やっぱり、人が面白い^^

KTX 特等車両の座席と、内装。若干の差額で、KTXのシートの不便さを解消できますよ^^

昨日、ガイド担当のカンは、大阪から来られた、お客様とともに、薬令市海印寺などで、知られる内陸の200万都市・大邱(テグ)に、釜山駅からKTXで向かいました。で、普通は、その模様を・・となるのですが、撮ってきた写真は、この1枚のみ。勿論、ガイドではなく、お客様が、韓国におられる30年来の知己の方と会われる席での、同行通訳でしたので、仕方ないと言えば、それまでですが・・。本当に、しっかりされてます、うちのカン先生^^。乗車まえに、いきなり「携帯、忘れた!!」と、釜山駅まで遠く、東莱からバイク便よろしく走らされたり。でも、仕事はきちんとするので、不思議です。

でも、本当の楽しみは、みやげ話のように頂いてくる、この機会を通じてしか逢うことのなかった方々とのなにげない会話より、もたらされるストーリーです。これまで、まだ数えるばかりの仕事しかお受けしていない現段階でさえ、つい最近まで「近くて、遠い国」といわれていた半島と、日本の間で、毛細血管のように、色々なつながりがあった事を、本当に、如実に知らされます。

お逢いする、日韓の先輩達の自分等が知らない、韓国から日本を見て、またビジネスをしてきたお話や、そうして、生き抜いて来られたバイタリティのある方たちの佇まいを感じながら、このサービスも、少しでも必要な方に、適切なかたちで、ご提供できるように営為、改善しなければと、思ってしまいました。仕事は確かに頂くという要素もあるかもしれませんが、やはり、つくっていくものなんだと、この小さな業務を通してさえ思いました。

地下鉄、南浦洞駅出口より、見た、「ロッテデパート 光復店」

ところで、つい最近、まで沈滞していた街中の南浦洞で、宿をとる方から、「ロッテデパートができて、便利になって良かったですよ。」と、よく言われます。地元の商店街の方たちも、「悲願だった・・」と言って、喜んでいるようです。本当に、今、釜山も激しく変わっています。

明けて、今日の釜山は、小雨まじり。桜が満開になるまで、脇役の花達が、街の一隅を埋めています。

東莱(トンネ)電力会社前の、満開の 白い木蓮の花

釜山の怪、朝鮮半島「奇譚」。

自宅から一番近い、在来市場 東莱市場のなかにある 古い「廟」

今日も、雨が降っている釜山からです。

ところで、ここ、釜山にいると、国境という壁は厳然としてあるけれど、やっぱり大陸への登竜門なんだなと、事あるごとに、思います。なぜなら、やはり生活しているうちに、中国との関係(たとえば、中国から生薬を運ぶ人の話)や、ロシア地域にまで到る、朝鮮族の人達の往来の話を聞くともなしに、耳にするようになるからです。

韓国によく来る方は、周知のことでしょうが、釜山の市内ではコンビ二の数ほど、と言ってよいほど、キリスト教の教会が、多く、韓国に来てすぐに、牧師である義姉夫妻が開拓教会の設営をする手伝いに、駆り出されて、色々な経験をしました。(ちょっと、日曜がくるのが、怖いときもありました 笑)。とはいえ、仏教の信徒はそれよりも多く、釜山市内、近郊のお寺にいけば、仏教の作務衣を着て、お参りにくる熱心な在家信者の方を沢山みかけます。 (このブログでも、順番に、この近郊の名刹のルポを書いたりします。)

その上で、儒教、道教の文化がいり混じります。

東莱市場から マウルバス 6番の途上で、見た路地より

釜山に来て、この家(上載の写真は、関係ありません^^)で寝た初めての晩に、萱葺きの原初的な農耕の村を背景にした、これまで見たこともない風景の中で、笠をかぶって一人、こちらを見て笑う少女の異常に鮮明に、記憶に残る、夢を見ました。後で、折々に見ることになった、近代化する前の朝鮮の村落の写真が、まさにその風景だったのには、驚きました。(勘違いをして欲しくないので、はっきり言いますが、自分はオカルトマニアでもなんでも、ありません。)

