新平工業団地と、多大浦海水浴場

昨日は、服の生地メーカーへの面談通訳で、久々の新平でした。ここは、釜山では古くからの工業団地であり、最近は、金海の新しい工業団地に行くことが多かったので、普段は仕事の最中はそんな余裕はないのですが、昼食の後、少しばかり廻りを撮ってみました。生憎の曇天でしたが、いくばくか、載せてみます。

釜山ノ古くからの工業団地・新平(シンピョン)
釜山ノ古くからの工業団地・新平(シンピョン)

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広めの規格の道路を、トラックが行き交います。
工場の業種は、さまざま、車のパーツ、土木建設のジョイント、原料材の精製バルブ関係、年季の入った佇まいが、高度成長時の韓国の面影を醸しています。

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普段は、行くことがない多大浦まで、仕事のあと、足を延ばしてみました。海水浴場前の、綺麗に整備された公園のモニュメント。
白い砂が敷き詰められた浜が、ゆったりと広がっています。上空には、金海空港に着陸する中型機が、いい感じでひっきりなしに、現れます^^。
海水浴場前に林立する、マンション群。

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もう季節はずれとなってきた海水浴場で、行く秋を惜しむかのように、寛ぐ人々。
地下鉄1号線の新平駅までは、2番、11番バスで。これだけの、人が住んでいるエリア、早く、地下鉄の開通が待たれるところです。

新平まで来ましたので、本当に、超、久しぶりに多大浦まで足を、伸ばしました。驚いたのは、年代の違う、マンションやアパートが隙間もなくびっちり建っていたこと。400万都市の割に、案外、田舎っぽい風情もある釜山ですが、内陸の新都市や副都心とは、また、違った形で、都市集積が形成されているのを、あらためて、認識しました。

最近では、皆んなが自家用車を持っているし、バスもあるので、さほどではないのでしょうが、やはり、これだけの人達が住みなしているのだから、早く、地下鉄が通ればいいだろうなと切実に、思いました。

釜山 知らず・・・中秋。(台風被害後の松島ビーチの、現在)

広安里から、センタム移動の車窓から
広安里から、センタム移動の車窓から

韓国の南の東、ここ釜山も、だんだん秋が深まっています。

地下鉄チャガルチ駅から、地上にあがると、秋の果物が満載。
地下鉄チャガルチ駅から、地上にあがると、秋の果物を満載。
焼き栗の 香り。。
焼き栗の 香り。。

お世話になっている、日本の方々も、韓国の取引先との親睦のゴルフ・コンペや、また、ご家族の小旅行等で、海のまちの秋を楽しんでおられるようで、その段取りもポツポツさせて頂いております。

南浦洞駅上、すぐ。のこのホテル、使い勝手もいいようですよ。
南浦洞駅上、すぐ。のこのホテル、使い勝手もいいようですよ。

 

また、最近、少し嬉しいのは、南浦洞で、日本の女性の姿や声がまたちらほらと、見かけ、聴こえるようになったこと。2人連れ、3人連れで、楽しそうに、あっちの店、こっちの店と、行きかったり、小旅行用のトランクケースをひいて、結構、でこぼこしているところもある、釜山の路を懸命に歩いているのを見ると、ぐっときてしまいました。大事な季節の大事な時間に、ここに来ることを選択してくれて、有難うです(泣)と、暫し、その背中を見送ってしまいました。

釜山市内で、日本の家庭料理と崩し割烹のお店をする方の、備品の通関の件で、中央洞まできたので、くるっと南浦洞を流して、被害が大きかったと言われた松島ビーチが、どんな状態かを、確認してきましたので、釜山に来られるかたは、参考にしてください^^。

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PIFF広場、平日なのに、なかなかのにぎわい。
PIFF近く。スマホのカバーを売っている、露天。量感、陳列の極み。

 

