農事資材販促活動2&晋州城 観光。

 

晋州市(ちんじゅし)の名跡。晋州城の城門。
晋州市内

週明けの月・火は、先週の慶州(きょんじゅ)エリアから、晋州市の方面エリアの農協、農事団体を同様に廻りました。

日本の製造・販売元さまと、現地で売り込む、韓国の現地販売業者がこのように一緒に廻ることの大きな利点のひとつは、現場のお客様のクレームに対して、その商品の使い方のアレンジの仕方次第で、該当の問題に充分対応が可能であることを、伝えることができたり、

日本の販売元さまにも、現地を知って頂くことにより、韓国側もアイデアをもらえたり、また、対応がより的確にできる事により、現地のお客様の信頼も構築できることです。

それと、たまたま、この拙ブログをお読みいただく方のなかには、、中国・東南アジア・ロシア圏での販促、販売をされている方も、おられているかもしれないので恐縮ですが、商品の売価が、韓国では、物価の観点から、日本で売っている価格とあまり差のない価格で売れるという利点が、あります。※業種に係わらず、韓国での販促に前向き、あるいは、既に成果を出されているところは、そこにメリットがあると、考えておられるでしょう。

今回も、かなり強行軍ではありましたが、短時間のなかでも、日本の製造・販売元の担当の方が、ちょっとした、現地のお客様の疑問にも、すぐPCを開けて、事例を引いて説明されて、これまで、「サンプルをもらうと、なしくずしになるから、うちは、いいものしか使いたくないんで、サンプル受け取りません。」といわれていたような、お客様でも、その対応に好感をもって、サンプルを受け取ってくれたり、新たな営業先の試案がでたりと、とても有機的な活動だったと思われました。

日本の諺の、風が吹けば桶屋が儲かる”の類ではありませんが、ゴルフのグリーンのメンテナンスでも、近時の気候変動で、新たな疫病が発生したり、農作物※いちご・トマト等、作物の新たな栽培方法の進展などで、商品の需要が喚起されたりと、日本の製造・販売元さまの売り上げも、堅調だと聞き、これから韓国の販売会社も、韓国全土に販路をひろげていく上で、こういう支援は、韓国側の・販促の大きなバックアップとして、とても期待されているように、見受けられました。

伺った、農協様、ここもかなり大きな農協でした。
昼食には、サムゲタンを、頂ました。

韓国の販売会社は、それぞれのエリアの主要都市の、いわゆる地元に住んでいる・販売担当者を雇って、そこで日頃からの地道な販促活動で、販路を開拓しております。

今回も、訪問の合間に、せっかく晋州(ちんじゅ)まで、来て頂いたからと、韓国側の現地担当の方が、晋州城に連れて行ってくださいました。元々、国境警護のために高麗時代につくられて、豊臣秀吉の朝鮮出兵のときの、防御の砦であったりも、したそうです。

晋州城・城郭、夜のライトアップ時の風景。

これまでも、お客様をお連れして、晋州に来たことは度々、ありましたが、そのつど観光目的ではなく、お客様の用件での同行通訳での訪問だった為、こうして、じっくりこの名跡を拝見することはなかったので、とても良かったです。なかなか風情のある、しっかりしたお城でした。

 皆さん、料理のお写真を取られていたのですが、会食中の通訳に かまけて、失念しました。外観のみ、すみません。
お店の販促サービスの絵葉書と、晋州城観光のパンフ。

晩御飯は、うなぎ料理で有名なお店。蒸したものを、鉄板で焼き、好きなヤンニョン(タレ)頂くとういうものでしたが、柔らかく、滋味豊かな味わいでした。

翌日も、早くから始動という事で、釜山には戻らず、晋州[チンジュ]泊となり、新装のなかなか快適なホテルで、

この広さのところに、一人泊まり^。なかなか、快適でした。

ホテルのロビー・スペース
ホテル・ロビー・スペース2

      http://bit.ly/2lRtSPd  J Square Hotel and Wedding

計4日間、かなり移動距離と訪問箇所でしたが、つつがなく、アクシデントもなく、終え、天候も荒れることはなかったので、良かったです。

韓国の販売会社さまより、お疲れさまの意で、頂いた、智異山(チリさん)の特産の干し柿。上品な甘みが、いいんです。お茶うけにも^^。

 

農事関連商品PR活動の通訳&釜山だから、”蟹”が旨い話(笑)