ただ仙道などを、生半可に齧(かじ)ると、気には敏感になり、不思議な思いをする事は多いのですが、やはり、島国にはない、独特の歴史を内包しているのを体感したのかもしれません。

自分も言葉がもっとわかれば、中国の道教とは、また似てるようで違う、韓国の国仙道の話などを、ガンガン読んでみたいのですが、今は相棒のご機嫌をとりながら、少しずつ探求していくつもりです。(相手は、プロの通訳なんで、敷居が高いです・・なかなか。ナンテ。)

儒学者の なのか?堂に祭られていた。肖像。

言葉は、一朝一夕で、身につくものではないのですが、アイデアのある方は、通訳を使ってショート・カットするのが、或る意味、(費用対効果的に)賢い選択だと最近つとに思います。何せ、時(タイム)はお金以上ですから、自分らの年代になると。

釜山 富裕層? エリア探訪2

光陰、矢の如し。古臭い(笑)使い古された格言ですが、もう、3月を迎えました。このブログでは、私どもと同様に、たまたま、釜山に或いは、何らかの偶然で、韓国に興味を持たれて、釜山を、または韓国をどう活用しようかと思われる方への何がしか、ということで書き連ねております。

現実、これまで、通訳・ガイドサービスをご依頼頂いた方から、色々なアイデア或いは、改善点を、その度毎に、示唆され、それをできるだけ詰めていくという事を、繰り返して参りました。韓国に来られる方は、今の現状を打開しようとか、何か自分のできることの中で、新しいことを吸収しようという気持ちが強いことを、肌で感じております。その意味では、費用や距離的負担を考えれば、自分のアイデアを為すのには、面白いところかも、しれません。

手前味噌ですが、そのお陰で、ガイド担当のカンも、毎日、沢山の宿題を抱えて、スキルアップに励んでおります。思いたったが吉日、釜山で試したい事のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください^^。

ここ暫く、釜山も天候がすぐれません。前回の海辺の街・”統営”の写真も、カメラマン?不在の行程もあって、後日にアップします。

外車といえば、ドイツ車の多い釜山で、初めて見たフェラーリ
このエリアで、釜山で初めて、フェラーリを見る ^^

で、先回の続きの、海運台ビーチから、少し奥まった、冬柏エリアからマリーナまでのエリアの雰囲気です。

「KRAZE BURGER」 ドリンクと合わせて1万ウォンする高級ハンバーガーチェーン^^

釜山でも、これから520メートルと高級高層マンションの建築予定、このエリアでも480メートルのマンションが建築中?予定との話が、かなりあります。実際に居住地として定着するのか、それとも、投機の対象なのかは、今の段階ではわかりませんが、なんといっても、海辺と都市機能が近いのは、潜在的なメリットに違いありません。

高層マンションの近くで、釣りを楽しむ人々

釜山には、珍しい? 高級ギャラリー^^

今回の冬季オリンピックピックでも、ひと際、海辺の街バンクーバーの夜影の美しさは、特筆ものでした。シドニーも、海の街で、サキュラー・キィ・ダーリング・ハーバー・マンリーetcと、ベイエリアは、本当に魅力的だったのを覚えています。

釜山は、香港などをモデルにしていると、言われているけれども、ホテル観光の先進地の九州圏を後ろに控えている事もあり、色々な交流の中で、5年後はかなり違った顔を持つだろう事は、間違いありません。 個人的には、単に、お洒落で綺麗な街になって欲しいですが、資産を持たれている方には、また、違った活用もありそうですね。 この写真を撮っていても、到るところのマンションの守衛の方に、やんわりと「ダメ~」ってされる事も、多かった分、セキュリティも、なかなかです。

