本当に、2019年もオーラスを迎えていますね。日本にいた頃、31日には、鍋を囲んで、紅白歌合戦を、見るともなくTVでは流れていたのを、思い出します。殊に、北海道の年の瀬と、この釜山の年の瀬は、大分、違います。
ウェブサイトでも、youtubeでも、韓国や釜山のことは、いろいろと語られ、紹介されていますが、いつも、対馬に行く船中で思うことですが、現状の覇権争いとはチョッとずれて、海峡の荒海を帆船のような船で、人々は行きかっていたのだろうな、ということです。
そんなこんなで、ふと思い出して、本当に久しぶりに、影島(ヨンド)の海洋博物館に、行ってみました。
釜山圏というか、この辺りは、このブログでも時折、触れてきたことではありますが、”東アジアの半島の端”という場所であると同時に、ユーラシア大陸の地続きであるという場所です。
釜山から、福岡、下関へは 200と数十キロ、対馬までは最短、50キロ。
この海の隔たりが、歴史や習俗・風俗の相違の綾(あや)を作りだしてきた事は、軽んじられるものでない事を、体感できる場所でもある気もするのです。
2020年を迎える、現在。もし、日本の方にとって、なんか本当に訳わからん考えのする連中だなと思われる時、一瞥するだけではなく、この陸と海の長い攻防から作られた癖のある発想は、たんに韓国、朝鮮半島という枠組みだけでなく、また現在・話題の、チュサッパ思想などのプロバガンダさえ越えて、ユーラシア大陸で、何度も代や種族を違えて、大帝国が作られ、また、群雄割拠した時代が交互に折り重なる場所と直に対面してきた処である事も、加味されてみては、どうかと、この一年、12回、対馬に赴いたことで到った、実感です。
気軽に読む、ブログのような場で、年の瀬に、ビジネスはもちろんのこと、グルメやショッピング、エンタメとも直接関係のない、取り留めのない話で2019年の幕をひくことは、申し訳ないことですが、”日韓”この難しい関係性を紐解く、備忘として、書き残してみました。
皆様、何卒、2020年、良いお年をお迎えください^^。