2022年も、釜山も日本も、初夏から本格的な夏へと、季節が移って行っている状況です。本当に、久方振りの更新になります。
当局のスタッフが、コロナ禍、また、日韓の関係性の混迷化の中、諸事情ありこの間、14年振りに日本に帰国しました。
急遽のことであったため、また、わたしどもの業務の転換も必至の状態であったため、ここでの更新も途絶しておりました。
この度、韓国に於いては、大統領制というシステムの中で、国民の手により、政権の交代が図られ、コロナ前より多数の人達が足繁く行き来していた流れを途絶されていた閉塞的な状況も、経済の再建、日本との関係正常化を掲げるユン政権のもと、暫時、改善されて行く流れになっていくと、期待しているところです。
実際のところ日本と、空に限らず、海路でも気軽に渡航できていた釜山は大きな打撃を受け、長きに渡って地道に交流してきた双方の方々を中心に、両国に家族・友人を持つ方が、そんなに稀ではなくなってきていた状況下の中、起きた、未曾有の事変の正常化に進展が見えつつある現況は、暗きトンネルの向こうに、光が灯ってきた気がして、喜ばしい限りです。
日本と韓国の複雑な歴史観の違いは認めても、時代の流れや対応していかなければならない点が、極めて似通っている両国は、これより相互に関わりあっていくのも、また、歴史の綾のようなものかと、思っております。
まずは、在韓日本人の方々の、この間のご苦労に慰労の意を表させて頂くと同時に、若い方々を中心に、韓国に住む、学ぶ、されておられる方が、一日も早く往来、滞在が、容易になりますよう、私達自身もそうですが、心より願っております。
日本のメディアにも、釜山ロッテ光復路店の顛末などが掲載されるにつけても、早く、往来が容易になれば、空洞化の懸念も解消するのではと思います。
私どもも、7月半ばに他業の縛りを離れて、次の段階に進んでいく所存でありますので、また何らかの進展や気づきがありましたら、載せていこうと、思っております。