寝ていて、果報はない。日韓ビジネス豆知識&相続案件・事情2。

新フェリー・ターミナルに、佇む・ビートル号、横に停泊しているのは、門釜フェリー
新フェリー・ターミナルに、佇む・ビートル号、横に停泊しているのは、門釜フェリー「はまゆう」
フェリー・ポートが一望できるデッキで、出航を待つ人達
フェリー・ポートが一望できるデッキで、出航を待つ人達
大阪~釜山を、瀬戸内海も眺めながら、ゆったりと繋ぐ、パンスター・クルーズ
大阪~釜山を、瀬戸内海も眺めながら、ゆったりと繋ぐ、パンスター・クルーズ

今日の、釜山は、ここしばらくの秋雨、寒気も和らいで、すごしやすい日和となっております。

昨夕は、大学生の甥っ子が、大学の海外研修ということで、パンスター・クルーズで、大阪にむけて出立しました。ゲーム・アプリを作りたいと、ゲームに嵌まり込んで、旅などしたことない甥っ子ですが、日本の韓国人むけ、大阪・京都のサイトなどを、教えてあげたら、「美味しいそうなものが、沢山ありました。それが、テーマになりそうです」と、全然・目的とは違うことで、喜んでいました。※でも、本当に、日本は美味しいもので、溢れているから、あながち、的外れではないなと。とにかく、自分の眼で、日本を見てきて欲しいなと、思いました。

ところで、昨日、一昨日は、お父君の頃から、韓国の工場で製品資材を作っておられる、関西の企業のオーナー経営者の方の商談随行と、名義変更を進めるための法務士の方との仲介サポート等、釜山内のお仕事でした。

ウェブサイトでは、実しやかに、まるで実際に見てきたかのように、色々と解説されているページがありますが、仰々しく、体裁が絢爛で、自信たっぷりに書かれている記事こそ、なかなかに、眉唾なことが、多い気がいたします。

ただ、夫々の嗜好で面白がったり、カタルシスすることに関しては、媒体の性格上、仕方ないこととも思います。

でも、現場での仕事においては、いい加減な情報は、即、お客様の不利益に直結します。私どもも、ネットの情報を鵜吞みにする事はまずなく、必ず、電話を入れて、今・現在の実際の情報の確認は、ルーティン化しています。(ことに、韓国の情報では、ウェブサイトと、実態では、かなり乖離がありますから。)

またこれまで、機会がある時には、いつも強調することなのですが、もし、今、これを読まれている貴方さまが、韓国の企業との商談、または韓国の人と、何らかのプロジェクトをおすすめになっておられて、できるだけ早く案件を進展させたいのであれば、まず、何はともあれ、直接に”会う”、ことを、できれば、会食の機会を設けること(高価な接待などではなく、単純にご飯を食べて話をする機会)を強くお勧めいたします。

本当は、それは、韓国に限ったことではないのでしょうが、仕事はやはり、人と人とがしていることです、やっぱり、一度会うと、相手が単なる要件を進めるための、記号から、・・さんという、血の通った人に変わります。そうなると、・・さんの要件は、早くして、あげないとと、よっぽどの変わりものや、悪意者でなければ、思うものです。

私も、騒がしいことが好きというのでもない、内向的・外交的・半々の人間ですが、ビジネスの仲介、後付については、後回ししません。

これまで、案件を何ヶ月にもかけて、ポツン・ポツンとコンタクトされるクラインアントさまの案件が、頓挫したりした、2件ほどの事例の苦い経験を通して、、今ならもっと強く、案件解決に向けての示唆をしただろうにと、悔やまれてなりません。

日本で長らく暮らした私が考えて見るに、日本と韓国を較べても、一様なことは、ひとつもありません。だから、眼の前の案件、眼の前の方が何を望んでおられて、自分はそこで、何をすればよいのか。

