珈琲を啜りたくなる、晩秋のプサン。そんな季節に、浸れる身分になりたし。(笑)

 

2018 11 15     西面 NCデパートへ 向かう街路

澄み切った青い空の青と、通りの街路樹が最期の落葉を枝に留めて、そのコントラストが、なんともいえない旅愁の、そう、居ながらにして、いろんな場所の秋の記憶を想起させる、時節を迎えております。

なんと言っても、ここは福岡や下関エリアの対岸ですから、ここにある風景は西日本のエリアでは、珍しくない風景かもしれません。

ただ、一度は船旅のプサン行をお勧めしたいのは、途中にある島々も含めて、そこに人が勝手につくりだす景色ではなく、そこに普通に存在してきた風土が醸す風景、そこに個々の普通の人達が育み、営んできた景色を、感じて頂たいからです。

とはいえ、私もこんなに近いとはいえ、九州にはなかなか行っていません。(笑)日本に行くとしても、ほとんど仕事絡みで、勿論・飛行機、過密スケジュールで、一泊2日。東京・大阪となってしまいますので・・。※今は仕事でもいいから、北海道へ行くのを祈っていますが。(笑)

日韓の仕事をしていれば、いろいろな予定が、急な雲行きの変化で変更します。いや、それはどんなことしていても、そうですね。別に、日韓のことだけじゃない。そう、変わる予定もあれば、変わらず挙行されることも、ある。

で、次の予定に気を取り直し、大体が遠征通訳となるので、体調も調整せねばと、西面まで私用で来てみたのですが、やっぱりここは、若い子がウィーク・デイなのに、一杯^^。

最近は、SNSでのタイムラインで、同時並行でクライアントさま方の案件の進展を捕捉し、込み入ってくる場面では、翻訳や通訳サポートする。また、その刻一刻、変化する状況のなかで、先読みや情報収集しながら、日本の販売元さまと、韓国での販売・流通する韓国の会社が、韓国での売り込み、販路の拡大をする時に、より有機的で効果のある手段に沿うための準備をする。

これは、私どもだけではなく、韓国で仕事をしている日本の会社の方なら、この今も、どこもしている事でしょう。金融が世界を差配するなか、現業部門は、それ自体が実は人の生活に密着に関わっている事なのに関わらず、より厳しい査定のなかでその質を担保しようと、ぎりぎりの営みを続けています。

だから、ちょっと油断すると、今、ニュースで何が言われていること等に、疎くなってしまい、焦ります。例えば、韓流のことなども、私も含めて韓国側の人間のほうが年齢のせい(苦笑)もあるのでしょうが、詳しくなく、日本のお客様に教えてもらったりします。逆に、私が日本のドラマや、ミュージシャンの話をして、日本の方が知らなくて、空振ったり。

実際には、持ちつ持たれつじゃないですが、この西面で若い人が主体で営業する飲食店のように、外側だけじゃなく、中のサービスやコンテンツなども日本のお店をベースに、韓国色をつけたりして、長年この仕事をしてきた人間には感慨があったりしますし、若い人に混じって、使い勝手がよいので利用します。

智異山(チリサン)の麓、全羅南道(チョルラナムド)・求礼(クレ)で、教会をしている、姉さんのところから、届いた”旬”のタンガン柿

私が日本を出る少しまえ、”鈍感力”とかいう本が流行っていた記憶が、かすかにあります。情報を傘にきて、ご時勢ですから・・、という言葉で包み、効率という触媒を添加し、肩書きを添えれば、無理が通る。でも、その状況のなかで、そんな風潮とは一線を画すべく、制約のあるフレームのなかで業務を刷新する。そんな現場に立ち会うと、なんとか、そういう中で必要とされるよう、いい意味での緊張感がでてきます。だから、現状、安心して、韓国とのお取引きをされてください。

もし、それが担保されないような現場でしたら、私は、このBLOGにも、掲載します。だって、本当に皆さん、真剣にお取引しているのですから。

明日から、単発、遠征含めて、ロードが続きます。なんとか、ここで、関わる双方も、そして私も(笑)少しでも、やって良かったいう業務になれば、いいのですが。

アラフィフ・パワーあり、格好よし。私も頑張るぞっと。 (๑•̀ㅂ•́)و✧

”たまたま、釜山”でも、いいんだよ(´-ω-`)・・。

釜山も秋たけなわ(※と言いつつ、街の並木の紅葉も、今日の一雨でかなり落葉・・)もう夜などは、少し肌寒い風情ですが、それでも、釜山っ子は、オープン・テラスや路上にテーブルを並べて、ビールを飲んでいたりします。※寒さには、チュアチュア(寒い・寒い)族と思うくらい、弱いはずなんですが。(笑)※そんな事言っているうちに、もう10月終わって、11月に・・。

”行楽の秋”などと、使い古された言葉ですが、この釜山の界隈も、そうとしか言えない、秋が持つ彩どりに満ちた風情が、陽の光が、そんな世界とは、一線を画して、忙しない・日々を送っている輩(笑)にも、時の移ろいを感じさせる、今日、この頃。

そんな中、仕事の前は、新たなジャンルの時はできるだけその沿革、つっこんだ商談の時には、自分もその業務の一員になるべく、拙いながら・場の雰囲気づくりも考慮しながら、できうるだけ準備する、これの繰り返しです。

それが厭だというのとは、真逆な話で、以前は結構それが、大変だと感じていた時期もあったり、現場での自分の至らなさに、歯噛みする思いも幾度もあったりもしたのでしょうが、色々な、自分のような個人ではどうしょうもない事の連続の事どもを経て、今は、それが心底、有難いと思えたりする。

何せ、本当に近いとは申せ、色々なコミュニケーションの手段もある時代に、ここまで身体を運んで、お越しくださるのですから。

フォト・ウエディングのアテンド通訳時、スタジオから。

フォト・ウエディング、また別の、スタジオ。4組のフォト・ウエディングに係わらせて頂き、皆さん、本当にお綺麗で、その日のために準備して、かなりハードな撮影でしたが、仕上がりが本当に、楽しみです。ソウル・プサン。チェジュとスタジオの選択肢があるなか、プサンで挙行された方々。末永くお幸せに。韓国フォトウェディング情報館

新規のお取引の、商談の束の間、夜の海運台ビーチへ

本当に、残酷なほど(笑)時代が流れているのが、この仕事をしていても如実に分かります。

このブログを始めた時のタイトルは「ふらっと、プサンそぞろ巡り通信」なんぞでしたが、どんどん、そんな悠長な事案ではなく、真剣なビジネスでの案件が占める事となり、可笑しかったのは、日本のクライアントさまが「カンさん、自分、食事は本当にどっかの定食でいいから、100円とはいわない、50円でいいから、商品の買値のほうで考慮してもらって、とにかく決めて欲しい。」可笑しいなんて言えない切実な場面。本当に、わかります。でも、韓国側はそれはそれで、やっぱり遠方から来てもらったとの思いがあり、もてなしたい。