建造が、急ピッチで続くマンションと、 マリーナ

昨年は、このエリア付近で、ヨットのアメリカズ・カップのセレモニーが行われたはずです。ディスカバリー・チャンネルで特番が放映されて、チャガルチの市場のアジョマとのコントラストで釜山らしさを演出していましたが、とにかく、エネルギッシュにどんどん行っています。笑)

マリーナに停泊する、クルーザー  もとオリンピック競技上のあった場所らしい
マリーナ の 対岸

釜山近郊での、日韓一般・ビジネス通訳・翻訳・現地業務代行”賢いプサンの歩き方”事務局のブログ です。

宿泊先近くの、水原の華城(ファソン)の城壁 2014 10月初旬

「賢いプサンの歩き方事務局」のBlog の トップページです。

2014年、ここ釜山も中秋を過ぎ越して、晩秋を迎えようとしています。これまでは、釜山近郊、或いはより南のエリア、また大邱あるいは、全州くらいの間での遠征が多かったのですが、最近は物流関係の仕事で、ソウル近く、京畿道エリアに行くことなどのほうが、多くなるなかで、お仕事をさせて頂いておりました。

色々な意味で、これまでの状況が一変した、東アジアの現況ですが、私たちの仕事においては、ここにくる方が安全に韓国内でご活動できるようにする事も、大切な役目だと思っております。 2014 11月9日 記

ここ、しばらくは、釜山に縁(ゆかり)のある方の、相続に係わる保全業務や、コンベションでのサポート通訳、釜山近郊の企業とお取引のある会社の方の同行通訳等、世代や日韓の様相が変わる中で、為替の変動・権利の確認、または、新たな市場への試み等に、お急ぎのお客様と、お仕事をさせて頂いておりました。

メディアで流される報道とは相対して、益々、韓国の人の生活の中に、日本的なサービスや商品が溢れていく現状や、伝聞ではなく、自分の眼や、独自のルートで状況を確認する方が、いち早く、リスクを回避して、移り変わりが激しい、日韓の間でのビジネスは勿論、二国間の異相を活用して、プライベートでも、エンジョイしておられる場面を、数多く、目にして参りました。

韓国への、渡航は、今なお安価であり、逡巡される前に、まずは、足を運んで実際にあたってみる。

それは、個人さまの財産の保全業務や、企業さまの韓国での商品の売り込み・韓国でのビジネス・プランの策定においても、とにかく、接触することで、仕事が進んでいく韓国という土地柄にあっては、韓国内での経費を削減して、日本国内の代行業務者に、業務を預けて、経費も時間も2転・3転し、結局はより多額の費用をかけるより、はるかに、賢い選択であることを、僭越ですが、まず、新しい年度を迎えて、お伝えしたく思います。 2014年 4月13日 記

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センタムのBEXCO コンベンション・センター内

過日、こちらのケーブルTVで、NHKの街歩きの番組で、釜山を取り上げていました。ほんとうに、いつも歩いている、国際市場、南浦洞やチャガルチ、駅前の上海ストリー卜、釜山の急階段を上りながら、そこに住む人々と、一人旅をしながら触れ合うように、等身大の釜山を、撮していました。チョッと、嬉しかったですね。

そう、釜山は 都会だけど、異国の場末の田舎の海の街(笑)。格好良くは 決してなりきれないないけど、だから、昔の日本も 何故か垣間見ることもできる。

東莱 温泉場・近くのマンション街の 夜桜。

とにかく、釜山のどこにも、反日の風なんか吹き荒れては いないです。どうぞ、心配のむきには、私どものような、韓国についても日本についても、一個人として向き合ってきたような、人間をご活用頂き、こんな時こそ、海の隣町に、降り立って頂ければと、思っております。

人の行く、裏に道あり花のやま・・こんなところで使う格言ではありませんが、半島の海の街を、満喫にお越しください。

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広安里ビーチ これからの季節、特に、週末や、夜になると様々な趣向で、来る人を楽しませてくれます  市民ブラス・バンドの 華やかな演奏風景

