昨日、ガイド担当のカンは、大阪から来られた、お客様とともに、薬令市や海印寺などで、知られる内陸の200万都市・大邱(テグ)に、釜山駅からKTXで向かいました。で、普通は、その模様を・・となるのですが、撮ってきた写真は、この1枚のみ。勿論、ガイドではなく、お客様が、韓国におられる30年来の知己の方と会われる席での、同行通訳でしたので、仕方ないと言えば、それまでですが・・。本当に、しっかりされてます、うちのカン先生^^。乗車まえに、いきなり「携帯、忘れた!!」と、釜山駅まで遠く、東莱からバイク便よろしく走らされたり。でも、仕事はきちんとするので、不思議です。
でも、本当の楽しみは、みやげ話のように頂いてくる、この機会を通じてしか逢うことのなかった方々とのなにげない会話より、もたらされるストーリーです。これまで、まだ数えるばかりの仕事しかお受けしていない現段階でさえ、つい最近まで「近くて、遠い国」といわれていた半島と、日本の間で、毛細血管のように、色々なつながりがあった事を、本当に、如実に知らされます。
お逢いする、日韓の先輩達の自分等が知らない、韓国から日本を見て、またビジネスをしてきたお話や、そうして、生き抜いて来られたバイタリティのある方たちの佇まいを感じながら、このサービスも、少しでも必要な方に、適切なかたちで、ご提供できるように営為、改善しなければと、思ってしまいました。仕事は確かに頂くという要素もあるかもしれませんが、やはり、つくっていくものなんだと、この小さな業務を通してさえ思いました。
ところで、つい最近、まで沈滞していた街中の南浦洞で、宿をとる方から、「ロッテデパートができて、便利になって良かったですよ。」と、よく言われます。地元の商店街の方たちも、「悲願だった・・」と言って、喜んでいるようです。本当に、今、釜山も激しく変わっています。
明けて、今日の釜山は、小雨まじり。桜が満開になるまで、脇役の花達が、街の一隅を埋めています。
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