もう、5月も過ぎようとして、おります。そのせいか、釜山の様相も、初夏の風情で、ビーチにほど近いエリアでは、爽快に晴れ渡った空と、眩い光を反射する海面、そして、肌を撫でていく、”海渡る風”が、なんともいえない、開放感を、醸し出しています。
このブログの更新が、滞るうちに、韓国も新しい大統領が、決まり、ここ釜山も、街中がテナントビル、または、マンションの建設ラッシュ、都市交通、主たるは、都市近郊電鉄の開通が進み、一気に次世代の都市機能の充実を、韓国らしく(笑)なかなか、ダイナミックに進めております。
今回は、ここ暫く、ビジネスと観光通訳が混在して、ご利用いただく中で、このタイミングで、どうしても危急に、お伝えしたいことがあり、先に、この記事を、アップしております。
最近、同時期に、私どもが、係る案件のなかで、韓国の中小規模の会社が、日本の特殊技術を扱われている会社の機器を、5、000万、Ⅰ億円規模で、発注する・商談交渉に、係りまして、常より、日本のクライアントさまの代弁者として、韓国の会社と、通訳とあわせて、夥しい数のやりとりをして参りましたが、受注までに辿り着く会社さまには、ある、共通点があることが、わかってきました。
業務の性格上、守秘義務も勿論のこと、日本のクライアントさまも、当方を信頼して、相手先には伝えられないことを、私どもに明かして頂いて、韓国の方、或いは、韓国の会社の流儀を踏まえて、伝達の文言、双方の利害に折り合いがつくような流れを、第一には、コミニュケーションの齟齬を、できるだけ解消しながら、支払い条件、輸出入の条件、現実の入金までと、真剣勝負の攻防が、織り成されます。
この業務をはじめて、4年位までは、ほとんどが、日本の比較的規模の大きな会社の、韓国での工業部品の発注面談、また、韓国の部品メーカーが使用する工作機械会社の現地企業との面談、または、管理・検品チエック、メンテナンスの通訳などでしたが、まだ、総体としては、日本の会社さまが、韓国の会社に部品を発注する業務のサポートが、大半であったと思われます。
そして、その時期から5年を経過した現在、当方のメインの業務は、韓国からの商品・製品、の取り扱い、機器等の製造の依頼を受けた、日本の会社の韓国企業との商談交渉のサポート、締結後は、納品完了までの業務仲介のサポート、その後は、メインテナンス、または、新規お取引先、見込み企業のリサーチ(実際は、こんな綺麗な流れでは、ありませんが。笑)。
ごちゃ、ごちゃ書きましたが、日本の稀少技術を保有する、工房というようなファクトリーを、韓国の会社が探して、その依頼を受けた日本の会社さまが、私どもに問い合わせされて、当該企業に面談へ行くところから、全てがはじまる。そして、今、2017年5月・現在、契約の成立まで行くのは、私どものところでは、このパターンの流れなのです。
折りしも、韓国の新政権は、中・小企業の復権を表向き標榜した政策を、謳っております。政治には、殊、日韓関係では、双方から煮え湯を飲まされた経験しかないので、格別の期待はしておりませんが、韓国は、大企業が差配する社会とはいえ、その他、大勢の人も、日本よりもインフレで、あらゆる物の価格が、高騰する韓国で、生き延びるため必死で、その意味からも、大きくない会社でも、自社の工場の機械、機器を新調し、少しでも未来にむかって、伸びようと奮闘しています。
私が、日本を後にした、2008年はちょうど、韓流ブーム後期でしたが、今、2017年の日本の風潮がその時とは、ドラスティックに変わっていることは、日本の報道からも、また、伝え聞く話からも、如実に感じとれます。
ただ、現、2017年、ここ釜山の新装するお店の、外装、インテリア、看板を見ていても、ここまで、日本色を出していいの(笑)と、思うほど、ひらがなの店名,ひらがな表記が、トレンディなものとして、扱われています。※因みに、「孤独のグルメ」は、ケーブルTVのチャンネル・Wや、J・チャンネル双方で、シーズン1~6まで、どれ位の頻度で、流しているか、本当にびっくりするほどで、韓国で、松重さんが、あの巨躯でロケ敢行したら、大騒ぎに、なること必至です。
話が、また脱線してしまいました。
ところで、6月には、松亭から、機張の海岸線の最高の立地に、巨艦・ヒルトン釜山ホテル&リゾートが、営業開始の段階に入っております。
釜山も、ホテルの選択肢が拡がり、お客様との待ち合わせも、色々なホテルのロビーで致しますが、もし、ブッキングでお困りの際は、ご一報ください。ジモティ・プライスで、しっかりと予約のカンフォームも、含めて対応しますので。