釜山に御用のむきには、是非、釜山を含めた、中から南部、て韓国への訪問、お仕事、ライフ・ワークのサポート。様々な案件を 、こなして参りました、当局に、お声かけください。

Webサイトに個人輸入のお引き受け詳細をアップ致しました。美容・壮健の完成品に関しましては、商品名を頂ければ、さほどのリサーチのオプション無しに、近辺の安価なショップ・市場で入手し、お送りいたします。お楽しみください。詳しくは、ここより


こんな時、韓国では、薬茶という手があります。十全大補湯(シプチャンデボタン)などの、補身ブレンドで、南浦洞・チャガルチ・散策の間に、閑静な静寂とともに、一服。”素花房”にて。。(2013年 閉店)

当事務局の業務も,5年目を迎え、日韓を行き交う仲立ちをさせて頂く中で、色々な気づきも出て参りました。これより、そんな事も踏まえながら、ご利用いただく方に、新たなご提案等もできれば、幸いと思っております。どうぞ、引き続き宜しくお願い申し上げます。

通訳全般・翻訳等についての、お問い合わせファーム

続々と、立ち並ぶビーチ・サイドの、イタリアン・レストラン・パブ・カフェ・・ここは、海雲台。

 

釜山 モーターショウにて



路地にも、お洒落なブティックが新装し、趣向の異なるカフェが軒を連ねる南浦洞(2011 4月30日影

海風が、吹きぬける釜山で、あなたのしたいことを、思う存分エンジョイしてみませんか。最近は、そんな自分だけの休日を楽しまれる、お客様にも当局のサービスをご活用頂いております。

昨年からも、大きく街は様変わりして、益々便利になっています。国際フェリー ターミナル、金海空港、釜山駅。釜山に着いたら、”私だけの釜山の休日”のお伴を、どうぞおまかせください。

これからも、このブログでは、釜山の色々なエリアの雰囲気。また、地元ならではの情報、健康・美容や医療、観光・短期滞在に関する情報・人気のアイテム等をお伝えしていくつもりです。

通訳業務等に、関しましては、”HP賢いプサンの歩き方事務局”をご閲覧ください・

2009年10月末日の、釜山のチャガルチ場外市場の様子を貼り付けて、おきます。^^ちょっと、前のものですが、場外市場の賑わいは感じて頂けると、思います。

韓食を求めて・・

”下記のへジャンククではなく、タラを使ったもの” 南浦洞の韓食店にて。

いつの間にか、あっという間に、バンクーバー五輪が行われている。韓国の選手は、大健闘しているのだが・・。案外、冬季の五輪の性か、まわりは、淡白なリアクション。やっと、連日の金で、少し盛り上がってきた感じ。(SBSが放映権を独占して、KBSもMBCも放映できない上、その演出が、チョットばかり?しょぼいのにも一因が・・。ワールド・ベースボールリーグ時の方が、全然盛り上がっていたなぁ。)

ショートトラックの接近戦での強さは、韓国の”ミリ単位で見切る”車の運転を彷彿とさせるし、5000メートルでの最後まで垂れないスタミナは、韓国のスタミナ食の賜物のようにも、感じる。とにかく、アジアではパワフルで通っていたが、体躯の飛躍的な向上と、期を同じくして、世界レベルで炸裂しているのは興味深い。

街中でも、背の大きくないアジョマが、他のヒトはお構いなしにぶつかり、大声で話すのに較べて、背が一段と高い若い大学生位の、殊に、男の子達は、すれ違ってもさっと身をかわすし、ちょっと言葉をかわしても、なかなかスマートで、親切。アジアも、どんどん変わっていることを、裏打ちされた気もしました。あ・・また、横道にそれちゃった。

ところで、釜山近郊の、海浜観光への個人旅行の起点でもある、西部バスターミナルのある沙上(ササン)に、昨日行った折、ふと小さなへジャンククのお店が目に付いた。一見のお客ではなく、いかにも食べつけてると言った風情の近隣のオフィス?の制服を来た一団が、ぞろっと入って行った。