合理性や、機能性を重んじて、スピード感を持ってドライに、タイトに、それでないと生き残っていけない、そんな時代。

だから本当にできることなら、夫々が実のある商談にしようと、フラフラになります。そんな長い攻防のなかで、不思議とお互いの人となりを知るためにか、結構、色々な話になったりも、します。どうして、その会社にはいったのか。奥さん(彼女)との、なれそめは。子育て談義、部下とのコミュニケーションの話。家族の話。もちろん、商品・サービス・業務の話がメインですが、商習慣も会社の風土や手法も違うなか、必死で歩み寄ろうと気を通わせようと粘る。

私は通訳ですから(笑)、大変なのは、双方の交渉者の方なのですが、(※私も楽に、仕事をしている訳じゃないですけど。(ノ∀゚*))自身も、終われば、精根尽き果てます。

さて、11月です。釜山のコンベンションでのサポート通訳等、準備しなければならない案件など、控えております。今だから言えますが、これまで案外、仮想敵(爆笑)は、私のなかでソウルだったんです^^。それは、何といっても首都ですし、韓国の中では最新のモードも、商品の仕入れも、ビジネスの案件も、あちらのほうが一日の長はあるでしょう。

それでも、日本なら東京と比して、大阪も負けずおとらず知名度も高く、人も沢山訪れている。それに較べて、なんか違うことでばかり名が馳せて。

でも、ソウルの市中に、こんなにビーチあるんかい、近郊にこんなに農家があり、採れたての海の幸があり、そんな飯ネタあるんかい、フェリーで直行で日本など、いけるんかい・・。(酔っているわけではないので、先に非礼詫びさせて頂ます。)

海運台の高層ビル群、建設が進んでいます。

持って行き方の是非など、私にはよくわかりませんが、釜山の知名度がいまいち?にせよ、釜山も変わっていっていますよ^^。

でも、もういいです。用事があるから、釜山にくる。それもまた、逆に考えれば、縁があったればこそ、来られる。だから、そういう用事を作ってくれた、人・こと・もの。それに深く頭を垂れて、11月スタートです。

張遠征の時に、買い求めた、日本にいる時は、相棒のように据えまくった、せんねん灸。ほぼ、10年ぶりに邂逅。これでまた、働くぞ~~。

季節も、時代も変わり目、自分に”喝”をいれて、幕張でリスタート。

広安里ビーチの、お洒落だったカフェ跡にできて、もう暫く営業している、釜山をモティーフにした、手作りの小物が店内に、所狭しと並べられているショップ。

広安里ビーチ。今回、複数回、釜山を訪れている方でも、はじめてという方も、多かった、広安里の想い出に、ぜひ、立ち寄られては、いかがですか^^。

大きな台風が、久方ぶりに上陸というなか、私どもがアテンドする業務のお客様が、また(苦笑)来られないのではという、状況下、奇跡的なタイミングで、海路から空路に切り替え、釜山に到着。この日・月と、私どもとしては珍しく、他社さまのパッケージの中で、お仕事をさせて頂ました。色々と、勉強することもあり、また、これより私どもがするべき事の、確認にもなりました。そのことについては、詳しくは、後日ナンテ(笑)。

これまで、なんといっても、私どものメインはビジネス通訳での、日本のクライアントさまの新規開拓、商談、業務締結後の韓国の会社との遣り取り、オーダー、業務確認、クレームの伝達(双方)でありますが、この数年は、既存取引先との意思疎通がうまくいかない、相手先担当者が変わることによる齟齬のため、問題が生じながら、今まで相互に互恵関係であったこともあるため、取引を打ち切ることも、賢いやり方とはいえないが、対応を改善してもらわなければ、損失も大きいため、相手に対する信頼もゆらいでいる・・そんな時に、お声かけいただき、信頼関係の回復を暗に望まれていることを、踏まえて、業務に励んで参りました。

ここは、釜山・・ではあるのですが、どこ?・・実は、建物内、

そうなると、どうなったか・・。例えば、その状況下で鬱憤がたまっていたものを、私どもが入ることで、韓国の会社へのアプローチがスムース(意思疎通がという訳ではなく、伝達が)になることで、日本の会社側もストレートに懸案を言うことになり、韓国側の弁明を私どもが伝える、それを結果的に当方が楯になることで、いくつかの案件では、韓国の企業に私どもが帯同して、日本を訪問して、儀礼的にでも(意味深・苦笑)謝罪説明をする、それで何とか、取引きの継続が成される。

ただ、そういう形になると、韓国側の企業の要件にも、十分、気を配ったですし、かなりの不満の受け皿にもなった筈なのですが、私どもを通しての、日本側とのやりとりでの情報の伝達を、まばらにされて、日本側とのやりとりの齟齬を、暗にわたしどもの方に向けられるという事案が、続けてでてくるようになり、頭を抱えることが、暫く、続いておりました。

ビジネスは、きれいごとでも成り立ちませんが、さりとて、不信感を募らせて、成り立つものでもありません。

それなりに最悪の事態を、まずは取引を継続させることを最優先に、採算にも目をつぶって、さぁ、これからという時に、はずされる。もちろん、それを何とかするのがプロであるのですが、なかなか・・(苦笑)。

そんなことで、モティベーションも、クオリティも常に刷新されている気概ある、加えて、”釜山でそれをする”というところを、意気に感じて、チョッと畑違いのアテンドに、挑戦?してみたのです。”喝”入りましたね。

”負けてたまるか”、精神。最近、チョッと忘れていたかもです^^。

早朝の、金海空港。普段は、お客様をお迎えする場所。朝の、空港いいですね。

 

金海空港

 

成田到着。ここからは、高速バスで、幕張メッセへ。

同じく、成田空港、南出口、近辺。

高速バスの中、から。

 

幕張・到着。日本最大の、農業資材EXPO。2回目の、帯同。このような場合、同行の案内はもちろん、ホテルや移動交通機関のブッキング、セッティングも、もれなく(笑)

どこでも、そこでも、熱く説明、商談、ビッチリ通訳^^

幕張感 ある風景 !?

農業関連のことなら、ありとあらゆるもののブースがあります。

 

各自治体が出展する、ブース。

今回、お連れした、金海市に本社を持つ会社、このエクスポにも出展されている、大阪の農業資材会社の高品質の肥料を扱われ、ゴルフ場のグリーン・メンテナンスも、各所で手がけています。

目一杯、閉場まで見て、聞いて、やっとホテルに戻って、晩御飯を食べたのは、夜9時すぎ。 帰ったのは、幕張からほど近い、京葉線の始発駅、千葉市の蘇我駅。徒歩1分。ソガインターナショナル・ホテル。

取り急ぎ、明日もあるので、今日はこれにて、失礼します^^。

2018年10月1日 釜山の秋に、想うこと。

これなんの看板か、一見、わからないですよね。昔の、怖い時代の警察署モード。ま、字面読めば、テジカルビの店ですが、とにかく、個性溢れる若い感性が、跋扈する西面エリア。色とりどり、百花繚乱のファサードや趣向で、軒を連ねている中で、逆手を狙ったのか??

