脱・釜山?刈り上げ様が、国境を越えた日に想う。

元は、フェリーターミナルや、今でも、入管、通関事務所が集まっている、中央(チュアン)にある、”40階段”の周辺は、カフェ、飲食店が並んでいる、憩いの風情。
cafeと並んで、ユニークな骨董屋さん、も。
中央(チュアン)のオフィス街

最近、つとに思うことですが、私どもは釜山を拠点に仕事をしている訳ですが、今、日本のお客様の相手先の会社は、釜山近郊が、半分、それ以外のエリアが、半分となっています。日本から、お客様が来るときは、金海空港があるので、そこからが70パーセントですが、それ以外の時は、私どもが出向き、インチョン・キンポ(空港)で、合流ということも、少なくありません。

韓国内は、KTXがありますので、陸路を使うのが一般的ですが、飛行機の国内線も価格サービスをしていますので、韓国の会社から、それを使って移動して欲しい旨があった時には、何度か利用しましたが、冬季など、遅延が多く、個人的には、陸路を使います。

ところで韓国の人に、そのことを話すと信じてもらえませんが(笑)が、韓国は、北海道とほぼ同等の大きさ。縦に長い日本とは、ちょっと事情が、違います。

特に、現地の駐在の代行業務などが、多くなってきてからは、韓国の相手先企業・会社の方と、実際にお会いするのは、業務で頻繁に2・3ヶ月やりとりした後、などという事例も、珍しくなくなってきている。

 

南浦(ナンポ)の、ブティックが軒を連ねる、ストリート
南浦(ナンポ)のメイン・ストリートの風景。

日本での生活が、長かったので、釜山にいれば、ソウル圏以上に、西日本、また、当方のお客様が多い東京圏に眼がむくのですが、知らないうちに、日長やりとりをさせて頂いているのは、韓国、津々浦々(拠点都市が、多いですが)の会社との、業務になっております。

また、物流の確認・オーダー業務のサポートでは、空港受け渡しのDHLなどの範囲から、トンが基本単位の大型貨物の搬出のオーダーがあり、搬入先は、この業務を始めてから、こんな港もあるのかと知った位に、日本の各地の港に向かっていく。

本日(書いている日)、今日は終日、南北首脳会談の模様が、TV・放映され続けましたが、この先、非核化とか、統一とか、そんなことまでの信憑性は、わからないですが、陸、海、空、の人の行き来きが、少しでも、安全で安定的になることは、良いことであるわけですし、それが担保されれば、周辺国で技術を持っているところは、素人考えでも、ビジネスチャンスになることは、わたしどもの業務事例からも、当然・あり得ると思わざるを得ません。もし、休戦状態が解消され、両国のトップがいうように、”end of war”というのが、本当なら、それだけで、画期的なことに、他なりません。

南浦のロッテ・デパートのカフェから、釜山港・水路、対岸の影島(ヨンド)を、眺む
南浦ロッテ、とにかく、デパート、モール、マートと、釜山のポートサイドの一等地に、巨大に鎮座する店舗内、靴店のディスプレイ。
フロア内、カフェの佇まい。鉄骨を組んで、ディスプレイの枠組みをするのが、最近のトレンドみたいです。

何か取りとめもない記述になってますが、今日、一日は、韓国では、立場の違い、貧富、職業の違い、老若男女、に関係なく、未来へのかすかな希望ようなものを、もったのではないかと、思います。よしんば、嘘でも、政治というものが国民に与えることができるのは、何らかの論理を越えた希望の光のようなもの、ではないかと、柄にもなく思ってしまいました。それにしても、演出がなかなか、うまいなと、不埒に思った次第です。ぺこ <(_ _)>

心地よい海風が、頬を撫でて行く、釜山の秋のはじまり。

こんにちは、おひさしぶりに、なっております。(苦笑)韓国・釜山も、9月を迎えております。

ようやく、長かった暑い夏は終わり、涼やかな海風を感じられる、季節になっています。

海の街という土地柄、大切なお取引や、ご用件でお越しになるお客様が、それを契機として街を楽しみたいという流れになることが、多いのですが、これからは、見るところも、食べ物も気候の制約なく、お連れできるのは、嬉しい^^です。

釜山港の海の青も、大分、深い青色になり、旅する人達も、心地のよい海風の中で、思い思いに軽快に通りを、行き交っています。

暑い夏もまた、ビーチの多い海の街には、魅力ではありますが、お仕事や用件でお越し頂く、お客様には、本当に大変で、自分も、ぼーっとして、大事な用件を忘れたりしないよう、また、外廻りが多いため、熱中症にならないよう、留意するのに、必死でした。

