この1年半、走り廻った、釜山の2020年の透視図。

市民ホールロビーの、エア・釜山のレプリカ

あっという間に、日本はゴールデン・ウィークを迎える時節ですね。4月26日(月)から、釜山の金海空港から発着している、釜山商工会議所とアシアナ航空が提携して運営している、コミューター航空のエア・釜山が、大阪~釜山便も、飛び始めている。

この4月は、釜山市でも、いたるところで、今回の巡洋艦の爆発による殉職者の哀悼の為色々な式典が取り止められ、静粛な春を送っていました。兵役がある国でありながら、いやそれだけに、この国では戦争の勃発を誰も望んでいないのは、ここで暮らしてきて肌身に感じます。

常に、大国に蹂躙されかねない、加えて様々な代償を払ってきた歴史から、表層からは見えない韓国のひとの学びを、時に考えるともなしに、感じる瞬間があります。

そんな事もあってか、本当、4月は、小雨まじりの灰色の空が多かった。

それでも、金海国際空港にいくと、日本からも沢山の方が来られて、この間もライオンズクラブの団体の方がロビーで思い思いに、記念写真を撮られる光景に出くわしたりしていました。

福岡~釜山便の好調を受けての、就航だけに、どんなことになるのか、注目です。個人的にも、日本に入るリーズナブルな便が、できるのは嬉しいですね。

2020年の 海運台エリアの 予想図
釜山港を含めた、中心地エリア の 全景

ところで、日本への通訳業務随行の準備に、切れたパスポートの更新の為、釜山に来て、初めて市民ホールにきたのですが、そのホールにあった釜山のジオラマ(模型展示)の構想が、とても面白かった。

いわゆる、2020年までの都市計画を詳細に、ジオラマにしているのだ。

ここで、本当に詳細に、2020年までの都市計画が、語られている。

その中でも、2020年に誘致を企てている釜山オリンピックの競技場の完成図や、新しくハブ空港をめざして建設予定の空港と都心つなぐ交通手段の説明などが、事細かに解説されているのは、この1年余り、実地に、この街を右から左に走り廻ってきた記憶と相まって、何か不思議な感慨も、チョロッとあったりした。

地下鉄1号線 市廟駅からのエントランスにある、無料・新刊書閲覧コーナー
釜山エリアの企業 色々なジャンルの特産が、丁寧に展示 1
釜山 の企業の 特産品 見本 2

慌しく暮らしていて、こんな事でもないとくる事がない場所だったが、他にも、釜山の美術協会の絵画や書道やアートの展示もあったりした。

写真でお見せできないのが、残念だが、作品のレベルが極めて高いうえ、展示室のセンスも素晴らしく、思いもかけず、久々の”家庭画報”的な時間を、過ごさせてもらった。

ちなみに、センタム・シティのべクスコの横にある、釜山市立美術館の現在のエキジビション展示は、ピカソとモネだそうだ。

握らないで、のせる ?

下記の内容とは、一切関係ありません。 南浦洞のファミレスの、面白い広告。

この間赴いたセミナーとは、別の養成セミナーに通訳のカンは、毎、土曜日行っている。通訳のオファーがあれば休むしかないが、たえず、新たな情報をいれていかなければ業務で、お客様に還元できない。 で、またそこに行けば、思っていなかった、新たな情報に出会えたりする。具体的な話は、もう少し形になってからしたいと思います。

ところで昨晩、日本の会社がノウハウを提供したという、回転寿司の店に行ってきた。根っからの寿司好きのせいか、「韓国で、寿司なんかたべなくても。」と強情を張ってこれまで、ほとんど一度も食べなかったのだけれど、さすがに辛抱たまらなく、行くことにした。

看板が、ハングルだという以外は、まさに店のファサードから、日本の回転寿司!!という感じで、お客さんは勿論、全部地元の韓国人というなか、システムの説明も接客も、いわゆる日本の飲食チェーンの雰囲気そのまま。一皿、1500won均一という料金体系は、各百貨店にある回転寿司コーナーよりは、割安の設定。で、特徴は、握る人がいない。全て、学生アルバイトとおぼしき裏方が、載せるのである。昔、シドニーで行った華僑経営の回転寿司では、ワーキング・ホリデーの日本人の学生が、とんでもない不慣れな手際で、握っていたのだが、それさえもない。

寿司自体は、外国なのだから、評価をするのは割愛するけれど、ここまで人件費を下げたいのかなと、思ってしまった。とにかく、超高学歴社会から生まれてくる発想を、垣間見る気がした。