慶州 普門湖。観光ホテルが、立ち並ぶ、普門湖観光団地を眺望できる高台より
高台にあったカフェ、自家焙煎の各種のストレート・コーヒーが味わえる。
農事団体の資材販売所にて
伺ったカントリー倶楽部の、グリーン・キーパーの方がおられる事務所から
伺った農協の購買部にて

この2日間、暫く以前から、韓国の広範囲で、農事関連・およびゴルフ場に農事資材を卸されている関西の商社さまと、韓国現地で、その資材をゴルフ関連施設・農協・農事団体に営業販売されている韓国の会社が共同で、現在、その商品を使って下さっている団体さま・およびゴルフ場さまを巡って、商品のPR説明、商品に対する質問を受ける巡回販促活動に、帯同通訳させて頂いておりました。

今回は、慶尚南道エリアでのみですが、昨年行った場所と別のゴルフ場、団体さまを、1日7~8軒という強行スケジュール。朝8時に、釜山駅集合で、びっちり夜8時まで。

皆さん、くたくたで、韓国の会社の営業部長さんが、「カンさん、皆さんに何召し上がって、頂いたらいいでしょう・・。」と聞くので、「ちょっと、美味しいものを、食べてもいいですか?値は、はりますけど。」というと、「結構ですよ。」と仰るので、時季もまさにうってつけ、それに、チャガルチまで来たのだから、「蟹に、しましょう。」

チャガルチ市場で、茹でたての、蟹。時期もよく、爪の先まで、身がいっぱい。

日本から来られる皆さんは、国内でも一杯の仕事を抱えておられて、普段、あまり、こういった夜の会食でも、沢山、召し上がりません。しかし、やはり、”蟹”は偉大ですね。(笑)いつになく、皆さんの顔がほころんで、嬉しそうに、頬張られていらっしゃいました。釜山が、海の街なのを、少しは堪能して頂けたようでした。

ちなみに、2日目の夜は、ふぐ刺しメインの刺身店。

珍しいスケジュールで、土日はオフで、また週明け月・火と、今度は農協がメインの訪問です。なかなかに、専門分野に手強い農家さん、もおられるので、資料と過去帳をしっかり読み込んで、備えようと思います。

おみやげに、頂いた、芦屋のアンリ・シャルパンティエのクッキー。可愛らしくて、風味が、何ともいえない。日本のスイーツは、やっぱり、素敵です。

備忘・旧正月の3日目の、人気スポット”松亭ビーチ”の風景

センタム・シティーから、海運台へと迎う、バスより
気の海運台や、松亭へいく方面は、渋滞するので、バスの専用レーンが増えていっています。
路上にしっかりと、バス専用と、書かれています。

 

どんどん、バス停留所も綺麗に便利になってきています。待ち時間も、一目瞭然、雨よけ庇も完備。
センタム界隈の、高層マンション群

ここ韓国・釜山は、旧正月(ソルラル)気分も完全に抜けて、通常モードに入っております。

おかまいなしのメディアは、喧しく、全てが政治家や政治屋の代弁者にならなきゃ、ならないように、吹聴していますが、現場で仕事をされている方や、夫々の現実の状況や、自らの商売を遂行している方々にとっては、単なるリスク要素でしかなく、ここ釜山は図らずも槍玉にあがることになりました。ですが日常で、少なくとも私のまわりで、かの問題をあげつらう人など、ほとんどいません。

メディアやこの騒動で利する団体・先導する自称・文化人さま等を除いては、釜山の市民が先導して、かの問題を焚き付けているなどは、あまりにも現実からかけ離れている戯言と、いっても、いいすぎではないです。

つい先日も、わたしの家の近くのマクドナルドで、40代のアジョシのグループの会話が耳に入ってきました。自営業で商売をされておられる方々のようで、先輩らしき方が、少し若いほうの人に言っていたのは、「店の雰囲気づくりや、新しいトレンドなんかを、少し、日本にでも行って見てきたほうが、いいぞ、俺、名古屋に知り合いがいるから、話しとくから、行ってこいよ。」そんなことです。

この旧正月も、韓国からの渡航先、NO.1は日本であり、日本の作家の本がベストセラーになり、「君の名は」はゆうに動員数300万人越えの空前のヒットの証として、周りから、まだ見ていない私に、「なんで見にいかないんだ、早くいけ・2回は、見なきゃだめだ・・」とか、話題といえば、本当にそんなところなのです。

昔、日本にいた時、かなり型破りな営業マンの方がいて、「世の中は、魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈する世界」などという、訳のわからない事を何かにつけて、枕言葉のようにして、語っていた方がおりましたが、自分の立場や眼で確認し、自分の頭や皮膚感覚で判断しないと、すぐ、誰を利するかわからない、妄言を刷り込まれてしまう。