唐突だけれど、韓国料理の魅力は、見た目の繊細よりも、食べた後に感じる、体の奥からじわじわと、沸き起こってくる滋味に、その真骨頂があると思っている。それなのに、釜山に来て以来、オモニがたまに振舞ってくれる家庭料理を除いては、どこで食べても??がつく事が、自分に中では多かった。

間違えてもらっては困るのだけど、決して、普通に、釜山は,食のまずしい街ではない。それどころか、街に食材は溢れかえっていて、食材のバリエーションも市場を覘くまでもなく、海のもの、山のものとも豊富で、メニューのアイデアには事欠かない。イタリアンのレストランなどは、極めて食材を調達しやすいだろう。

でも、ここは、韓国。陰陽五行で彩られた韓食を食べたいじゃないですか^^。海外の韓国レストランで、韓食の魅力にはまり、日本にいる時から、韓国料理の滋養とその効用を説いてきた身(笑)には、期待が大きすぎるのが、その要因だとは解っている。それでも、とにかく、理屈ではなく確信が欲しい。。

そんな中、その食堂のへジャンククの色を見た時、「来た~」と思った。財閥系が元締めのチェーン店が多くなり、ソウルの特級ホテルのレストランから、”韓食のレストランが消えた”なんて記事もいつぞやかは、見た。経営の観点から、価格をあげられず、利益率の点で、イタリアンや日本食のレストランが増えているような話は耳にするし、現に、そのとおりの状況を眼にもしている。

で、そのへジャンクク・軽めのテンジャン(韓国味噌)で味付けされた、髄からのエキスの深いコクと、抜けのいい喉越しは、その店の仕事が、手抜きのないプライドのあるものである事が窺われた。やっぱり、この一仕事の違いが、韓食に限らないかもしれないが、「カムサ(感謝)」というか、食文化に繋がっていくのだ・・と、勝手にひとりごちて、最後の一滴までしっかりと夢中で、味わった。

通度寺(トンドサ)への道すがら

オリンピック中継を見る暇はなく、今日は、釜山近郊の韓国3大名刹のひとつ、通度寺(トンドサ)に下見に行って来た。(報告は、後日^^)前の晩、永らく透析治療を受けながら、厳しい闘病を続けている、義兄が一時、昏睡状態に陥って、救急病院へ駆けつけた翌日。寺院の厳かな本堂で、久方ぶりに、その平癒とこれまで自分達を支えてくれた方々の顔を思い出しながら、3帰の礼で仏舎利が安置されていという異国のお寺で膝まづいた。堂を吹き抜ける風は、久方ぶりに、懐かしいオホーツクでの、まだ大変ながらも、日本の家族と、心ある人達と紡いでいた日々を想い起こさせた。

韓国、釜山。数奇な運命でここに来たけれど、縁なくしてはここにいないのだから。ここに来る、日本の方にも、少しでも、元気になって帰ってもらいたい。

老圃洞(ノポドン)バスターミナルの食堂

帰り際、以前から眼をつけていた、老圃洞(ノポドン)のバスターミナルにある食堂に、入った。コクのあるキムチ鍋。だんだん、当たりがよくなってきたと、気持ちを震い起こした。TVの下に流れる、小さなテロップには、ハングルまじりで、「スキージャンプ予選で、日本の葛西が142.5m」と流れていた。彼もまた、北海道人だ。

人は、意味もなく、外国へは、行かない!?

