釜山・シドニー化・計画??&世界に遍在するコリアン・タウンΣ(゚Д゚)

 

ここ暫くの、通訳業務で使用した資料。まだ、数は多くありませんが、”自社の商品・商材を韓国”でという新規の会社さまと、釜山圏・ソウル郊外を、廻っております。

ここ暫く、少し雨模様だったりする、釜山。普段、結構、これ位の時季になると、というか、釜山は晴れの日が多い街ですが、その性かどうか、大気の状態がよく、暑くも寒くないので、快適です。

釜山の5月といえば、真赤な薔薇。市中に、赤いバラの花が咲き誇ります。
バラの2

ところで、唐突ですが、釜山には、盛り上がっている訳ではないのですが(笑)釜山、シドニー化、計画というのが、あるんです。

https://bit.ly/2HYlts8

https://bit.ly/2rsN4GO

相変わらず、アドバルーンを揚げる、揚げると、その話がでるたびに思ったものです。そういえば、旧、国際フェリーターミナルのデザインも、オペラハウスを擬していましたから。

シドニーに行かれた事がある方は、チョッとプッとふきだされてしまうかと思いますが、韓国の道程のご他聞にもれず、ターゲットを決めて、とにかく、そこに近づける。

街並みとしての整合性や、日本のような歴史を感じさせる趣としては、違和感があったりするとおもいますが、この10年で釜山の新規の建物のデザインは、概して、新しいものを取り入れようと、頑張ってきた気がします。例えば、影山(ヨンド)の海洋大学に隣接する、海洋博物館の建物と周辺のあしらい等とか※他にも、いいところは、色々ありますが、建築としてhttps://bit.ly/2FWJCti  後、センタム・エリアとか。

また、話が逸れていきそうなので、引き戻しますが、釜山でそういう話がでてきても、それほど不思議じゃない所以(ゆえん)が、あるにはあるのです。

ところで、韓国は、人口が5,000万弱、日本と較べれば、2分の一以下の国です、中国とは言わずもがな。でも、その割には、案外、色々な国で、コリアンタウンがあるのを、ご存知な方も、おられるかもしれません。

例えば、シドニー。私が住んだ20年弱前も、ケンプシー、ストラスフィールドという、かなりの広いエリアで韓国人の居留区があり、まだ、韓国は、ワーホリ協定には入っていない時でありながら、そこにいる留学生達は、着いたその日から在外価格ではない、リーズナブルな価格で韓国食を食べれて、無料の情報誌を見れば、衣食住の情報が、得られたりしたものです。

そして、外国という地がなせるわざなのか、きれいごとだけでは勿論ないですが、ベーシックなところでは、人達が助け合って、困ったときにはかなりの難儀なことでも、手を貸してくれたり、助けてくれたことを、今でも思いだします。

若き日(爆)、NZ・オークランドで、語学学校に在籍時の一枚。

私が居たのは、あとNZでしたが、オセアニアエリアでさえ、日本人と較べてもかなりの数の韓国人、そう、釜山の出身者も少なからずいました。あの若い日、必死で一旗あげて、定住しようとマンリー・ビーチエリアに住みながら、昼・夜働いていた男の子、親に結婚を反対されて駆け落ちして、大変な思いをしながら、シドニーまで辿り着き、才能のある、旦那さんを画家として大成させようと頑張っていたカップル・・。

また、また、脱線。(;^ω^)

そんなこんなで、当方でも、在外韓国人の方、あるいは、在外韓国人の配偶者の日本人の方の、韓国における諸事の懸案解決・対応のサポートも、数は多くはありませんが、請け負わせて頂いたことも、あります。韓国人の海外への流出が、何と言っても加速したのは、朝鮮戦争時な訳ですけれども、恵まれた人が、自国でのステップ・アップの箔づけをするために渡航したのではなく、何の保障や確約されたメリットがある訳ではないのに、慣れない土地で奮闘して、そして時には助け合ってできたのが、世界にあるコリアン・タウン。

釜山の知り合いの社長さんが、どうしてもドイツの製品を扱わなくてはならない事があって、知人のつてでドイツに赴いたわけですが、ドイツ語はおろか、英語もできないその方が、韓国系の人のつてだけで、ビジネス案件をこなしたばかりか、韓国食をとるのが容易だっため体調ひとつ壊さなかったと、何かの折り、聞いたことも、あります。

嘗て、これも仕事上で,samsung社の上役の方が、「うちの社員は、入社1・2年でも、ロシアや中央アジアへも、どんどん行かせる、だから、バイタリティーが鍛えられる。」と自慢していたと、日本の自動車関係の会社のOBで、企業間のエージェントをされているかたから、聞いたのですが、それはその地域のコリアン・タウンや朝鮮族のコミュニィティの、サポートあったればこそなのが、私には手に取るように、想像できました。

つい最近も、シドニー在住の日本人女性の方から、韓国の行政関係の資料の送付を依頼されて、お送りしたのですが、20代後半の女性の方で、きしくもストラスフィールドに住んでいるとのこと。「なかなかに、激務な毎日ですが、元気だす時は地元にある、韓国焼肉の店にいくんです。私、日本にいるときは、全然、韓国と縁なくて、韓国料理もほとんど知りませんでした、ここにきてから始めて食べるようになって、今は、毎日、食べています。友人のコリアンからは、本国に行ったら、もっと安く美味しいものが、いっぱい食べれると聞いているので、早く、韓国に行って食べてみたいです。」※ストラスフィールドの韓国レストランhttp://www.thebulgogi.com.au/

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釜山・5月GW真っ只中、秘湯を夢みつつ、”孤独の業務”サブッ☜(◔◞౪◟◔)☞

今日は、5月4日。日本では、ゴールデン・ウィークまっさかり。今時期が、桜の時節を迎えているエリアも、あるので、日本の行楽地は、人人人の波のように、違いありません。韓国は、日本のような連休ではないですし、私どもでは、この日本の連休明けに、お客様がお越しになる予定ですので、この間に、これまでできなかった懸案を、進める機会とばかり、机にむかっておりますが、成果はでることやら・・。(苦笑)