PIFF 結構、人気のあるコロッケ乃至は、ピロシキ。の店。

若者向けの飲食店が軒を連ねる、仲小路。
若者向けの飲食店が軒を連ねる、仲小路。
ぬいぐるみ の 露天。韓国の女の子は(も)、ぬいぐりみが大好き。そして、量感陳列。
ぬいぐるみ の 露天。韓国の女の子は(も)、ぬいぐりみが大好き。そして、量感陳列。
とにかく、最近は、日本語の店名をつけるのも、流行り。いろいろ、おかしいのありますよ、居酒屋「白髪」とか。
とにかく、最近は、日本語の店名をつけるのも、流行り。いろいろ、おかしいのありますよ、居酒屋「白髪」とか。
ようは、丼ものの店。最近は、すくなくなりましたが、広安里の漁港近くの、コソゼニ・・・コンビ二と、書いたつもりが。大抵、指摘するひとが、いない。ケンチャナヨ~。
南浦洞、散策して疲れたら、チョッと行って、みてください。空いてるので。
南浦洞、散策して疲れたら、チョッと行って、みてください。空いてるので。
店内は、落ち着きます。音響も、ちょうどよく。穴場。
店内は、落ち着きます。音響も、ちょうどよく。穴場。
アメリカンダイナーみたいな雰囲気、椅子が図抜けて、座りやすい。 かっぱ寿司、隣接。

バスで、チャガルチから、10分内で、松島ビーチへ。

高潮の被害の凄さを、物語るこの店の他は、ほぼ見事に、復旧していました。
高潮の被害の凄さを、物語るこの店の他は、ほぼ見事に、復旧していました。

松島ビーチについては、流入物の撤去は終え、波と夥しい流入物に引き剥がされた、サーフェスの修繕は途上でしたが、景観、海上遊歩道の使用も問題がなく、復旧作業の迅速さに感心するばかりでした。

釜山の台風被害状況と、富平(プピョン)エリアの夜。

10月5日(水)、釜山を襲った台風、気象情報の数値からも、これまで韓国に向かった台風の中でも屈指の規模だったのですが、これまでは、台風の進路図で、釜山も圏内に入っていたものが、なぜか、日本のほうにそれ続けていたためか、前の日の報道も、拍子ぬけするほどあっさりとしていて、ケーブルTVのNHKが、逐一、同じ台風なのに、現在状況や警戒を呼びかけるアナウンスをするのとは、かなり対照的で、問い合わせも、ご心配のメールをいただくのも、全部、日本のほうからという状態でした。

私どものところは、少し内陸に位置するためと、近くの河川の氾濫を想定し、そのエリアの中では高台の場所を選んでいたので、夜中、雨はかなり降ったものの、「思いのほか今回も、逸れたのかな・・」と思っていた矢先、海岸線の被害の映像が、飛び込んできました。

下は、10月5日午後の、被害が大きくお亡くなりになる方も出た、マリンシティーに隣接する、広安里ビーチを、後片付ける方々の映像です。ビーチから、100メートル内外まで、砂と泥がはいり、ビーチ全体、足の踏み場がない状態でした。満潮と高潮が重なって、小さな津波のように押しよせた感じです。

 

cimg46111 cimg4612 cimg46131 cimg46141 cimg46151 cimg46181 cimg46261 cimg46271 cimg46361 これまでも、釜山のビーチは、台風の大きな被害の度に改善して、ビーチを整備してきた歴史はあるのですが、やはり自然の力は圧倒的です。蔚山の被害も甚大だというので、釜山の他のビーチもかなりの被害なのは、想像に難くありません。

現在、都市交通などは正常に機能していますが、海岸の景観やお店の復旧は、その場所に応じてまちまちで、少し時間を要するものと、思われます。韓国は、このような自然災害の洗礼を、日本より受けていません。マリンシティエリアで、車が飲み込まれた映像を見れば、あの状況でなんであの道を、閉鎖しなかったのか、もっと、メディアがアナウンスして海岸に寄らないことを訴えれなかったのか、少しく、思ってしまいます。

台風は、過ぎて行ってしまえば、台風一過で、雲ひとつない青空が晴れ渡ります。後片付けに、疲労困憊の方々とのコントラストが、なんともやるせない気分にさせられます。

昨日は、こちらから、台風で順延を申し入れた、東京の飲食店のオーナーさまと、南浦洞を回りました。とにかく、天候は、暑くも寒くもなく、”天高く馬こゆる”に、全く相応しい季節。富平市場(プピョン)中心に回ったのですが、途中の光復路ストリートでは、バッグや小物の可愛いブティックも、結構、充実してきていました。