でも、釜山の若い娘は、元気・パワーが、溢れている、夏の海運台では、こんな感じでした。
この夏、お客様と廻った、巨済島 / コジェドから、外島へのクルーズより

ビジネスや用件でもそうですが、今は、LCCの飛行機が、足しげく往来して、釜山に関しては、高速船でも、簡単に来れてしまうという時代です。

小体だけれど、使い勝手のよい、金海国際空港の様子。(お客様の服装で、季節違うのが、ばれてますが・・汗)

 

近くのスマホ・携帯ショップのマスコット犬の、「ブルちゃん」も、暑い夏に、茹だっていましたが、今は、元気に立ち上がっています^^。私も、この秋、どんな方と、この釜山圏を歩くのか、楽しみです。

韓国・釜山も、GW、特需(笑)

釜山では、今、急速に、都市郊外まで、周辺鉄道の整備を、進めています。一号線も遂に、多大浦海水浴場まで、全線開通、また、KRが、地下鉄の乗り換えを、し易いように、東海線として駅やダイヤの整備を、進めています。
水色のLINEが、KRの東海線。1号線、3号線ともリンクして、利便性を、あげています。車の渋滞への対応も、あるのでしょう。
1号線、悲願の難工事の末、、”多大浦海水浴場”のクレジットが、刻まれた。

こんにちは、今日の釜山は、晴れ渡り、まさに釜山の春らしい、爽快な日和となっております。そして、日本でもそうでしょうが、韓国でも、ゴールデン・ウィークの真っ只中、海浜観光都市でもある、釜山には、韓国全土からの、観光の方が、中型位のキャリーバックを牽いて、市中を行き来きする姿が、ここそこで見られます。

足の踏み場もなく、というのが、大袈裟じゃなく、ごったがえす、PIFF広場への通り
PIFF広場の喧騒

国際市場の路地まで、びっちり。

日本は、インバウンドで、地方まで外国のお客様が、押しかけているようですが、私が北海道にいた10年前は、円高のせいもあってか、海外のかたは、それほどでもなく、もっぱら、日本のお客様で廻っていたものですが、今、まさに、韓国は同様に、内需で、韓国の人が、それを埋めている感じ。でも、それにしても、韓国人は、旅行好きなんだなぁ(笑)。

チャガルチ市場も、相変わらず、にぎやか。
急遽、4時間の依頼のお客様と、廻った訳ですが、焼き魚屋さんも、いっぱい。
700円弱の焼き魚定食。やっぱり、粋がよい。これに、メウンタン付き。
メウンタン。美味しいですよ。

そうそう、おりしも、今、韓国は大統領選。ここ、釜山を含む、慶尚南道は、歴代の大統領の7割がこの界隈の出身で、今回の有力候補、二人も慶尚南道(釜山)出身。もちろん、選挙戦最終盤ですし、韓国の選挙ですから、声張りあげ、唄う、踊る、にぎやかには、やっています。でも、ソウルに較べると、なにか、淡々としている感は、否めないんじゃないか!?という、気がします。

日本も、そうかも知れませんが、市井で頑張っている人を、顧みないリーダーが当たり前に続くのに、韓国人でさえ、嫌気が差して・・というか、政治で食べている人以外は、当然に、自分がすることをするのが、優先と、いうことでしょう。押し寄せる観光客に、皆、ここぞとばかり、商いの、威勢のよい声が、飛び交っていました。

チャガルチ市場の裏から、港の風景。
港で、釣りする、ハラボジ(おじいちゃん)

チャガルチ・裏ここまで。修正もしていない、ピンボケ写真、すみません。
改装で、新装のホテル。旧フェニックスホテル~ホテル フォレ プレミア 南浦へ
これは、松亭にできた、分譲ホテルの広報・モデルルーム。

何といっても、エア・釜山が、日本各地に飛行機飛ばしてますし、破格のツアー・チケットも出ているようです。

取り急ぎ、本当にいい季節ですので、どうぞ、お越しを^^。

エア・プサン公式ホームページ

旅のプランニングなら「トラベルコ」へ

そして、釜山を基点とする、観光のアレンジ・ガイド通訳は、

賢いプサンの歩き方事務局・観光部(笑)まで

まるで貸切・今・話題の釜山”そぞろ歩き”

