お気にいられたようでした。普段は、海運台ビーチのホテルに泊まられたことも、あるはずですが、日本は勿論、中国と、本当にお忙しくされていて、こちらに来ても、仕事のことで、頭いっぱいで、心休まる暇もなかったに、ちがいありません。

ひとときでも、「ここ結構いいな。」と素に戻って、思えてもらえれば、良かったですし、これからも、ちょっとでも、ここの良いところを、見つけて頂ければと、思ってしまいました。7月、また、どんな方と、この街を巡るのか。いつも、緊張もありますが、楽しみです。

追伸 梅を漬けました^^。

砂糖5キロ、梅5キロ、下から、エキスが上がってきていますが、どうなるか。(苦笑)

2017年 6月の、近況報告 その1。

6月も後半を迎えています。釜山は、連日の晴天。6月は、季節も良いし、韓国の政情も、徐々に安定していっているので、実は、ちょっと期するところもあったのですが、前半は海でいえば、べた凪のような感じで、チョッと肩透かしのような状況でした。

後半は、ルーティンの業務を、より、お客様サイドに立って、改良しながら、なかなか実情が伝わらない、韓国でのビジネスをメインとして、それに連関する地域情報を、挙げていきたいと思っています。

これまでも、このBLOGで、釜山は、海の街とか、海浜観光都市とか、いろいろと、宣って(のたまって)きましたが、本当に、それは確かなことで、釜山にとって、釜山港は、欠くべからざる最重要な存在です。

日本の報道でもなされた通り、韓国の最大手の海運会社、韓進海運の破産などがあり、釜山港、ひいては、釜山の海運関係にも多大な被害がでると、韓国内のメディアでも大きく報道されましたが、地元にいても、廻りに関係者がいなければ、なかなか、その現状はわからないのが、実情です。

過日ですが、日本の物流会社さまの視察同行で、釜山新港の貨物ターミナルや、その流れで、造船ドックのある巨済島(コジェトウ)の方まで、巡ってまいりました。

一般に、観光や所用で、訪れる方々が目にするのは、かつての旧港で、世界第5位の荷役扱いを、主にこなしているのは、郊外の、加徳島(カドクト)というところに、1997年より、稼動しはじめた、総事業費は9兆1542億ウォン(初期投資)の、釜山新港のほうで、韓国の3大プロジェクトのひとつと、位置づけられた国家戦略規模の事業と、言われております。

釜山港について、関心ある方は、以下の、リンクをご参照ください。

・http://bit.ly/2tfvG8B

http://bit.ly/2se5lJx

空港で、関係社さまを、ピックして、釜山新港方面へ。
車窓より、工業団地を横に見やりながら。
巨大なコンテナ・バースに、立ち並ぶ、ガントリー・クレーン。
コンテナ・バース2

今回は、他用で釜山に来られていた、担当者の方が、急遽、訪問のスケジュール調整と同行通訳をご依頼下さったわけですが、それにしても、ガツンと全ての造りに、重厚感が、感じられる場所でした。かなり、前向きな意見交換が、なされて、これからも継続的に、打ち合わせをされていくことと、なりました。

その後は、駆け足で、釜山と、韓国2番目の規模を持ち、風光明媚でもあり、大型船舶の建造ドックを持つ、巨済島に、2010年に、開通した巨加大橋を、渡って入りました。

釜山と、巨済島を繋ぐ、巨加大橋を渡り。
橋から、見える、点在する島々
入り江も多く
入り江と入り江の間に、集落や、別荘地が。

だんだん、表敬訪問する、巨済市庁に近づいていく、道すがら。
うまく、撮れませんでしたが、造船の街でもある、巨済市。面白いことに、イスラム圏、東南アジア、中国と、結構、様様な国から来られた工場労働者の方が、定住しているのか、街中でも目にしました、また、多国籍仕様のお店なども。

巨済島といえば、海釣りや、遊覧クルーズ、或いは、今は懐かしい、”冬ソナ”ブームの聖地・最終回の地の、孤島、外島クルーズと、観光の島のイメージ色濃い場所ですが、ビジネスの現場に同行する事の多い身としては、韓国にとっての海は、これまで、他のことは後回しで、経済成長を進めてきた国家戦略が、色濃く垣間見える場所だと、そのスケールから、感ぜずにはいられませんでした。

巨済島の観光地図
クルーズ船、釣り船の出港地や、連絡所の案内。
訪れた、巨済市役所。
巨済市庁舎2

短時間でしたが、巨済市役所を訪問し、担当の方とお客様のお引き合わせを、致しました。余談ですが、ここは、韓国の新大統領、文在寅(ムン・ジェイン)氏の生まれた、ところ。市庁舎でも盛大に、その儀礼の幕とかが、かかっているかと思ったのですが、意外に、こじんまりと、これまでの足跡などが、掲示されていました。

市庁舎のロビーにて、文在寅大統領の足跡紹介。

不思議と、これまで巨済島に来ることは、少なかったのですが、自分達の知らないところで、韓国がどんなふうに、国を運んできて、どこに行こうとしてるのか。体感させられた、機会でした。それにしても、釣りをする方には、堪らないエリアでしょうね^^。タイや、ひらめや、スズキ等、ガンガン釣れるそうですから。

