2018年10月1日 釜山の秋に、想うこと。

これなんの看板か、一見、わからないですよね。昔の、怖い時代の警察署モード。ま、字面読めば、テジカルビの店ですが、とにかく、個性溢れる若い感性が、跋扈する西面エリア。色とりどり、百花繚乱のファサードや趣向で、軒を連ねている中で、逆手を狙ったのか??

韓国・釜山は、10月を迎えました。私どもは、韓国にはおりますが、日本のお客様に対して、サービスを提供させて頂いております。今日の釜山は、まさに秋晴れで、涼しいと思えるほどの気持ちのよい風が、麗らかに吹き抜けていきます。

朝のTVでは、日本をもう今年何度目になるのか、縦断した台風の影響が夜が明けて、明らかになり、それでも度重なる天災で、収斂している思いきった対応で、韓国にいれば10年に一度起きるかの災害を、ひと夏・秋で受けて、それでもすぐ復興していこうと頑張る。

長きに渡って関空(KIX)からのお客様を迎える、また、日本での案件に関しては、関空に降りるというのが結構、習いになっておりましたので、まさか関空自体が、水没するなど考えていませでしたし、幸い、当時、本当のところはどうかわかりませんが、大阪のお客様の会社自体は、「うちは、大丈夫です」と皆さん、気丈にも仰られておりましたが、9月の私どもの案件も、偶然、大阪からのお客様で予定されていたものが、全て順延になったほどでしたから、現場の大変さは、いかばかりかと思っておりました。

そのうえで北海道しかも、千歳圏ないしは札幌をほぼ直撃する地震が起きるなどは、予想だにしない事で、ありました。

自分が長きに渡り過ごした場所の、信じられない光景は、他の被害地域の大変さを思う事とは、また少しく違う感情を、惹起させました。

東海線乗り入れで、活気づく、KORAIL釜田駅、周辺。
この日は、25日でしたか、まだ、秋冬(チュソク)が明けきらず、開店しているお店も、まばらでした。
釜田市場、ここにあるのは、嗜好品ではなく、人が生きていくために、必要なもの、本当に、なんでも、あります。韓国伝統の補身の素材。
地下鉄1号線の釜田駅の、壁面に描かれている、市場ので働くアジョンマのイラスト画。このタッチが、なんかいいんです。

そんな中、こちらに戻る、日本での最後の一年間、本当に小さな韓国語の教室をしていた時の生徒さんが、ある方の訃報を知らせて下さった。「Nさんが、ご逝去されました、ガンでなんども手術して。ランニョンさんにも、何度か、手紙を書いたんだけど返事がなかったと、悲しがっていました。」なにか、撃たれたような、言葉では説明できない衝撃と、北の辺で、吹雪のなかも、本当に嬉しそうに熱意を持って、至らないその方から見れば若輩の私を、女手で水産加工場を切り盛りする女丈夫でありながら、「先生、先生」と慕ってくれた、その方の背筋を張って勉強する姿が、昨日のことのように、甦ってきました。

本当のことを言えば、その時のできごとの全てが濃密で、そして、それは言葉では説明し難いことに思えて、でも、それはもう戻れないことでもあるのだからと、その思いを業務に託して、それを糧にここでも頑張ってきたのだと、思っていました。

東莱・温泉場エリアにある、雰囲気のある、洋食のお店
最近は、南浦などの従来の繁華街ではなく、エリア毎の一見客相手でない店のなかに、面白い魅力的なお店や、試みが目立ってきています。温泉場エリアも、面白くなってきました。

日本と韓国を、またこの台風が鎮まれば、沢山の人が行き交います。今回、日本政府は、北海道割りという、北海道への思い切った支援を敢行するようです。私どもも、内容を詳しくは精査していませんし、災害を受けてきたのは、北海道だけではないという方も、おられましょうが、秋から冬にかけての北海道を楽しむには、画期的な試みと思います。どうぞ、北海道を走り廻った人間が言うことですので(笑)、釜山ともども、足を運ばれてください。

想い出。ごめんなさい。有難うございました。

2010年 年の瀬・センセーション、フラストレーション・・(笑)