帰りに、自分が日本人だと気づいて、寿司についての意見を求められたが、しゃりについて触れただけで、店を後にした。お客さんの入りは、悪くないし、ビジネスという観点からすれば、けちをつける気持ちもない。日本の企業体も、これまでの韓国企業との学習体験から、パッケージにして深入りしない、ノウハウのみの販売をしているのかもしれない。本当の江戸前のお寿司は、日本人さえその実態がわからなくなってきているのだから、そこに食文化をもとめるという向きも、時代錯誤だろう。

でも、クオリティーコントロールにおける、チョッとの差。これがこれからの、勝敗を分けると思う。その点で、国民性や文化の差で外国でのビジネスが難しいのは痛いほど、わかるけど、日本人の細かさや人材の均一性は、かなり危ういと言われている現在、尚、優位性があるのは、自明です。勇気があり、金融屋ではない、ビジネスとして真剣に外食産業を捉えている経営者には、今が、この韓国は絶好機であると思います。

うちも、そのお役に立てればと、手前味噌ですが、チョッと思ってしまいました。

通訳の虎の穴(--)

金海空港 国際線ターミナル(国内線と近いのが、ここの、いいところ)

昨日は、通訳担当のカンは、2週間に渡る咳と熱の続く風邪の病み上がりで、九州の企業の方の工場視察等で、釜山の郊外の工業団地へと赴いた。

そんな状況を、神様が見越したのか、4件連続で観光通訳の依頼が、直前で立ち消えになるなどする中・・、風邪だけではなく、黄砂の性もあるのかもしれないが、漢方や薬膳を補填して、仕事に備えるのだが、直りきらない。

今回の仕事は、エンジニアの方をサポートする技術交渉での通訳だけに、専門用語や概念を理解できないと話にならない。それだけに、「チョッと、無謀じゃないか。」と言ったのだが、本人はトライするという。

頂いたわずかな資料と、相手先の韓国の会社のHPから用語を抜き出し、泥縄の一夜漬けを始めて、家を出て行った。

来られる方が、飛行機の席を確保するのが大変なほど、福岡~釜山便は盛況のようだ。

釜山より50分ほどの、昌原というところにある工業部品の工場で、1日を過ごして、お心遣いで頂いた、九州のお土産を手にして帰ってきた。通訳業の難しさを、今回は心底感じたそうだ。同行された方のご配慮と、韓国の会社(精密部品を扱っている工場だが、ログ仕立ての社屋や花壇でとても、可愛らしい^^)の工場長?のかたが、日本語を解する方で助けられたと、言う。

言葉ができうる事は、便利で必然性の高いことだけれども、そればかりでは当然のことながら、致し方のない事を、何度も繰り返し言うので、「実地で、そのような機会を与えられたのは、ラッキーだったなぁ。」というと、頷いていた。

日本も今、事業仕分けなどで、喧しいが近視眼的な視点で、事を捉えてほしくないと、感じる。日本人しか持ち得ないもの(偏狭的にでなく)は、外から見ればよくわかる気がする。ドッグイヤーと言われる時代の中で、今は、カオスで淀んでいるかもしれないが、心が狭くならない限り、器の大きなネオ日本の視座は、必ずでてくると、この仕事を通して出会った方に、習っている気もする。

でも、日本の前に、うちの視座を何とかしなければ・・。(--)

釜山の、外国人。

最近、購読しているメ-ルマガジンの誌上で、かって、世界をバイクと車で1周し、砂糖などの先物市場の高騰を予測し、かつ、中国投資への徹底誘引などを説いて、常に投資の世界で脚光を浴びている、ビル・ロジャースが、なにげないインタビューの中で、面白いことを言っていました。

インタビュアーが、中国語の習得を薦め、上海、北京の進化をスポークスマンのように説く彼に、フト「それでは、アメリカを離れたあなたが、何故、中国ではなく、シンガポールにすんでいるのですか?。」と尋ねたところ、「中国の汚染が、かなりの勢いで進んでいるからだ。」と、答えていました。単なる伝聞ですが、かなり示唆的だったと思います。

この間、韓国政府が支援する、在釜山・外国人向けのセミナーに行ってきました、現在プサンに合法的に滞在する外国人は、17万人位だそうです。この日も、ダントツに多い中国系の人、ロシア系、それに日本人等、かなりの方が参加されていました。日本よりも、内外国人への対応が遅れていた韓国もできうるだけの手段で、より沢山のルートを作ろうとしているようです。

上載の病院は、韓国の身内が昨年、心筋梗塞で倒れたのを救ってくれたり、別の身内が腎臓透析等で、ずっと、通院しているキリスト教系団体の運営する病院です。たまたま、そんな事がご縁で、そこの医療関係の方に、週に何度か個人的に、うちのほうで、語学教授したりしておりました。

国家戦略と個人の関係は、相半するところがありながら、大きな流れであることは疑いありません。いつも思うことですが、日本人が持っているサービスや顧客対応の水準は、外国でこそ、まさに今、必要とされていることと、痛感しています。 釜山も桜が終わりましたが、これから、海浜観光にも打ってつけのシーズンに入ります。ゴールデン・ウィークも、もうそこまで、来ていますね。