韓国・釜山は、10月を迎えました。私どもは、韓国にはおりますが、日本のお客様に対して、サービスを提供させて頂いております。今日の釜山は、まさに秋晴れで、涼しいと思えるほどの気持ちのよい風が、麗らかに吹き抜けていきます。

朝のTVでは、日本をもう今年何度目になるのか、縦断した台風の影響が夜が明けて、明らかになり、それでも度重なる天災で、収斂している思いきった対応で、韓国にいれば10年に一度起きるかの災害を、ひと夏・秋で受けて、それでもすぐ復興していこうと頑張る。

長きに渡って関空(KIX)からのお客様を迎える、また、日本での案件に関しては、関空に降りるというのが結構、習いになっておりましたので、まさか関空自体が、水没するなど考えていませでしたし、幸い、当時、本当のところはどうかわかりませんが、大阪のお客様の会社自体は、「うちは、大丈夫です」と皆さん、気丈にも仰られておりましたが、9月の私どもの案件も、偶然、大阪からのお客様で予定されていたものが、全て順延になったほどでしたから、現場の大変さは、いかばかりかと思っておりました。

そのうえで北海道しかも、千歳圏ないしは札幌をほぼ直撃する地震が起きるなどは、予想だにしない事で、ありました。

自分が長きに渡り過ごした場所の、信じられない光景は、他の被害地域の大変さを思う事とは、また少しく違う感情を、惹起させました。

東海線乗り入れで、活気づく、KORAIL釜田駅、周辺。

この日は、25日でしたか、まだ、秋冬(チュソク)が明けきらず、開店しているお店も、まばらでした。

釜田市場、ここにあるのは、嗜好品ではなく、人が生きていくために、必要なもの、本当に、なんでも、あります。韓国伝統の補身の素材。

地下鉄1号線の釜田駅の、壁面に描かれている、市場ので働くアジョンマのイラスト画。このタッチが、なんかいいんです。

そんな中、こちらに戻る、日本での最後の一年間、本当に小さな韓国語の教室をしていた時の生徒さんが、ある方の訃報を知らせて下さった。「Nさんが、ご逝去されました、ガンでなんども手術して。ランニョンさんにも、何度か、手紙を書いたんだけど返事がなかったと、悲しがっていました。」なにか、撃たれたような、言葉では説明できない衝撃と、北の辺で、吹雪のなかも、本当に嬉しそうに熱意を持って、至らないその方から見れば若輩の私を、女手で水産加工場を切り盛りする女丈夫でありながら、「先生、先生」と慕ってくれた、その方の背筋を張って勉強する姿が、昨日のことのように、甦ってきました。

本当のことを言えば、その時のできごとの全てが濃密で、そして、それは言葉では説明し難いことに思えて、でも、それはもう戻れないことでもあるのだからと、その思いを業務に託して、それを糧にここでも頑張ってきたのだと、思っていました。

東莱・温泉場エリアにある、雰囲気のある、洋食のお店

最近は、南浦などの従来の繁華街ではなく、エリア毎の一見客相手でない店のなかに、面白い魅力的なお店や、試みが目立ってきています。温泉場エリアも、面白くなってきました。

日本と韓国を、またこの台風が鎮まれば、沢山の人が行き交います。今回、日本政府は、北海道割りという、北海道への思い切った支援を敢行するようです。私どもも、内容を詳しくは精査していませんし、災害を受けてきたのは、北海道だけではないという方も、おられましょうが、秋から冬にかけての北海道を楽しむには、画期的な試みと思います。どうぞ、北海道を走り廻った人間が言うことですので(笑)、釜山ともども、足を運ばれてください。

想い出。ごめんなさい。有難うございました。

”海風になびく、ウェディング・ドレス ”

映っているのは、釜山-金海軽電鉄。無人運転。案外、変わっていない風景にも、変わり行く、釜山圏のインフラの進展が、映り込みます。

8月後半・某日の金海空港、それなりの、盛況^。今日も、海外へ向けて、出立。

チエック・インを待つ、方々。韓国・第2の都市の空港としては、コンパクトな金海空港。シンプルなので、乗り降りは、楽かもです。

未だ、日本の方との遣り取りでは、残暑ともいえない、赤道直下の国かと思われる、酷暑やストームで、疲れ切られている現況も耳にしたりしますが、釜山は徐々に、残暑のほうに向いて来ている感じが、しております。

私どもも、外に出れば胸苦しく、日本に於かれては、次から次へと台風がくるなか、海外での案件を遂行する、今まで懸案だったことを、勢いつけてやるのには、厳しい環境だったことを、勘案して、これからの動きに対応して、何から手をつけて刷新するか・・本当に、ちょっとの気温や環境の変化で、食べるものも、飲むものも、何をするかの優先順位も、容易に変わってしまう。(o゚-゚o)ンそんな極めて、流動的な世界のなかで、気を入れて懸らなければと、柄にもなく思っております。

そんな中、釜山圏の動きを見ても、日本との状況も、朝鮮通信使などを介しての交流活動も、釜山から下関に多数の人が行って参加するなど、この暑さのなかで、この4年くらいとは、どんどん違った状況になっているのは、私どものところは、まだ、ちらほらですが(。ノД`。))、南浦なんかに用事で行っても、東南アジア、中国、ロシア、英語圏そして、日本からも、にぎやかになってきています。ずっと、内需をフル稼働して、ここ暫くやってきた韓国なので、釜山って、”案外使えるじゃん”と思って貰えれば、それは、それで嬉しくはあります。

私どもも、韓国内で、ご活用頂いている会社・企業さまの依頼を得て、ソウル圏、大田などの中部圏、光州などの全羅道、江原道エリア、どこにでも帯同して、仕事はさせて頂き、そのエリア、エリア、が持っている、業務を進めていくうえでの、癖(クセ)みたいなものも、学ばせて頂いたことは、貴重な経験として、生かさせて頂いております。

とはいえ、”餅は餅屋”と、やっぱり思って貰えることが、何はなくともの自分達の存在意義だと、思っておりますので、釜山圏(私のなかでは、慶州(キョンジュ)、大邱、浦項、蔚山(ウルサン)、晋州 (チンジュ)などの界隈)については、私どもの方からも、通り一遍ではない提案ができるか、特に、これから・・。試されているなと、勝手に思っております。( ゚∀゚)