劇的だった、南北首脳会談のあとは、米朝首脳会談も、板門店(パンムンジョン)で開かれる公算が、強いとの話が、流れるなど、オリンピックから韓国の官邸も、休む暇がなく、その舞台の調整に全精力を費やしているようで、少しくは、大きく停滞していた前政権、前々政権の時と比すれば、韓国もやっと少しく未来志向の流れが、本格化している空気が漂い、自分達もより前向きに、仕事をしていく気をもらえている感じです。

ところで、話は前々変わりますが、韓国ではケーブルTVに加入している家が多いのですが、その中で日本のTVの専門チャンネルもあります。私の家では、基本料金のプランでついてくる、チャンネルJに加え、チャンネルWも加入しています。

なぜなら私が見るのは、日本のTVばかりで、日本のドラマを見るのが、好きだからという、単純な理由ですが、殊にチャンネルWでは、リアルタイムに、日本の新しいドラマも、放映しています。「深夜食堂」とか、「孤独のグルメ」は、繰り返し何度も放映するのと、自分も好きなので普通に見ますが、心待ちにしていたのは、なんといっても、「ドクターX」の大門未知子。”私、失敗しないので”というのを、聞くたびに、「フリーランサー」なら、あんなふうに言ってみたいなと、爽快になったものです。ただ、いまだに、シリーズ5を放映していず、見ることができないのが不満。(笑)

その不満を和らげてくれたのが、『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』。シナリオも、キャラクターも面白いのはそれとして、松本潤さんが、逆転の新事実を閃いたあとに、放つ、超寒いおやじギャグを、香川照之さん演ずる上役・弁護士だけが、大受けする、リアクション。これ、結構癖になります。

ぜんぜん、関係ない方向に話は逸れましたが、そんなんで、韓流ネタが少ないのは当ブログの特徴でありますが、私どものクライアントさまは、もちろん、ビジネスで韓国とやりとりする方が大半なのですが、さりげなく、韓流や、K-POPを愛好されているかたもおられ、(※世代も、チャングムから、T-ARAまで。)プライベートで韓国語を習っておられる方もいたりするので、逆に申し訳なく思っている昨今。

とはいえ、日本も韓国も表向きは働き方改革などが、進んでいるようで、そのことは、ここ最近も業務の関係で、よく名を聞いたり、面識のあった日本の会社の方が、突然、立て続けに急逝されたり、韓国のクライアント会社でも、大切な中堅社員の方が亡くなって社長さんが会社をたたみたいと落胆したり、まだ30代の方が病死されたりと、何をどうしても避けて通れない、或いは、避けてはいけない事ですが、民間である以上、その原資をきちんと調達しなければ、すなわち、仕事を創出しなければ、根本的な解決は、でてきません。


私どもも、ご他聞に漏れず、自営業の端くれ。”孤独のグルメ”で、井の頭五郎が、徹夜明けやクライアントの無茶ぶりがあった時にも、自分に言い含めるように、よく漏らす常套句、「自分みたいな稼業は、声がかかるうちが、花。」それと劇中、五郎さんが、よくお客様に言われているのが、「井の頭さんは、評判どおり、仕事がはやい。」 本当に、金言だなと思います。

このブログでも、これまで何度も繰り返してきましたが、今ぐらい韓国の日常が、日本のコンテンツを受け入れている時代は、ないです。

さきに、紹介した、チャンネルWでも、日本の方が、韓国で自営業をして定着させた方々、パン屋さん、ロールケーキの店、飲食店etc、その方達が、「ここまで、もう一回やりなさいと言われれば、ちょっと勘弁してと思うこともいっぱいあったけど、日本だったらこれほど、うまくいかなかったと、思います。」と、共通して話しておられました。私からみれば、その方達の勇気にこそ、拍手ですが、一概に特異な事例とも言い切れません。

なんか、本当に話がとりとめなくなっていますが、なんらかの縁や、閃きで、韓国に眼をむけられた貴方さまの直観は、あながち、悪くないのではと、思います。(^^)

本当は、業務以外で、日本の下記リンクに紹介されているような、日本の鄙びた山の温泉宿で、澄んだ空気をたらふく吸って、かけ流しの温泉で足をのばし、山菜料理に舌鼓を打って「極楽、極楽」などと、のたまいたいところですが、ここに縁があってこられるお客様の、”小さな奇跡”のサポートに立ち会えるような・出会いを膨らませて、この5月も頑張るぞと。(笑)

「日本秘湯を守る会」

 

 

 

脱・釜山?刈り上げ様が、国境を越えた日に想う。

元は、フェリーターミナルや、今でも、入管、通関事務所が集まっている、中央(チュアン)にある、”40階段”の周辺は、カフェ、飲食店が並んでいる、憩いの風情。
cafeと並んで、ユニークな骨董屋さん、も。
中央(チュアン)のオフィス街

最近、つとに思うことですが、私どもは釜山を拠点に仕事をしている訳ですが、今、日本のお客様の相手先の会社は、釜山近郊が、半分、それ以外のエリアが、半分となっています。日本から、お客様が来るときは、金海空港があるので、そこからが70パーセントですが、それ以外の時は、私どもが出向き、インチョン・キンポ(空港)で、合流ということも、少なくありません。

韓国内は、KTXがありますので、陸路を使うのが一般的ですが、飛行機の国内線も価格サービスをしていますので、韓国の会社から、それを使って移動して欲しい旨があった時には、何度か利用しましたが、冬季など、遅延が多く、個人的には、陸路を使います。

ところで韓国の人に、そのことを話すと信じてもらえませんが(笑)が、韓国は、北海道とほぼ同等の大きさ。縦に長い日本とは、ちょっと事情が、違います。

特に、現地の駐在の代行業務などが、多くなってきてからは、韓国の相手先企業・会社の方と、実際にお会いするのは、業務で頻繁に2・3ヶ月やりとりした後、などという事例も、珍しくなくなってきている。