釜山 新世界デパート のクリスマス デコレート

2010年も、もう12月。冒頭でも、書きましたが韓国に来て、3度目のキムジャンの時期を迎えれば、後は瞬く間に、クリスマスから、大晦日へと、雪崩れ込んで行きます。

ここ釜山にきて、まる2年。

自分達が考えている以上に、釜山のインフラも、日本から韓国へ、韓国から日本へ行きかう人の層や、目的も移り変わっているのを、この仕事を通して、また、ここに住んで、生きていく中で、感じました。

仕事においては、もっとそうですが、机上のデジタルな話ではなく、現場レベルでの話しでは、まさにそれぞれの国の習慣や、考え方の違いから、「なんで、こんな基本的なことが、わかって貰えないのか?・・」といった、お客様からの憤りなども、共感しつつ、

もう一方では、それぞれの人達のバックグラウンドの決定的な違いを考えると、違うのは仕方ないことだな・・と、思ったり、そのひとつ、ひとつが、とても貴重な経験であった気がします。

2010年、続々と、飲食テナントが、カフェへと 変わっていった (南浦洞にて)

このブログの更新が、滞るのも、通訳業等と平行して、中高生に英語と日本語を教授する小さな塾を運営していた為だが、それを通して、巷で喧伝される、「躍進する韓国企業」の勢いとはまた別の、硬直した、権威主義的な価値観の中でもがく、韓国人の日常と相対してきた。

カフェ 2
金曜の夜 渋滞する 西面 の 夜
ちょっと、路地に入れば、やっぱり、南浦洞は 南浦洞

で、なんかまたしても、長い前置きになりそうなので、結論からはいりますが、日本も韓国も、中国云々といいながら、欲しいものや、なりたいことは、中国から来ているものではないという、端的な結実。

2011年は、日韓の交流も、喧騒をより喧しくしながら、拡大すると思われます。そうともなれば、国や民族や慣習という根源的な洗脳の呪縛を越えた、共感性に、フォーカスすることが、どんな状況にあっても、必須なのかなという気がしてしまいました。

それにしても、習得するのも、教えるのでも、言語は、一朝一夕で身につくものではなく、それ以上に、モチベーションの強さ、持続力、そして実践力以外に、仕様がない事を、実体験で学ばされました。(というより、なんでも、親が先回りする社会の効率性と、脆弱性の両端に振り廻されるのに、辟易したり、大変だなぁ・・と思ったり)

韓国でも、今の受験英語教育のシステムが、「実際に、話ができて、活用できて、なんぼ。」という発想に変わらなければ、英語トラウマの子供を増やすばかりで、親御さんも大切な投資金を、ドブにすて続けることになるのは、必至。

いかん、いかん。ここは、愚痴をいう場所では、アニエヨ。

明後日は、今年、最後だと思われる、遠征での通訳に、釜山よりバスで2時間余の、全羅道の小さな街に出かけます。KTXも、全線開通したし、来年は、ソウルにいくことも増えそう。

子供たちの受験が、なんとか終わり、新たなサービスの準備に、暮れは、費やすことになりそうです。

そして、クリスマスソングでも、k-popでもなく、日本のNO.1ヤング・バンドRADWIMPS(ラッドウインプス)を、聞きながら、12月の釜山を駆け回る現況^^。

あ~、でも、日本の年の瀬が、懐かしい。

対馬まで、見渡せそうだった、これまでで、視界NO.1だった 海運台の 海

真夏こそ、ハングル^^ 海運台で、ハングルを喋ろう

押し寄せた人の熱気のせい?ではないだろうが、蒸気で「白く煙る海運台」は、少し涼しい風が吹いていた。

昨日の昼過ぎの空き時間に、1日の日曜日に、300万人の入場が発表された、海運台ビーチに早速行ってみた。週明けの月曜日だが、ウェスティン・朝鮮ホテルの裏手の駐車場もびっちりで、さすがに渋滞、冷房が、がっちり効いていて快適な座席バスを、早々に飛び降りた。

欧米系の人が多い、普段の海運台と違い、東南アジア系の人や、インドの人が目立っていた

夏の海運台ビーチは、地元人は避ける人も多いが、昨年から見ても、早い時期から、今年は国際色がとみに豊かだ。とはいえ、アジアのビーチ。自分も,こんなパラソルで埋め尽くされた海岸をみたのは、初めてだ。

ぼ~っとする程に暑い、午後1時の西面より40分あまりかけて、降り立ったビーチは予想外に涼しかった。同じ釜山でも、やはり海は海である。

普段は、滞在する外人で、いっぱいのこのカフェ・バーも、喧騒明けの昼間で、静かに佇む
普段は、活気のある呼び声で、パワーいっぱいのアジョマも、店先で暑さと疲れで、うたた寝していた

とにかく、四季おりおりに変わるビーチの表情は、飽きることがない。

で、強引ですが、そんなストリートも、ハングルができれば、もっと楽しい。音声を聞きながら、あなたも夏の釜山へショート・トリップしてみてください。  本当に、釜山に来た時、役にたちますよ^^

通訳・カン ランニョンの 聞いて・つぶやく韓国語音声・街歩き編 ここをクリック !!