緊急・報告 「韓国を、こっそり、お金に変えている」小さな巨人(汗)^^

釜田~機張エリアの日光海岸を、37分で繋ぐ、新・東海線。揺れも少なく、広々として、既に平常日の日中ですが、利用状況も、良。
逐一、ディスプレイと、多言語アナウンスが流れるので、外国の方にも、安心して、利用できます。

もう、5月も過ぎようとして、おります。そのせいか、釜山の様相も、初夏の風情で、ビーチにほど近いエリアでは、爽快に晴れ渡った空と、眩い光を反射する海面、そして、肌を撫でていく、”海渡る風”が、なんともいえない、開放感を、醸し出しています。

冬柏公園からの、海運台ビーチ。海浜開発が進んでいるので、今年は、また景観が、変わっていくはず。
お客様は、「ヨットは、いい。」なぁ~。」と、呟いておられました。

このブログの更新が、滞るうちに、韓国も新しい大統領が、決まり、ここ釜山も、街中がテナントビル、または、マンションの建設ラッシュ、都市交通、主たるは、都市近郊電鉄の開通が進み、一気に次世代の都市機能の充実を、韓国らしく(笑)なかなか、ダイナミックに進めております。

今回は、ここ暫く、ビジネスと観光通訳が混在して、ご利用いただく中で、このタイミングで、どうしても危急に、お伝えしたいことがあり、先に、この記事を、アップしております。

最近、同時期に、私どもが、係る案件のなかで、韓国の中小規模の会社が、日本の特殊技術を扱われている会社の機器を、5、000万、Ⅰ億円規模で、発注する・商談交渉に、係りまして、常より、日本のクライアントさまの代弁者として、韓国の会社と、通訳とあわせて、夥しい数のやりとりをして参りましたが、受注までに辿り着く会社さまには、ある、共通点があることが、わかってきました。

交渉成立時に、お礼の意で、クライアントさまが、訪韓くださり、その折に、頂いた、日本情緒溢れる、老舗の、お煎餅、羊羹^^。

業務の性格上、守秘義務も勿論のこと、日本のクライアントさまも、当方を信頼して、相手先には伝えられないことを、私どもに明かして頂いて、韓国の方、或いは、韓国の会社の流儀を踏まえて、伝達の文言、双方の利害に折り合いがつくような流れを、第一には、コミニュケーションの齟齬を、できるだけ解消しながら、支払い条件、輸出入の条件、現実の入金までと、真剣勝負の攻防が、織り成されます。

この業務をはじめて、4年位までは、ほとんどが、日本の比較的規模の大きな会社の、韓国での工業部品の発注面談、また、韓国の部品メーカーが使用する工作機械会社の現地企業との面談、または、管理・検品チエック、メンテナンスの通訳などでしたが、まだ、総体としては、日本の会社さまが、韓国の会社に部品を発注する業務のサポートが、大半であったと思われます。

そして、その時期から5年を経過した現在、当方のメインの業務は、韓国からの商品・製品、の取り扱い、機器等の製造の依頼を受けた、日本の会社の韓国企業との商談交渉のサポート、締結後は、納品完了までの業務仲介のサポート、その後は、メインテナンス、または、新規お取引先、見込み企業のリサーチ(実際は、こんな綺麗な流れでは、ありませんが。笑)。

 

 

ごちゃ、ごちゃ書きましたが、日本の稀少技術を保有する、工房というようなファクトリーを、韓国の会社が探して、その依頼を受けた日本の会社さまが、私どもに問い合わせされて、当該企業に面談へ行くところから、全てがはじまる。そして、今、2017年5月・現在、契約の成立まで行くのは、私どものところでは、このパターンの流れなのです。

折りしも、韓国の新政権は、中・小企業の復権を表向き標榜した政策を、謳っております。政治には、殊、日韓関係では、双方から煮え湯を飲まされた経験しかないので、格別の期待はしておりませんが、韓国は、大企業が差配する社会とはいえ、その他、大勢の人も、日本よりもインフレで、あらゆる物の価格が、高騰する韓国で、生き延びるため必死で、その意味からも、大きくない会社でも、自社の工場の機械、機器を新調し、少しでも未来にむかって、伸びようと奮闘しています。

釜山の写真ですが、記事、画像の会社は、関係ありません。

私が、日本を後にした、2008年はちょうど、韓流ブーム後期でしたが、今、2017年の日本の風潮がその時とは、ドラスティックに変わっていることは、日本の報道からも、また、伝え聞く話からも、如実に感じとれます。

ただ、現、2017年、ここ釜山の新装するお店の、外装、インテリア、看板を見ていても、ここまで、日本色を出していいの(笑)と、思うほど、ひらがなの店名,ひらがな表記が、トレンディなものとして、扱われています。※因みに、「孤独のグルメ」は、ケーブルTVのチャンネル・Wや、J・チャンネル双方で、シーズン1~6まで、どれ位の頻度で、流しているか、本当にびっくりするほどで、韓国で、松重さんが、あの巨躯でロケ敢行したら、大騒ぎに、なること必至です。

話が、また脱線してしまいました。

ところで、6月には、松亭から、機張の海岸線の最高の立地に、巨艦・ヒルトン釜山ホテル&リゾートが、営業開始の段階に入っております。

釜山も、ホテルの選択肢が拡がり、お客様との待ち合わせも、色々なホテルのロビーで致しますが、もし、ブッキングでお困りの際は、ご一報ください。ジモティ・プライスで、しっかりと予約のカンフォームも、含めて対応しますので。