松亭ビーチ 

韓国では、2月13・14・15日が、旧暦の正月でした。渡韓して、2度目の旧正月を過ごしました。

昨年は、実家(通訳のカンの)から東莱にある忠烈祠(チュンニョルサ)で、釜山のそこここに残る日本と半島の史実を、獏、と感じたりしていましたが、今回は本格的に、これから、半島でも風光明媚されている、このエリアのどこに、お客様をお連れしようか、オモニのてづからのカルビチムや、お餅を腹いっぱい食べながら、考えていました。

足掛け10年、骨身を削って(笑)磨いた、日本でのスキルをさて置いて、ここ釜山で始めた通訳ガイドサービス。2009年は、実践を重ねながら、お客様が望んでいることを、肌身で感じることと、釜山という土地が持っている、「匂い」をどうにかして掴みたい・・。そんなところ、だった気がします。当たり前のことだけれど、小手先で売り込まれても、自分の大切な休日に「あ~、釜山まで、行ってみようかな・・。」などと、思えないと感じるからです。

当初の予想に反してと言えば、語弊があるのですが、私どもに通訳・ガイドをご依頼いただいた方は、渡韓歴が、皆さん、3回以上はあったりする方で、加えて、これまで、他の通訳サービスやガイドサービスを、利用された経験もある方、だったりします。中には、7回以上の渡韓歴を持たれている方もおり、そういうお客様を通して、伝聞とはまた違った角度から、日本人が、韓国或いは釜山を、今後、どのように活用していくのかというような視座を与えられたりしています。

去る1月末日頃、韓国に来てから、2度目の大きなPCのダメージにより、日本から持ってきたデータ等を、全部無くしてしまいました。 はじめは、がっかりしましたが、これをいい機会と、捉え、じわじわと見えてきた、「釜山とその近郊の魅力」と、自分達のサービスで、みなさまが受けとれる”物”は何かを、もっと具体的に提示するつもりです。(現在、HPの更新ができないのですが、新HPは、現在作成途中です。きちんと、営業しておりますので、問いあわせフォームより、お気軽になんなりと、お申しつけください。)

キジャンまでの風景 バスの窓から

韓国なんか、”絶対いきたくない”(笑)と思っている方までは、無理かもしれませんが、「なんか、ちょっと、2・3日で、異国の風に吹かれて、いままでの流れを変えたい!。」と、思っている方に、なんらかの良い刺激を感じて貰えるような時間を提供したいと、思っています。 隠しテーマは、「運が良くなるプサンの休日」とでも、しておきましょう。  ちなみに、個人的には、海運台を起点として、郊外のキジャンまでの、300万都市の喧騒から、のどかで風情のある海辺の景色がお気に入りです^^。

キジャンまでの 風景 バスから 

これから、まだまだ、開拓しますよ。

釜山 の 日本化?

韓国のオープン時、売り上げ記録を更新した 南浦洞ロッテ・デパートのオープンでの喧騒!

欧米的な指標のフィルターを通して、日本から、韓国になにかを求めてきても、結構、厳しい。これは、嗜好もあるけれど、体感的に。

あるブログの韓国旅行記で、「地下鉄で、切符を買うときに、年配のおじさんが、一生懸命、教えてくれたのだけど、せめて、英語で教えてよね。」って、感想があった。

きっと、言葉の問題というより、外国人に対するホスピタリティを伝える手段や、コミュニケーションの感覚の違いを、伝えたかったのだと、思う。 「ここは、韓国ですよ^^」って、突っこみは、おいておくとして・・。

以前にも、ユニクロの事に、触れたけれど、それにしても、この1年の間にも、釜山の日本化?は進んでいる^^。はじめは、デパートやテナントというハードの部分からだろうが、そのうち、ホスピタリティ(サービスの質)の競争になる事は、まちがいない。焼き鳥、たこ焼き、居酒屋、おにぎりと牛丼のお店、ショッピングモール、勿論、アニメやファッションのモード、インテリアetc。本当は、欧米からのハードでもあるのだけど、感覚的に日本仕様を、そっくりスライドしている例が増えてきた。

南浦洞 ロッテ・デパート地下 入り口
南浦洞 ロッテ・デパート の 地下入り口。

もう、日韓の表層的な比較文化論の不毛を、強く、感ぜざるをえない。 既に、福岡と釜山は大学間の大胆な提携が、具体化している。日本に一番近い外国から、はっきりわかる事は、好き嫌いではなく、この流れは、もう止まらないだろうという事。