釜山の、外国人。

最近、購読しているメ-ルマガジンの誌上で、かって、世界をバイクと車で1周し、砂糖などの先物市場の高騰を予測し、かつ、中国投資への徹底誘引などを説いて、常に投資の世界で脚光を浴びている、ビル・ロジャースが、なにげないインタビューの中で、面白いことを言っていました。

インタビュアーが、中国語の習得を薦め、上海、北京の進化をスポークスマンのように説く彼に、フト「それでは、アメリカを離れたあなたが、何故、中国ではなく、シンガポールにすんでいるのですか?。」と尋ねたところ、「中国の汚染が、かなりの勢いで進んでいるからだ。」と、答えていました。単なる伝聞ですが、かなり示唆的だったと思います。

この間、韓国政府が支援する、在釜山・外国人向けのセミナーに行ってきました、現在プサンに合法的に滞在する外国人は、17万人位だそうです。この日も、ダントツに多い中国系の人、ロシア系、それに日本人等、かなりの方が参加されていました。日本よりも、内外国人への対応が遅れていた韓国もできうるだけの手段で、より沢山のルートを作ろうとしているようです。

上載の病院は、韓国の身内が昨年、心筋梗塞で倒れたのを救ってくれたり、別の身内が腎臓透析等で、ずっと、通院しているキリスト教系団体の運営する病院です。たまたま、そんな事がご縁で、そこの医療関係の方に、週に何度か個人的に、うちのほうで、語学教授したりしておりました。

国家戦略と個人の関係は、相半するところがありながら、大きな流れであることは疑いありません。いつも思うことですが、日本人が持っているサービスや顧客対応の水準は、外国でこそ、まさに今、必要とされていることと、痛感しています。 釜山も桜が終わりましたが、これから、海浜観光にも打ってつけのシーズンに入ります。ゴールデン・ウィークも、もうそこまで、来ていますね。

釜山の名物、西面のデジ・クッパ通りで、元気に働くアジョモ二。

ロッテ・デパート完成で、南浦洞は!?&韓国語音声・7

南浦洞 地下商店街 の キッチュな革細工のバック店
南浦洞 地下商店街 の キッチュな革細工のバック店

ここで、ひとつお詫びがあります。メルマガに登録してくださった方への、伝言です。

まだ、第1号がでていません。限られた情報から、私達を信頼してアドレスをお預け下さった方には、誠に心苦しいのですが、まだ、自分達の基準をクリアする内容になっていません。本当は、それなりに用意していたものはあったのですが、何だかなと、正直思ってしまいます。それだけ、サイト上にも情報としての韓国は、溢れているからです。

登録して頂いた方の中には、熱心な韓国製品のバイヤーで、良質な仕入れルート確保の為の情報を期待されている方とか、自分の生活に賢く情報を生かそう、と思われている方もおられると思いますので、心苦しく思います。が、いい加減なことができない偏屈な性格なので、心よりお詫びお知らせ致します(^^;

そのお詫びでは、ありませんが、音楽を聴きまくってきた輩の耳に唯一かなった、

韓国のシンガー(有名ですが^)チョ・ソンモの暖かいボイスを、

珍しくはまった韓流ドラマ「雪の女王」のバージョンで。

チョ・ソンモ 「雪の女王」エンディング

ところで、HPを立ち上げる前も、ちょっと変わった依頼を、結構受けました。もちろん、内容をつまびらかには、できませんが、そのほとんどが、人探しに関する事でした。残念ながら、それに処する確たる手段を持ち合わせていない為、お断りするケースがほとんどでしたが、人それぞれが持つ秘史と、日本と半島の関わりを感じてしまいました。