通例はこうだと強弁しても、眼の前の担当のかたが、「できない」といえば、どのように次善の策を考えるのか、それが全てです。

今回、韓国籍のお父様が持たれていた土地を相続して、名義変更するという事案をサポートさせて頂いて、おります。

これまで、相続の案件、名義の変更のサポートをさせて頂いたことは、数度ありますが、これは、日本国内でもそうでしょうが、なかなかタフな案件になり得ます。

相続は、まだ経験されていない方は、大体において、ほとんどが、その大変さがわかりません。

しかし、相続の事を真に一大事と取られて、準備している親御さんをもっておられる方は、5パーセントもおられれば、良いほうではないでしょうか。

皆、特権階級でなければ、その日を生き抜くのに必死で、生涯の終焉を向かえるというのが、普通かもしれませんので。

わたしの扱った案件では、親御さんが、韓国にのこした財産の額が、3000万円内といった規模の案件が、ほとんどでした。

もし、偶然にも、このプログを読まれて、額は別にして該当する方がおられれば、どうぞ、いち早くご決断して、案件の解決にむけて、取り掛かる覚悟を決めてください。

ことに、在日のかたで、このような案件を持たれているかたは、韓国のパスポートを持たれておられても、財産権にかんする扱いは、韓国では、原則・外人扱いであることを、まず、ご理解頂きたいです。

今回の案件は、クライアントの方の準備も迅速で、親族間の合議もなされて、法理的には、まったく問題ないものですが、日本では司法書士に相当する、法務士に、外国人の事案だということと、不確定要素が一点あるというだけで、はじめから断られたり、途中でできないと、いきなり手を引かれたりと、思わぬ展開が、御座いました。

「法的には問題がないけれど、それを通す、登記所の担当官がそれをどう判断するか、わからない。」それが、法務士の方の言い分でありました。

はじめは、日本だったら、司法書士さんが、こんな理由で、途中で案件を、どたきゃんするかと、唖然としたのですが、結局、人のご紹介も頂いて、4人目で、きちんとカウンセリングもして頂けて、責任を持って、話を進めて頂く法務士のかたに、請け負って頂くところまで、こぎつけました。

ゴシップ記事や、映画の見すぎで、”そんなのそれ相応のお金積まなきゃ、進展しないよ。”などとの、日和見な戯言は、一度・頭からすっぽりはずして、普通な手続きを愚直にこなして、まず、家族・親族内で話し合いをなされ合議して、渡韓し、普通にかかる費用の捻出と書類の取りまとめを進めていく。

私どもも、今回、信頼できる法務士さんと出会いましたので、その方は無理な場合でも、その方のご紹介を得るなりして、案件の解決のお力添えできるかと、思いますので、ご遠慮なくお問い合わせください。

全羅道でのラジコン・ヘリ農事撒布業務サポート。

今回、業務を依頼された会社の全羅道営業所。
今回、業務を依頼された会社の全羅道営業所。
発信する散布ヘリ、かなり大きいです。※後付の写真で、大きさがわかります。
発進する散布ヘリ、かなり大きいです。※後付の写真で、大きさがわかります。

過日の大型の台風15号もなんとか直撃をまぬがれて、今日は、青い空が広がっていますが、過ごしやすい気温で、啼くアブラゼミの声も、どこか盛りを過ぎた風情で、少しく季節の移ろいを感じます。

先週末まで、韓国で大型のラジコンヘリ200機を所有して、韓国全土の農家で、除虫散布等をしている会社が、日本から迎えているインストラクター講師の方と、操縦技術の向上と事故の軽減を目的と、散布作業を兼ねて巡回している業務のサポート通訳に、再びお声がかかり、4泊5日、主に全羅南道を巡らせて頂ました。

先回記事でも書きましたが、釜山に来て市場に行かれた方なら、おわかりかと思いますが、市中に、地物の野菜が溢れています。

釜山近郊ですと、空港に近い、金海のエリアに沢山のビニール・ハウスや、水田が拡がる光景を、空港から無人で走る釜山-金海軽電鉄」の車窓から見ることができますが、今回、全羅道でも、大規模な耕筰面積で、かなりの投資をして法人化されているところが、増えている実体を知ることと、なりました。

この業界の黎明期から、講師でもあり、エンジニアでもある方と、撒布に使うヘリの全容。

講師の方は、もともと40年前から趣味でラジコンの製作操縦をしていて、この業界草分けの方で、のちに、大手メーカーに引き抜かれてからも、20年以上、日本・全国の各地はもとより、タイやインド、遠くはオーストラリアまで、操縦技術の指導また、安全のマニュアルづくりまで、尽力されて来られたそうです。

悪天のなか、撒布作業中の、ヘリコプタの勇姿。
悪天のなか、撒布作業中の、ヘリコプタの勇姿。早いときは、朝も明けぬうちからの撒布作業、それだけに、冷静で的確な操縦が、求められる。