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そこを抜ければ、カオスの極み、国際市場。あいかわらず、何でもあり。不思議と、日本からの、おばさま二人連れを、結構、お見受けしました。

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そこから、歩みを進めると、釜山の喰いだおれのエリアのひとつ、富平(ぷぴょん)エリア。

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モニュメント的な、日式居酒屋店。また、パワー・アップしていました。
釜山で、火がつき始めている、ジンギスカン。呼び名が、面白い。
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ジンギスカンの店の写真2
いわずと知れた人気店。釜山チョッパル。
ジンギスカン店の写真3 小さな「ジンギス」の暖簾がうける。

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行列ができていた、台湾カステラのお店
カステラ店の看板
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ここしばらくの、釜山の大ヒット商品は、「釜山オムク」いわゆる、かまぼこ。日本の、食料品の機械メーカーも、結構、参入しています^。

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相変わらず、釜山っ子が、老いも若きも豪快に、もくもくと、食べ、喋り、飲んでおりました。またモット、明るく、活気も況して、新しいお店も加わって、いい感じでした。

新たなトレンドいえば、北海道のジンギスカンが、流行りだしていること。もともと、韓国のヤンニョン・プルコギとは、似ていますから、わからないではないですが、眼を引くのは、その呼称。

「北海道式羊肉専門」これまで、日式・・・とうのは、普通にあったのですが、北海道式とは。しかも、日本語の漢字表記。これも、日本に沢山の韓国の人が行った為でしょうか。実際に人が行くと、まがいものは通用しなくなるようで、人気の日本式居酒屋も、建物を綺麗にしても、中のコンテンツがいい加減な店は、例外なく、閑古鳥。

北海道式のあとに、ちいさくカタカナで、「ジンギス」と書かれている暖簾に、なぜか、元北海道人は、しばし感慨を感じました。(笑)

後、台湾カステラのお店に行列が!!なかなか、トレンドを追うのも、大変です。

釜山~大阪・商談行・道頓堀で、暫し、寛ぐ。

大阪といえば、グリコサイン。でも、わたしが眼を向けていたのは、その上部にある、仕事で関わりのあったメグミルクのサイン。
大阪といえば、グリコサイン。でも、わたしが眼を向けていたのは、その上部にある、仕事で関わりのあったメグミルクのサイン。

10月に、突入しました。巨大台風18号の進路にかかっているのに、今日の釜山は、風がたなびき、天高く晴れ渡っています。日本暮らしが、長かったせいか、天災には敏感になってしまうのですが、被害が少ないにこした事は、ありません。

天気に敏感になるのは、クライアントの方々が、飛行機で来られるせいもあります。時間が遅れる、また、日にちが順延するとなれば、アポも含めて、移動手段の代替対応、宿泊先もおなじく、すばやく、キャンセル、新たなアポ取りを短時間に、完了しなければなりません。

ただ、あの猛暑が過ぎたことは、本当にありがたいですね。

そんな中、先週は、大阪遠征がありました。急な展開で、短期に、アポ取りから、商談資料の作成を、しなければなりませんでした。自分が連れていく韓国の企業と、さきさまの日本の会社にとって、意義のある面談を行わなければ、時間と費用をかけて、行く意味もありません。また、それぞれに色の違う会社と遣り取りをしなければ、クライアントさまが、自分が取引きを行っていく企業との互恵関係を作っていく、腹もきまらない。

無理をお願いして、4社との面談を取り付け、大阪に出向きました。日本は、移動の費用が、韓国よりかさばるので、今回は、南海電鉄、近鉄、市営地下鉄、JRと、大阪市民の足デビューとばかり、難波を起点に、藤井寺、東大阪、東淀川と郊外いちえんを、駆け回りました。