1月も早半ばです。昨日は、釜山での衣料品の買い付け等に、急遽、お越しになった山陰からのお客様と、久々の街中での、商談同行通訳に参りました。

最近は、枕言葉のようになってしまっていますが、「釜山、大丈夫でしょうか。」とのお尋ねから、お問い合わせが、御座いました。大使や、総領事の一時帰国や、ネットやメディアの報道からすれば、当然のこととも、思いますが、少しでも、時間に猶予があるときは、私どもでは、実地に検証してから、お客様をお連れします。

政治的懸案で作られた官製の争議(それだけに、恐ろしいのですが)と、本当の紛争とはわけが、違います。

お客様の安全(車の往来以外に、今の釜山に、普通にしていれば、どんな危険があるのか、よくわかりませんが)には、充分に配慮しつつも、それを逆手にとって、ゆったりと混み合わない、港町情緒を、感じて頂けたらと、お時間に猶予があるとのことでしたので、自由に散策させて頂きました。

たまたま、近くにようがあって下車した、地下鉄1号線「草梁」駅。 日本領事館の、最寄り駅。
そのすぐそば、在来市場、「草梁市場」の風景。
草梁市場 2
草梁市場 3
草梁市場 近くの和食の店

凡一駅下車の自由市場で、2時間ほど見て周り、運よくご入用の商品を買い付けることができたので、南浦洞界隈の衣料品店も漁りつつ、釜山観光と相成りまして。

まずは、歩いてすぐの、釜山の中華街。この界隈は、中国の方のお店は、勿論、ロシアの方、フィリピンバーなど、混成していて、夜には、歓楽街の顔も持っているところです。

草梁からちょっと歩くと、釜山の中華街、 「上海ストリート」

沢山の中華料理店が、軒を連ね、中国人学校もあったりします。

昼のランチは、その中の外観、綺麗なレストランで。点心と蝦チャーハン、坦坦麺。お味は、???中華街の美味しい店。課題は、つきぬ(苦笑)
釜山・中華街の変遷を紹介している、新設された、案内スペース

中華街を後にして、その向い側は、KTX釜山駅、なんか盛大に太鼓の音とかして、”すわ市民団体のデモか”と、身構えたのですが、さにあらず、釜山オムク(かまぼこ)祭りのイベントでした、沢山のオムク(かまぼこ)の屋台テントが、出展していました。※写真は、お客様に何かと、説明していて、漏れです。ごめんなさい。

ここからは、タクシーで、南浦洞へ、光復路ストリートを,いつものように散策。

 

ブティックや、装飾小物、カフェ、レストランが連なる、緩い坂道を歩いていきます。

この赤いお店は、ハンバーグレストラン。とんかつが、大きく先行しているお国柄ですが、ハンバーグの店も最近は増えています。日本のファミレスなどは、大うけするでしょうが、なかなか・・苦笑。
音楽が大好きな人が多いので、楽器店やライブハウスも市中に結構あります。^

坂道を上がりきって、また少し歩いて見下ろすと、国際市場の裸電球が並ぶ、小路が見えてきます。さて、国際市場へ。

ちょっと、のどが渇いたので、ロッテリアで、一休み。

暮れなずむ国際市場、こんなに空いて、のんびり見て歩くのは、本当にひさしぶり^^。

この写真では、わからずらいですが、この界隈きっての人気ホテル。

そんなこんなで、BIFF広場に出てきました。ここは、相変わらずですが、ローカルに盛りあがっていました。いつも、行列作っていた中国の人もまばら、徐徐に戻って来られていた日本の人の影はみえず・・でも、だから、貸切。(泣き笑い)

どの屋台も盛況。老若男女、屋台のおでんと、トッポキ等は、かかせません。マンドウも。(日本で、いえば餃子)
釜山といえど、そこは真冬、皆、重装備で服がかさばり、隙間がない。

屋台の喧騒を見ながら、大通りを渡ると、そこは、釜山の魂、チャガルチ市場。

郊外の工場や、企業や会社訪問が業務のメインになっていたので、実は数ヶ月ぶり。

あんこう、旬なのか、店じまい近くの時間帯でしたが、粋がよいのが、沢山。日本では、鍋でしょうが、ここでは、コチジャンのヤンニョンであえて頂く、アグチムが、メイン。韓国でも人気のある、TV「深夜食堂」の宣伝に来られた、小林薫さんが、とても気に入っておられたとか。
太刀魚(韓国名 ガルチ)も、てかてかに光って。美味しいですよ。