今日も、釜山からちょっと離れた田舎へ、ご先祖の墓参にいかれる方の、ガイドのご予約を頂きました。まださきのお話ですが、今まで、釜山の近隣のみでしたので、不埒ですが、ちょっと楽しみでもあります。

ところで、2009年も12月・日本は、師走ですね。戴く、メールにも「落ち着かない・忙しい・慌しい」といった言葉が目立ちます。 韓国は、旧暦なので新年はまだちょっと先。キムジャンの喧騒が終り、子供達も試験が終って、また、悪童に逆戻りです。 ただうちの塾の子供も、全員が大幅に点数をアップしたので、ホッと一息^^。

もうすぐ、冬休み、ところで、釜山の玄関口、南浦洞にロッテ・ワールド・プロジェクトの第1弾・ロッテ・デパートがオープンです。工事が、頓挫していた時期もあったのですが、これで、また、釜山のランドマークが増えそうです。場所もいいんで、楽しみですよ。沈滞していた、地下商店街も、人の流れができて、浮揚するのか( Д) ゜゜.

本当に、冬こそ釜山にお越し下さい。きっと、盛大なバーゲンありですよ。^^

2009年12月17日にOPEN予定!!

南浦洞 地下食堂にて  
南浦洞 地下食堂にて  

南浦洞とくれば、龍洞山公園。(強引かな・・。)

今日の、さらっと、聞くだけ韓国語音声は、龍洞山公園(釜山タワー)独り歩き編

釜山ならでは。 龍洞山公園・散策編 <--ここを、クリックしてくださいね。

番外編 韓国 の 子供達&小さな 私塾

韓国の 子供達(これは、イメージで、文中の子達と、関係ないです)
韓国の 子供達(これは、イメージで、文中の子達と、関係ないです)

チョッと間が、空きました。 自宅で、やっている。英語と、日本語の塾の子供達が、いっせいに試験期間に入り、補習の日々でした。現在、12名の中1年生から、高校2年生までの生徒が、週4回やってきています。ガイド業や、その他のこととの兼ね合いがあるので、大変ですが、韓国に移り住んで、一週間後には、あるきっかけで、初めの子供が、来はじめました。

その中で、卒業?^^した3人の子供の他は、かれこれ、短い子供でも、半年、この私塾に通って来ている。

かって、高校時代に読んだ、世界こぼれ話のような本の中で、「受験の厳しい日本よりも、まだ、もっと激しい受験地獄の国がある・・それは、隣の韓国だ。学歴により、初任給も・・。もちろん、成人男子には、兵役も・・」みたいな記事と、チョッと古色蒼然とした教室の風景の写真とともに、読んだ時、「ああ、韓国に生まれなくて、良かったぁ。」と、思ったものだ。 (その時は^^)ところが、今、その韓国の受験と間接的にとはいえ、直面するとは、”アイゴー・チャン”

だから、この韓国での1年は、「韓国の子ども達を通して見た韓国」の1年でも、ありました。子供をみれば、その家がわかると、いったのは、アドラーか、ロジャースだか、覚えていませんが、ここで随分色々なことを、考えました。ADHDの子、強度の抑鬱症の子、識字障害の子。PCゲーム中毒・・。

色々な進展がありました って、そんな流暢な話ではないですが(^^;。

なんてったって、親御さんは、結果(点数)が全ての世界ですから。 畑違いの話なので、機会があれば、また、そんな事も書いていきたいと、思います。

遅ればせながら、さらっと、聞く、韓国語 音声 第6弾「旅での、トラブル編」です。

旅での トラブル 編 <---ここを、クリックしてくださいね。

昨日、お菓子で有名な六花亭や、柳月の創業の街、北海道の帯広で、不動産業を営む友人から、このブログを見たと、メールがあった。自分で、システムの開発もする理系のIT・リアルエステターで、今では、自社で、ウィークリー・マンションも運営する企業家だが、若い時分、一度目の企業がうまくいかなかった時、一緒に仕事をしていた韓国人と、彼の故郷である釜山に、逗留した想い出があると、聞いたことがあった。

在来市場の食堂 の 中から
在来市場の食堂 の 中から

「釜山には、10年前、滞在したことがあります。釜山駅の出口を出て左手の屋台みたいところで、貝の佃煮のような食べ物をバケツ一杯買ってつまみに、マッコ リで一杯やった懐かしい思いがあります(今もあるでしょうか。。。)。魚介類が新鮮でいいところだという印象です。」

