2019年・8月5日、現在の釜山の現況。当事務局の稼動状況。

2019年8月5日、釜山の広安里ビーチ

現在、ご承知の通り、日本と韓国においての劇的な変動で、諸々、ご心配になられている方も、おられる事と存知ます。

現在のところ、現地に於きまして(釜山)、日本語を話す、日本人だと警戒されてことさらに、差別的な対応をされるということは、かなり、注意深く気を留めて過ごしておりますが、特殊な集会・デモの場所を除いて、本当は当然のことですが、感じられません。

ですが、これを読まれる、日本の方が懸念されることは、当然の事態でありますので、その旨、ご留意して下さればと思います。

当方でも、業務環境の変化の大きな局面を、かなり以前から迎えておりましたので、その流れからの当然の帰結だと、腹を括って対応させて頂いて参りました。

韓国からの撤収だ、断絶だ、と申されても、そう簡単にはいかない方も少なからず、居られることと、存知ます。※私どもも、同様ですが。

また、最近は、報道と実際の乖離は、これも明らかになってきておりますが、なかなかに多岐におよんでいることも、現実です。

当方では、現在も相変わらず、現地での代行、または懸念の確認、為替状況を利してのスポットでのお取引の中継等、責任を持って対応しておりますので、ご安心してお気軽に、お問い合わせください。※現在のところは、郵便などの遅滞状況は、日韓双方、出ておりません。

写真では、撮っていませんが、ビーチ大好きな欧米系な方々は、一団でビキニ・海パン一丁で、サンタン(日光浴)で寝そべり、海面には、ジェットスキー、クルージングのクルーザー、ヨット、アクティビティのボートが、賑わっておりました。
梁山・釜山大学病

梁山・釜山大学病院 のロビー。

5月半ば、永らく、事務所の運営もサポートしてくれていた伴侶が、にわかに重篤な心不全と腎疾患で、緊急・搬送入院。デドン病院釜山大学病院へ。お医者さまからこんこんと事態の深刻さを諭されながら(笑)看病に勤めつつ、業務をこなすという、これまでにない日々を過ごしておりました。

※今回、図らずも、美療形成大国と見なされている韓国で、一般医療の赤裸々な現場を、身を持って経験することに、なりました。医療通訳に拘わった身としても、得がたい体験でしたが、そのことは、次の機会に。

現況の事態に対応するため、諸々・アップする機会を逸しましたが、まず、現況(韓国・釜山の現地情報等)のお知らせに注力して、おりおり、それらの事も、アップしていければと思っております。

暮れなずむ・北海道の函館の街
釜山(金海)~札幌(新千歳)直行LCCが残りますように・・。

韓国の冬・整形の冬? 真面目な整形事情。

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写真と、記事の内容に、整合性はありません。※但し、この病院も、人でびっちりでしたが。

韓国は、もうすぐ旧正月を迎える。そして、いち早く、卒業シーズンの冬休みを迎えている。

そんな中、この間、立て続けに、釜山で形成美療を受けたい旨のオファーを受けて、改めて、クライアントの方に成り代わって,形成病院が林立する、西面の病院を20件以上廻ってみた。

ご多分に漏れず、韓国は形成大国だ。そして、それ以上に、プラグマティズムの精神に満ち溢れている。話が少し違うが、韓国で地下鉄や構内の広告スペースは、病院の宣伝広告がその8割を占めている。

そんな状況だから、ネットや広告だけを間に受けて、病院探しはできない。まずは、自分の廻りで、手術を受けたひとからの話、続いては、美容についてセンスと信頼の持てる友人や知り合いからの情報。そして、実地に足を使って確認する。(刑事もの、みたいですが。)

日本の社会では、その行き過ぎが揶揄されている韓国のサイボーグ整形だが、ここでは、この卒業シーズンの冬休みの時期がその需要のピークとなる。

さて、評判といわれている病院に行くと、流感の病院の待合ですかと、いうほど人が溢れかえっていた。好況感に乏しい、今の韓国で、ここは別世界という位。母親に、伴われて、相談にきている、また、メンテナンスを受ける、10代の女の子でごった返している。