釜山の名物、西面のデジ・クッパ通りで、元気に働くアジョモ二。

ついに、満開・釜山の桜”市民公園のマジック”

釜山 市民公園 の 桜 その1

桜・散る花・・。今日は、時間がない中、自宅から、徒歩3分の温泉場(オンチョンジョン)の桜が、まさに満開なのを、なんとか、フォローアップしにやってきました。2000年の、IMF不況の嵐、吹き荒れる中で、背に腹変えられぬ状況の中、施工された公共事業として創められ、毎年整備され続けている河川敷の市民公園。

いつも、沢山の人が、自分の体を維持するべくウォーキングしています。日本の人以上に、思い思いのスタイルで老若男女歩いている様は、壮観ですが、それ以上にここは、冬の数ヶ月を除いた1年中、色々な花が続々と楽しめるように、計画的に整備されています。

満開 の 桜の下で、将棋にうち興じる、アジョシ。
数え切れないほどの桜の木が、何キロも連なっている。

個々人が、自発的に、ゴミを散らかしたりしないという習慣は、日本とはチョッと違う(笑)感じですが、それを凌駕する勢いで、イベントなどで、とんでもなく散らかったゴミが、朝10時位までには綺麗に片付けられていたり、台風で目茶苦茶に散乱したゴミが、1日で消えうせる、”マジック”に内心、驚嘆していました。

そしてじきに、その正体は、年配の方たちで構成される公園管理事務所の人たちだと、判明したのです。それ以来 、その方たちが、綺麗にゴミを拾い、花を植えたり、コニファーを植えたり、下草刈りするのを、みるともなく見てきました。昨年は、「なんで、プサンにこんなに桜の樹木があるの?。」と、びっくりしたのですが、今年は、また違った視点で、百花繚乱に咲く、桜を見やりました。

高層マンションの裾を、雲海のように彩る

海運台ビーチの、月曜日の昼下がり。

海運台ビーチのはずれで、 釣りを楽しむ人々

晴天の釜山。一気に気温が上がり、汗ばむ陽気となった。月曜日のビーチ。普段は、あまりいかない、ビーチのはずれを、旅人・気分で歩いてみる。

のどかな感じの、遊覧船 乗り場

開発が進む、釜山。ここ、海運台も例外ではない。ホテルと並んで、外国人向けのコンドミニアムや、マンションも建てられているビーチサイド。そこから、少し歩を進めると、よそ行きじゃない釜山のおおらかな景色が、顔を覗かせる。海の街で、育った自分には、なんとはなく、懐かしい光景だ。

車がひしめく、雑踏をちょっと中に入れば・・

釜山の沿岸は、入り江や点在する小島、広安里(カアンリ)大橋等の、大型造形物とのコントラストで、クルーズする人の眼を楽しませる。今日は、本当に春のうららという感じ・・。

浅瀬だと思われるビーチに、小型の漁師船の船着場が、あった。
今まで、何度も、このビーチに来ていたけど、気づかなかった・・

チョッと、欧風の風情を醸す、釜山を訪れる人の人気も高い場所。それはそれで、いいけれど、こんな風景を見るとなんか、ホッとしたりする。

パラダイスホテルの、ビーチサイドのベンチから。

ひさかたぶりに、プライベートで海運台をぶらっとした後、懐かしい映画をみていたような気分で、缶コーヒーを飲んだ。

釜山の桜は、これからが、本番^^

東莱温泉場にいたる 河川敷 市民公園の 5分咲きの 桜

もう、3月も本当に終わり。実に、早いです。とか、言っている間に、暦は4月に変わっていました。

最近、街で軍服を着る若者が、不思議と目に映るようになっていました。徴兵制の国では、あたりまえの光景なのですが、軍服を着ていても、あどけないとも言える普通の若者。それだけに、沈没した軍艦に兵役の若者が乗っていないければなと、思ってしまった。映画「iris」を地でいく状況を抱える、この国の現実を肌で感じる刹那です。

ところで、この釜山にも夥しいほどの桜の樹木が、植えられています。この近くでは、鎮海(チネ)というところの桜祭りが有名ですが、この市民公園も、高層マンションと、桜花のコントラストでなんとも贅沢な風情になります。日本人が、半島で、めでる桜です。

3月29日 の 通度寺の 一景

近郊のお寺の風情も、一段と彩られます。エネルギッシュに生きている、この慶尚南道の人達が、憩う場所でもあります。

通度寺 の 名物 の全自家製 山菜 の ビビンパプ 彩りも、味もとてもセンスが いいです

釜山の桜、これからが、本番です。