今、その釜山に、自分が住んでいる。人生というのは、奇なものである。

これを、読まれている方で、北海道、しかも、広大な十勝野での滞在を、リーズナブルに快適に過ごしたいと思われている方は、 http://www.obihiroweekly.com/<--をご覧ください。

今日は、脱線しましたが、冬の釜山、断然おすすめですよ。。




韓流の恐怖(‘-‘*& 韓国語 音声 vol 4

百貨店内の 服売り場のブース
百貨店内の 服売り場のブース

この間のプサンでの事故の後、釜山を訪れる日本人の多数の方が、慰霊に現場を訪れて、鎮魂の祈りを捧げている事を、聞き、自分も、実際にその姿を眼にいたしました。現地までは、行かなくとも、釜山に降り立った、多数の方が、その事に触れ、哀悼の時を持ったことを、数々のブログを読ませて頂く中で知りました。

オセアニアに行った時は、自分の事をアジア人なんだと認識し、ここに釜山に来て、「日本人」なんだと改めて、思わされた経緯で、グローバルにリンクする経済環境の中、自国の文化や教育と、個人が異文化なかで、切磋し、修練することの技術の必然性を身をもって経験する毎日。(^^;

久々に「お試し版 聞くだけ 実践 韓国語 「服屋」編を、アップします。

服屋 編 1 <--ここを、クリックして下さいね。

既に、死語になりつつある韓流。 でも、いわゆる韓国の映画や俳優さんのファンになって、韓国に来られるようになった方は、どの位、おられるのだろう。 (カルビを食べて、韓国に興味を持った、自分のような人間もいるが・・。)とにかく、その怒涛のパワーで押し寄せる”韓流族”の動きは、凄い。

日本にいた時にも、その方達にお世話になったが、そういった方達は、それを契機として、韓国語を学び始め、実際、必ず、一度は韓国の地を踏んでおられる。 見出しに、恐怖と書いたが、そこにはチョッとした羨望もある。一部には、先鋭化した、チョッと怖い方も、おられるかもしれないが、私達が知る限り、普段は、しっかり自分の家庭や、仲間を大切にしている、情の深い方達だった。

そのおひとりは、オホーツクの街で、私達が小さな韓国語講座をしていた時に、40キロ離れた郊外まで、吹雪の日も週1回の夜9時からの、授業を1度もかかさず通って来られた。60を過ぎているとは、信じられない若々しい、上品な方だった。

その方は、パク・シニャンという俳優さんのファンだった。ある時、その俳優さんが夕張支援の為、夕張を訪れるという情報を、私達がキャッチしたので、その方に伝えると、350人限定の競争率の高いイベントだったらしいのだが、「長距離の運転は得意でないの~。」と言っておられてたのに、早速250キロの道を迎われたそうだ。そして、なんとそこでまた抽選で、5名の方が、本人に直接・歓談できたらしいのだが、その5名にも残って、直接、話をし、握手をする事ができたと、嬉々として語っておられた。

それを、きっかけに、その後、オホーツクを舞台に韓国映画が撮影された折には、その撮影スタッフのサポート・ボランティアにも参加し、そこで覚えたばかりの韓国語で撮影スタッフとも、楽しい時間を過ごしたらしい。勿論、エキストラで、ばっちり出演も果たした。

韓国映画 おいしいマン <===ここを、クリック 監督キム・ジョンジュン 出演 イ・ミンギ、池脇千鶴、チョン・ユミ

自分達の、突然の釜山転進後、映画の地元キャンペーン・チームのスタッフのひとりとして、ソウルにいらした折も、元気な声で話されていた。そのうち、私達が、こちらでの基盤もない、日々の諸々にかまけて、ご無沙汰していたのだが、この間、メールを頂いた。

「私、この間検査を受けたら、悪性だったの。でも、先生、私がんばりました。韓流見ながら。本当に、韓流、さまさまです。ありがとうですよ・・。」

この方だけではない、もうひとりの30半ばの生徒さんは、心臓にペース・メーカーをされながら、韓国語を勉強されていた。この間も、「また再手術で、ペース・メーカーを、入れ替えたんです。独学は、大変だけど、頑張ります。今は、無理だけど、いつか韓国に行きたいです。」と、近況を伝えて下さった。

