プサンの 冬 を 歩く 2 (卒業シーズン)

一昨日の木曜日、釜山の繁華街、南浦の光復路通りを歩いていると、花束をもった若い子達と、何度も行き交った。

今、日本より一足早く、韓国では、卒業シーズンなのだ。

うちの甥っ子も、ひとり、今回、高校を卒業する。

雲ひとつない、写真を撮るには、絶好の日和だが、海風がまだかなり肌寒く、春という感じは、まだしない。

釜山タワー&守護神”李 舜臣(イ・スンシン)
釜山タワー&守護神”李 舜臣(イ・スンシン)
釜山タワーから、影島を望む
釜山タワーから、影島を望む
龍頭山(ヨンドゥサン)公園で、出会った、ネコ。

龍頭山(ヨンドゥサン)公園を降りて、国際市場に迎い、大ヒット映画「国際市場」の舞台となった店、”コップニネ”に、むかう。

、国際市場の舞台、コップニネ
、国際市場の舞台、コップニネ

過日、地元の新聞で、その店主が映画になることで、少しでも他のエリアから釜山ひいては、国際市場に、人が来てくれればいいな・・という素朴な想いから、自店を映画のぶたいに提供したそうなのだが、新名所になったことで、買い物をするわけでもなく、ただ写真を撮るひとだけが跋扈して、周りの店からは苦情がでて、しまいには、家主に家賃を引き上げられるという、踏んだり蹴ったりの顛末を明かしていたのを、チラッと目にしていたので、気が引けながら、すばやく(苦笑)撮影した。

店主が市に対して、「来る人を整理する人くらい、何とか就けて欲しい。」といっていたが、整理のひとが、今は、一生懸命、人だかりが流れるように整理していた。

映画「国際市場」のレクチャー

ロッテ・デパート完成で、南浦洞は!?&韓国語音声・7

南浦洞 地下商店街 の キッチュな革細工のバック店
南浦洞 地下商店街 の キッチュな革細工のバック店

ここで、ひとつお詫びがあります。メルマガに登録してくださった方への、伝言です。

まだ、第1号がでていません。限られた情報から、私達を信頼してアドレスをお預け下さった方には、誠に心苦しいのですが、まだ、自分達の基準をクリアする内容になっていません。本当は、それなりに用意していたものはあったのですが、何だかなと、正直思ってしまいます。それだけ、サイト上にも情報としての韓国は、溢れているからです。

登録して頂いた方の中には、熱心な韓国製品のバイヤーで、良質な仕入れルート確保の為の情報を期待されている方とか、自分の生活に賢く情報を生かそう、と思われている方もおられると思いますので、心苦しく思います。が、いい加減なことができない偏屈な性格なので、心よりお詫びお知らせ致します(^^;

そのお詫びでは、ありませんが、音楽を聴きまくってきた輩の耳に唯一かなった、

韓国のシンガー(有名ですが^)チョ・ソンモの暖かいボイスを、

珍しくはまった韓流ドラマ「雪の女王」のバージョンで。

チョ・ソンモ 「雪の女王」エンディング

ところで、HPを立ち上げる前も、ちょっと変わった依頼を、結構受けました。もちろん、内容をつまびらかには、できませんが、そのほとんどが、人探しに関する事でした。残念ながら、それに処する確たる手段を持ち合わせていない為、お断りするケースがほとんどでしたが、人それぞれが持つ秘史と、日本と半島の関わりを感じてしまいました。

今日も、釜山からちょっと離れた田舎へ、ご先祖の墓参にいかれる方の、ガイドのご予約を頂きました。まださきのお話ですが、今まで、釜山の近隣のみでしたので、不埒ですが、ちょっと楽しみでもあります。

ところで、2009年も12月・日本は、師走ですね。戴く、メールにも「落ち着かない・忙しい・慌しい」といった言葉が目立ちます。 韓国は、旧暦なので新年はまだちょっと先。キムジャンの喧騒が終り、子供達も試験が終って、また、悪童に逆戻りです。 ただうちの塾の子供も、全員が大幅に点数をアップしたので、ホッと一息^^。

もうすぐ、冬休み、ところで、釜山の玄関口、南浦洞にロッテ・ワールド・プロジェクトの第1弾・ロッテ・デパートがオープンです。工事が、頓挫していた時期もあったのですが、これで、また、釜山のランドマークが増えそうです。場所もいいんで、楽しみですよ。沈滞していた、地下商店街も、人の流れができて、浮揚するのか( Д) ゜゜.

本当に、冬こそ釜山にお越し下さい。きっと、盛大なバーゲンありですよ。^^

2009年12月17日にOPEN予定!!

南浦洞 地下食堂にて  
南浦洞 地下食堂にて  

南浦洞とくれば、龍洞山公園。(強引かな・・。)

今日の、さらっと、聞くだけ韓国語音声は、龍洞山公園(釜山タワー)独り歩き編

釜山ならでは。 龍洞山公園・散策編 <--ここを、クリックしてくださいね。

東京よりも、近い外国・・・

日、話していた超実践・韓国語の音声・第1弾を、余裕でアップしようと、したところ、ワードプレスには、2MBの制限があった。(泣)勿論、裏技はある様ですが、結構、面白くて役に立つコンテンツなので、別にページを設ける事にしました。

ところで、先週の土曜日・31日は福岡からの14名のお客様を、ガイド担当のカン・ランニョンが、お連れして、チャガルチ、国際市場、南浦洞を歩きました。(正確には、10名から後7名、食事の時は14名)

これまで、最大が5名のお客様でしたので、先方の方にも手を煩わして、メールをやり取りし、ルートも確認して、その日を迎えたのです。 色々と内実、お連れしたい所もありましたが、通訳担当のカンとも、「とにかく、お客様の希望を優先しよう。」と話していました。が、それでも5時間の中で、南浦洞エリアと、西面エリア&在来市場の釜田市場プラスαを、計画していたんです。 そして結果は・・・。汗)

でも、本当に勉強になりました。やっぱり、近いとはいえ、ここは来られる方にとっては、外国なんですよね。(当たり前だけど。)  医療関係の職場の同僚のご一行様だったのですが、雰囲気の良い、本当にいい方々で、あ~日本人だなって、手を振ってお見送りする時は、いつもそうですが、今回も、日本に帰られるんだなぁ~って、相方のカンには知られずに、ひとりごち。

「本当、隣マチみたいな、ものですよ^^また、来ますから。」お客様のその言葉が、妙に心に残った.

予定時間をはるかに過ぎても現れない、一行を待っている間、撮った週末の、龍洞山公園のひとコマ。本当に何台もの、観光バス、マイクロバス、ボンゴタイプのレンタカー。物凄いエネルギーで、動いている釜山の観光産業と、その中で、自分達らしく、釜山でのひと時を、お客様という以上に、新しく異国で、縁ありお目にかかる同胞に、「ああ、いい時間だったな・・。」思って頂くには、どうしたらいいのか、喧騒のなか、いきなり暑くなった日差しのもと、暫し思いに耽っていた。