PIFF・広場に新装した、ロッテ傘下の老舗カフェ”Angel in us(エンジェリナス)”暫く、新参のカフェに押され、迷走していましたが、思い切って贅沢なスペースを取った、ニュースタイルな空間を、観光拠点の街のど真ん中で、オープン。旅の方にも、待ち合わせにも、小休止にも、お勧めです!!※とかくあっても、さすが、財閥〇〇持ってんなぁーー_:(´ཀ`」

PIFF広場 Angel in us店内の2

PIFF Angel in usから、見えるPIFF広場の屋台街

韓国のケーブルTV( 例・チャンネルW http://www.chw.co.kr/#homehttps://blog.naver.com/chw_tv)で行われている、日本観光のプロモーションなどでも、明らかですが、もう日本とかいう単位ではなく、青森・佐賀・長崎・秋田・沖縄・島根・鳥取etc・・あたり前といえば、そうですが、地域単位のプレゼンテーションを、しています。

現在も、私どもは、日本のクライアント会社・企業さま、のビジネス・サポートを、主たるは、釜山圏の製造・製作会社に対しての、業務の仲立ちを、させて頂いている訳ですが、やはり業種・業態に関係なく、ここ釜山圏ならではのプレゼンテーションが、絶対に必要だと、切に感じております。

その一例という訳では、ありませんが。唐突ですが、「フォト・ウエディング」を、ご存知でしょうか?

ブライダル・ビジネス・韓国のコンテンツ、或いは、韓流にお詳しいかたなら、ご存知かも知れませんが、そのフォト・ウエディングを、日本の方を韓国に招いて、韓国で撮るという試みを、本格的に展開されておられる会社を、ちょっとした機縁があり、知ることがありました。

詳しい情報については、当該会社※株式会社ズィー・アンド・カンパニーが運営しておられる、ウェブサイト『韓国フォトウェディング情報館』を、ご覧頂ければと存知ますが、私が嬉しかったのは、代表の方が、正当に今の釜山を評価されて、日本の方に自信とクオリティの高さを持って、新たなサービスを、提案されていることでした。

想い起こせば、過去にお客様をお連れして、会社廻りをしている途中で、松亭ビーチや広安里ビーチ?で、まだ寒い時期だったと思いますが、ウェディング・フォトの撮影をされているパーティをお見かけしたのですが、この方達だったのかと、このたび、得心した次第です。

私どもの仕事も、もちろん、ここに足を直接・運ばなくても、お役に立てる代行業務の充実も、模索致しておりますが、やはり基本は、ここに足を運んで頂く、例えば、台北や上海に行くのを次の機会にして頂き、釜山に足をのばして頂く、それは理屈ではなく、そうさせる何かを提案することだと、痛感しております。

それにしても、こんなサプライズをプレゼントされたら、新婦さんは、ずっと、釜山が生涯の思い出の場所に、なるんだろうなぁ。

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それでも、夏は去りぬ。いや、行ってーー。(≧人≦○)

                8月14日の広安里ビーチ。暑い夏でも、人出はなかなか。

タヒチの女・・じゃなく、灼熱の陽射し照りつける、広安里ビーチの午後。

クルージングするヨットが、本当に増えました。大橋との、コントラストも、絶妙です。

10年前、韓国に戻って、すぐ買い求めた通訳基本用語集。著者が、自分が通訳した莫大なジャンル別用語のノートから、本当に必須だと思われる、最低限の抽出だと、語っていて、そのノートが膨大なことに驚きましたが、知らないうちに、自分の資料もかなりの物になっていました。

下準備をしていても、初回は、それは、ボトムラインのクオリティを維持するのが、関の山。2回目までに、こんな感じで、徹底的に、売り手、仲介者、お客様、3方に通る通訳品質になるよう、ボキャも、吟味、実装していきます。

灼熱の陽射しに炙られた道路や、建物を、少しは冷ましてくれるのか、熱帯低気圧に変わった台風一過の、この夏はじめての涼風。日本も、例えないような数字が並ぶ、猛暑のなか、気がつけばお盆も終わったと、お客様のメールから、知りました。韓国の取引先との代行業務、また、現地での行政手続きのサポート、前準備なども、当方の業務ですが、やりとりをするLINEのメッセージでも、暑さで汗をぽたぽた流すキャラクターが、大活躍。

「カンさんは、夏休暇はどうなっていますか?。」韓国のお盆は、陰暦ですから、この時期に、盆休みはないですが、あまりの暑さに、夏季休暇を取られていたお店も、かなりありました。でも、この暑さだからこそ、眼の廻る忙しさだったところも、あったりする訳で、不肖・釜山通訳・「賢いプサンの歩き方事務局」は、千客万来で、ご用命を、お待ち申し上げております。(笑)

暑苦しい冗談は、それこそ・この位にして、フリーエージェントの通訳・翻訳をしてきて、10年を迎えるにあたって、見えてきた風景が、あります。※何が、フリーエージェントだ(≧∇≦)と嘲る声も聞こえて参りますが、これがなかなか、それ位の気概がないと、10年は続けてこれない、シロモノなんです。(´д`ι)

広安里ビーチに、2店舗ある、coffee smith。コンクリート、打ちっ放しで、ちょっとぞんざいな風情も、まさにカフェって感じが、センスを感じさせますね。

私ごときが、生意気ではありますが、どんな仕事も特に、高度成長の時代を過ぎ越し、低成長の時代迎えた段階の国では、広義の意味では、サービス業だと勝手に思っております。※釜山、オセアニア(NZAUS)、日本、釜山と、予期せぬじぐざぐ走行の道程から、そのことを頭より体で、知らしめられてきた気が致します。

日本は、いつのまにかお盆が終わり、いつのものように、日本のクライアントさまからの、オーダーを韓国の製造会社に伝達していますが、韓国の歴史上でも屈指の熱暑の中、納期をはやくして欲しいというオーダーに、「すみません。ちょっとこれ以上は、できません。」と短く返って来るメッセージに、この暑さのなかでの作業の現場の辛さが、漂い伝わってきます。

日本の、私どもの、クライアントさんが居られる地域(特に、岐阜40℃連発、想像つかない)も、どこも、ここに勝ると劣らず熱暑だったようですが、メールで「一時からみたら、少し、楽です。」との文字に、チョッと救われました。

前のBLOGで、「暑い時こそ、次に向って準備して、go。」などと偉そうなことを、書きましたが、この間、暑さに叩かれ、業務をするのも、四苦八苦。白旗、振りまくりだった事、ここに伏して懺悔いたします。 (´;ω;`)