藤井寺に、行く途中、天王寺・あべのハルカスで。
藤井寺に、行く途中、天王寺・あべのハルカスで。

半数以上の会社が、社長さん、自ら、真摯にご対応いただき、大変有難いことでは、ありました。喰い倒れの街、商都。なんか美味しいものをと思っても、仕事となれば、みんな真剣ですから。そんな余裕は、なかなかありません。

それで、今回は、ちょっと値は張りましたが、南海難波駅、徒歩一分のところに宿をとり、道頓堀くらいは、クライアントさまをお連れしようと、思ったわけです。

道頓堀。堀をクルーズする観光の渡し舟にも、人がびっちり乗っていました。
道頓堀。堀をクルーズする観光の渡し舟にも、人がびっちり乗っていました。
道頓堀、にぎわう。
道頓堀、にぎわう。
もっと、これはという、美味しいお店を、見つけなければ(笑)
もっと、これはという、美味しいお店を、見つけなければ(笑)

それにしても、韓国人も、たくさん来ていました。難波のドラッグ・ストアでも、何人もの韓国の若い女の子の一行、熟年のご夫婦と遭遇、友人に頼まれたという商品を必死にさがしておりましたので、説明をして、にわかガイドに(笑)。すると、クライアント企業の営業部長さんが、「カンさん、コン・・・は、どこでしょうか。」と、真顔で聞いているので、ちょっと面食らうと、「お客様に頼まれたので、日本製は、品質がとてもいいらしいです。」と。思わず、営業の鏡だなと、面喰った自分が、恥ずかしくなりました。地方の農協や、農事団体にも、きつい言葉を浴びせられながら、その会社は、地道な懸命な営業で、倍々で、取引額をあげていたからです。

難波、界隈。
難波、界隈。

その夜、ホテルのフロントにおられた、韓国人のスタッフのかたに聞いた、ホルモン焼きの店で、食事をして、いささかでも、道頓堀で、大阪気分を、味わいました。今回、実際に取引することが決定している、会社を含めて、計5軒、やはり、あとは、びっちり、商談でありました。

ラピッドは、やっぱり便利。帰りの、南海難波駅。
帰りの、南海難波駅。
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特急ラピート・南海電鉄。すこぶる便利です^^

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仕事から、ちょっと外れるのですが、今度はぜひ、時間を作って神戸に行きたいと、密やかに思っています。神戸の風情になにか、引かれるのと、以前、神戸からきた素敵なお客様(30代の、自分の仕事を天職だと、語っておられた)の記憶も、あるのかもしれません。

私が見てきた、韓国の中小企業と、日本に韓国人が向かう訳。

釜山は、今、絶好の行楽シーズンを迎え、麗らかに晴渡っております。そんな中、いつものことながら、事前リサーチ。日本に商談に行く、得意先の韓国の会社のための、アポ取り等、休日などは、ありません。(笑)

釜山の金海空港の国際線ターミナルも、拡張が必要なほど、常ににぎわっており、九州から北海道まで、日本への直行便も便数を増やす現況です。大阪の得意先の方からは、「大阪は、中国人以上に、韓国の人で、びっちりだよ。」と言われたりします。

かくいう私も、今週の中日は、大阪に行って、商談、面談、リサーチです。大阪見物など、する暇もなく、びっちりの日程でしょう。地理音痴の自分。私を頼りに出向く韓国の会社を慮って、訪問ルート、ホテルどりの場所、面談スケジュールづくり、地図と首っぴきの、この数日。(苦笑)

公開しているブログには、思い切って書けないのがもどかしいですが、本当に沢山の韓国人が、日本の商品の買い付けに、日本を訪問しています。もちろん、日本の企業さまにしては、相手は、韓国だけでなく、全アジア、ロシア、etcでしょうから、日本の企業さまにコンタクトするのは、ひと苦労。担当者の出張、または多忙をかいくぐって、面談を取り付けなければいきません。

まさに、今、現在は、「隣は何をする人ぞ。」の時代が、益々、色濃い。インバウンドとか言っても、外国人を相手にしない人には、いったい、なんなのですか?といったような感じでしょう。私も、係累は、海外との遣り取りとは、全く関係がない人達なので、時折、不思議な感覚に襲われます。