色々と懸案去らぬ日本と韓国ですが、ビジネスであるにせよ、また、それでこそ、現場では、色々な交流があり、それによって、良い事例も沢山あります。

とにかく、近いという利点を最大限に生かして進む、そのような提携・交流の地道なサポートにも、できるだけ多く参画したいと、心から思った次第です。

全羅での、食事の、いち風景。どこで、ご馳走になっても、丁寧に調理されている感じがしました。
全羅道での、食事の、いち風景。どこで、ご馳走になっても、丁寧に調理されている感じがしました。
全羅道での、食事の、いち風景2
まさに、山の幸。薬効あらたかな、サルノコシカケ類のきのこが、深い滋味を醸す郷土鍋。
まさに、山の幸。薬効あらたかな、サルノコシカケ類のきのこが、深い滋味を醸す郷土鍋。

講師のきつくはないけれど、厳格なトレーニングと作業が終わった後は、懇親。

これは、最後の日、慶尚南道の街に戻ってのもの。
これは、最後の日、慶尚南道の街に戻ってのもの。

 

 

 

釜山・6月 MERS騒動の現況と、韓国ビジネス考

通訳で、遠征した、釜山から2時間ほどの内陸の街の、レストランの照明デコレーション^^
上記、レストランの昼の佇まい、韓牛のレストラン
上記、レストランの昼の佇まい、韓牛のレストラン

こんにちは,6月も、半ばを迎えました。この、2・3日は、海風がそよぎ過ごしやすい風情ですが、釜山も、夏まっさかりのシーズンを迎えております。

此の間、降って湧いたような、mers騒動に見舞われた、韓国。

普段、こういう事には、過剰に反応するお国柄なのですが、今回は、個々人が、案外、冷静に対応して、パニックには、なっていない状況です。

認識としては、免疫力の低下が1番よくないという事で、うがい、手洗いの励行、自分達は喉消毒のスプレーを携帯して、業務の遂行にあたっております。

お客様からも、「実際のところ、どうですか?。」と尋ねられるのですが、上記のことを踏まえて対応すれば、免疫が異常に落ちている場合や、極めて高齢のかた以外は、病院をのぞくエリア、ことに、釜山近辺は、内情、落ち着いているのが、現状です。

ところで、内外のこんな状況のなかでも、韓国側の業者、会社が、日本の各種・製造メーカーに依頼して、韓国内の市場に製品を売り込む形でのオファーが、実を結びつつある事例での案件で、お声かけ頂き、遠征するビジネス通訳が、立て込んでおりました。

このたびの、突如とした量的緩和による、劇的な円安の、影と光は、様々なところで、ビジネスの方向性に多大な影響を与えていることは、日韓だけではないでしょうが、

この東アジア圏で、日本の製品ほどのプロダクトを維持できる民族性は、ほかになく、これからも、ニッチの市場では特に、日本の製品を求めて、または依頼するかたちで、全アジアの国々が、オファーしていくことは、自明であり、

広言される政府間の戯言に、おつきあいする暇なく、其々のニーズを、現実に相対して、ビジネスを作っていかれる方達の、バイタリティには、学ぶべきこと多い2・3週間でありました。

いつも、思うのですが、韓国人はブローカーでこそ、能力を発揮する民族だと、海外にいた時にも思っておりました由、日本の製造メーカーの商品を、韓国の業者・会社が売るという、形態でのニッチでの成功事例は、メディアでは喧伝されなくとも、益々、恒常的になってくる事と思われます。※殊に、生活環境改善商品。

韓国に直接、お越しにならなくとも、私どものようなサービスをご活用され、見込み客や、または、先取りのビジネス・チャンスにアプローチすることは、難しくありません。

味もそっけもない、内容で、恐縮なのですが、ホームランをいきなり狙うのではなく、スマッシュ・ヒットで、韓国にも、自社の製品を売りこめないか、ご検討なさってみることも、一考の価値があるかと、存知ます。

歯にものが挟まったような、書き方になりますのは、私どものクライアントさまが、このご時世のなかで、韓国とのビジネス・チャンスに勇気を持たれてのぞまれ、芽をむすびつつある流れを、阻害したくないという、思いからであります。

インフラや、ウェブマーケティング、または、製品デザインの分野で、韓国企業も、隔世の間がするほどの、成長を見せていますが、そのひずみもまた、それなりに大きいものが、あります。

韓国に対する、日本の方の知識も格段に況している、今だからこそ、直近に、日本の製品を必要としている国のひとつとして、リスクを考慮して尚、無視するには、惜しい市場であること、密やかに、お伝えしたく思います。