 

南浦(ナンポ)の、ブティックが軒を連ねる、ストリート
南浦(ナンポ)のメイン・ストリートの風景。

日本での生活が、長かったので、釜山にいれば、ソウル圏以上に、西日本、また、当方のお客様が多い東京圏に眼がむくのですが、知らないうちに、日長やりとりをさせて頂いているのは、韓国、津々浦々(拠点都市が、多いですが)の会社との、業務になっております。

また、物流の確認・オーダー業務のサポートでは、空港受け渡しのDHLなどの範囲から、トンが基本単位の大型貨物の搬出のオーダーがあり、搬入先は、この業務を始めてから、こんな港もあるのかと知った位に、日本の各地の港に向かっていく。

本日(書いている日)、今日は終日、南北首脳会談の模様が、TV・放映され続けましたが、この先、非核化とか、統一とか、そんなことまでの信憑性は、わからないですが、陸、海、空、の人の行き来きが、少しでも、安全で安定的になることは、良いことであるわけですし、それが担保されれば、周辺国で技術を持っているところは、素人考えでも、ビジネスチャンスになることは、わたしどもの業務事例からも、当然・あり得ると思わざるを得ません。もし、休戦状態が解消され、両国のトップがいうように、”end of war”というのが、本当なら、それだけで、画期的なことに、他なりません。

南浦のロッテ・デパートのカフェから、釜山港・水路、対岸の影島(ヨンド)を、眺む
南浦ロッテ、とにかく、デパート、モール、マートと、釜山のポートサイドの一等地に、巨大に鎮座する店舗内、靴店のディスプレイ。
フロア内、カフェの佇まい。鉄骨を組んで、ディスプレイの枠組みをするのが、最近のトレンドみたいです。

何か取りとめもない記述になってますが、今日、一日は、韓国では、立場の違い、貧富、職業の違い、老若男女、に関係なく、未来へのかすかな希望ようなものを、もったのではないかと、思います。よしんば、嘘でも、政治というものが国民に与えることができるのは、何らかの論理を越えた希望の光のようなもの、ではないかと、柄にもなく思ってしまいました。それにしても、演出がなかなか、うまいなと、不埒に思った次第です。ぺこ <(_ _)>

釜山の4月某日。”ミセモンジ”と、業務心得(苦笑)

釜田(プジョン)駅に佇む、東海線の車両。顔が、メギ(鍋にすると、美味な韓国・海なまず)にているので、そう呼んでいます。

ここ釜山も、2018年4月も、後半。桜の時季もとうに終えて、25度越えの汗ばむ日もあったり、今日は、肌寒い海風が吹き抜けていたり。

この4月。クライアントさまの中でも、懸案が一息ついたり、新年度でどたばたされているのか、今月は訪韓する方は、私どものところでは、静か(笑)な状況ですが、金海空港は相変わらず、LCCが満員のお客様を乗せて、日本(だけでは、ありませんが)に、向かっているようです。

これからの展開は、私のような現場と現場をつないでいるような仕事、をしている人間には、予測不可能な部分も大なのが本音ですが、戦争の気配は、今のところ遠のき、韓国の日常も次世代の透視図に向けて動いているのが、実際です。

文在寅(ムン・ジェイン)政権になって、最低賃金と、雇用者の休暇を守らない事業所の、厳罰が実施されるようになって、私どもの韓国のクライアント、或いは知り合いの会社も、(製造業態がほとんど)ですが、土・日はしっかり休むようになり、それがまた、円安が続いていることや、韓国が、中国からの深刻な”ミセモンジ”微細粉塵(PM10/PM2.5)で難儀しているのもあってか(苦笑)、日本に滔々と向かうのでしょうか。

KR釜田駅から、鉄路。

財閥が経済を牽引する韓国ですが、それでいながら、案外、私どもがお付き合いしている、中小企業の社長さんは、若年の雇用環境が決して、良いとはいえない韓国で、せっかく?大企業に入ったご子息を案外、早々に、自分の会社に呼び戻して、「もう、俺も疲れた、休みたいな~。」などといいながらも、

会社を次世代に継承させるために、設備投資をしたり、それは韓国の会社のことも・顧みてではありますが、時に、失礼になりかねないオーダーや、レスポンスを急かせる私どもにも、ビジネスなので、それは色々とありますが、殊更、わだかまりなく、毎日やりとりが、続いております。

そうそう、他人ごとのように、さきに挙げた”ミセモンジ”。この春は、本当に、本当に、苦しめられました。人間の体から、ここまでの、咳・タンが出るのかと。そして、仕事では、なんと、全く声がでなくなる、という事態を、引き起こすのです。

ハスキー・ボイスなら、まだ、愛嬌ですが、声がでないと、私の仕事、これ、全く、成り立ちません。これを見ていて、結構、毒舌家の韓国のワンマン社長さんまでが、「無理してたら、商売道具なのに、声帯、つぶしちゃうなぁ・・。」と、心配してくださる始末。※日本のクライアントさまは、お優しいので、自分が持参していた、うがい薬まで供与してくださいました。

リアルタイム大気質指標

それからは、仕事のときも、外出時は、マスク完全装備は、無論のこと、このサイトでチエックを必ずして、訪問手段やアポイントのスケジュールまで、気を配っています。ここ数ヶ月で、大小、本当に沢山の空気清浄機や、マスクが馬鹿売れしたそうです。

政経分離といえば、ご都合主義的で、ポリシーの堅固な方からみれば、却って、気持ちが悪いでしょうが、韓国の普通の民間で、ビジネスをしている人の意識の総体は、それが、実相です。それは、韓国ばかりでなく、日本というよりは、自分達にはない、また自分達では供与できないサービスや、商品を求めて、必要な人が”そこ”にむかう。本当に、全く、実質、この東アジア・エリアは、世界最大の商圏に、すでになっていっているのを、ひしひしと感じます。

