全羅道でのラジコン・ヘリ農事撒布業務サポート。

今回、業務を依頼された会社の全羅道営業所。
今回、業務を依頼された会社の全羅道営業所。
発信する散布ヘリ、かなり大きいです。※後付の写真で、大きさがわかります。
発進する散布ヘリ、かなり大きいです。※後付の写真で、大きさがわかります。

過日の大型の台風15号もなんとか直撃をまぬがれて、今日は、青い空が広がっていますが、過ごしやすい気温で、啼くアブラゼミの声も、どこか盛りを過ぎた風情で、少しく季節の移ろいを感じます。

先週末まで、韓国で大型のラジコンヘリ200機を所有して、韓国全土の農家で、除虫散布等をしている会社が、日本から迎えているインストラクター講師の方と、操縦技術の向上と事故の軽減を目的と、散布作業を兼ねて巡回している業務のサポート通訳に、再びお声がかかり、4泊5日、主に全羅南道を巡らせて頂ました。

先回記事でも書きましたが、釜山に来て市場に行かれた方なら、おわかりかと思いますが、市中に、地物の野菜が溢れています。

釜山近郊ですと、空港に近い、金海のエリアに沢山のビニール・ハウスや、水田が拡がる光景を、空港から無人で走る釜山-金海軽電鉄」の車窓から見ることができますが、今回、全羅道でも、大規模な耕筰面積で、かなりの投資をして法人化されているところが、増えている実体を知ることと、なりました。

この業界の黎明期から、講師でもあり、エンジニアでもある方と、撒布に使うヘリの全容。

講師の方は、もともと40年前から趣味でラジコンの製作操縦をしていて、この業界草分けの方で、のちに、大手メーカーに引き抜かれてからも、20年以上、日本・全国の各地はもとより、タイやインド、遠くはオーストラリアまで、操縦技術の指導また、安全のマニュアルづくりまで、尽力されて来られたそうです。

悪天のなか、撒布作業中の、ヘリコプタの勇姿。
悪天のなか、撒布作業中の、ヘリコプタの勇姿。早いときは、朝も明けぬうちからの撒布作業、それだけに、冷静で的確な操縦が、求められる。

色々と懸案去らぬ日本と韓国ですが、ビジネスであるにせよ、また、それでこそ、現場では、色々な交流があり、それによって、良い事例も沢山あります。

とにかく、近いという利点を最大限に生かして進む、そのような提携・交流の地道なサポートにも、できるだけ多く参画したいと、心から思った次第です。

全羅での、食事の、いち風景。どこで、ご馳走になっても、丁寧に調理されている感じがしました。
全羅道での、食事の、いち風景。どこで、ご馳走になっても、丁寧に調理されている感じがしました。
全羅道での、食事の、いち風景2
まさに、山の幸。薬効あらたかな、サルノコシカケ類のきのこが、深い滋味を醸す郷土鍋。
まさに、山の幸。薬効あらたかな、サルノコシカケ類のきのこが、深い滋味を醸す郷土鍋。

講師のきつくはないけれど、厳格なトレーニングと作業が終わった後は、懇親。

これは、最後の日、慶尚南道の街に戻ってのもの。
これは、最後の日、慶尚南道の街に戻ってのもの。