若いぞ、楽しいぞ!慶星大・釜慶大駅(キョンソンデブギョンデえき)エリア探訪。

カフェから見る、広安里ビーチと広安里大橋
カフェから見る、広安里ビーチと広安里大橋

今日は、日差しが明るいけれど、それでも、風が強く肌寒い。当局のカンは、名古屋からのお客さまの同行通訳のため、朝早くから、大邱に向かっています。現在、東京の某企業の市場調査を、連日行っています。日本では、韓国経済の停滞が言われていますが、それでもマンションの建設ラッシュ。

家を新しくすれば、車をそしてインテリアをと、みたいな感じで、ますます、日本の生活用品や、暮らしを彩る、普通使いできるもののニーズはうなぎのぼりです。

日本に、わんさか行っている韓国の人達が、何を買っているかは、容易に私どもには想像できます。日本が、買い手から、売り手に颯爽と、変わったのですね。

韓国(韓国人)は、市場が、小さい、中国人みたいに金を使わない。といいますが、インテリアや、チョッとオリジナルなライフ・スタイル・グッズを扱っておられる、店主さま、会社のかたなら、ほとんどの日本人の眼がむいていない、今こそ、韓国・現地に信頼できる窓口を置いて、スポットで商ってみるのは、ありだと思います。

韓国も、痩せても枯れても(笑)、国民所得がアジアでは、日本の次位までに、http://bit.ly/1E0QKm4 名目上ではあるにせよ、伸ばしています。

韓国の企業が、日本で苦戦するよりはずっと、日本のモノは、韓国で売れます。※印(自社製品を、ミニマムに紹介した一枚ものの韓国語HPページなら、お写真3枚と紹介文で、一万円チョッとで、作成いたします。お問い合わせください。)

またもし、これを読んでいる方で、ご関心があられる方は、扱っておられる商品のお写真と概括をメールででも、お送りください。一発で、韓国内市場での可能性の有無を、お返事いたします。

ご質問&お問い合わせフォームへ

わたしどもは、現地で、伝聞ではなく、毎日、刻々と変わる状況のなかで、それが為、ジェット・コースターのように様相が変わり、まったく、不条理な理由で揺れ動く世情を相手に、仕事をしてまいりました。

ごたくや、欺瞞を並べている、いとまもない中で、必要として頂けるクライアントさまに、オーバー・デリバー(料金以上の価値)を提供する、ということをモットーに、今日まで、業務をさせて頂いております。どうぞ、ビジネス・トリップとまでは、申し上げませんが、そんな観点からも、釜山渡航をしてみるのも、面白いと思われます。

 

話が,大幅に、横道に逸れましたm(>o<)m

 

広安里ビーチまで来たついでに、若者の集う学生の街、釜山地下鉄2号線の慶星大・釜慶大駅(キョンソンデブギョンデえき)エリアを、探索してみることに、します。

慶星大・釜慶大駅地上
慶星大・釜慶大駅地上
慶星大・釜慶大駅街メイン・ストリート
慶星大・釜慶大駅街メイン・ストリート
人気といわれている、カフェが入るテナント・ビル
人気といわれている、カフェが入るテナント・ビル
開店直後から、きっちり、キャンドル・サービスで、お出迎え
開店直後から、きっちり、キャンドル・サービスで、お出迎え
店の入り口
店の入り口
店の入り口付近の様子
店の入り口付近の様子
グリーン・グレープのフレッシュ・ジュースと、パニーニのランチプレート?で、見た目以上に、手抜きなく、サラダのドレッシングも、ココットのスープも、ジュースも美味^^
グリーン・グレープのフレッシュ・ジュースと、パニーニのランチプレート?で、見た目以上に、手抜きなく、サラダのドレッシングも、ココットのスープも、ジュースも美味^^
店内の雰囲気
店内の雰囲気

