夏のはじまり・松亭(ソンジョン)ビーチの昼下がり

松亭(ソンジョン)ビーチで、サーフィンを楽しむ 人達。

もう、5月も終盤。今日は、青空が晴れ渡った、割りに、風が程よく吹いて、久々に海運台を通り越して、松亭ビーチに足をのばした。プサンの副都心、センタム・シティから30分弱で、砂浜の綺麗な入り江の、のどかなビーチに到着する。

遠浅の海岸に、ほどよく波がしぶきをあげていて、思わずサーフィンの好きな、日本の友人を連れてきて、あげたくなった。

夏の2ヶ月(7・8)月は、こののどかな松亭ビーチも、海浜観光と、水遊びをする家族連れなどで、ごった返す。

今日も、平日にも係わらず、20代から60代までの、まさに多くのカップル(笑)が、ビーチ・サイドのまだ新装の系列店のカフェで、サーフィンする若者達を見ながら、昼下がりを寛いでいました。本当に、釜山は海が近いです。

小高い丘から、ビーチの先端を 望む

懐かしい色々な場所での、海辺の風景と重ねあわせながら。これから、また、どんな方に出会えるのか、暫し、想いを馳せていました。

この1年半、走り廻った、釜山の2020年の透視図。

市民ホールロビーの、エア・釜山のレプリカ

あっという間に、日本はゴールデン・ウィークを迎える時節ですね。4月26日(月)から、釜山の金海空港から発着している、釜山商工会議所とアシアナ航空が提携して運営している、コミューター航空のエア・釜山が、大阪~釜山便も、飛び始めている。

この4月は、釜山市でも、いたるところで、今回の巡洋艦の爆発による殉職者の哀悼の為色々な式典が取り止められ、静粛な春を送っていました。兵役がある国でありながら、いやそれだけに、この国では戦争の勃発を誰も望んでいないのは、ここで暮らしてきて肌身に感じます。

常に、大国に蹂躙されかねない、加えて様々な代償を払ってきた歴史から、表層からは見えない韓国のひとの学びを、時に考えるともなしに、感じる瞬間があります。

そんな事もあってか、本当、4月は、小雨まじりの灰色の空が多かった。

それでも、金海国際空港にいくと、日本からも沢山の方が来られて、この間もライオンズクラブの団体の方がロビーで思い思いに、記念写真を撮られる光景に出くわしたりしていました。

福岡~釜山便の好調を受けての、就航だけに、どんなことになるのか、注目です。個人的にも、日本に入るリーズナブルな便が、できるのは嬉しいですね。

2020年の 海運台エリアの 予想図
釜山港を含めた、中心地エリア の 全景

ところで、日本への通訳業務随行の準備に、切れたパスポートの更新の為、釜山に来て、初めて市民ホールにきたのですが、そのホールにあった釜山のジオラマ(模型展示)の構想が、とても面白かった。

いわゆる、2020年までの都市計画を詳細に、ジオラマにしているのだ。

ここで、本当に詳細に、2020年までの都市計画が、語られている。

その中でも、2020年に誘致を企てている釜山オリンピックの競技場の完成図や、新しくハブ空港をめざして建設予定の空港と都心つなぐ交通手段の説明などが、事細かに解説されているのは、この1年余り、実地に、この街を右から左に走り廻ってきた記憶と相まって、何か不思議な感慨も、チョロッとあったりした。

地下鉄1号線 市廟駅からのエントランスにある、無料・新刊書閲覧コーナー
釜山エリアの企業 色々なジャンルの特産が、丁寧に展示 1
釜山 の企業の 特産品 見本 2

慌しく暮らしていて、こんな事でもないとくる事がない場所だったが、他にも、釜山の美術協会の絵画や書道やアートの展示もあったりした。

写真でお見せできないのが、残念だが、作品のレベルが極めて高いうえ、展示室のセンスも素晴らしく、思いもかけず、久々の”家庭画報”的な時間を、過ごさせてもらった。

ちなみに、センタム・シティのべクスコの横にある、釜山市立美術館の現在のエキジビション展示は、ピカソとモネだそうだ。

海運台ビーチの、月曜日の昼下がり。

海運台ビーチのはずれで、 釣りを楽しむ人々

晴天の釜山。一気に気温が上がり、汗ばむ陽気となった。月曜日のビーチ。普段は、あまりいかない、ビーチのはずれを、旅人・気分で歩いてみる。

のどかな感じの、遊覧船 乗り場

開発が進む、釜山。ここ、海運台も例外ではない。ホテルと並んで、外国人向けのコンドミニアムや、マンションも建てられているビーチサイド。そこから、少し歩を進めると、よそ行きじゃない釜山のおおらかな景色が、顔を覗かせる。海の街で、育った自分には、なんとはなく、懐かしい光景だ。

