海運台 の 憂鬱 (・´ω`・)

海運台のタワーマンション群、釜山の顔、海運台はどこに向かっているのか?

中央に位置する、海運台の象徴のようなものだった、タルマジの丘が土手のように見えるほど、海運台の風景を変えた、高層ビル、すでに稼動中。

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日本では、正月気分もひと段落して、正常モードの日常がスタートしている時期かと、思います。釜山は、遅ればせに、来週あたりに旧暦の正月(ソルラル)を迎えることと、なります

少し前(といっても、作冬は)でしたら、正月休みに、ここからも、沢山の人が渡日していたはずですが、今年はどうでしょうか。本当は、対岸の福岡にでも行って、大宰府(好きですね、あの界隈^^)や、チョッと中国地方にまで、足を伸ばして出雲大社にでも参り、2019年の暗雲を、吹き飛ばしたいところですが、なかなか(苦笑)。

香港は無論のこと、台湾などでも、色々と緊張感を持って、次の時代へ向けて歩を進めている感じがするのに比して、ここ釜山はどうかと言えば、大きなメディアの情報とは裏腹に、そういう内省的な変化よりは、古い平屋は建て壊し、ビルをどんどん建てているという光景が、顕著です。

ところで、海運台。本当に、ここも最近ご無沙汰でした。用事がないと言えば、語弊がありますが、人を連れていくのも、最近は海辺ですと、手頃なカフェも多い広安里ビーチになったり、業務の用事は、南浦や釜山駅界隈、それに穴場で、近い事もあり、松島、影島。あと西面(医療施術関係・含)。モードをチエックする、買い物にご案内するのは、センタム新世界、NC、街中のロッテモール、あとは、釜田や、国際市場などの在来市場。東海線ができたお陰で、郊外の松亭、機張。※東海線の、海運台駅は、海運台ビーチから、離れたところにあります。

どんどん、高層ビルが立ち並んでいく海運台にあって、訪れた人が気楽に食べたり、覗いたりする場所、海運台市場。
ディスプレイも刷新され、多国語表記は無論のこと、ファサードも、入り安くなっていました。
従来からある、滋養・強壮のパック補身薬の店なども、ありつつ。
韓国でいうところの、 マンドウ (餃子と肉まんを足して、割った)のお店の湯気が、冷気のなかで、何とも魅力的。

私のいるところからは、100番バスで、一本で30分もかからず行く距離。ただ、最近釜山では、車が増え続けていて(しかも、日本に較べて図体のでかい車ばかり)混雑するので、バスの専用レーン化が進んでいる。タクシーの運転手さんなどは、「道が混むうえに、また狭くなって、いやだ。」とぼやかれることしきりですが、バス利用者にとっては、スムーズに進んでいくので、有難い

で、そんなバスにも、結構、台湾や中国(香港)などから来ている人に加えて、ぞろぞろと、金髪の若い女の子の(フェィク金髪ではなく、欧米からの)集団が乗ってきたりする。聞けば、BTSのファンだとかで、ぐるぐる廻る・韓流youtubeの効果大なのを、韓流に疎い私でも、ひょんなことで体感させられたりする。

海運台ビーチの海辺に行く、メインストリート。
同じストリートの、地下鉄海運台駅方面へ向かう方面。

海運台では、いつも12年来行っていた、韓食の定食屋さんに行こうと、向かったのですが、その店も再開発で取り壊されて、さてどうしようと海運台市場のやはり定食屋で、海鮮スンドゥブでもと入れば、中華系の旅行者、及び、仕事関係で来たとおぼしき人々、壁の落書き?は、ベトナム・タイ・中国語、またそれら国のお金が貼り付けて、あったりする。

そんなんで、この日もピリッと寒い日ではありましたが、それなりに、スーツ・ケースを引いた旅行者が、ちらほらと、それぞれの言語で話ながら、行きかっていました。

2020年、一月の海運台ビーチ。
2020年、一月の海運台ビーチ、朝鮮ウェスティンホテル、マリンシティの高級マンション群が、連なる方面側。

久しぶりに来た海運台ビーチは、灌漑して砂の侵食を防いだり、砂を一段と補充したり、コンクリートでしっかりと固めて、より整然とされているように見えましたしかし、海運台市場で見かけた、旅行者の多くが、ひとしきり眺めを見たりしたら、思いのほか身を寄せる施設がなく、結構の数の人達が、ビーチから一番近い HOLLYS COFFEEのソファで、うたた寝しながら待機しているのが、印象的でした。

あの高層マンションも、中国資本が投下されたものであり、少子化人口減少が必定の韓国にあって、ここまで高層マンションや、ビル化にこだわるのは、日本とは違い、今だに不動産神話が燦然としている韓国とはいえ、街自体の魅力をあげることなしに、右肩あがりでいくのか・・。チョッと、疑問に思いました。

金融のプロが設計する、資産価値の算定を、私のような凡夫が知るよしもないですが、たとえば、シドニーなら、サキュラー・キィとか、ダーリング・ハーバァーとか、観光客や地元の人、だれが行っても、何かお祭りにきたみたいで、誰かがバスキングしていたり、大道芸をしていたり、でもそれがわざとらしくない。きっと、あのすばらしい海辺の部屋からの景色は、格別でしょうし、遊ぼうと思えば、地下鉄でセンタムに行くのも、それほどの距離でもないから、問題もそれほどではないでしょうが。

でも、あれほど巨大な投資が、もう少し柔らかいアイデアを交えて、ここに足を運ぶ人達への配慮があっても、いいのかな・・ま、以前から思っていたことですが。

ホーリーズ・カフェ、入り口周辺。

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