私が見てきた、韓国の中小企業と、日本に韓国人が向かう訳。

釜山は、今、絶好の行楽シーズンを迎え、麗らかに晴渡っております。そんな中、いつものことながら、事前リサーチ。日本に商談に行く、得意先の韓国の会社のための、アポ取り等、休日などは、ありません。(笑)

釜山の金海空港の国際線ターミナルも、拡張が必要なほど、常ににぎわっており、九州から北海道まで、日本への直行便も便数を増やす現況です。大阪の得意先の方からは、「大阪は、中国人以上に、韓国の人で、びっちりだよ。」と言われたりします。

かくいう私も、今週の中日は、大阪に行って、商談、面談、リサーチです。大阪見物など、する暇もなく、びっちりの日程でしょう。地理音痴の自分。私を頼りに出向く韓国の会社を慮って、訪問ルート、ホテルどりの場所、面談スケジュールづくり、地図と首っぴきの、この数日。(苦笑)

公開しているブログには、思い切って書けないのがもどかしいですが、本当に沢山の韓国人が、日本の商品の買い付けに、日本を訪問しています。もちろん、日本の企業さまにしては、相手は、韓国だけでなく、全アジア、ロシア、etcでしょうから、日本の企業さまにコンタクトするのは、ひと苦労。担当者の出張、または多忙をかいくぐって、面談を取り付けなければいきません。

まさに、今、現在は、「隣は何をする人ぞ。」の時代が、益々、色濃い。インバウンドとか言っても、外国人を相手にしない人には、いったい、なんなのですか?といったような感じでしょう。私も、係累は、海外との遣り取りとは、全く関係がない人達なので、時折、不思議な感覚に襲われます。

話が、逸れてしまいまいましたが、ようは日本の少し後を面白い位,似かよって、韓国の消費性向は進んでいます。そして、人々の購買意欲は、相当に旺盛です。キーワードは、韓国もやはり高齢化で、高齢でも、働かなくてはならない人が増えていることです。日本と政治的に問題があっても、韓国では商売となれば、どんどん日本にいきます。それと、ひとつ、少なくない経験から、申せば、韓国の新興の会社にしても、日本の会社との取引で、※(個人商店のような会社も含めて)、私が扱ってきた範囲で、決済で問題をおこすようなところは、皆無だったということ。

私が長らく仕事をご一緒させて頂いている、韓国の会社は、中・小のオーナー企業です。いろいろトラブルに大変だと思う事例もみてきて、その社長さん達が、自分にどう考えても瑕疵がない重大なトラブルでも、激昂しないケースをみていて、その時、思わず理由を聞いたら、「喧嘩してしまったら、取引できなくなるからね。」短気な私には、身につまされる言葉でした。

財閥も大きく、横柄というイメージもあるかと思われる韓国の会社ですが、新しい時代の胎動で、中小の会社のオーナー経営者の挑戦もはじまっており、おなじような日本の企業さま(規模は、大抵、日本の企業さまがひと回り、いやふた回り大きいですが)と、ながらく取引して、いろいろな問題はありながらも、この時代に生き残りをかけて、今日も走り廻っているのを、眼前でみてきて、こっちもオーバー・サービス(泣き笑い)。でも、そういうラインが、ここそこと育っていけば、楽ではないけれど、生き残り、業務を通じても、お互い、行き来きすることで、チョッとした張りにもつながる・・かと。

韓国、国は大きくないですが、それでもかなりの数の人達がいます。そしてここでも、いろいろな意味で、日本の商品力や丁寧さは、いまこそ求められている。あやかりたいです^^。

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