車がひしめく、雑踏をちょっと中に入れば・・

釜山の沿岸は、入り江や点在する小島、広安里(カアンリ)大橋等の、大型造形物とのコントラストで、クルーズする人の眼を楽しませる。今日は、本当に春のうららという感じ・・。

浅瀬だと思われるビーチに、小型の漁師船の船着場が、あった。
今まで、何度も、このビーチに来ていたけど、気づかなかった・・

チョッと、欧風の風情を醸す、釜山を訪れる人の人気も高い場所。それはそれで、いいけれど、こんな風景を見るとなんか、ホッとしたりする。

パラダイスホテルの、ビーチサイドのベンチから。

ひさかたぶりに、プライベートで海運台をぶらっとした後、懐かしい映画をみていたような気分で、缶コーヒーを飲んだ。

釜山の桜は、これからが、本番^^

東莱温泉場にいたる 河川敷 市民公園の 5分咲きの 桜

もう、3月も本当に終わり。実に、早いです。とか、言っている間に、暦は4月に変わっていました。

最近、街で軍服を着る若者が、不思議と目に映るようになっていました。徴兵制の国では、あたりまえの光景なのですが、軍服を着ていても、あどけないとも言える普通の若者。それだけに、沈没した軍艦に兵役の若者が乗っていないければなと、思ってしまった。映画「iris」を地でいく状況を抱える、この国の現実を肌で感じる刹那です。

ところで、この釜山にも夥しいほどの桜の樹木が、植えられています。この近くでは、鎮海(チネ)というところの桜祭りが有名ですが、この市民公園も、高層マンションと、桜花のコントラストでなんとも贅沢な風情になります。日本人が、半島で、めでる桜です。

3月29日 の 通度寺の 一景

近郊のお寺の風情も、一段と彩られます。エネルギッシュに生きている、この慶尚南道の人達が、憩う場所でもあります。

通度寺 の 名物 の全自家製 山菜 の ビビンパプ 彩りも、味もとてもセンスが いいです

釜山の桜、これからが、本番です。

黄砂の中・ 釜山ベクスコで、「ウェルビーィング」

3月11日の昨日は、釜山でも雪が降りました。3センチ程の積雪でしたが、甥っ子が行っている、中学校では、臨時休校になりました。流氷が来る、北海道で暮らしていた自分達には、まるで、ジョークのような話でしたが、懸命な選択だなと、内心思いました。いけいけドンドンと走る、釜山のドライバーの気性を考えると、車優先の社会のこの街では、気象の変化は重大な事故を誘発しかねない。日本のニュースを見ても、気象の変動は激しいみたいですが、体調の保全も含めて、皆さん、気をつけてくださいね。

釜山の重要イベントが行われるコンベンションセンター BEXCO
向かいは、新世界デパートと、ロッテデパートが並んでいます。

明けて、12日、今日も不安定な天気ですが、今日は、大阪から来られた、ある会社の方たちと、釜山の新しい重点開発地区センタム・シティにある、コンベンション・センター、BEXCOへ健康食品(ウェルビーイング)関係と、ハウジング関連の見本市へ赴きました。海風が、結構吹き荒れて、埃がすごいと思ったら、黄砂のようでした。

韓国では人気がある、黄土のブロック製の「ミニ・チムジルバン」 免疫があがるという。

黄土(ファント) 健康食品関連の方々だったのですが、海運台に行かれる途中で、コンベンションの事を話すと、行ってみたい!という事になり、天気もすぐれなかったので、急遽、方向転換。すると、調度、韓国の医療および、健康関連の見本市だった訳です。(勉強熱心な方には、こういう運もついて回るのですね・・)これから、お金とともに、最も必然的に関心の高い、健康に生きる為の商品群。私どもも、ここ韓国がどんなアプローチをしてるか興味深く、お伴してみました。