整形と並んで、よく廻りの人達が、受ける施術には、目の矯正術のレーシック・ラセックがありますが、保険はきかないので13・4万円弱位の費用がかかる。

このあいだ、当方の姪っ子、甥っ子とも、レーシックの手術を受けたのだが、「痛い~。」とこぼしていた甥っ子とは裏腹に、姪っ子は、「何も痛くもないし、苦痛なんかなかった。」と言っていた。ここで、愚痴をこぼしては、眼の整形を受けられなくなるという、自分なりの強い意図が秘められているからだ。そう言う意味で、かくも真剣勝負。親も、できることなら、無理をしてでも、受けさせたいと思っている。

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西面ロッテ界隈 美療関係のクリニックが、軒を並べる

閑話休題。施術に、はやりすたりがあるのも不思議だが、とにかく、症例の数が豊富な韓国では、苦情の数と相まって、日々その技術も進展しているようで、今回、感じたのが、個人差や仕上がりに考慮する病院が増えている現状だ。当然といえば、当然なのだが、なにせ、商売っ気の強いお国がらだ。やっぱり、アフターケアを心配してしまったりする。それと、韓国に詳しい方はご存知だと思うが、人、其々、かなり個性がちがう(それは、どこの国でも、そうだと思うが、その程度の違いとして)。相性というのが、あるのである。

色々と、相変わらず、喧しい日韓関係ではありますが、厳しい競争社会のなかで、一般の人達は、それぞれにとって、たった一度の人生を懸命に生きているのは、同じことだと、街にでるたびに、思います。

前述の、姪も甥も、その後、副作用もなく、一人は社会人として、一人は未来のインプラントの施工の技術者として勉強しています。今回のリサーチでも、あの病院のあの先生は、眼に強いとか、あの先生は鼻に詳しいとか、丁寧に情報をくれたりしています。子供が、大きくなると、本当に光陰矢の如しを痛感しますね。

 

 

 

 

チャングムの国の 海の街(釜山)で

韓国食をベースに、有機農家や有志の方の協力で運営していた、薬膳レストラン(北海道・道北)

W杯・・韓国代表のアルゼンチンとの対戦でのよもやの大敗に、”残念”という言葉もなく周囲の人達も呆気にとられた虚脱感の中で、初夏のお祭りは、終焉しそうな気配です。

そんなお祭り騒ぎだった中で、うちの2名は、ここに来た当初から業務のひとつとして、是非、こちらに来るお客様に、”韓国(釜山)でしか、できない事”のひとつとして、ご提供したかった、漢方治療を含めた壮健・美療サポートを、医療観光コーディネーターの登録も終え、本格的に稼動することと、なっている現況です。

すでに、幾人かの慢性疾患の方を、以前からのリサーチと、意見交換を重ねていた韓医院のほうへお連れし、チックでお困りの中年女性や、歩行困難だった70代の女性の方が、2度の加療で、飛躍的に改善し、「こんなに、効果が凄いなんて知りませんでした。」と、本当に嬉しい初めての成果を体験致しました。

自分自身が、手前味噌ながら、漢方の症や薬方を独学して、それが高じて「仙道(タオ)」までかじって、自らの難知性疾患の回復に望み、友人や、知人の先端治療が匙をなげた内臓疾患の治癒をサポートできた経験からすれば、充分に想定できた事ではありました。

それでも、日本とは異なり長きに渡って、漢方医(韓医)専門の公式な養成課程をもっている、この国ならではの治病を、脈診の妙、概観から気を読み、それに的確に処置を施すのを、目の当たりにして、日本に一番近い外国の持っている、知恵や技術を、こんなに簡単に往来できる時代だからこそ、活用して頂ければと、改めて思っております。

韓国ドラマの宮廷女官チャングムの誓いhttp://www.youtube.com/watch?v=h00fty5agSc&feature=relatedやホジュン~宮廷医官http://www.youtube.com/watch?v=qvFOcoKz3JM&feature=relatedへの道を待つまでもなく、脈々とその伝統と、治病のデータを積み重ねている。

もし、釜山において、観光がてら、その治療の妙を経験されたい方は、気軽に左載のファームからでも、お問い合わせ可能です。また、より重篤な症状や、長患いをされておられる方には、このブログ以外の方法でも、じっくり日本における漢方のイメージとは少しく違う、アジアの風土とアジア人の体をベースに醸成してきた”韓方”の奥の深さをお伝えしたいと、思っています。