お客さまの携帯には、会社の同僚やご家族から、「大丈夫か??」のメールやSNSの問いが結構来ていたのですが、最後は、ここのあまりにもメディアの喧騒とは、かけ離れた風情に、かえすのも疲れてしまったようで、「本当に、ぜんぜん、何もないんですね。」と、最後は、刺身をほお張り、居合わせた地元の方とも、身振り手振りで酌を交わしたりして、夜は更けていきました。

2016年版”光復路クリスマス・イルミネーション”

釜山では、毎年、この時期になると、南浦を基点とする、光復路ストリートでは、艶やかな電飾に彩られたクリスマス・イルミネーションが、いやがうえにも、冬の港町の風情を引き立てます。 事に昨晩は、寒気のせいか、雪の降らない街と思えないほど、中空に配置されたLEDの灯りが、幻想的な風情で、ここにお越しになっている、日本のお客様も、旅の気分を存分に味わえたのではないかと、思いました。

そのイルミネーションのもとでは、ストリートの両サイドに、改装されて益々、お洒落になってきている、ブティック、コスメショップ、カフェ、レストランの端整なディスプレイが連なり、それと、相対するような屋台の湯気が、なんともいえない旅情を、地元に住んでいる人間にさえ、感じさせます。

もう12月も半ばを越え、年の瀬も押し迫っていますが、年々、商店街の人々の努力で魅了的になっていっている、南浦洞の冬を、ひとりでも多くの日本の方に、満喫して頂たいと思います。

ところで、そんな中、遠く北海道の会社さまが、韓国の工場視察と交流、ビジネス商談も兼ねて、釜山に総勢40人でお越しになられる際の、面談サポートのオファーをたまわりました。会社の未来を見据えて、この釜山まで皆さんで足を運ばれる。本当に、有難いことです。今日、頂いたメールでも、「北海道はもう、零下の世界です。」と書かれておられました。

おぼろげな南浦洞の幻想的な灯りを見ていると、思い出すのはいつも、かつて知ったる北海道の雪原の夜空に輝く、満天の星の光景です。でもそんな感傷にひたることなく、技術通訳を通して、地元、釜山の企業との末永い機縁になればと、務める所存です。

ともわれ、今の釜山、最高です。^^

釜山 知らず・・・中秋。(台風被害後の松島ビーチの、現在)

広安里から、センタム移動の車窓から
広安里から、センタム移動の車窓から

韓国の南の東、ここ釜山も、だんだん秋が深まっています。

地下鉄チャガルチ駅から、地上にあがると、秋の果物が満載。
地下鉄チャガルチ駅から、地上にあがると、秋の果物を満載。
焼き栗の 香り。。
焼き栗の 香り。。

お世話になっている、日本の方々も、韓国の取引先との親睦のゴルフ・コンペや、また、ご家族の小旅行等で、海のまちの秋を楽しんでおられるようで、その段取りもポツポツさせて頂いております。

南浦洞駅上、すぐ。のこのホテル、使い勝手もいいようですよ。
南浦洞駅上、すぐ。のこのホテル、使い勝手もいいようですよ。

 

また、最近、少し嬉しいのは、南浦洞で、日本の女性の姿や声がまたちらほらと、見かけ、聴こえるようになったこと。2人連れ、3人連れで、楽しそうに、あっちの店、こっちの店と、行きかったり、小旅行用のトランクケースをひいて、結構、でこぼこしているところもある、釜山の路を懸命に歩いているのを見ると、ぐっときてしまいました。大事な季節の大事な時間に、ここに来ることを選択してくれて、有難うです(泣)と、暫し、その背中を見送ってしまいました。

釜山市内で、日本の家庭料理と崩し割烹のお店をする方の、備品の通関の件で、中央洞まできたので、くるっと南浦洞を流して、被害が大きかったと言われた松島ビーチが、どんな状態かを、確認してきましたので、釜山に来られるかたは、参考にしてください^^。

cimg4675

PIFF広場、平日なのに、なかなかのにぎわい。
PIFF近く。スマホのカバーを売っている、露天。量感、陳列の極み。

 