駅から、西面方面。

最近では、別に日本と韓国が色々な兼ね合いから、それほど仲良くはなれなくても、私どもが現在、業務を中継している方々の間柄のように、ビジネスでそれなりの緊張感を持って、馴れ合い過ぎず、また、私どもような者が入ることにより、それほどナーバスにならなくても、コミュニュケーションの齟齬が埋まることにより、アジアの商圏の中のひとつの取引先として、その意味では、”しゃちこばる”ことなく、必要な方が、それを、そこを、選択することができうる。

全くもって、幼稚な発想ではありますが、大きなうねりのなかで、この10年余、お客様とお客様をつないできて、今日も終日とり行っていた、中継業務をしながら、次の10年いや、5年、これまでも、そうであったように、どれほど変わっていくのだろう。好奇心などではなく、転換期の危機感と、全くもって容赦のない現実を、越えていくために、チョッと考えてしまいました。

ところで、ミセモンジ、上載のリアルタイム大気質指標。

世界の大気汚染の状況を、リアルタイムで見ることが、できます。ちょっと見でも、とても、一国の取り組みだけで、なんとかできる問題でもないのが、わかります。私にとっては、全くもって、けしからん自体ですが、これを本気で改善しようとする動きになっていくのか。金と健康が、てんびんの上に乗って、この巨大な商圏のエリアに変化を、もたらすのか。ナンテ^^。

でも誰か、本当にお願いいたします。(。v_v。)ペコリ

ミセモンジに、煙る、広安里ビーチ。

釜山・3月 新年度を迎えるにあたり。

綿の花 イルガンビーチのカフェの一隅で。

平昌オリンピックの余韻も、序々に鎮まり、気がつけば、釜山は3月も、半ばを過ぎ越しています。華やかな舞台の傍ら、北との関係で仰仰しい報道が、目立つ半島情勢ですが、業務をされている企業間は、ことに製造においては、受注と発注、検品、搬出、確認、クレーム処理を、繰り返す日々が、続いております。

夫々の業種で、扱う商品のスケール、商品の性格も違うはずで、今現在、私どもが業務代行に、携わっている取引は、BtoBに属する形態がほとんどですが、行政からの受注ではなく、7割方は、日本のクライアント(会社・企業)さまが、企業・個人から受注し(営業活動をして)、その成果が、韓国の製造会社に発注することで、成立する取引となっております。

私どもの役目は、クライアントさまの取引による、錯綜のストレスを下げることと、日本の細かいオーダーと、韓国企業とのクッション的なことが、結果的に求められたりします。

広安里ビーチの漁港から、マリンシティを臨む。

丸10年、こういう企業間の仕事に携わってきて言えることは、世情では、刻一刻とすすむ技術革新、金融環境の変遷等、テクニカルな部分に脚光があたりますが、不思議と最近では、もっと何というか、スピリチャルというか”縁”みたいなものの介在をビジネスの分野でも、感ぜざるをえません。業務とはいえ、あっというまに経っていく歳月をかけて、誰もが仕事をされているわけで、ご縁があり携らせてていただいている会社さまや、商品に愛着が湧いてくるのは、いたしかたがないことで、業務をとおして、私たちの見えている世界や、存在するサービスが世にでるまで、どれだけ多くの労力がかけられているか、身をもって知ることになりました。(実際は、そんな悠長な世界ではなく、ふうふういいながら、やっているのが、現実ですが・・)。

東海線ができて、マンション建設がこれから、進むイルガン・ビーチ。この、のどかな光景も、いつまで。

残念ながら、今回の地元のオリンピックで、参画する場面はありませんでしたが、その間も続いていた業務の合間に、かって住んでいた、北海道出身の選手の方々が、堂々とインプレッシブなパフォーマンスと、洗練された応対で、話題をさらっているのをみながら、やっぱり、AIが跋扈する時代にあっても、人と人とが論理を越えたところで、やりとりしているのだなと、たくさんの学びが、ありました。

2017(昨年) 3月・北海道央・視察行時。札幌・藻岩山からの夜景。
同、ニセコ・小樽エリア視察時の、道中、羊蹄山。
余市 ニッカ・ウィスキー博物館での、ひとコマ。
博物館内
小樽運河

韓国は、一足はやく3月から、日本も卒業や配置転換等を迎えて、4月から新年度ですね。私どもも、これまで手をつけてこれなかった、業務のプレゼンテーションの改善・促進、また、業務自体のクライアントさまの満足度(必要性、必然性の明確化)を上げる事等、手をつけて参りたいです。

平昌オリンピック・マスコットと。

-15℃・ソウル遠征{{ (>_<) }}。KINTEXで、ゴルフ資材コンベンション。

本当に、久しぶりに金海から、国内線に乗りました。ソウル・金浦上空。
機窓から、金浦上空2.

最近では、東京も大雪になるほど、日本も荒天のようでしたが、韓国は、とにかく寒気。この日は、釜山も-5℃でしたが、むかったソウル近郊のイルサンは、日中でも-10℃以下の予報。

いつもお世話になっている、大阪の総合肥料商社さまに、帯同して、韓国では、最大のコンベンション・センター、KINTEXで、韓国での販売を担当している会社のブースでの、商品の説明、販促サポートの通訳をして、参りました。

到着した。金浦空港から、ほど近く、タクシーで向かいます。
手振れ写真で、申し訳ないですが、KINTEX,到着。

ゴルフの資材関連では、最も大きなイベント。販売を行っている、韓国の会社が、京畿道(キョンギド)に、支社を構えて進出したこともあり、ブースのサイズも位置も、頑張って・良いところを確保したというだけに、皆さん、お忙しく走り廻っておられました。