話が、逸れてしまいまいましたが、ようは日本の少し後を面白い位,似かよって、韓国の消費性向は進んでいます。そして、人々の購買意欲は、相当に旺盛です。キーワードは、韓国もやはり高齢化で、高齢でも、働かなくてはならない人が増えていることです。日本と政治的に問題があっても、韓国では商売となれば、どんどん日本にいきます。それと、ひとつ、少なくない経験から、申せば、韓国の新興の会社にしても、日本の会社との取引で、※(個人商店のような会社も含めて)、私が扱ってきた範囲で、決済で問題をおこすようなところは、皆無だったということ。

私が長らく仕事をご一緒させて頂いている、韓国の会社は、中・小のオーナー企業です。いろいろトラブルに大変だと思う事例もみてきて、その社長さん達が、自分にどう考えても瑕疵がない重大なトラブルでも、激昂しないケースをみていて、その時、思わず理由を聞いたら、「喧嘩してしまったら、取引できなくなるからね。」短気な私には、身につまされる言葉でした。

財閥も大きく、横柄というイメージもあるかと思われる韓国の会社ですが、新しい時代の胎動で、中小の会社のオーナー経営者の挑戦もはじまっており、おなじような日本の企業さま(規模は、大抵、日本の企業さまがひと回り、いやふた回り大きいですが)と、ながらく取引して、いろいろな問題はありながらも、この時代に生き残りをかけて、今日も走り廻っているのを、眼前でみてきて、こっちもオーバー・サービス(泣き笑い)。でも、そういうラインが、ここそこと育っていけば、楽ではないけれど、生き残り、業務を通じても、お互い、行き来きすることで、チョッとした張りにもつながる・・かと。

韓国、国は大きくないですが、それでもかなりの数の人達がいます。そしてここでも、いろいろな意味で、日本の商品力や丁寧さは、いまこそ求められている。あやかりたいです^^。

変り行く・沙上(ササン)の、工業団地を歩く・初秋。

沙上にある、工業部品、資材、を扱う会社の集積団地
沙上にある、工業部品、資材、を扱う会社の集積団地
日本の会社の商品を扱う、会社も多数あります。
日本の会社の商品を扱う、会社も多数あります。

 

やはり、暑くも寒くもない、今の時期は何をするにしても、楽ですね。

昨日もそうでしたが、ここ最近、金海市と河を挟んで、対岸に位置する沙上(ササン)に来る機会が、多いです。金海空港から、ほど近く、また、空港からは、無人運転の電車・金海軽電鉄で結ばれ、地下鉄2号線に連動する。そこからは、全国に向かってバスが、発進する西部バスターミナルとも、すぐ連携。

昔は、町工場が軒を連ね、軽工業地域で、空気があまり良くなく、そんなには、来ない場所だったのですが、通訳をするようになってからは、来ることが多くなりました。ここ最近は環境が改善され、歩道を広くしたり、空港からのゲートウェイで外国人の出入り、また、周辺の大学の学生、工場労働者として、特に金海に定着しつつある、東南アジアの人々と、なかなかにアクティブになっていて、地元の社長さんがた(いまでも、工場が多いので、社長さんが沢山いるエリアです・笑)も、口を揃えて、「最近は、本当にかわったなぁ~」と、認めるほど。

それと、安くて美味しい飲食店が、多いです。もとは、歓楽的な飲み屋街ばかりだったのが、”若い街”になりつつあります。

日本のメディアの記事を見ると、韓国は経済が大変だと、いうことですが、大変ながら、このような工場地帯にくると、エネルギッシュに動き回る人達が多くて、自分も、頑張ろうという気になります。

私の仕事も、単に言葉を仲介するだけではなく、現場・工場にきて、なにげない話から、日本にこんなもの扱っている会社あるだろうかとか、日本語を社員に教えてくれとか、いろいろとありました。いまも、工場とか、現場にいって対応することが多いため、机の上でわからなくなると、実地に現場へ行って、アイデアをもらいます。

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ポーターと呼ばれる、青い軽トラックが、突っ走り、中・小企業のオーナーが乗るドイツ車や、レクサスが忙しなく行き交う中、なかなか韓国・釜山も、元気だぞと思ってしまいました。あやかりたいですね^。

秋の風情が、幸運を招く?釜山の秋シーズン到来!!