色々とお伝えしたい事は、ありましたが、暑苦しいので、しっかり稼動していることを、お伝えして、今回は失礼します。

皆さん、何卒、なんとかお気をつけて、残暑を乗り越えられてください。

釜山の、温泉場(オンチョンジョン)カフェ・ストリートにある、多目的カフェ・ダイニング。カフェ・ストリートに唯一ある、セブン・イレブンの裏手にあります。

なかは、気持ちいいほど、広々、港湾の倉庫あと風のモダン・アレンジ。

釜山も、クリスピーの釜焼きピザを供するお店が、急速に増えています。

この釜での、焼きたてが、振舞われます^^。

この薪で、ピザが焼かれます。店内にも、ほのかな薪の香りが、流れます。

エンタランスも、薪が、お出迎え。

遊び心も溢れた、大箱の店内で、焼きたてのピッザア(※これを、書いていたら、お笑いのサンドイッチマンの、”ピザ・はっとり”のネタを、思いだしてしまった。)や、イタリアン・パスタをつまみに、ワインや、生ビール、クラフト・ビールを嗜む。といって、価格もカジュアル。この手のコンセプトの店は、プサンでもかなり増えていますが、ここは思い切っている。よく、作ってくれました。心意気に、感謝です。

それでも、この暑い夏も過ぎて行く。いや、もう行って。┗【○´Å`】┛

釜山のフードバンク活動&”靴の贈り物”

フード・バンク活動で、靴の贈り物?でも、ふたを開ければ・・・

本当に熱夏というか、日本と同様、暑い暑い、夏本番を迎えております。釜山は、海風が吹き抜ける、海浜・ビーチ・シティ^^でもありますから、南国ムードも漂い、まさに夏の趣きで、それもいいと、思いたいところですが、外廻りの業務では、自分の身を守りつつ(笑)、お客様に負担をかけず、さりとて、海の都市で海浜観光が手軽に楽しめ、且つ(笑)、懐かしさと新しさが同居する、”釜山らしさ”を感じて貰えますよう、気を配っております。

ただ、有難いことに、釜山もロッテデパートや、新世界デパートを筆頭に、その拠点、拠点で、ショッピング・モールなどのインフラも整っておりますし、市中に、小休止するカフェもかなりの数ありますので、そこで、ミルクベースの氷に、マンゴーや、ブルーベリー等をふんだんにアレンジした、パッピンスを楽しんだり、無理はなさらず、どんどん新しくなっている、「釜山のハイシーズン」を、お越しのかたには、楽しんで頂たく、思います。

釜山に限らず、韓国は、パッピンス天国。カレーライスに、一見、見えますが、フローズンマンゴーと、ミルク仕立てのアイス

本当のところは、パラソルが並ぶ、リアルタイムの、海運台、広安里、松島、松亭等、各ビーチの現況をお伝えしたいところなのですが、私どもの主たる業務である、ビジネス・サポートのなかで、どんな形で、またどこまで、サービスを提供すべきか、またできるのか、思案させられる状況が多々あり、ひとつ、ひとつの業務がそれぞれ、お客様、双方、そして、私どもにとっても、”生業”であるなか、頭を悩ます日々を連ねる、近況が続いておりました。

釜山環境公団 廃棄物処理施設(水営区)

そんななか、愛知の大学の先生から、7月の上旬・釜山に学会も兼ねて行くので、釜山のフードバンク活動や、食品の廃棄・リサイクルに対する取り組みについて、行政、ならびに関係団体との面談のアポ取り、研究調査のサポートのご依頼を頂いておりました。

これまでも、同様な学術研究のサポート、歴史にかんする研究調査、市場にかんする調査、またプロの文筆家、または愛好家の方のテーマ研究調査・同行に、関わらせていただいてきましたので、それは問題ないのですが、”フードバンク”?その存在は、聞いたことはありましたけれど、本当にどんなことを、どんな風にされているのか、ちょっと興味がでて参りました。

今回の業務に関しましては、釜山のフードバンク活動が、前の市長さんが、多岐に分派していた活動を市政の一環として統合し、活動の幅や組織力を強めて推進していくことを、重要な施策とされていたためと、市の食品廃棄施設への訪問・インタビューもあったため、釜山市庁の環境課、沙上(ささん)区役所の担当の方、および、釜山環境公団、釜山広域フードバンクの方々に調整をお願いしなければ、ならなかったのですが、本当に誠意あるご協力をして頂ました。

丸々と育った、コニファーが、お出迎えしてくれる、釜山市庁。環境課の方々をはじめ、大変、お世話になりました。<(_ _)>

フードバンクの活動、並びに、日本に於ける現況につきましては、こちらを、ご覧いただければと、存知ます。セカンドハーベスト・ジャパン

今回、ご依頼を頂いた、愛知工業大学の小林富雄先生(教授)は、一環して、食品ロスの研究と実践、啓蒙に、これまでも尽力されてこられた方で、ご著書、食品ロスの経済学、本年、2月に日本で行われた、「食品ロスを考える国際セミナー」に於いて、パネリストのひとりとして、登壇されるなど、日本における、この方面での、著名なオピニオンリーダーとして、ご活躍されておられます。関係※ドギーバッグ普及委員会

個人、企業体、メディア、国家を問わず、巷間、本当に様々な情報がおびただしく発信され、眼や耳をこじあけて、「おまえは、もう、遅れている」と、責め立ててくる気さえする、昨今。私どものしている、通訳や翻訳業務も、その業種のプロ同士が、凌ぎを削ってやりとりする中間に入って、短期に足でまといにならぬよう、その世界にあわせて、仲介できなければ、静かに退出を申し渡されるのが、現実。

わたしどもの、クライアントさまが、そうなのか、”椅子にあぐらをかいている”ようなお仕事を、されていないかたばかりなので、こちらもそれをこなす事で、手一杯。

そんな中、今回、昔は少しはそういった事象にも、関心を持っていたこともあったのに、日々に追われて自分の視界からはずれていた、リアルの世界が抱えている光と影を、垣間見せられ、また、それに対応しようとされている方々の取り組みの一端を、知ることにも、なりました。

釜山広域フード・バンクの輸送車。提供される物資の運搬コストも、大きな懸案のひとつ。

ところで、普段は、どんなアポイントメントの取りまとめにおいても、インタビューのご協力をお願いするにしても、情報は頂いても、実際の交渉や確認を、人まかせにした事はなかったのですが、フードバンク活動に尽力している、実際の団体、企業さまの紹介は、釜山広域フードバンクのほうに任せてもらえないかと、お申し入れがあったので、事情説明も3度ほどして、指示のあった書状なども即刻提出し、状況を固めたので、一抹の不安は、覚えつつも、おまかせする事にしました。

ところが、ほかの案件が立て込み、それに忙殺されるうちに、訪問予定の2日前、その間も、「ご挨拶したいので、訪問先をお願いします。」と、連絡しても、お忙しいのか、なかなか訪問先を開示してもらえない。それで業を煮やして(笑)、フードバンクの本部事務局まで、おしかけたのですが、お忙しいのは、予想通りでしたが、わたしどもの申し出を、ぞんざいに扱っていたのではなく、訪問をより意義のあるものにすべく、本当に熱心に活動されているところに、案内したいというご配慮から、関係各所とも連携して、段取りをつけてくださっていたのでした。(この仕事をしていると、色々な経験から、”取り越し苦労の鬼”なってしまう (>ω<、)”、お許しを。)