思いのほか、お腹もいっぱいになったので、ちょっと、東京でいえば、下北沢と吉祥寺を混ぜて、ちょっとラフに仕上げたような、このエリアの探索へ、GO。

ちょっと、ユニークなファサードの、お店。
ラーメンと カレーの 店
ラーメンと カレーの 店
インド・カリーの店
インド・カリーの店のメニュー看板
スパニッシュ・ドーナツのカフェ・・・スパニッシュ・ドーナツって??
スパニッシュ・ドーナツのカフェ・・・スパニッシュ・ドーナツって??
紹介したカフェの姉妹店の看板 こちらのほうが、スタイリッシュ・タイプそう。。
紹介したカフェの姉妹店の看板 こちらのほうが、スタイリッシュ・タイプそう。。
ラーメン専門店・日本スタイルのラーメンの店多し。
ラーメン専門店・日本スタイルのラーメンの店多し。
チョングッチャンのお店・噂では、かなり美味しいらしい。
チョングッチャンのお店・噂では、かなり美味しいらしい。
チェーンの寿司店
チェーンの寿司店
ポテト・フライに、こだわったビア飲み処、今、市中ではやっている、スモール・ビアという形態の店の発祥とも言われているとか。
ポテト・フライに、こだわったビア飲み処、今、市中ではやっている、スモール・ビアという形態の店の発祥とも言われているとか。

そして、その近くで発見した、不思議な空間。ジャンク系の極みというか(すみません)、カフェあり、ワイン・バーあり、工房あり、フレンチ・ビストロあり、そして、舞台劇場あり。

文化横丁と、書いてある、ここが、入り口らしい。
文化横丁と、書いてある、ここが、入り口らしい。
この小路を、通って、本当は入るみたい。自分は、裏手から、入ってしまったが。
この小路を、通って、本当は入るみたい。自分は、裏手から、入ってしまったが。
自分は、ここから入った、工房と、ワインバーが、両脇に。
自分は、ここから入った、工房と、ワインバーが、両脇に。
かなり、インパクト強しで、営業してはいるのだろうが、一人で入るのを、珍しく躊躇。
かなり、インパクト強しで、営業してはいるのだろうが、一人で入るのを、珍しく躊躇。
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でも、確かに興味は、ひくよね。ここのエリア、前、来た時より、ずっと面白くなってるわ。

きっと、知る人ぞ、知るという場所なのだろうが、知ろうとせず、いろいろと妄想するのが、楽しい気も。

慶星大・釜慶大駅(キョンソンデブギョンデえき)エリア。若さあり、気のある店も多いし、なかなかに、楽しい場所ですね。前に来た時に、食べたイタリアンのお店も健在だったけど、それ以上に、使えるお店が蜜集しているのが、嬉しい。広安里ビーチからも、ほど近いし、足繫く通うことになる・・・そんな、暇もなしか(TдT)。

釜山は、スタイリッシュ・ホテルの開業ラッシュ!!

ドンキンのカップに、使われる、カカオトークのキャラクター
ドンキンのカップに、使われる、カカオトークのキャラクター

2015年、4月6日、日本では、これから新しい年度を迎えて、新しい学校、職場、住む場所で、新生活をスタートされる方が、沢山おられる事でしょう。

当局でも、昨年は、ウェブマスターの交替等あり、ウェブを通しての情報発信が滞りがちでした。今年は、新たな体制となり、このBLOGでは、釜山に来られるかたが、チョッと知っていると、チョッと”助かるな”と思われる情報を、載せていきたいと、思っています。

街を、にぎわしていた桜も、昨日来の大風で、一斉に花吹雪となって、飛び散ってしまいましたが、まさに、これからが、釜山の一番いいシーズン。

ところで、前のBlog でも、書きましたが、今、プサンでなにが、1番変わったかと言えば、宿泊施設が、本当に改善されていっていると、言う事。

東横インが、バジェット・ホテル・ブームの先鞭をつけた訳ですが、また、東横とは、一味違ったユニークで、日本人にも使いやすいホテルが、続々とオープンしています。

イビス バジェット アンバサダー 釜山海雲台 の 明るいカフェ・スペース
イビス バジェット アンバサダー 釜山海雲台 の 明るいカフェ・スペース
カフェの 中の、様子。
正しくは、朝食を食べるスペース。終日、自動マシンで、抽出される美味しい珈琲が、飲めます^。※有料2,000won
手狭まながら、女性にも、大人気のお洒落で、ベッドがゆったりしてる室内^ イビス・海運台

 

朝鮮ウェスティンを含めた、冬柏が一望できる、ルームもあり。
朝鮮ウェスティンを含めた、冬柏が一望できる、ルームもあり。
シティ・ビュー ダブル
あれば、とても便利なコイン・ランドリーも、完備。
あれば、とても便利なコイン・ランドリーも、完備。
夜12時まで、入れるお風呂があるので、バスタブないお部屋でも、大丈夫!
夜12時まで、入れるお風呂があるので、バスタブのないお部屋でも、大丈夫!