会場入り口
会場の模様。
韓国の会社のブース。肥料や、農薬、また法制上、日本では無理ですが、ドローンを使った散布を提案しています。※当該会社のウェブサイトは、写真をクリック。
ゴルフコースにとって、芝の保全は命。それを、メンテナンスするのが、グリーン・キーパーといわれる方々。
ドローン会社の方が、ドローンによる薬剤散布を説明。
私どものクライアントさまが、扱っている、芝のメインテナンスの肥料薬剤のひとつ。※ご関心ある方は、画像をクリック!!
ご他聞にもれず、韓国はゴルフがとても盛ん。ゴルフ場を、効率的にコンディション良く、管理することには、とても関心が強いです。芝刈り機、カート、土壌整備、芝整備の機械が、所狭しと。

自動球拾い、ロボット^^。

特に、注目されていたのは、打ちっ放しの練習場などで、自動で球を拾い、充電も自動に行うロボット。韓国では、家庭では、このようなロボット掃除機が、結構、普及しているが、それのゴルフ場版といったところでしょうか。芝刈りのロボットもあって、このブースは、盛況でした。

KINTEXのフロアー
KINTEXのフロアー2

私は業務を通じて、何度もクライアントさまに帯同して、ゴルフ場を廻って商品の説明等をする中で、わかった事ですが、ゴルフ場にとって、ゴルフコースのレイアウトの設計と、同等か、それ以上に、グリーン・芝の管理は、ゴルフ場の価値や格を上げる、保全する上で、最重要のものなのです。

今回、ブースを出している韓国の会社が、ゴルフ場のグリーン・メンテナンスを、主力業務とされている会社で、その会社が私どもの日本のクライアントさまである、総合肥料商社さまの肥料や薬剤を扱っている関係で、このコンベンションに参加した訳ですが、その際、それぞれのゴルフ場(C.C)の、グリーン・キーパーと呼ばれている芝の管理者の方々に、自社の製品をプレゼンし、或いは、使ってもらって、データを取ったりする訳です。

ですから、今回も多数のグリーン・キーパーの方が来られていて、競争の激しい韓国のC,Cにあって、効率的に且つ、顧客満足度の高いコースを整備するための資材を、探しておられるのです。

今回はできませんでしたが、そういう方々に、次回はプレゼンのセミナーを開催しようとの話もあって、セミナー・ルームの視察もして参りました。

セミナー・ルーム・この日は、日・英の同時通訳で、セミナーを進行されていました。

話は、全然変わって、不埒で申し訳ないですが、本当のこといいますと、今回の業務の印象は、とにかく、イルサンの寒気が、半端じゃなかったこと。ちょっと、戸外に出て通訳するときに、もう咳き込んでしまって、本当に参りました。

もうすぐ平昌オリンピックが、開幕する訳ですから、冬季オリンピックの風情としては、恵みの厳冬かもしれませんが、オリンピックを契機として、韓国に来られるかたは、暖かな毛糸の帽子とかも含めて、冷え対策、必須です。(笑)

帰路の為、向かった、金浦空港。
飛行機、行きは、大韓航空、帰りは、チェジュ航空。寒気のためか、出発も到着も遅れて、定刻より、40分かかりました。
つい最近知った、平昌(ピョンチャン)五輪・マスコット。

オリンピック、やっと、始まりそうですね^^

追伸

今回、泊まったホテル。イルサン サービスド アパートメント ハイトゥモロー※ホテルについては、写真をクリックしてください。

2018年・1月半ば、今、お伝えしたいこと。”現地業務サポートの日々”

海運台ビーチのNEW YEAR電飾。
同じく、海運台ビーチ。

気がつけば、2018年が(も、ではなく・笑)1月半ばに、なっております。(苦笑)

本当に、昨年中、ご利用頂きました方々は勿論のこと、業務の係わりの中で、お世話になりました方々、また、韓国を、殊に釜山圏へご用向きの皆様へ、心より感謝・御礼申し上げます。当方も、この業務を立ち上げて、足掛け10年目を迎えて、いやがおうでも、様々な局面と向き合い、経験を積んで参りました。何卒、昨年以上に、ご活用賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

韓国は、新年は旧暦が本番ですが、日本のほうは、お正月も遠に過ぎこして、業務モードまっしぐら。仕事の性格上、日本のクライアント様と、韓国の会社、企業様を繋いでいるので、その時差が手にとるように、わかります。

昨年来、7ヶ月余り、日本のクライアントさまを伴って、通っている工場。建物は、一般の民家だったところを繋げて活用しながら、その分野の最先端の機器を備えて、高品質な建設資材製作にかかせない”ダイス”の製造をされています。広安里の大橋を支えるワイヤーは、ここのダイスを使用した、というのが、社長の自慢。
韓国の会社の社長さんが、ずっと意中だった機器を、日本の会社より購入。今、最後の調整作業、たけなわ。

ビジネス現地代行業務を本格化させてからは、日韓の懸案や喧騒に気を配る暇がないほど、日に時には、三桁を越える、事案も業種も夫々全く違う、会社間の業務の遣り取りに、係わらせて頂いており、暮れは31日まで、お正月はもう2日から、クライアントの方々からの、ご指示、お問い合わせ、申し入れ、発送・受け取り確認と、・・暇無しの結果が、今頃の本年はじめての、BLOGの更新と、相成った次第(言い訳もここまで来れば、見上げたもの)です。

今年はなかなかに、ここ釜山も厳冬で、そういう意味では、平 昌・冬季オリンピックを来月に控えて、それらしい雰囲気を醸すうえで良いことかも知れませんが、そういう祭典が形無しに感じられるほど、この半島を巡る懸案?が喧しく、それにともない、日本の会社と、韓国の会社の橋渡しの業務をしている身としては、両国の温度差や世相も十分に、考慮にいれて、業務にあたることを、これまでも、そうでしたが、これまで以上に、心がけております。

関東・関西を主に、日本、全国で、収納、新たな土地活用を提案する、評判のいい企業さまの、備品アイテム。
この会社の、収納スペースは、仕様が良好で評判が良いですが、この製造も。