そして、紹介していただいたのが、沙上(ササン)のセビョク市場で行われている、”わかちあい冷蔵庫”等の活動、それから、子供靴を専門に作っている靴工場。福がくる、わかちあい冷蔵庫、過去記事。

え?フード・バンクで、靴~~、どうしよう。工エエェェ(´゚д゚`)でも、もう時間がない!!でも、フードバンク本部の方の、活動に関する、こぼれ話や苦労話を語る佇まいから伝わる雰囲気に、何かあるから、”靴の工場”なのだろうなと、賭けてみることにして、当日を迎えました。

沙上(ササン)の새벽(セビョク)市場。セビョクとは、明け方の意味。

この冷蔵庫に、市場で売られている野菜の、若干、古くなったものを、提供してもらうことから、始まった活動も、今では取り組みが浸透し、市場の店が自発的に、劣化していない食材でも、寄贈する、食材も惣菜にして提供する、という段階に進んでいると、いうことです。

韓国におけるフードバンクの活動は、IMFの過酷だった金融危機以降から現在にいたるまで、それまで以上に経済格差が大きくなった状況下で、本当に食べられない人の救済策として、ここそこで自然発生的に起こった”わかちあい活動”を国策の一環として国が支援・組織化し、釜山においては、タボクドン事業(多福洞=村)として、食にかぎらず、窮乏者共済のトータルな支援の枠組みのなかで、フードバンク活動も営まれています。

その中で、ご紹介を受けて、沙上区の새벽(セビョク)市場を、訪れたのですが、沙上区は釜山のなかでも、こういった活動に熱心で、今回も区役所の担当の方が、付きっ切りで、案内してくださったのですが、その熱心さと現場の市場の方との、コミニュケーションのスムースさに、活動を継続されて来られた歳月を、感じてしまいました。

活動の継続は習慣となって、새벽(セビョク)市場に息づき、食品の供出をアナウンスすれば、劣化品でなくても、各々のお店から自発的に食品が持ち寄られ、現物のみならず、調理されたものを届けて、利用するひとの惣菜に寄与する、ような現況だ、そうです。伺うまえに、お電話をした市場の責任者のかたも、はじめは「研究者のひとのインタビューなんて、何言っていいんだか、わからないから、あんたが、シナリオをかかなきゃ、だめだよ。」とか言われて、いたのが、皆・わきあいあいとした中で、活動の話がなされて、最後は「こういうのも、たまには、楽しいね。」と、笑っていってくださいました。

子供靴専用の、靴製造会社。整然とした雰囲気のなか、ブランド靴の製造が、行われていました。

そして、これも沙上区(ササン)の靴工場に、迎いました。沙上区は、もともと中規模工場の集積地で、ことに、靴工場は、ながらく、靴製造の通訳仲介も行ってきているので、足しげく通った、いや、ている、場所なのですが、一見、整然とされ小ぎれいな佇まいは、私が通いつめていた、靴関連工場とは、ちょっと赴きが異なる感じでした。

オーナーご夫妻が、この義援活動(※その仲介を、釜山のフード・バンク事務局が行っている)に係わるようになったきっかけは、ある時、靴の原材料の規格が急に変わって、大量に出庫できない靴を突然抱える事態になった時、「廃棄するくらいなら、誰かに使ってもらいたい。」と区役所に問い合わせをしたのだ、そうです。

それで区役所がその靴を受け取り、児童養護施設等に寄贈したのだそうです。すると、児童養護施設の代表の方から、「子供たちが、すごく喜んで。本当に、有難いことです。それで、大変勝手なお願いですが、今後も少しでも同様な寄贈をお願いできれば、本当にありがたいのですが・・。」と感謝の言葉と、お願いを貰ったのだそうです。

以来、その寄贈を続けると同時に、フード・バンク活動を含めた、慈善活動を熱心に行うように、なったそうです。

「今、釜山でも、靴の製造は決して順風満帆ではなく、厳しいところも多いのですが、おかげさまで、うちは、かなり先まで、予約で一杯です。」と本当に、晴れ晴れとした表情を、なさっておられました。

一番トップのハレーションがおきている、ダメダメな画質の写真が、寄贈された靴なのですが、この一連の話を聞いていて、通訳であるにも拘らず、心のなかで、訳もなくちょこっと、涙がでてしまいました。

これは韓国にかぎらないことかもしれませんが、少子化のせいもあるかもしれませんし、この厳しい弱肉強食化がより加速している世界のなかで、子供を育てることの大変さは、少しくは理解できるにしても、これ見よがしともいうべき、「うちの子さえ、よければ。」,「他人は、つきとばしても、うちの子に、より美味しいものを、いい服を、いい鞄を、いい習い事を・・。」他者を、一顧だにしない風潮。

そんななか、なんらかの事情で、親のいない子供たちは、それをどんな風に受け止めて、生きていくのだろう。

そんな時、劣化した傷物の汎用品でなく、デザインも、モードも、最新型のブランド品と同等の靴が自分の手にのせられ、自分の足に嵌められ、学校に向かうとき、どんな気持ちになったのだろう。柄にもなく、思ってしまいました。(//△//)※勿論、複数の方相手に、通訳していますので、そんな妄想に浸っている暇は、実際には、ないのですが。

廃棄物処理施設外観。

午後からは、釜山市庁環境科を訪れ、面談し、先にこちらがお願いしたデータ資料も早々にオリジナルに編集作成してお送り下さった、女性の担当者の方が、ご親切にも車でお送りくださって、水営区(スヨン)の釜山環境公団 廃棄物処理施設を、訪れました。

処理施設内1

処理施設内2

処理施設内3

ここに来ると、もう小林先生の独壇場で、教授と言っても、本当に、まだ、お若く,フィールド・ワークを、韓国でも、ソウル・済州島(チェジュ島)で敢行されてきているので、どんどん処理施設の最深部まで、入っていかれる。そして臭気がきつくなってくると、「カンさんは、そこで待っていて、ください。」とご自身は、勇躍、最上部まですいすい上がっていかれました。

それが、終わると、慶州(キョンジュ)への学会への参加のため、お見送りもそこそこに、老圃洞(ノポドン)のバスターミナルへ向かって、風のように駆け抜けて、いらっしゃいました。※先生がなぜこういった、研究・活動に勤しむ所以として、「日本に於ける、”欠食児童”・食べられない子供達の実態を知らせる事と、状況の改善が、あります。」と言われたことは、耳にいまでも、残っています。