海外ホテル予約トップページ
この間、ホテルの関係者と話をしていて、面白いことを言っていたのは、「福岡・長崎とか、九州のお客さんは、海が珍しくないから、海運台のホテルまで足をのばしてくれない。みんな、南浦洞エリアで泊まってしまう。(笑)」「だから、大阪や、東京のお客様にもっと、アピールしたい。まだ、釜山は、実は、あまり、知られていないという気がするんですよ。」

本当に、真顔でいう。聞いてるこっちは、内心「海運台には、夏になれば、あれほど人が、くるじゃんか。」となるのだが、それをどうしたら、いいか真剣にこっちに聞いてくる。

話が横道にそれちゃうから、これくらいにしますが、彼等は、日本語はぺらぺら、或いはそうでなかったにしても、日本の人の使い勝手も真剣に考えているので、びっくりしてしまった。

だから、この、春シーズン、このページでも、プサンのビーチ・サイドを含めた観光便利情報は、商売抜きで(笑)盛り込んでいきますよ^。 そうそう、ホテル予約は、「トラベルコちゃん」も大いにご活用ください。(^^)  総合旅行情報サイト トラベルコちゃん

投げておいて、果報はない。”その壱”

1900年頃の釜山の人々や、街並み(東莱市場付近)
1900年頃の釜山の人々や、街並み(東莱市場付近)
初冬・季節がら、港街・釜山。 海戦たっぷり、チゲ鍋。

光陰矢の如し。このBlogでも、何度飽きもせず書いたか、わからないですが,本当に月日がたつのは、早いです。

私どもの仕事は、同行してその現場で通訳をさせて頂くことも、もちろん大切な業務ですが、事前調査もそれと同じ位、大切な仕事です。

この6年間で、思っておりました以上に、お引受けいたすことが多かった個人の方の業務に、在日の方の韓国に於ける、親御さんの財産の継承、またはご自分の所有している財産の撤収等に関する仕事が、ございました。

私のように、日本での生活が長く、日本のことは色々と習熟する機会をそれなりに得た者にとっても、例えば在日の方の置かれている現況、或いは、韓国での権利関係に直接触れたのは、この業務を立ち上げてからのことであります。

ここに書く事も偲びないですが、こちらに御用の向きでこられたそういったお客様が全て、問題を解決されて満足されて、帰って頂ければ、本当に良いのですが、ことに、在日の方のこちらでの、財産にかかわる事は、なかなか難儀なケースも見てまいりました。

現在では、情報の収集は驚くほど、ネットを通してできる訳ですが、こと、係争や、役所とのやりとり、税金に関すること等、ちょっと思い浮かべても、現実に現地でじかに担当者に当たらなければ、事案が一歩もすすんでいかないのが、本当のところです。

日韓関係でさえ、半年で真逆に事態が変わることすら、当然のように起こる現況。行き来にまだ支障がないうちに、早速、手をつけはじめることを、強くお勧めいたします。

影島へ渡る橋から 海の街 数々の入江が続く釜山ならでは
影島へ渡る橋から 海の街 数々の入江が続く釜山ならでは

 

 

 

通訳の 愉しみ?

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今日は、戸外は木枯らしという訳ではないですが、枯れ葉を舞散らす、冬の到来を告げる冷たい風が、吹き抜けています。

上載の写真は、東莱市場近くにある、朝鮮時代からの役所跡を復元している、ところ。

仕事に出かける折、地下鉄駅までの間、バスより見る風景ですが、大分、仕上がってきたようです。

釜山市中に、今も尚残る、日本家屋
釜山市中に、今も尚残る、日本家屋

 11月で、ここにきて、このサービスを立ち上げてから、丸6年を過ぎ越しました。お客様と、仕事を通して、今までいかなかったような

韓国のエリアに行ったり、本当にさまざまな案件に、係わらせて頂きました。 

 

早かった、遅かったか、そんなことにさえ、気がいかなかった程、嵐のような日々でしたが、鏡にうつる自分を見れば、

目尻に深く刻まれた皺に、その歳月が現実であることを、いやがおうでも突きつけられます。(笑)

 

でも、この皺も伊達ではなく(苦笑)、ことにここ最近は、業務でいった相手方の方に、「貴方なんで、そんなに頑張るの。」と、

押し問答しながら、半分笑って聞かれることも、ままあったりします。

 