PIFF 結構、人気のあるコロッケ乃至は、ピロシキ。の店。

若者向けの飲食店が軒を連ねる、仲小路。
若者向けの飲食店が軒を連ねる、仲小路。
ぬいぐるみ の 露天。韓国の女の子は(も)、ぬいぐりみが大好き。そして、量感陳列。
ぬいぐるみ の 露天。韓国の女の子は(も)、ぬいぐりみが大好き。そして、量感陳列。
とにかく、最近は、日本語の店名をつけるのも、流行り。いろいろ、おかしいのありますよ、居酒屋「白髪」とか。
とにかく、最近は、日本語の店名をつけるのも、流行り。いろいろ、おかしいのありますよ、居酒屋「白髪」とか。
ようは、丼ものの店。最近は、すくなくなりましたが、広安里の漁港近くの、コソゼニ・・・コンビ二と、書いたつもりが。大抵、指摘するひとが、いない。ケンチャナヨ~。
南浦洞、散策して疲れたら、チョッと行って、みてください。空いてるので。
南浦洞、散策して疲れたら、チョッと行って、みてください。空いてるので。
店内は、落ち着きます。音響も、ちょうどよく。穴場。
店内は、落ち着きます。音響も、ちょうどよく。穴場。
アメリカンダイナーみたいな雰囲気、椅子が図抜けて、座りやすい。 かっぱ寿司、隣接。

バスで、チャガルチから、10分内で、松島ビーチへ。

高潮の被害の凄さを、物語るこの店の他は、ほぼ見事に、復旧していました。
高潮の被害の凄さを、物語るこの店の他は、ほぼ見事に、復旧していました。

松島ビーチについては、流入物の撤去は終え、波と夥しい流入物に引き剥がされた、サーフェスの修繕は途上でしたが、景観、海上遊歩道の使用も問題がなく、復旧作業の迅速さに感心するばかりでした。

釜山の台風被害状況と、富平(プピョン)エリアの夜。

10月5日(水)、釜山を襲った台風、気象情報の数値からも、これまで韓国に向かった台風の中でも屈指の規模だったのですが、これまでは、台風の進路図で、釜山も圏内に入っていたものが、なぜか、日本のほうにそれ続けていたためか、前の日の報道も、拍子ぬけするほどあっさりとしていて、ケーブルTVのNHKが、逐一、同じ台風なのに、現在状況や警戒を呼びかけるアナウンスをするのとは、かなり対照的で、問い合わせも、ご心配のメールをいただくのも、全部、日本のほうからという状態でした。

私どものところは、少し内陸に位置するためと、近くの河川の氾濫を想定し、そのエリアの中では高台の場所を選んでいたので、夜中、雨はかなり降ったものの、「思いのほか今回も、逸れたのかな・・」と思っていた矢先、海岸線の被害の映像が、飛び込んできました。

下は、10月5日午後の、被害が大きくお亡くなりになる方も出た、マリンシティーに隣接する、広安里ビーチを、後片付ける方々の映像です。ビーチから、100メートル内外まで、砂と泥がはいり、ビーチ全体、足の踏み場がない状態でした。満潮と高潮が重なって、小さな津波のように押しよせた感じです。

 

cimg46111 cimg4612 cimg46131 cimg46141 cimg46151 cimg46181 cimg46261 cimg46271 cimg46361 これまでも、釜山のビーチは、台風の大きな被害の度に改善して、ビーチを整備してきた歴史はあるのですが、やはり自然の力は圧倒的です。蔚山の被害も甚大だというので、釜山の他のビーチもかなりの被害なのは、想像に難くありません。

現在、都市交通などは正常に機能していますが、海岸の景観やお店の復旧は、その場所に応じてまちまちで、少し時間を要するものと、思われます。韓国は、このような自然災害の洗礼を、日本より受けていません。マリンシティエリアで、車が飲み込まれた映像を見れば、あの状況でなんであの道を、閉鎖しなかったのか、もっと、メディアがアナウンスして海岸に寄らないことを訴えれなかったのか、少しく、思ってしまいます。

台風は、過ぎて行ってしまえば、台風一過で、雲ひとつない青空が晴れ渡ります。後片付けに、疲労困憊の方々とのコントラストが、なんともやるせない気分にさせられます。

昨日は、こちらから、台風で順延を申し入れた、東京の飲食店のオーナーさまと、南浦洞を回りました。とにかく、天候は、暑くも寒くもなく、”天高く馬こゆる”に、全く相応しい季節。富平市場(プピョン)中心に回ったのですが、途中の光復路ストリートでは、バッグや小物の可愛いブティックも、結構、充実してきていました。