20種類の漢方素材を組みあせて作った石鹸。アトピー用、シミ取り用、頭皮ケア用

さすが、高麗人参と漢方の国だけに、ブースも生薬の匂いで溢れていました。他に、日本人は見当らない中で、同行した会社の方々は健康食品のプロだけに、どのブースでも、熱心に質問され、試供品を試されていました。生薬の名前や、素材、使用法の通訳が多かったのですが、自分にとっての関心事でもあったので、大過なく務めさせて頂きました。

なんといっても、”紅参” エキス・カプセル様々のモノが。市価の30パーセント・オフで。

勿論、漢方系だけではなく、美顔や、エステ関連、または医療法人の宣伝ブース。なかなか、賑わっていました。 同時に見覧した、ハウジング関連では、まさに、日本のトレンドの方向性を追随している感じが、しました。勿論、韓国の独自性もあるのでしょうが、日本の個性のあるメーカーの展示があったら、かなり人気を博すだろうなと、感じていました。ここでは、アウトドア志向の出展のブースが、人気を博していました。し、これよりは、より加速度的に、欧風化が進んでいくことが、はっきり確認できました。

市価の30パーセントoffプライスで、大量の陳列していた、インテリア関連の洋書

4月末に開催される「2010釜山国際モーターショー」の下見の意味でも、有意義でした。お昼は、センタムでランチならここというお店で、昼食^^。コチュジャンが、チョンマル・マシィッソヨ!!お店も綺麗で、お店の方も穏やかで、いうこと無し。

センタム・ロッテ百貨店、道路を挟んで向いの 美味しい お店

特製コチュジャンのプルコギ定食は、お奨め!値段も、リーズナブル ^^

緊急報告 !! 2010年 3月 第1弾 機張(キジャン)で・・・

機張 の  カニ  カニ・・

ちょっと、大袈裟ですが、釜山近郊で、当局,一押のちょっと一味違う、釜山ならではの、日帰り海浜観光&グルメのお勧めのルートは、なんといっても、海運台から松亭ビーチを抜けてキジャンで蟹のルートです。で、その、「機張 で蟹を!!」のそのカニさんですが、3月が一番美味しい時期だと昨日、通の地元人からの情報が入りました。

タラバ アブラ ズワイ に、チゲで美味しい ワタリも、勿論健在!

既に、機張には何度も行っていますが、行く度に、「釜山で、定住するならこのエリア」と、思ってしまいます。オールディズをかけながら、ドライブして、郊外のレストランで、まったり、そして・・。などと、つい白昼夢の世界に入ってしまいます。300万余りの都市でありながら、すぐ側に海をあたりまえのように感じる事ができ、本格的なビーチも地下鉄駅から、ちょっと歩けば、海運台ビーチを擁する釜山だけに、そこから小高い丘を、越えて、30分車で走れば、嘘と思えれるほど、ちょっと懐かしい鄙びた(ひなびた)海の情緒が、展開されます。

機張の街 に入る 手前の 海辺の風景

それに、その途中では、仏寺とはいえ、道教の流れを汲み、霊験あらたかな龍神信仰の伝説もある、海のお寺、海東”龍宮寺”で、おごそかに 開運祈願まで、できてしまう。お経が滔々とスピーカーを通して流れる、お寺の風情は、その海風の快さと、眼前に広がる日本海の波濤と相まって、不思議なトランスへと、いざなってくれます。お寺は、やはりそこに流れる、独特の気と、建立の由来にそこはかとなく、思いを到らすことで、2倍に楽しくなるところですね。

龍宮寺 本堂へ向かう 石段より

どうです、来週にでも、ちょっと船に揺られて、釜山に来られてはいかかですか^^。当局では、美味しいお店も、しっかりリサーチ済み、自信を持ってご案内いたします。

寺へと、連なる参道に立ち並ぶ出店で、売られる、”葛根”(生薬)の現物・ジュースにて飲む^^

釜山 富裕層エリア?探訪 1

海運台ビーチ~広安里ビーチの間にある、マリーナ近くの 冬柏の 高級マンション建築エリア

ツアーチームは、朝早く、統営(トンニョン)に向けて、出発。その間、かねてより気になっていた。海運台ビーチから、広安里大橋の架かる、広安里ビーチの間にある、マリーナのエリアを探訪してみた。