行程として、私どもの業務のなかでも、長い時間とはいえない、お仕事でしたが、自分達が住んでいる街(都市)の、なかなか陽のあたらない部分を、民間セクター・公的機関に関係なく、取り組み支えようとしている試みを、国の枠にとらわれず、知らせ、且つ、実践、啓蒙することは、今だからこそ大切だと、痛切に思いましたので、長々と書かせて頂ました。

今回、一環して、釜山市庁のご協力が誠意のあるものであり、その言として、「日本との交流に寄与することであり、且つ、日本はこういう事象に関して、先進地でありますから、自分たちもお話を聞く機会を得て、勉強させて頂たい。」旨のことを、仰っていましたが、これからも、違うようで似ている、似ているようで違う、日韓だからこそ、色々な分野で、意見交換、交流する意義は決して、小さくないと思いました。

 

”釜山に来た夏”なんつって。(=_=;)

先回の更新から、一ヶ月が経ってしまいました。この間、今、現在も、西日本での大雨による大被害で、信じがたい被災の映像が、ここ釜山でも流されております。心より、大切なご家族を、突然亡くされた方、また、これより復旧を進めていかなければならない方々、救助に奔走している全ての方々に、哀悼と状況改善の祈念をさせて頂ます。どうして、こんなに天変地異が、苦しめるのか・・、恨めしさが湧き上がってきてしまいます。冒頭に失礼しました。

”祝”世界遺産登録。鶴・襲来!?梁山(ヤンサン)通度寺(トンドサ)の釈迦生誕祭時の、松林の寺内・遊歩道のディスプレイ 私が、以前「トラベルコ」で紹介させていただいた、拙・紹介記事 通度寺

これも、釈迦生誕祭時の、艶やかな提灯かざり。

参拝する人達を、お出迎えする、小坊主さん、オブジェ。

2018年・7月。釜山も、とうとう夏が到来して、おります。何といっても、福岡の対岸に位置する立地ですので、夏は、それ相当に暑くなります。ですから、まだ涼やかな海風が、ときおり頬をなでる今が、この海の街を散策したり、お寺を参ったり、プチ・グルメをして楽しむには、最高の季節なのかも、しれません。

ブログの更新に、もたついている間に、とうの昔に、統一地方選挙も終わり、釜山も、首長が変わり、これから、どんな政策の変化があるのかわかりませんが、米朝首脳会談の流れから、当面、この東アジア地域を往来する上での、安全性は大分、保証されたと、言えるのではないでしょうか。

その流れに呼応してか、釜山への入航を回避していた、観光クルーズ船・釜山寄港クルーズ紹介1釜山寄港クルーズ紹介2釜山寄港クルーズ紹介3が、回帰してきていたり、金海空港も、新たに、エアプサンが、名古屋・直行便を就航・、札幌便もイースター航空が週3便で新規参入等、主には韓国からの、日本行きのニーズを当て込んで、というところでしょうが、何にしろ、釜山への足が増えて、北海道(函館等)から、金沢、秋田、長崎、瀬戸内、高知などなど、日本周遊の、様々なグレードのクルーズ観光の寄港地として、今の釜山にお越し頂けることは、本当に嬉しい限りです。

海からのプサンへのアプローチは、本当になかなかに、圧巻です。ちょっと、ユーラシア大陸の東の端的な野太さ、山の中腹まで家屋が軒をつらねる光景。手軽なところでは、大阪からのパンスター・クルーズ・などで、お越し頂ければ、日本の瀬戸内の和の風情から、幾多の先人が帆船で望んだ、海の路の気分を、味わえることと思います。

このピンぼけ写真では、よくわかりませんが、広安里大橋の袂の、この場所からも、ナイトクルーズ船を、何隻も、確認できます。

こんな船でも、リーズナブルに、釜山の海辺を辿るシティー・クルーズが、楽しめますよ。

※入り江が多く、ビーチと高層ビルが混在して、釜の山と、いういうように、お碗をふせたような山が連なる景観は、シティ・クルーズにも、うってつけ。観光遊覧船、ヨット・クルーズ、ちょっと贅沢なクルーズ、などなど、海の都市、特有の観光を楽しめます。https://bit.ly/2zqQvom

ところでこの前、常より、推し続けてきた、釜山郊外、 梁山市の通度寺(トンドサ)が、「山寺、韓国の山地僧院」という名目の中の一寺院として、世界遺産に登録されました。

韓国の仏寺というと、度重なる仏教弾圧で、山に篭ったとか、山寺だけが戦禍を免れたとする説がありますが、それだけではないのではないだろうかと、こういう仕事をして、お客様を伴なって、そういった場所を巡るうちに,最近は、つとに思うようになりました。

やはり、韓国にも、日本の修験道や、山岳信仰とは、少し趣きは違いますが、”気”というか、磁場というか、近代化するなかで、迷信として葬りさられようとするも、人間が人間である以上、その生命力を、食べることでの栄養として以外に”必須”な何かを求めて、祈りの場を開場したと、ありきたりですが、思えてならないのです。

釜山から、小一時間、農業も盛んで、山々に囲まれた”密陽” の山中にある、表忠寺.(ピョチュンサ)

連なる山々、渓谷に流れる清流、厳かに流れる読経の響き、”気”というものの存在を、いやがおうにも、感じてしまう。

表忠寺の、仏像さま。

この仕事をさせて頂いて、日本にいた時とは違って、本当に、日本のさまざまなエリアから来られたお客様と、ここを巡らせて頂ました。その中で、巷で喧伝される歴史とは別の、驚くほどに生命力に溢れた人々が、その「生きてきた証・として遺した歴史」に眼を向けさせられる機会に出会い、そういった形で、史跡や遺産を見ると、本当に、眼前の景色に、当時のありさまが彩られるように付与されて、歴史を楽しむ方たちが見ている風景を、垣間見る感覚を、少しくは、分けて頂けた気がしております。

今、売り出し中のスポット、東莱(トンネ)温泉場のカフェ・ストリートにある、静謐な佇まいで、讃岐うどんを供するお店・”夫婦亭”。店名のとおり、誠実な雰囲気を醸す、ご「夫婦」で営まれております。

写真のクオリティが、低くて申し訳ないのですが、日本と韓国のテイストが融合した、本当に落ち着く店内で、喉越しの際立つ、”讃岐”がいただけます。

南浦で、人がとぎれる事なく、繁盛しているロースタリー。韓国の焙煎釜は、ドイツ製がほとんど。プロバット社のマシンが、シティローストで煎っているのが、大勢。

今、釜山でも、過去にもないほどに、ビジネス、観光、知己訪問等、 頻繁に隣町にでもいくように、日本を訪れるようになったことを、証明するように、日本で、うどんを修行して、日本の店の雰囲気を根幹に、本格的な讃岐うどんを提供するお店、また、日本の定食メニューを模して、和陶器を、ふんだんに使って、日本語の店名で、普通に、しょうが焼き定食をだすお店。ロースター・カフェで、煎りたての珈琲を飲み、天然酵母のパンをこぞって買い求める。お風呂を楽しみたい思えば、花崗岩盤層までボーリングして、汲み上げた天然温泉付きのチムジルバンが、市中に幾箇所も遍在している。