この小さなオフィスの、通訳業務(担当、カン・ランニョン)をしていてさえ、くだらない・思想論争が馬鹿馬鹿しくなるほど、身が引き締まる、差し迫った案件のやりとりが、持ち込まれる。年明けから、ハードなスケージュールをこなしながら、色々なニーズで釜山に来られる方がおられる事を、痛感した、年初でありました。

2010 1月2日 海運台ビーチ の 夕暮れと、集う人々
2010 1月2日 海運台ビーチ の 夕暮れと、集う人々

2010年も、あっというまに、10日が過ぎている。韓国は、旧暦なので、実感はわかないが、1月1日は、初日の出を海運台ビーチに向かう車で、ごったがえしていた。 正月が、結局、2度あるというのも、面白い^^。

番外編 韓国 の 子供達&小さな 私塾

韓国の 子供達(これは、イメージで、文中の子達と、関係ないです)
韓国の 子供達(これは、イメージで、文中の子達と、関係ないです)

チョッと間が、空きました。 自宅で、やっている。英語と、日本語の塾の子供達が、いっせいに試験期間に入り、補習の日々でした。現在、12名の中1年生から、高校2年生までの生徒が、週4回やってきています。ガイド業や、その他のこととの兼ね合いがあるので、大変ですが、韓国に移り住んで、一週間後には、あるきっかけで、初めの子供が、来はじめました。

その中で、卒業?^^した3人の子供の他は、かれこれ、短い子供でも、半年、この私塾に通って来ている。

かって、高校時代に読んだ、世界こぼれ話のような本の中で、「受験の厳しい日本よりも、まだ、もっと激しい受験地獄の国がある・・それは、隣の韓国だ。学歴により、初任給も・・。もちろん、成人男子には、兵役も・・」みたいな記事と、チョッと古色蒼然とした教室の風景の写真とともに、読んだ時、「ああ、韓国に生まれなくて、良かったぁ。」と、思ったものだ。 (その時は^^)ところが、今、その韓国の受験と間接的にとはいえ、直面するとは、”アイゴー・チャン”

だから、この韓国での1年は、「韓国の子ども達を通して見た韓国」の1年でも、ありました。子供をみれば、その家がわかると、いったのは、アドラーか、ロジャースだか、覚えていませんが、ここで随分色々なことを、考えました。ADHDの子、強度の抑鬱症の子、識字障害の子。PCゲーム中毒・・。

色々な進展がありました って、そんな流暢な話ではないですが(^^;。

なんてったって、親御さんは、結果(点数)が全ての世界ですから。 畑違いの話なので、機会があれば、また、そんな事も書いていきたいと、思います。

遅ればせながら、さらっと、聞く、韓国語 音声 第6弾「旅での、トラブル編」です。

旅での トラブル 編 <---ここを、クリックしてくださいね。

昨日、お菓子で有名な六花亭や、柳月の創業の街、北海道の帯広で、不動産業を営む友人から、このブログを見たと、メールがあった。自分で、システムの開発もする理系のIT・リアルエステターで、今では、自社で、ウィークリー・マンションも運営する企業家だが、若い時分、一度目の企業がうまくいかなかった時、一緒に仕事をしていた韓国人と、彼の故郷である釜山に、逗留した想い出があると、聞いたことがあった。

在来市場の食堂 の 中から
在来市場の食堂 の 中から

「釜山には、10年前、滞在したことがあります。釜山駅の出口を出て左手の屋台みたいところで、貝の佃煮のような食べ物をバケツ一杯買ってつまみに、マッコ リで一杯やった懐かしい思いがあります(今もあるでしょうか。。。)。魚介類が新鮮でいいところだという印象です。」

今、その釜山に、自分が住んでいる。人生というのは、奇なものである。

これを、読まれている方で、北海道、しかも、広大な十勝野での滞在を、リーズナブルに快適に過ごしたいと思われている方は、 http://www.obihiroweekly.com/<--をご覧ください。