若いときなら、角がたったり、押しがきかなくて、通せなかった案件が、それなりに相手のかたの「やれ、やれ」感も伴って、結果的にちょっと無理めかなという、

お客様の意向に、何とか対応できたりしている。

そして、やっぱり、お客様に「助かりました。」と言われることは、この仕事の、醍醐味かなと思います。

釜山の絵画展から、釜山の或る街並み
釜山の絵画展から、釜山の或る街並み

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”釜山から対馬” オールひとつで。

真夏の広安里ビーチ・提灯回廊 1

本当に、このブログを最後に更新したのは、いつだったか(笑)。でも、業務をいい加減に扱ったり、ウェブサイトの運営を怠ったっている訳ではありません。

最悪の日韓関係などと、メディアは喧しく、現実この間も、いつも真摯な対応でお世話になっている、冷静な両替商の方が、珍しく「ほんとうに、日本の方が減ってしまったね。」と洩らされるほど、日本からの観光の方は減っている現状のようです。

こんな状況であるから、より実務優先、守秘義務の徹底として、業務でのこぼれ話の掲載を、躊躇していたら、業務の準備と遂行の狭間の中で、今日に到っている次第です。(すごい言い訳だ^^^)

益々、韓国では、ライフスタイルに日本の製品が普段使いされ、甥っ子たちも日本のアニメや、コンテンツの話題も、自分より詳しかったりするのに、その理由や是非はどうあれ、残念なことではあります。

そんな中、この数日、オーストラリアから、この韓国・釜山までこれまで、シーカヤックと自転車で、その間の国々や海を越えてこられたI氏が、対馬にむけて、釜山の海岸から出立する為の、行政とのやり取りを仲介する業務を請け負ってまいりました。

8月13日、あるいは、14日、朝・未明。 ”冒険をしながら、アジアの若者にメッセージを送りたい” Iさんは、釜山・松島海水浴場から、出航します。”I さんの Blog

波穏やかに、クジラが泳ぎ、大マグロが回遊し、鯛やアオリイカ、スズキやヒラメや太刀魚、が群れ遊ぶ、絶景の海を、謳歌して無事、対馬に到着して欲しいと、心より思う次第です。

 

真夏の広安里ビーチ・提灯モニュメント
真夏の広安里ビーチ・提灯モニュメント
犬にとっても、真夏。広安里ビーチ。

PS 出発地は、当局のお達しで、他所へ変更になりました。また、このような私的な冒険の場合は、韓国の国情もあり、安易に実施するのは、容易なことではありません。日本語ブログに書いても、仕方ないこととは思いますが、釜山の関係の諸機関のかたには、色々とお手数・ご苦労おかけいたしました。心より、感謝いたします。

2014年8月13日(水)夜10時過ぎ、I さんより連絡があり、無事、対馬に到着したとのこと。

大韓海峡の速い潮流と、14時間、挌闘の末、たった一人で漕ぎ抜いた、Iさん。本当に、おめでとう御座います。

無事到着の報を、受けるまで頭の中で、http://bit.ly/1kBjTL3 の曲が流れていました。良かった。

 

 

螺旋 の ように 時は流れる ?

2013・11・15 カフェが、立ち並ぶ広安里ビーチ。白い壁と、シンプルな佇まいが、優しい緩やかな時を 醸す Cafe にて

 

2013年も、11月半ば。晩秋から、初冬に、ここ釜山も向かっています。入り組んだ入江状の海岸線、海と街が驚くほど近く、近年、インフラも着々と整備されてきた、韓国の海の玄関と言ってても、いいこの街。天然の温泉もあり、屋台の湯気や、チゲ鍋が、旅情を掻き立ててくれる、オススメの季節なのですが・・

LCCも、エアアジア(成田)やエア・プサン、北九州からのスターフライヤーに加えて、この秋からは、ピーチ(関空)が就航と、高速船ビートル・コビーも含めて、益々アクセスが、便利になっている中、ご存知のとおり、真逆の風が吹く。そんなことしてるうちに、エアアジアも突然、撤退。スターフライヤーも、来年3月で運行中止となった。

2013-11-15 15.50.01
Cafe TOKIWA その2・・

全ては、過渡期なのでしょうが、”今”という時を愚弄するなら、その果を受けるのは、その日、その日を懸命に生きている普通の人々。

私どもが、何度も足を運んで、博物館等で見た歴史には、この釜山にも、過去には沢山の日本人が住んでいて、ここの人達と普通の生活のなかで、生業を真面目にこなし、そして時代の波に揉まれるように、その全てを戦果のなかで放逐し、無一文で引き上げていったようなさまざまの普通の人達。