私どもが、今、サポートさせて頂いているお客様は、日韓双方とも、小から中堅規模の会社が多く、皆さんが本当に必然があって、国を跨いで、ビジネスをされている訳で、日本もアベノミクスで、大企業は株高で、内部留保をかなり膨らませておられたりするようですが、私どもの現場では、今のところ、日本から機械を買われて、生産性を上げようとされている韓国の会社、また、韓国の会社で製品をつくり、日本でそれを使って、サービスの向上やシェア拡大を全国展開で図っておられる会社さまなど、双方向、まさに、それぞれの市場で売り上げを伸ばせば、取引の量やアイテム数も増える、逆ならば、いわずもがなという、真剣勝負の現場。

DHLを使った金型・サンプルの遣り取りから、工業機械では、故障品の修理箇所の把握、修理部品の取寄せ、本体修理の搬送、コンテナの搬出、見積もり、協議、搬出日の想定。それに、トラブルへの対応。実際に、製造業を他国とされておられる方なら、ご存知かとは思いますが、株高やBitcoinバブルで湧く一部の世相とは、真逆な、こてこてにリアルな世界のサポートと、なります。

業務が業務なだけに、守秘義務の固守は絶対であり、加えて、これまでも、日本と韓国で、永らく取引きをされていて、ここ暫くで問題が顕著になって、わたしどもに打開を申し入れられたお客様がほとんどでありますので、業務のアウトソースは、まかり成りません。

業務の手間暇、煩雑さを考えると、なかなか負担は大きいですが、不確定な要素も抱えもつ、日韓の会社が取引をされておられる、これは、私どもにとっても、実に有難いことなのです。ですので、遣り取りをされておられる会社さま、双方から折半のような形で、料金を頂戴することで、会社さまの負担を極力あげないよう、なんとか務めております。

もう何年も、毎年、かならず来られて、地元の親戚の方とチェサをされている、お客様を今年も、山のお墓まで、ご案内しました。

なぜ、今、こんな内輪のことを、大事な私どもにとって、唯一の発信媒体である、BLOGで申すかというと、本当に手前味噌ですが、色々な局面をこなすスキルをつけるために、ビジネス通訳が主業務ではありましたが、個人さまの同行通訳、観光通訳、個人さまの現地代行(翻訳・遣り取り)業務、土地収用、相続関係、国際結婚の婚姻関係の破綻、問題等の仲継、現地親族との係争・関係改善の仲介、厳しく、事が事だけに最後は回収しきれなかった業務までありましたが、ひとつ、ひとつの業務を愚直にこなす中で、日韓という2国間の仲介を行ううえでの、言葉で言い表すのは、難しい匙加減を、いやがおうでも、身につけざるを得なかったからです。

おりしも現在、時代の大転換期を迎えて、それを取り巻く状況・問題も、一括りでは対応できない、加えて、机上での妄想や空論は全く、意味をなさない、やりとりに遅滞やタイミング損を重ねて起こしていれば、一挙に会社の存続にも波及する中小の会社さまにとって、韓国、現地で信頼をおけて、双方のビジネス・コミニュケーションを担保するスキルは、社会一般の認識はどうあれ、いまこそ、必要なことだと、日々業務しているなかで、痛感するからです。

日本の一部の世論のなかでは、韓国との関係に極論を述べられる方も、少なくないようですが、良きに悪しきに、この東アジアが経済を先導する時代なのは、中国はもちろんのこと、極東ロシアや、中央アジアとの交易話も、身近に入ってくる、ここ釜山(釜山港が、入管の手数料や入管手続きのスピード化等、企業努力して、利便性を図り、頑張っていること等もあり。)にあっては、メディアで交わされるマクロな視点の話以上に、日本のクライアントの方が、韓国の取引先との関係の保全と、自社のビジネス機会を損なうことのない取引のバランス、業務の遅滞を回避することにつながる情報を、日夜、携えることしか、頭にないのが現状です。

面白みのない、私どもの業務の話に終始いたしましたが、偶然、このBLOGを読まれているかたは、もとより、韓国の会社との遣り取りのスムーズさを欠き、せっかくビジネス自体は成り立つのにと、懸念されている、または、不安や機会損をされている、お知り合いがおられましたら、当方のことを、お知らせ願えましたら、本当に嬉しいです。

2018年、これまで以上に激動の年になるやも知れませんが、それにめげず、あわよくば逆手にとって、業務を遂行していく所存です^^

ここは、何処?(笑)業務遅滞等で、日本のクライアント企業さまとの関係改善のため、韓国側の社長・専務さんに帯同した折、立ち寄った、スカイ・ツリーの頂上展望台。

国を越えた、製造業の現場に、想う事。

太宗台(テジョンデ)の突端にある、灯台からみる、釜山の海。

更新の時間が取れず、機を逸した感がありますが、過日は日本を直撃した台風の余波で、釜山でも、海岸沿いを、風速20メートルの風が吹いて、注意を喚起を、アナウンスする音声が、パトカーからか、或いは、市のスピーカーから流れていました。

また、台風の影響は、私どもが係わっている業務の機器等の、搬出遅滞にもなっていて、お客様への状況説明等、ほぼサポート業務に明け暮れる感じでした。

日本でも、そんな中、大きな選挙も終わって、また、日本と韓国の仲介業務(通訳・翻訳を介する)を主たる業務としている私達も、少し落ち着いて業務に、集中できるのではないかと思いますが、昨日来、久方ぶりにウォン・円が逆転しています。ここしばらくは、大体1:1できていた訳ですが、日韓といえば、色々なことがある訳ですが、やっぱり、そこに目がいってしまいます。

金海サイエンス工業団地 ・路線も拡張し続け、”元気なLCC”「エア・プサン」本社も拠を構える。
工業団地の佇まい 1

私が韓国に戻ってきた9年前は、円・1:ウォン・1,6でした。

それだからこそ、韓流ブームもありましたが、日本から沢山の人が、来られたのだと思います。

それが、今は1:1。少し前は、1,2 : 1まで逆ザヤになっていた時も、あります。

何をそんなわかりきった事を、書くかということですが、ほぼ10年近くこの仕事をしてきて、とくにビジネスに於いては、いろいろな要素が絡みあいますが、値段があう、あわないは、仕事の流れとして、色々なことには眼をつぶれる、大人の方でも、それは、看過できない条件なのだと、つど、知らしめられてきたからです。