地下鉄 冬柏(トンベク)駅からビーチへの途上

郊外の海辺が好きな、自称・”田舎の鼠”には、なかなか仰々しい景観。韓国第2の都市だが、良い意味で、開放的、端的に”垢抜けない”などと言われている”Busan”が、市内のいたる所で急ピッチに進む開発の末、どのように、変貌するのか、未来への透視図が、垣間見えるのではと、乗り込んでみました。(大袈裟^^)

海辺へ到る途中の カフェ ファサードからしっかり手をいれている。
海辺へ到る途中の カフェ ファサードからしっかり手をいれている。

1997年の韓国IMF経済危機で、1番の打撃を受けたのが、ここ釜山と言われている。それから、12年、2008年の第2の経済危機を、何とか越えて、李 明博政権のもと、FTAをアメリカ&EUと瞬くまに締結させた効果もあってか、頓挫していた数々のプロジェクトが、息を吹き返して、工事が進んでいます。

海雲台 ティファニー 21号 ターミナル 付近

このエリアでは、後ろに、重点開発エリアのセンタム・シティが控え、ベイ・エリアの高級高層(タワー型)マンション地区として、工事が急ピッチで進んでいます。トランプ・タワーだ、かたや、バフエットが・・とか、自分達には、縁の薄い名前が飛び交っていて、日本以上に、アメリカ色の濃い韓国の一端が、伺えます。続・・

沿岸クルーズ ティファニー21

やはり、日本人だから・・・

太宗台(テジョンデ)の沖で、入港を待つ船舶

今日の、釜山は雨。

太宗台(テジョンデ)の帰りに、南浦洞にて

明日は、世界遺産の地・慶州(キョンジュ)か、釜山からより、ディープに海浜観光を味わえる統営(トンニョン)に、お客様をお連れするつもりです。 最近は、ちょっと、天気がぐずつき気味。(今、外に出て見ると、寒空に星が見えたので、ワゴンをチャーターして、統営できまり^^。)

で、さすがに、我が家でも本日(26日 金)は、片や、キム・ヨナ片や浅田真央で、オリンピックを観戦しました。

韓国では、冬季のオリンピックの本格誘致の狙いもあって?か、まわりのヒトの関心以上に、選手の強化が進んでいた。偶然かどうかは、定かではありませんが、「国家代表」という映画が大ヒット。(いや、この映画自体は、プロバガンダとかでなく、商業映画として、周りのヒトだれもが「面白い。」って言ってた、話題作だったのだけど。)

自分が、大のスポーツ好きだったから、韓国の選手の活躍であっても、普段は喜べるし、昨日のショート・トラック(韓国女子)の失格では、メチャ、理不尽を感じたりもするのに。 今日は、何故か、ガックリ疲れました。選手は、まだ若いのに立派に、不調から脱して、見事な演技を見せてくれているのにね。でも、あ~ぁ今日は、キム・ヨナ祭りだぁ。

とにかく、ここに来る日本の方に、喜んで貰うのが、自分達の使命だから、周りの喧騒はよそにして、今夜は早寝です。

寒い日に、何故か、チョルミョン&キム・パプ

チョルミョン=きし麺とまでは、いかなくても、しこしこした麺を、ヤンニョム(薬念)ジャンと絡めて食べる、韓国のお手軽な粉食。

陰宅(死者の家)が残っている 国で。

宣寧郡の小さな集落より

今日、通訳ガイドのカンは、ご依頼の方と、韓国のご先祖の墓所を訪ねて、釜山から高速バスで内陸に1時間半ほどの宣寧郡(ウリョン郡)に、赴いた。 韓国のお墓は、詳しいことはわからないが、法律で所在を厳しく指定されている日本とは異なり、個人が土地(主に山等)選んで購い、そこに故人を埋葬する。

韓国は、中国に準ずる位、風水が盛んなところだ。先日もお正月のおり、10年かけて編纂したという、晋州姜氏の系譜の立派な装丁の書籍を、カンの実家で見せてもらった。そこには、本当に沢山の墓所の写真と所在地、そして、道教と儒教の風習が入り混じっていることの名残を表す、死者の為の家「陰宅」も多数、掲載されていた。

風水に詳しいかたは、ご存知かもしれないが、生きている人間が住む家は、「陽宅」になる。体を、治す為に、昔かじった仙道(タオ)の本の中で、見た風習がここでは今も生きているのを、実感した。この釜山も、ちょっと郊外の山際にいけば、こんもりと小さく盛られた墓所を、結構、眼にすることができる。