cam004961

cam005101

そこを抜ければ、カオスの極み、国際市場。あいかわらず、何でもあり。不思議と、日本からの、おばさま二人連れを、結構、お見受けしました。

cimg4657

cimg46551

cam005361-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

cam005401

cam005371-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

そこから、歩みを進めると、釜山の喰いだおれのエリアのひとつ、富平(ぷぴょん)エリア。

cimg4665 cimg4664 cimg4661 cimg4660

cimg46451
モニュメント的な、日式居酒屋店。また、パワー・アップしていました。
釜山で、火がつき始めている、ジンギスカン。呼び名が、面白い。
cimg46481
ジンギスカンの店の写真2
いわずと知れた人気店。釜山チョッパル。
ジンギスカン店の写真3 小さな「ジンギス」の暖簾がうける。

cimg46521 cimg46511 cimg46501 cimg46461

行列ができていた、台湾カステラのお店
カステラ店の看板
cimg46421
ここしばらくの、釜山の大ヒット商品は、「釜山オムク」いわゆる、かまぼこ。日本の、食料品の機械メーカーも、結構、参入しています^。

cimg46411 cimg46381 cimg46391 cimg46401

相変わらず、釜山っ子が、老いも若きも豪快に、もくもくと、食べ、喋り、飲んでおりました。またモット、明るく、活気も況して、新しいお店も加わって、いい感じでした。

新たなトレンドいえば、北海道のジンギスカンが、流行りだしていること。もともと、韓国のヤンニョン・プルコギとは、似ていますから、わからないではないですが、眼を引くのは、その呼称。

「北海道式羊肉専門」これまで、日式・・・とうのは、普通にあったのですが、北海道式とは。しかも、日本語の漢字表記。これも、日本に沢山の韓国の人が行った為でしょうか。実際に人が行くと、まがいものは通用しなくなるようで、人気の日本式居酒屋も、建物を綺麗にしても、中のコンテンツがいい加減な店は、例外なく、閑古鳥。

北海道式のあとに、ちいさくカタカナで、「ジンギス」と書かれている暖簾に、なぜか、元北海道人は、しばし感慨を感じました。(笑)

後、台湾カステラのお店に行列が!!なかなか、トレンドを追うのも、大変です。

卒業式の南浦洞のひとコマ。

釜山、ロッテ・デパート光復路店屋上からの、釜山
釜山、ロッテ・デパート光復路店屋上からの、釜山
釜山ロッテ・デパート光復路店・からの風景2
釜山ロッテ・デパート光復路店・からの風景2

2月の後半に入り、青空が広がる、釜山らしい天気が、戻って参りました。お客様の通関業務の代行で、港の方まできましたので、南浦洞まで足をのばして、みました。最近業務が、金海だったり、工場のある郊外だったりしておりましたので、新しいお店のチエックも兼ねて。

CIMG3369a
光復路ストリート
卒業式の日で、若い子で、いっぱいのPIFF広場
卒業式の日で、若い子で、いっぱいのPIFF広場
PIFF広場の風景2
PIFF広場の風景2

チャガルチ市場の入り口向かう側にある、PIFF広場はいつも賑わっていますが、平日だというのに、人でごったがえして、いました。中国の団体さんかと、思いましたが、それ以上に、市中の学校が一斉に卒業式だったようで、その流れだったようです。

短期観光、滞在なら、やはり何かと便利な、南浦洞エリア。新装、改装のホテルも、ちらほらと。屋台のバリエーションも、ピタ、タコス、ケバブなども増えて、どれも、にぎやかに、人が集っていました。

CIMG3372aa
南浦洞エリアの路地
海老&蟹の専門店 海が眼の前の場所柄、活きがいいですよ。
海老&蟹の専門店 海が眼の前の場所柄、活きがいいですよ。

ベイサイドの遊歩道から、富平市場(プピョン)の屋台までの、ちい散歩。

お客様との、慶州行で、仏国寺の紅葉
お客様との、慶州行で、仏国寺の紅葉

 

同じく、慶州・石窟庵(ソックラン)の寺門
同じく、慶州・石窟庵(ソックラン)の寺門

気がつけば、11月。紅葉も何とか、必死に枝にしがみついていると、いった感じで、朝・夕はもう、「寒~。」といった感じです。

釜山映画祭のメイン会場・映画の殿堂1
釜山映画祭のメイン会場・映画の殿堂1
映画の殿堂2
映画の殿堂2
CIMG2955
オーストリアの世界的建築家グループ・コープヒンメルブラウが設計の、巨大なオブジェ且つ、この地域の未来の透視図でも、あるのでしょうか・・とにかくスケールも雄大。