明治から昭和初期までの、丹念に残されたほとんどが手書きで記された沢山の手紙や、文書には、思いもかけない場所で、現代の自分達に、祖先が懸命に生きてきた証を伝えてくる。

歴史は、幾重にも折り重なる、人々の声なき声に裏打ちされて、未来へと見えない糸のようなもので、それを扱う人達を、それにふさわしい場所にいざなう。

まさに、今、過渡期の風景を 物見ではなく、身を持って体験させられていることを、痛切に思った、2013年、晩秋です。

2013-11-17 07.47.54

日本と韓国の現状は、現状として、それだけに、困っておられる方(わたしたちも、まさにそうでしたが(苦笑))も、また継続的にここと、係わりを持ち続けていかなければならない方も、おられる事と思います。

上載の写真は、先週くらいに、親族の法事に赴かれる方の、同行通訳に、隣町、馬山に行った時に、その一族の方々のお墓のある山の近辺で、撮った写真です。

その時に、韓国の親族の方が、「日本にいる親族が、こうやって熱心に法要に、毎年来られるから、自分達もお墓を綺麗に維持、管理することとなった。」と、笑いながら、語っておられました。

2013-08-08 16.15.217
釜山 郊外の 古刹に お客様と 訪れたときの 一コマ

いつの間にか、師走も、もう目の前。冬の、海の街に、御用の向きには、ご遠慮なく、お声かけください。

チャガルチ市場から、見た、影島(ヨンド)の街並み

 

 

 

 

 

「ここは、どこですか?」

若者が、こぞって集う”西面”の ニュースタイル・カフェ

通訳 カン記

暦を見れば、もう9月も中盤。日本で言えば、旧盆の秋夕(チュソク)を間近に控えて、めっきり、秋めいてきました。

先日は、これまでミニ・バイクのレースも主催され、現在は125ccクラスのレース・イベントにも参戦されているような、タフなエンジニアの方が、大分で行われたモーターサイクルのビッグ・イベント、九州モーターサイクル・フェスティバルに参加された、その足で、”カメリア”に乗って、釜山にバイクの買い付けに来られた。

出航前の 関釜フェリー”はまゆう”

最近では、この、殺人的な交通事情の韓国で(笑)、日本から・バイク・ツーリングの愛好者の方が、ツーリング・ツアーを企画し、フェリーに乗って、楽しまれる方がおられるのは知ってはいたが。。

古くから、ポッタリチャンサのおばちゃん達が、釜山と下関を往来したのは、周知のことだが、飛行場と違い、港は、積み上げられるコンテナは圧巻だけれども、なんだか、のどかに見える。

ところが、通関となると、法律も目まぐるしく替り、情報も錯綜する。だから、通関事務所にいくと、通関できず、倉庫に、留め置かれた荷物の扱いを巡って、事務所を仕切る主査のオバチャンの怒号が、鳴り響いていたりする。(でも、不思議とそういう人が、一生懸命、仕事をしていて、困ったときに、助けてくれたりするので、皆さん、怒っていると、思わないでくださいね・・釜山まめ知識。)

タイや、いざとなったら、北米まで、バイクのことなら、飛んで行くのも厭わないという、その方と、終日駈けずり廻り、なんとか船に載せた。

※フェリーでの、バイクの搬送は、日本からの持ち込みで、必ず、持ち帰る事が確実の自家用バイク(登録済・No.プレートあり)が、一時輸入車として、搬送料金1台につき、2等船室代1名込みという、扱い。韓国からの購入バイクは、完全な単体としての、貨物になるので、注意が必要です。

バイクチームの繋ぎを着たまま、釜山に来られた、その方は、「バイクを楽しむ裾野を拡げて、みんなが、楽しんで、それがまた、エンジニアやバイク関係者の仕事につながれば、いい・・。」と、くだけた話をしておられながら、ポッと言っておられたのが、印象的でした。邪道レーシングバイクに、興味のあるかたは、是非。

そして、「いや~、ここは、どこだろうと思ってしまいますよ。字が読めないだけで、まるで、日本みたいだ。まだまだ、発展しますね、ここは。」とチョッと嬉しいことを、言ってくださいました。

Men at work in Busan as usual

確かに、街中、工事中^^。

そして、韓国からの、バイクちゃん、チューン・ナップされて、日本のサーキットで頑張れ!!