番外・大阪商談・珍道中編(笑)

写真を、撮る余裕もなく、ここはどこ?みたいですが、一応、関空連絡通路。
写真を、撮る余裕もなく、ここはどこ?みたいですが、一応、関空連絡通路。

韓国も、陰暦の新年・ソルラルが明けて、本格的に新年がスタートしております。

ソルラルの直前には、釜山のお世話になっている会社の社長さん・営業本部長さんと、かねてよりアポイントを依頼されていた、大阪の企業を訪問・面談(商談)しました。

日本の爆買の影響もあってか、担当者さまが多忙のようで、2ヶ月程を要して、やっと面談にこぎつけたものです。

日本行きの飛行機は満席で,機内では、自動車関連機器の通訳で、ご指名頂いたエージェントの方を偶然お見かけし、思わず、大きな声でお名前をお呼びだてしまい、びっくりさせるという、生来の天然ぶりを露呈させた、珍道中(笑)スタートでありました。

かつて知ったる日本とはいえ、私が知っているのは、東。この西日本の商業の街、そして、現在、釜山に来られるクライントさまの7割を数える都市。難波までの、ラピート(南海・空港特急)の車窓から、暫し、眺めておりました。

韓国側の企業は、韓国のゴルフ場の芝・管理などから、その資材を日本から入れて、韓国に流通している現・売り上げは20億余りのベンチャー企業。社長さんは、まだ若いですがこれまでも、色々な商売を経験されていて、私が日本で、ちょっとドラッグ・ストアーに入って、ものを見ていても、「それ何。」と、質問してきます。営業本部長の方は、今日は、フィリピン、明日は、ベトナムと、寝るまも休むまもなく、東奔西走。そして、今は、大阪と(笑)。

そんな一行を、心強くサポートして頂いたのは、上記の資材の仕入れ先である大阪の、生産・販売をしている商社の営業マンのOさん。学生時代から、上海へ留学されそこで中国の方と結婚され、中国語はぺらぺら。そのうえ、タフで中国、韓国、ロシアと、やはり東奔西走。それでありながら、古きよき日本人のおもてなしの気配りができる方。私たちが、別会社に行く案件ながら、「何々さんのここでの案件なら、うちができる事は、しますから、遠慮なく言ってください。」と、急な訪問で多忙にも係わらず、粋に、お仕事をされている姿は、学ばせていただく事、大でした。

これも、ここはどこという、一枚ですが、大阪・淀屋橋界隈。仕事なので、道頓堀にもいけず・・
これも、ここはどこという、一枚ですが、大阪・淀屋橋界隈。仕事なので、道頓堀にもいけず・・
関空から発つまえに、これいったい何。という一枚。ドラマの「仁」の大ファンだったので。大阪ガスのCM
関空から発つまえに、これいったい何。という一枚。ドラマの「仁」の大ファンだったので。大阪ガスのCM

商談は、なごやかにすすみ、なかなか、ホテルがとれず、Oさんに取って頂いた淀屋橋の東横イン。そこからは、韓国のベンチャー組(笑)が、ゴルフのアウトレット・ショップ・目に付いた気になるお店と、Oさんが案内し、私は通訳と。でも、お仕事・熱心ではあるんです。

食事も、Oさんがセッティング或いは、案内してくれたのですが、何んと言っても、食い倒れの街、大阪。美味しいはずですが、韓国一行はなぜか、「塩辛い、塩辛い。」と言う。これは、このまえ、東京に行ったときも、韓国から連れていった人たちが、特に汁物が主なのですが、「しょっぱい・しょっぱい。」と、水を飲んだりしてるのです。私も、日本にいけば、まずは食べることが、楽しみなのですが、やはり、時に塩辛く、感じたりしました。

いまや、世界に冠たるグルメ大国の日本。「なにか、自分達が塩のつよい店を選んで入っているのかね。」などと、冗談みたく話していましたが、うらをかいせば、日本からのお客様には、韓国の食べ物が、味気ないことがあるのかもしれないなと、秘かに、学習したひとこまでも、ありました。

韓国組は、ロイズのチョコレートを「自分達、もう日本に来れない人みたいな、買い方だなと。」自から、大笑いしながら、おみやげに、買い込み、大阪の会社から買い受けた試供品を、山てこに手に持って、金海の空港で通関にかかり、足止めされるオチで、大慌ての大阪行きは終了しました。

釜山~関空は、フライトも安定していて、ひと寝入りする間もなく到着します。まさに、連日、色々な状況が劇的にかわり、明日がどうなるかもしれない、激動の時代。

為替の兼ね合いから言っても、物価からいっても、まさに東アジアも一商圏というような現況のなか、日本と韓国の一介の取持ち役として、仕事ができればと、あらためて思いました。

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