そんな中、このところ日本のメディアの以下のような記事が、よく目につくようになっていました。それは、今、そのことが、私どもの業務とも、少なからぬ係わりが、あるからです。

http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3771/1.html

上に挙げている記事が、云々ではありませんが、今、韓国では、というより私が業務をする廻りでも、将来を見据えて、日本の商品を扱いたいという、企業家精神を持っている中小の会社が、結構あります。※(勿論、皆というのではなく、たまたま、私どもが、日本と韓国の会社のサポート通訳をしているからというのも、ありますが。)

そして、何度か顔を合わせて、業務が終わって食事をする時に、よく耳にするのは、「・・さん(日本の会社の社長さん)が、引退されたら、この機械の製造は、どうなるんですか。」かなり本気で、韓国側の社長さんが、聞いています。

これまで、私どもも、サポート通訳をする中で、本当にこの自分達が見ている街、インフラ全般、個々の家庭の生活空間を、彩るインテリア、生活用品を、製造するために、さまざまな機器、機械が必要なのを、そして、それを造る会社があることを、実際に知って、ビジネスという厳しい、判断のひとつ、ひとつが、成果を大きく左右する行為の中で、結果的に補完しあっている現実に、触れて参りました。

私どもが、お世話になった、かなり大手の自動車製造のパーツの会社でも、韓国で複数社で製造を依頼していたのが、かなり治安が悪く、駐在のかたが危険であっても、中米に発注を移していたり、以前、韓国での製造を経験されている会社が、日本での法律の改正などで、新たな商品の製作を求めて韓国に来られて、こちらが複数社の訪問先を開拓して、見積もりを詰めても、なかなか折り合いがつかなかったり、様々な要素はありますが、詰まるところ、金額の問題でありました。

以前より、韓国jでは”モメチョッタ”(体によい)の伝統があり、日本のかたに、パッケージにして、送ったものです。滋養・補身によく、保存にも便利な、お粥、ワカメスープと、ここには、でていませんが、生薬を抽出した薬茶のパック。抵抗力が落ち、風邪がなおらず、臥せっていたそうですが、体が大分、楽になって動けるようになったそうです。

私どもが、携わった仕事の70%以上は、広義の意味で、全て、製造業のサポートでした。韓国への技術移転や、継承となると、抵抗感もあるのでしょうが、わたしどもが扱ったケースでも、日本のトレンドからは洩れて、省みられなかったところを、熱心に製品の向上を求めている国外の企業が探しみつけて、そのうち、韓国の会社からオファーあった日本の会社、オーナーさまから、問い合わせを受けたのが、事のはじまりでした。

韓国でも、一般の人達は、勿論のこと、日本製は今でも多大な信頼がありますが、機械や機器を扱う方々には、それ以上の或る種の、信仰さえあります。表向きは、ドイツ製をもてはやしますが、その実、その他のもっと広い”モノ”という意味合いで、日本製を信頼していますし、それに関わる、メディアでは絶対に語られない、製造業の”武勇伝”でみたいな韓国の中の”日本製”にまつわる裏話を、聞いたりすることも、ありました。

しかしながら、幾多の歴史が物語るように、全て、変わらないものなどなく、国やエリアの役割も変化していくことは、止めることはできない、ようなモノの感覚を、この小さな”現場”でも感じています。

その国が固有にもつ事情、そこで会社や個人が生き延びていく状況は、その国をチョッと眺めてみていても、わからないのでは、ないでしょうか。

記事とは、全然、関係ありませんが、韓国の伝統のポジャギをインテリアに活用したブティック。ポジャギの教室も、やっています。
ポジャギ・ブティックその2

話が脱線して、とりとめもなくなりましたが、この数日後も、新しい機器を、日本から購入した会社と、その特殊機器を提供した日本の会社の方と、その設置にあたっての問題解決の糸口を見つけるため、シビアな工程のサポートを、させて頂ます。

それぞれが、それぞれの立場で生き残りをかけて、懸命の取り組みをしているわけですが、こういう事例が、その作業の過程で、実を結ぶことができれば、国を越えてこれまで継承されてきた技術や、経験が、所を変えて再生することにも、繋がるかなと。ここでまた、ひとつ、そういう事案をサポートするスキルを身につけるために、必要な知識やスキルをしっかり勉強させて頂く所存です。

 

 

 

 

田浦カフェ・ストリートの夜と、求む、本物の”和の鉄人”

巷では、韓国の今年の長かった、秋冬休暇も終わり、お客様を迎えにいった、金海空港も海外から帰ってきた人達がごった返していて、市中に向かうためのタクシーが出払い、暫し待つという、もう長い事、この仕事をしていますが、いままでにない状況でした。

加えて、この10月なのに、夏がちょっと戻ってきたような暑さ(汗)。成田から、こちらに来るのに、東京の郊外より、朝4時起き、始発電車に乗られたというお客様も、かなりお疲れのようでした。

前のブログで、西面のことを、書きましたので、NCデパートの近辺から、連なる、田浦カフェ・ストリートの夜の風景をあげて、おきます。東京でいえば、カフェ・ブームの頃の吉祥寺、チョッと髣髴とさせる風情。

すれ違う若い人からの口からは、「今日、日本の・・・から帰ってきて、1週間後また・・へ行く。」とか、聞き耳を立てなくても、「イルボン、イルボン・・・。」と本当に、うるさい位夢中で、話ています。

日本語の看板、天ぷらの専門店、日本の定食のお店、日本ではエスニックのお店に女性が、集まるそうですが、ここでは、新規開業率は、ダントツ、日本の定食のお店。※回転寿司から、次の段階に入っています。