そういう訳もあり、ビジネスや、こみいった案件を伴われているお客様にも、休む、食べる、癒す、寛ぐ、を提供できますよう、情報の拡張にも精がでてしまいます。

ビジネスの案件では、翻訳作業、綿密な下調べ、交渉や、資料の把握、代行業務では、頻繁なやりとり、確認。ですから、業務で色々な場所を訪れ会食する機会を多くもつ中で、蓄積(笑)してきた余得を、ここに来て頂くかたと、分かち合いたい。

そこで、この夏季期間。ここに旅に来られる方向けに、下記のプランを行っております。

下のバーナーをクリック願います^^。

 

 

 

 

私どもが、手前味噌ですが自負するのは、本当に多岐に渡る案件にあたらせて、頂いた事により、万遍のない、レアな情報をもたらされる、それいじょうに、業務が介在するので、机上のリサーチだけではなく、色々なかたがたの力添えやご協力、思いがけないご助力がなければ、どんな案件も解決しえないことを、日々、知らしめられていることです。

釜山に来たいなと思われたら、是非とも、お声かけください。(^▽^)/


韓流ファンの方、日本のドラマ好きで、すみません。<(_ _)>ドモ

釜山6月。初夏の幕開けに、ふさわしく、「2018・釜山国際モーターショー」 (•̀ᴗ•́)و

 

見えにくいですが、韓国では、この布の広告が、席捲しています。但し、自由と言っても、選挙広告は、選管に指定されたところに、行われております。

6月も迎えたと思ったら、アッという間に、前半戦が終わろうとしています。メディアでは、米朝の首脳会談のことでたけなわですが、韓国内では全国同時地方選挙(※韓国の歌い・踊る選挙は、一見の価値あり。トロット(트로트・速いリズムの韓国演歌)と、ヒップ・ホップが渾然一体として、候補の番号と名前を連呼します(*゚O゚)。街に張り巡らされる、巨大、布製選挙広告は、まさにお国柄。日本の広告関係や、印刷業態のかたが、見たら、びっくりすることでしょう。※その、自由度に。)

地下鉄2号線べクスコ駅から、会場途中の、モーター・ショウの広告。

同上

コンベンション会場の案内。

 

ところで、私どもが関係のあることとしては、BEXCOで6月8日から本開催される、釜山(プサン)国際モーターショー。2年毎の開催ですが、今年は、最新36モデル、公開されるということです。これまで、当方も、メーカー、日本の自動車専門誌、自動車専門のジャーナリストの方々に帯同して、仕事をさせて頂いて参りましたので、なじみ深いイベントでもあります。

この日は、プレスデーでしたので、嵐の前の静けさ。私どもは、今回、後方支援の中継業務で、会場業務ではありませんが、下見も兼ねて。

3階では、自動車パーツ・メーカーの商用・商談ブースが、設置されております。

日本のスズキの4駆車が、気に入り撮って頂ました。

釜山・BEXCOも、第1会場・第2会場があり、なかなかに整備された、コンベンションですから、以前のように、もっと稼動すればと思っておりましたが、ここでも色々と修行(笑)させてもらいましたので、懐かしい気がしました。なんていっていられず、気合をいれて、GO!!

P,S

業務の合間に、撮った6月8日(金)の、本開催の様子を貼っておきます。

バックに、大画面の映像をあしらって、迫力のある演出が、今回のトレンドのようです。

 

メルセデス・ベンツのブースでは、自動車の歴史を、自社のクラッシックカーを配置して、車に疎い、私のような女性にも、興味の深い展示でした。

 

素人が、業務の合間に、冷や汗かきながら撮った、荒い写真で申し訳ありませんが、車大好きな方なら、勿論、そうじゃないかたでも、楽しめる構成になっているのが、今開催の特徴と思われました。

6月17日までの、ロング・ラン開催なので、近隣のかたは、勿論、釜山圏にお越しの予定のある方は、足をのばされては、いかがでしょうか?

”釜山の祝宴”2018年5月 海運台ビーチの夏シーズンも、すぐそこまで(・`ω・)

              ※リード・ボーカルは、NCデパート2階で、帽子を売っている。
              MCで、確認できた情報がそれだけで、本当に申し訳ないですが、
              韓国ノリのパワフルな演奏で、大変な盛り上がりでした^^。

 

いつのまにか、2018年・5月も最終週。その週末、土曜日。何につけても、海浜観光都市の釜山の夏を、一手に引き受ける(笑)、韓国最大のビーチ・エリア、海運台。本格的な夏シーズン到来、直前に、ちょっと覗いてみました。

本当に、釜山らしい、好天続きの青空で、日差しが照り返すほどながら、吹き抜けていく海風は、まだ涼やかさを残すこの時季。絶好のビーチ・サイドゾーンの散策シーズンでもあります。くしくも、この日は、モンゴル、フィリピン、ロシア、などなど、釜山在住、外国人の方も交えた、国際色豊かなフリーマーケット?が、開催されていて、中国・香港・台湾・東南アジア・またこの日は、多数のアメリカの海兵隊の方々と、そのご家族と思われる観光客が、思い思いに、ビーチでの休日を楽しんでいました。

海運台ビーチは、釜山の数あるビーチの中でも、釜山の、いや、釜山のみならず、韓国経済のパワーを牽引する役目も担っているような、特別な場所で、あります。超大型の投資がされて、高層のビルやホテルが続々と立ち並び、400メートル級タワービル(中国資本)も建設途上と、毎年、毎年、姿・形を変えていっているのですが、こういう手作りのイベントも企画されるようになり、ますます、楽しい、ノーティでヒップなパワースポットに、なっていっているようです。

超高層タワー・ビル 建設途上の図 1

手前、ノボテル・白いのがパラダイス。

この高さ、これなら、よりお分かりでしょうか。 (*゚ロ゚)

うしろのタルマジの丘が、もうよく見えません。

日本も、主要都市のベイ・エリアは、タワー・マンションが立ち並んでいるのでしょうが、私が釜山に戻ってきた当時のまだ牧歌的だった、風情がなりをひそめ、激変する東アジア、東南アジアの潮流にくらいついていこうとする心意気が、何か意味もなく、伝わってきました。

アメリカ人は、やっぱりハンバーガーが、好き?ハンバーガーや、ピザの店は、大繁盛してました。 (人*´ω’*)ィィ

 

サンドアート、結構、風のせいか崩れつつあったり・・つかの間の芸術、それも一興かと。

この広いビーチ一面に、パラソルが立ち並び、沢山のひとが海で遊び、様様な趣向を凝らしたイベントに、日常を忘れるときを過ごす夏は、すぐそこまで。ヾ(*´∀`*)ノ