 

「賢いプサン・・」を標榜しながら、この秋は釜山づいていず、お世話になっている会社の案件で、数年ぶりで東京遠征し、慣れぬ地理で大汗を搔いたり、また他地区への日帰り遠征(笑)が続いたり、業務の案件のジャンルがまちまちで錯綜し、もう大分、キャリアも重ねているのに、尽けなければならない知識の多さに、今更、弱音がでたり。

そんな中、韓国でも日本でも、ご縁のあった企業のかたと、意図せずに分業して業務をこなさせて頂いていたことを思うとき、国状は違えど、人が持つ扶助の気持ちは、共通だなと今更のように実感した次第です。

それにしても、ちょっと業務で目を離すと、釜山もどんどん変わっていきます。

業務の傍ら、撮りためた写真も陽の目をみずに、シーズンが変わってしまっているのですが、今日は、南浦洞の新たな散策路を、ちょっと紹介。

カップルでも、お一人さまでも、どんどん進展していく、新しいインフラと、泥臭く息づく、アジアの大陸の実相が、ないまぜになっているこの港町と、その港町の人々が織り成す活気を、楽しんでください。

日本も、立ち飲み・角打ちが、老若男女関係なく、ブームだったりするようですが、飲む、飲まないに関係なく、光復路一帯から、富平市場に続く、広大なエリアの色んなジャンルの飲食店・屋台で、繰広げられる釜山人の、飲み、食べ、喋る、憩う、光景。ぜひ、ぜひ、お見逃しなく。

チャガルチ市場の裏から、はじまり、はじまり。
チャガルチ市場の裏から、はじまり、はじまり。
表に回り、乾物通りの方に、歩いていく。刺身店、鯨料理の店が、軒を連ねる。
表に回り、乾物通りの方に、歩いていく。刺身店、鯨料理の店が、軒を連ねる。
乾物通りを、通らず、海沿いにできた遊歩道に入る、並んで岸壁に係留されるタグボート。
乾物通りを、通らず、海沿いにできた遊歩道に入る、並んで岸壁に係留されるタグボート。
だんだん、陽も暮れかかる、釜山の街並み
だんだん、陽も暮れかかる、釜山の街並み
まだ、できて間もない性か、騒がしくなく、デート・コースとしても、ぴったり。
まだ、できて間もない性か、騒がしくなく、デート・コースとしても、ぴったり。
モニュメントや、ベンチも配置し、ゆxたりと港の風景を楽しめる
モニュメントや、ベンチも配置し、ゆxたりと港の風景を楽しめる
朝鮮戦争時、北から着のみ着のままで、釜山にたどり着いた一家のモニュメントも。
朝鮮戦争時、北から着のみ着のままで、釜山にたどり着いた一家のモニュメントも。
タグボートが、頻繁に行き交う、港の風景も、真近に。
タグボートが、頻繁に行き交う、港の風景も、真近に。
開閉式の橋・釜山名所「影島橋(ヨンドタリ)」の向こうは、影島。
開閉式の橋・釜山名所「影島橋(ヨンドタリ)」の向こうは、影島。
「影島橋(ヨンドタリ)」を、行き交う人達。
「影島橋(ヨンドタリ)」を、行き交う人達。

 

陽も暮れなずみ、照明がつくはじめた、影島との連絡橋
陽も暮れなずみ、照明がつきはじめた、影島との連絡橋
ここまで来ると、ロッテデパート光復路店の袂。チャガルチから、ゆっくり歩いて20分というところか。
ここまで来ると、ロッテデパート光復路店の袂。チャガルチから、ゆっくり歩いて20分というところか。
ロッテデパート・ロッテマート光復路店・・南浦洞のランドマークのひとつ。
ロッテデパート・ロッテマート光復路店・・南浦洞のランドマークのひとつ。
電飾でほのかに明るい小道から、ロッテ・デパートの中へ
電飾でほのかに明るい小道から、ロッテ・デパートの中へ
LINEのキャラクターが、お出迎え
LINEのキャラクターが、お出迎え
椅子も腰掛け、噴水ショーをみたりしながら、小休止。
椅子に腰掛け、噴水ショーをみたりしながら、小休止。