写真では、チョッとわかりずらいですが、日本で4年半位・住んだ札幌で、お気に入りだった「ぷー横丁」グループの倉庫カフェを、思い起こさせるようなお店。

今、本当に腕の立つ料理人の方が、カジュアルな和食屋をここでプロデュースすれば、一人勝ちできる千載一隅のチャンスでしょう(笑)。※若い人の間では、ラーメンはもっと、深いところで、定着の気配が、漂っています。

 

ちらほらと、私どものところにも、釜山での飲食業・開業についての、お問い合わせとかありますが、

これまでの、日本への渡航、滞在で、日本食に慣れ親しんでいる人が、本当に増えているので、「韓国人相手だから、こんなもんで、いいだろ・・。」というような気持ちがチョッとでもあると、口だけは(笑)肥えてきているので、足を救われますが、本気の方で、オペレーションも、クオリティもしっかり日本仕様で、持っていければ、今が、絶好のタイミングかなと、皮膚感覚で思いました。

本当にこれが、ここの真実なのですが、ここに来られていないかたが、読まれたら、ナンセンスな煽り記事書いてるなと、思われるんだろうなぁ。

いかん、いかん、明日も早くから、工場でのお仕事、ごたくならべずに、さっさと寝ま~す。^^

秋冬(チュソク)中も、観光都市・釜山は、しっかり稼動!!

賑わう、チャガルチ場外市場
チャガルチ市場 2
国際市場近くの、韓定食の老舗で、お客様との昼食
丁寧に供されている、ミッパンチャン(및반찬)

業務の兼ね合いで、BLOGをアップするのを遅延しているうちに、ここ釜山は、秋冬(チュソク)の大型連休を迎えております。この時期は、日本でも、大型連休が目白押しであり、日韓関連のビジネスをしている方は、その前、そして、その後の日程を、スムーズにする為、慌しく動かれておりました。

私どもも、荷物の搬入、確認、調整、日本のクライアントさまが、現地で、無駄足を踏まないために、当該・行政機関の方との打ち合わせ、商談・相手先との連絡・段取り組み等、こういう時期だからこそ、慎重に丁寧に、業務を進めておりました。

今は、予約サイトや、予約アプリが大変便利(※例えば、「トラベルコ」とか)になっておりますが、韓国は何と言っても、人の繋がりで動いている社会。こういう繁忙期こそ、受け入れさきの準備でも、地元で、無理をお願いしたりするわけですが、誠意のある対応を、頂いております。

韓国も、日本以上に、短い間に時代が代わっていて、秋冬(チュソク)とはいえ、実家の訪問は、そこそこに、今年は、10日以上の連休になる会社もあるそうで、毎年、更新している訳ですが、過去最大の国外渡航者数となるそうです。

それに対して、海浜観光都市・釜山は、市中に、5つも本格的なビーチを抱え、カフェや、アウトレット・ショッピング・モール、新装のバジェット・ホテルも増えて、便利で快適に滞在できるようになってきてる訳ですが、案外、この状況下・穴場かもしれませんね(笑)何より、気候が最高。海風に醸される、旅情も、本当に気持ちがよく、食欲の秋さながらに、山海の珍味が、在来市場にも、うず高く、積まれております。

少し前に、訪れた、梁山・霊鷲山”通度寺”
大雨の後で、パワーショベルで、復旧作業していましたが、癒される風情でした。

今、世界はどこでもそうでしょうが、釜山も、どんどん変わっていっています。ここの、ビーチやショッピングモールは、週末になると、本当に人で賑わいますが、それは、ビーチの景観保全や向上、交通インフラの整備を、どんどん進めているからです。

ですから、いらしたお客様に、「日本で喧伝されていることとは、全然に違うんですね。」と言われる度、その点で、自分達に、ここが有意義にご利用頂けるよう場所になっていってることを、充分に伝える力がないのが、いささか恨めしいのも、事実です。

松島(ソンド)ビーチ。スカイウォークのみならず、かつて存在した、ロープウェイを、スケルトンの現代仕様で、復活させ、ポート・ビューも、満喫。

2・3日前、私どもの居住エリアから、ほどないところに、釜山の若者・ご用達の繁華街、西面(ソミョン)があるのですが、もともとリニュアルの激しい激戦区ですが、本当に、ラーメンのお店が増えていて、日本語のお品書きで日本のお店・仕様の店内で、若いカップル、男女の友達同士、が、自分達の日常に、既に必須のアイテムとして、当たり前の面持ちで、夫々がオーダーしたラーメンのスープを飲み較べるのを見ていて、これが近未来のここの風景なのだなと、不意に思ってしまいました。

センタムの新世界デパートに、隣接する新世界センタムシティーモール内、サムソンの家電を、新しいライフスタイルに、呼応して展開する、エレクトリック・マート。

 

釜山では、ワンルーム・マンションのアパートの建築もすごく増えていて、その自分の城を彩るインテリアのニーズが、爆発的に広まっています。写真は、インテリア・スピーカー。
韓国でも、ドローンは、様々なところで使われています。色々な種類のドローンが、陳列されています。
何のロボットなのか・・

この秋冬(チュソク)開けには、韓国で展開されている太陽光発電に付随する、より精巧な素材製作の為、必要な特殊機器の設置、稼動の行程のサポート通訳を控えておりますが、本当に一度、釜山にお越しになって頂ければ、或る意味、今が一番自然に、日本の商品を自然な形で多岐に渡って、韓国が受け入れているという事が、戯言ではなく、ご理解頂けるかと思っております。

「エッ、この時期に、何故、韓国へ~。」と思われるむきにも、敢えて、韓国、いや、いや、

釜山へ、ようこそ!!です。 どんどん、秋めいてきましたね^^。

南浦の光復路にある、カカオトークのキャラクター・グッズ・ショップより。日本では、LINE、韓国ではなんといっても、SNSは、カカオトーク。愛想のないキャラの人も、SNS内では、これらのキャラクターが当人になりかわって、泣き・笑い・踊り。現実に、ご当人にお会いすると???とにかく、ショップも盛況です。