その方達に、「向こうから、Webサイトで音声送るから~。」と言って、果たせなかった約束の性もあっての、音声です。 何かの、役に立ててくださいね。

超 実践 韓国語 第 3 弾

チャルガルチ新市場 裏 の ベイサイド の夜影

お客さまを、受け入れる時、いつも頭にあるのは、安全のことだ。旅では、誰でもが非日常を、味わいたい。当然のことだ。浮世のしがらみから、ひと時抜けて、自分を感じる時間。

今回の事故(韓国の射撃場での)の第一報が入った時、すぐ頭がいったのは「被害にあったのは、日本の方、じゃないのか。」という事だった。 射撃場に行ったこと事態を、揶揄する声もあるが、どこの情報誌をみても、一面に大きく広告され、釜山のアトラクションの一角を担っている。

日本人の感覚からすれば、そういうところは、それなりの安全基準を満たしていなければならない、筈、だろうと、当然思う。 安全の管理に、問題があったのは、厳然たる事実だろう。

何か、アクションをすれば、リスクはついて廻る。

ビートルで来た、九州の方だというので、尚更、胸が痛い。それくらい、いつも、釜山を身近に感じ、偏見なくこちらに、来られている方達だ。 韓国の矜持が、問われる。

本当に被害にあわれた方々は皆、それぞれにご家族の方々にとっては、一家の大黒柱の方と聞く、何よりも状況が少しでも明らかになり、ご家族のかたへ情報が開示される事を切に、願う。

笑顔で、帰っていかれた方が、「無事、帰宅しました。」と、連絡して下さった時に、ああ、良かった・。と、本当に、思う。 亡くなられた方の、ご冥福をこころより、お祈りすると共に、このページでも、きちんと、自分ができうる範囲で、リスクは提示していきます。

今日は、超 実践 韓国語 第 3 弾 をアップします。

韓国での、急なアクシデントの時に、便利な薬局での、対応のvol 1 です。

薬局編 1 <==ここを、クリックして下さい。

心より、安全で楽しい旅が、皆様の、そして私達の、かけがえのない日常と共にある事を、祈って。


超実践 韓国語 お試し版 vol.2

釜山・東菜の メガマート 近くを、車窓よりこのところ、ここ釜山はいっきに冷え込み、山に廻りをぐるりと囲まれた海の街に、場所も時期も違うのですが、山背を思わせる風が、終日吹いています。

こうなると、チゲが美味しい季節ですね^^

ところで超実践 韓国語 第2弾行ってみます。

簡単に、韓国の旅には切っても切れないタクシーを、使いこなせるように、なること請け合いです。自画自賛 笑)

タクシー編 左をクリックして下さいね!!

今日は、お客様と、釜山近郊の機張(キジャン)辺りを廻る予定です。カニが、美味しい市場があるところ、なんですよ。 では、行ってきま~す。

カン・ランニョンの超実践・韓国語 お試し版^^

沙上 Eマート の 夜影

かなり、毎日、気温の変動が激しい、このところの釜山です。今日は、オンドルが、ちょっと嬉しい^^

で、今回から、ふらっと プサン の、通訳・ガイドのカン・ランニョンが、釜山のひとり歩きに必要な、「超実践・さらっと、聞くだけ、韓国語」の音声を、お試しで配信します。 (カン・本人曰く、日本語と英語と韓国語が、ごっちゃになって、お聞き苦しい点があるそうです。※

※特に、音声中、ティケトと、言ってるのは、チケットの事。また、イロケというのは、”このように”と、いう意味になります。)

容量の関係から、wmaファイルでの、配信になりますので、Macユーザーの方には、ご迷惑かけます。 もし、音声にしてほしい、シチュエーションがありましたら、コメントやメールで是非お知らせください(^^)。 沙上(ササン)Eマート の オーガニックコーナー

117 020martでの、買い物編を、クリックして下さいね。少し、お待ちくだされば、音声が 始まります。 今回は、スーパーの買い物の時に、皆さんが出くわすシチュエーションの解説と、その時に必要な韓国語が録音されています。

ちなみに、上載の沙上・ササンは地下鉄2号線で、いく事ができます。もとは、工場が立ち並ぶエリアだったそうですが、

今は、Eマート、ルネシテ(アウトレット)、Homeplus(ホームセンター)が、立ち並ぶ郊外の商業エリアです。 ツアーのお客様なら、パラゴンホテルにお泊りになった事があるかもしれませんね。