西暦の新年は、もう正月の 三ヶ日 を過ぎて、早くも色々なことが急ぎ足で、進展して行っているように、見受けられます。釜山に関していえば、旧暦で正月を迎えますので、新年が明けたというモードではないですが、朝の冷え込みは、まさに冬の風情という感じです。
元日から、麗らかな晴天が続きいていましたが、今日は、雨。それもあって、このブログを更新しています。
釜山は海の街ですから、青空が続きますと、やっぱり部屋などに閉じこもっているよりは、海辺のほうに行きたくなります(笑)。そんなんで、久しぶりに、元日には、思い立って、機張は、蟹(カニ)・蟹(カニ)といえば、機張と言われる位、有名な機張市場の様子を見に行ってみました。
この間の、東釜山ロッテモールでもそうですが、この機張市場も人でびっちりでした。禍福はあざなえる、何とかではないですが、昨年6月より国を挙げて勃発した・・運動のあだ花と言えば、語弊がありますが、休日は無論のこと、やたらモールや市場での人混みが、頻繁になった気がします。公共交通機関の、込み具合もそう。
昔に、日本にいた時も、安近短レジャーに、人が向かうようになっていったトレンドがありました。釜山といえば、従来、夏場は他のエリアからもビーチ観光などで、人が殺到するような処でしたが、もの凄い勢いで日本に行く人が増えた時期から、年々、流入する人が減っていったりしていました。
近場の日本に行くことが、憚れるような状況のなかで、私どもが係わっていた会社の取引や、相対的な日韓の関係にブレーキがかかるなかで、(大手のメディアでは、日本から来る人は、増えたと書いている向きはありますが、私どもは現場におりますので、採算は大きく後退しているのは、自明なことです。)国内の、こういった所に、足を向ける人が増えていることは、今の時代の潮流を考える意味で、見逃せないことだと、最近、つとに思ってしまいます。
3日は、仕事の関係もあって、内陸の新都市(釜山郊外)の 梁山[ヤンサン] に行った帰り、久しぶりに、 亀浦市場(クポシジャン) ※地下鉄2号線も、覘いて見ました。
さっき偶然見た記事で、近時・1年間で、台湾から訪日した人の数が、450万、日本から台湾を訪れた人の数が、250万だと書いてありました。私が、ここに来た頃は、それを凌ぐような数の日本の方が、ここにも来ていましたから、仕方ないとはいえ、寂しい気もしました。
ただ、この5Gだ、AIだ、格差社会だという時代に、市場が息を吹き返し、躍動しているのを見て、単純に、少し元気をもらいました^^。