ご依頼の方は、60歳で急逝された、とても仲の良かった叔父さんが、生前「韓国の先祖の墓にはいりたい」と言っていたのを、どうしても忘れる事ができず、墓の所在と状況を確認しにきたという、30半ばの女性のかただった。

まずは、その墓所が簡単に見つかるのかが、問題だったのだが、途中でその場所のことを尋ねた地元のアジョマが「そのエリアなら、最近の洪水のときに流されたかもしれんよ。」(アジョマ・・笑)の言とは裏腹に、親切なタクシー運転手のおじさん(アジョシ)が、その意図を察して、誠意を持って探してくれて、案外、早く見つかったそうだ。

宜寧郡(ウリョン郡)の墓所近く。

見つかった墓所
宜寧郡にて。

ご依頼の方は、既に日本に帰化されて、おられるのだが、12年まえに、叔母さんに連れられて、そのお墓に来た時が、訪韓の最後だと言っておられた。「この12年で、韓国も変わりましたね・・。」この足で、半年間、中国語の勉強をしに、北京へ行かれるらしい。

「叔父さんの影響から、行った国の先々で、沢山、韓国人がいることにおどろきました・・世界中に韓国人がいるんです。」その話を聞いて、自分もオセアニアで、そして、日本で出会った、タフで、それぞれの地で懸命に頑張っている、コリアン、の事を想い出した。 もし、興味のあるかたは、「コリアン世界の旅」と言う、秀逸で、興味深い・ルポルタージュがあるので、お勧めします。 コリアン世界の旅

2010年の「冬」の プサン は、 海運台ビーチから ^^

へフンデの ベスト・ビューポイントに経つ ウェンステイン・ホテル

1月も、あっという間に過ぎ去ろうとしています。その性か、釜山の寒も、大分、緩んで来ました。いわずもがな、釜山は海の街です。都市機能では、ソウルに及ばずとも、都市のすぐ近くで、海を堪能する場所としては、「なかなか」かと思います。

一昨日の海運台(へフンデ)ビーチは、紺碧というべき、藍色がキラキラと海面から、光を反射して、点在する島々の陰影が、確かに、とても贅沢な感じでした。釜山に6軒あるうちの5軒の特1級のホテルが、ビーチに面して立ち並ぶ様相は、日本から一番近い外国として、この街を活用する価値を、充分感じさせてくれます。

殊に、冬のビーチの夕暮れは、喧騒とした街の雑踏が、すぐそこにあるにも拘わらず、ビーチ全体が、淡い紅に包まれて、そこに黄色灯がぽつぽつと、点っていく感じは、「ここ、韓国?笑)」って想えます。

・ラダイス・ホテルや・ボテルを、出入りする、日本の若い娘達に2010年の日本のモードを倣いながら、シティーリゾートの使い方や、また、通訳を依頼して頂く、日本のビジネス・マンが、仕事を通して、日本の技術や知恵をこの半島にも伝えていることを垣間見ながら、人が快適に暮らす為の知恵に国境はないと、勝手に確信する今日この頃です。

インターネット・サイトのサービスも、著しく進展し、パック・ツアーでないと、高いと言われていた、韓国のホテルのプライス(釜山に関しては)も、適正な価格になっています。(特級ホテルクラスで、1月は、一泊1万チョットで宿泊可能ですし、3000円弱のホテルでも、快適さと、気配りで好評なホテルもあります。ホテルの対応も、かなりリサーチできました。日本のお客さんをしっかり定着させているところは、皆共通して、親切です^^)

韓国では、ときおり予約の手違いが多いという懸念もあり、私どもも、必ずお客様の予約確認を致しますが、ほとんど問題なく、履行されています。

日本の良さを改めて、再確認しつつ、ダイナミックに変わりつつあるアジアを、1泊2日で気楽に体感できる場所として、特に冬の釜山お勧めします。

釜山もギネスに世界最大を申請している、新世界デパートや、ロッテ・デパートを始めとして、ショッピングも充分・堪能できるレベルとなっています。

手前味噌ですが、うちの業務も、単なるガイド通訳ではなく、ガイドを依頼して頂いたお客様には、すでに予約したサービスへの確認業務、また、色々なご要望、質問も含めての対応を致しております。もちろん、フリーの利点を生かして、どこからもバックマージンなどは頂いておりません。

釜山観光は、冬から春が本当にお勧め由、敢えてあつかましく、プッシュした次第です^^。