そして、よるの光復路に、再び出て行き、・南浦のメイン・ストリートを、歩いていきます。国際市場前を行きすぎ、PIFF広場の名物・ホットク屋台も過ぎていくと、

PIFF広場を過ぎて、雑多な飲食店テナントが、立ち並ぶストリートの中央を、キンパブや、ティキムの屋台・また、占いの屋台なんてのも、軒を連ねる
PIFF広場を過ぎて、雑多な飲食店テナントが、立ち並ぶストリートの中央を、キンパブや、ティキムの屋台・また、占いの屋台なんてのも、軒を連ねる
いわゆる、ポジャ・マチャという韓国の一杯のみ屋台。釜山だから、勿論、海鮮。いつも、思うが似たような屋台、どんな基準で、お店選ぶのか。。
いわゆる、ポジャ・マチャという韓国の一杯のみ屋台。釜山だから、勿論、海鮮。いつも、思うが似たような屋台、どんな基準で、お店を選ぶのか。。
日本のやきとりと、日本酒を楽しめる、和風居酒屋。
日本のやきとりと、日本酒を楽しめる、和風居酒屋。
いわゆる、釜山のメイン・ストリートに点在している、市場を繋いで、バザールの様な雰囲気を、どんどん、盛り上げていっているようですよ。
いわゆる、釜山のメイン・ストリートに点在している、市場を繋いで、バザールの様な雰囲気を、どんどん、盛り上げていっているようですよ。
その試みの最たるのが、富平市場の夜、屋台。
その試みの最たるのが、富平市場の夜、屋台。
夜12時まで、2013年位より、始められた、夜も人が集える市場。楽しい屋台が、盛りだくさん。
夜12時まで、2013年位より、始められた、夜も人が集える市場。楽しい屋台が、盛りだくさん。
プサンは、なんと言っても近いです^。その近場で、異国の非日常を体感できる。
プサンは、なんと言っても近いです^。その近場で、異国の非日常を体感できる。
自分達が、並んで食べた、トルティーアの屋台のよこにあった、タコの炙り焼きの屋台
自分達が、並んで食べた、トルティーアの屋台のよこにあった、タコの炙り焼きの屋台
可愛らしい電飾で、途中にある在来の飲み屋街の喧騒とはちょっと違う、カップルや、若い人も多かった
可愛らしい電飾で、途中にある在来の飲み屋街の喧騒とはちょっと違う、カップルや、若い人も多かった
人々の飲み、食べ、憩う、宴の光景を楽しみながら、締めは、老舗のへジャンク(牛骨味噌スープ)に、舌鼓。これからは、鍋類が、美味しい季節!!
人々の飲み、食べ、憩う、宴の光景を楽しみながら、締めは、老舗のへジャンク(牛骨味噌スープ)に、舌鼓。これからは、鍋類が、美味しい季節!!
これも、お忘れなく!!
これも、お忘れなく!!

 

 

 

 

 

 

 

 

プサンの 冬 を 歩く 2 (卒業シーズン)

一昨日の木曜日、釜山の繁華街、南浦の光復路通りを歩いていると、花束をもった若い子達と、何度も行き交った。

今、日本より一足早く、韓国では、卒業シーズンなのだ。

うちの甥っ子も、ひとり、今回、高校を卒業する。

雲ひとつない、写真を撮るには、絶好の日和だが、海風がまだかなり肌寒く、春という感じは、まだしない。

釜山タワー&守護神”李 舜臣(イ・スンシン)
釜山タワー&守護神”李 舜臣(イ・スンシン)
釜山タワーから、影島を望む
釜山タワーから、影島を望む
龍頭山(ヨンドゥサン)公園で、出会った、ネコ。

龍頭山(ヨンドゥサン)公園を降りて、国際市場に迎い、大ヒット映画「国際市場」の舞台となった店、”コップニネ”に、むかう。

、国際市場の舞台、コップニネ
、国際市場の舞台、コップニネ

過日、地元の新聞で、その店主が映画になることで、少しでも他のエリアから釜山ひいては、国際市場に、人が来てくれればいいな・・という素朴な想いから、自店を映画のぶたいに提供したそうなのだが、新名所になったことで、買い物をするわけでもなく、ただ写真を撮るひとだけが跋扈して、周りの店からは苦情がでて、しまいには、家主に家賃を引き上げられるという、踏んだり蹴ったりの顛末を明かしていたのを、チラッと目にしていたので、気が引けながら、すばやく(苦笑)撮影した。

店主が市に対して、「来る人を整理する人くらい、何とか就けて欲しい。」といっていたが、整理のひとが、今は、一生懸命、人だかりが流れるように整理していた。

映画「国際市場」のレクチャー