今日は、脱線しましたが、冬の釜山、断然おすすめですよ。。




キムジャンと、李明博(大統領)という男

釜山 海運台(へウンデ)ビーチ通り の カフェから
釜山 海運台(へウンデ)ビーチ通り の カフェから

この間、朝鮮日報を読んでいたら、品質は日本産に、量とコストでは中国産に押される「キムチ」というのが、あった。

今年は、この釜山も、寒が入るのが早くて、キムジャンの作業も、前倒しになっているようだ。キムジャンは、いわゆる、もともと、昔は日本でも田舎の親元が漬物を大量につけて、離れている子供や、兄弟の家に送ったように、大量にキムチを漬ける初冬の一大行事。

でも、あまりにどこでも取り上げていて、それを話題にするのも、気乗りしない位、韓国の生活と、キムチは切っても切れないものだ。以前見た、日本の映画「かもめ食堂」で(韓国の子供達に見せても、好評だった)・・おにぎりは、日本人のソウル(魂の方)フード・・と言っていたが、キムチは韓国人の”血”そのものだろう。

ここで生活している人間としては、リアルな韓国・釜山を感じて欲しいので、旅で訪れただけでは、見えない視点から、ここにあるものをお伝えしたいのだが、次にアップした在来市場の動画でも、明らかなように、やっぱり、キムチの材料で満ちあふている。(動画中、プサン市場といっているが、プジョンの間違い、返す返す、本当に何を言ってるのか自分(。-人-。))

西面エリアの中にある、在来の釜田(プジョン)市場の昼の風景 <-動画リンクです。

も、はっきり言って、これが、釜山!!  とも言えない。

韓国のトップ、イ・ミョンバク大統領は、風貌に似合わず伝説のビジネスマンとして、知る人には知られている。

この釜山でも、はっきりと、トップ主導の、都市戦略が進んでいるのが、わかる。(この間の痛ましい事故の時も、半島事情通の第一人者・黒田勝弘氏は、韓国の都市機能が集中しているソウルではなく、地方都市の釜山で起きたことだと、やんわり擁護していたけれど。)

とにかく、似ているようで、やはり違う日本と韓国。 ヨーロッパに篭絡されて、ロハスしてるばかりではしてないけど(´▽`))、かなり、いかんなと、肌で感じてる次第です。

で、写真 へフンデの事だったんだけど、本題に入らないで、終わってしまった。

カン・ランニョンの超実践・韓国語 お試し版^^

沙上 Eマート の 夜影

かなり、毎日、気温の変動が激しい、このところの釜山です。今日は、オンドルが、ちょっと嬉しい^^

で、今回から、ふらっと プサン の、通訳・ガイドのカン・ランニョンが、釜山のひとり歩きに必要な、「超実践・さらっと、聞くだけ、韓国語」の音声を、お試しで配信します。 (カン・本人曰く、日本語と英語と韓国語が、ごっちゃになって、お聞き苦しい点があるそうです。※

※特に、音声中、ティケトと、言ってるのは、チケットの事。また、イロケというのは、”このように”と、いう意味になります。)

容量の関係から、wmaファイルでの、配信になりますので、Macユーザーの方には、ご迷惑かけます。 もし、音声にしてほしい、シチュエーションがありましたら、コメントやメールで是非お知らせください(^^)。 沙上(ササン)Eマート の オーガニックコーナー

117 020martでの、買い物編を、クリックして下さいね。少し、お待ちくだされば、音声が 始まります。 今回は、スーパーの買い物の時に、皆さんが出くわすシチュエーションの解説と、その時に必要な韓国語が録音されています。

ちなみに、上載の沙上・ササンは地下鉄2号線で、いく事ができます。もとは、工場が立ち並ぶエリアだったそうですが、

今は、Eマート、ルネシテ(アウトレット)、Homeplus(ホームセンター)が、立ち並ぶ郊外の商業エリアです。 ツアーのお客様なら、パラゴンホテルにお泊りになった事があるかもしれませんね。