よくよく考えてみれば、誰が好き好んで、嫌いなところに、限られた時間を使って、自腹を切って行くのかという話です。

またまた、あまりにも、横道にそれてしまいましたが、何かにつけて、韓国では、政府ではなく、そこにいる人達が、手のつけられない無法者と、化していると言った風潮を醸していますが、ここに来れば、それは、あまたある韓国の、ひとつの側面であることが、体感できるはずです。

裏をかえして、日本にいく沢山の韓国人も、単に日本好きという訳でなく、夫々が、アニメ好きだったり、温泉好きだったり、山歩き好きだったり、日本にいる友達だったり、好きなお店があったり、そういうことだと、いう、至極・当然のことを、普通に思えることの大切さを、今一度、自分にも言い聞かせる、昨今。(笑)

市中で、アパート、テナントビルが、建設されまくっています。近くにできる予定の、アパート分譲の広告。

ところで、私どもは、お客様がここに来られた時の通訳やアポ取りは勿論、非常に大事な業務ですが、普段、労力や時間をかけているのは、夫々の依頼にたいしての、リサーチ業務です。ちょこっとネットで調べて、というだけにならないのが、現実の業務です。突端は、ネットも使いますが、これまでのつてと、電話でアポ取り、現地確認・交渉・了承と、かなりアナログな仕事が介在します。

海運台・界隈
海運台を横目に、松亭方面へ
休日の、”松亭ビーチ”には、行くな!それほど、普段から人気で、道路が渋滞する、松亭への道路。この日も、車・車・・。
トンネルを、抜けると、そこは釜山のマリン・リゾート、松亭ビーチ、エリア。アッ、このフォトでは、海が見えない。
これでも、車列で、海が見えない。。

 

その一環で、過日も、旧正月の3日目に、松亭(ソンジョン・ビーチエリア)に、足を向ける事になりました。8年余前、私が釜山に戻ったときは、冬場は人も閑散として、でもビーチの何か心落ち着く風景と、機張(キジャン)に向かう海岸線の美しさに、「これから、瞬くまに開発されていくんだろうなぁ。」と思っていたそのとおりに、カフェが立ち並び、別荘が立ち並ぶ、大人気エリアに。

左へいけば、機張までの、海岸沿いの、絶景ロード。龍宮寺、東釜山ロッテモール、いわしで、有名な大辺(テビョン)港等、釜山が、海浜観光の街であることが、よくわかります。
ビーチ入り口も、この車列。でも、松亭ビーチの空気感の良さは、変わらず、健在。

ヤシの木のような木が、傍にあるのが、松亭ホテル、前に、取材した部屋付のテラスからの眺めは、絶景でした。
こんな感じの移動体販売の軽食の店も、目白押し。

飲食店のように見えますが、占いカフェ。

 

サーファイン・ウインドサーフィンを筆頭、マリン・アクティビティ関連のショップ・スクールが、並びます。
この写真ではよく見えませんが、お正月のせいか、かなりの人が親子で、凧揚げを楽しんでいました。
休日は、ファミリーが多いですが、平常日はカップルも多く、大人気のドライブ・デート、スポットでもあります。
さすがに、真冬の海岸は、肌寒く、ビーチそばのスタバに、退散。

夕方になり、釜山に戻る車で、渋滞がピークになるのを避けるため、松亭で夕食を取る事にしました。お客様をお連れする、市場調査にもなりますから。(笑)

それで、松亭に入った時から、パッと眼に入り気になった、こちらの店へ。

かじゃみ(カレイ)ミヨクの専門店。韓国伝統のワカメスープを、カレイを煮込んだベースと併せた、チョッと実際、食べてみなくては、わからない味。
他にも、釜山らしく大胆に、海鮮(あわび)をあしらったミヨク、など、貝類のオプションが。
店内は、明るく新装で、居心地よいです。
大半の人が、この定食を取っていましたが、この”かじゃみ・ミヨク”は、大当たり。ミヨクは、身体にもよく、誕生日の日には、必ずふるまわれる、縁起物でもありますが、お肉ベースだけのミヨクより、もっとマイルドで、とにかく絶品。この近くに来たときは、是非、お客様をお連れしようと、思いました。
帰り道、海運台ビーチのネオン。

寒かったですが、大好きな松亭ビーチで鋭気を養い、美味しい物も頂ましたので、2月から、新規、巻きなおしで、業務にまい進(汗)しようと、思いました。