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日本では、台風が猛威をふるい、沢山の方が被害を被られ、普段夏季に上陸することは稀な北海道に、4度までも上陸し、かつて、飛び廻っていた道東、富良野、帯広等のエリアを濁流が押し寄せるのを、TVで見ていると、本当に日本は、自然との遣り取りのなかで、生活を培ってきたところなのを、あらためて想い起こしました。

それにしても、釜山も本当に、猛暑の夏でした。釜山は、海の街ですから、暑い夏こそ歓迎・・といいたかったところですが、さすがに暑いなかの旅程は、熱中症対策を意識せずには、いられませんでした。

その中でも、一番暑い日に来られて、ちょっとユニークなご利用をして頂いたのは、20代後半の、関西のお若い7人組みのグループ方々で、初・釜山ということで、釜山界隈をお連れしたのですが、「ここ、暑いですね。」と、ふうふう言われていたので、「関西のほうが、37度越えでお暑いでしょう。」といいながら、皆さんの服装をみていたら、長ズボンや、長袖のシャツを着ておられる方もいる。「服、厚くないですか。」というと、会社の同僚の皆さんで、カジノで腕試ししようと釜山に乗り込んだとのこと。ドレスコードを気にされて、着て来られたそうです。

「釜山のカジノは、半袖・半ズボン、ぜんぜんOKですよ。」というと、「そうなんだ~。」と、後から、現地調達で、皆さん、半袖・半ズボン、買い求められ、地下鉄の乗り方、ホテルへの戻り方をレクチャー差し上げると、武者ぶるいされて、カジノに乗り込まれていかれました。

幹事の方が、初めての街なので、こういう旅になれていないメンバーもいるので、トラブルを回避するために、ガイドをつけたと、言っておられました。皆さん、お若くて、旅の目的も含めて、「若いというのは、いいな。」と思ったのですが、そういう用途で、きちんと私どものようなサービスを活用されているのは、しっかりされているなと、感心いたしました。釜山は、危険なまちでは、ありませんが、そこは、顔を似ていても、異文化。小さな配慮が、観光のみならず、ビジネスでも、大過を避けるということを、業務で何度も経験して、参りました。

今日は、いつも荒天でも、その方の飛行機は、順延や欠航しないというジンクスを持たれていた、大阪のオーナー経営者の方が、さすがに昨日は順延にあい、予定変更で、工場廻り。秋夕・気分もすっかり抜けて、観光にしても、仕事にしても、とても動きまわりやすい季節。それにしても、やはり、海の波と海風は、いいですね^^。

あ、それと、この秋シーズンの気候のよさを、ビジネスユース、観光でも、大いに役立てて頂たいと、シーズンの特別価格を設定いたしました、ご参考にして、なさってください。観光・ビジネスサポートHP

2016 夏・本番。釜山の旅のスナップから^^

7月も、後半戦。日曜日は、まさに熱暑の1日でした。思わず、ビーチのカフェにでも行って、涼もうと1番近い、広安里ビーチに夕方赴くと、海遊びの人は勿論、暑さに叩かれた人達が、沢山、海風にあたりに来ていました。ビーチのほぼ、真ん中にある、カフェスミスで、結構好みのマンゴーとミルクをミックスして淡雪仕立てのカキ氷をトッピングしたデザートと、アイスコーヒーでクール・ダウンしながら、夕暮れに向かうビーチの風景を眺めていました。 CIMG4437 CIMG4438 CIMG4439

広安里ビーチは、釜山の他のビーチにさきがけて、海や大橋の夜景をバックに、数々の催しもので、ビーチを盛り上げてきたところ。日曜の夜は、歩行者天国になり、そこで、フリーマットや、マジック・ショー、ヒップ・ホップ・ダンスや、色々な編成のバンド演奏で、相変わらず、賑やかでした。CIMG4441 CIMG4444 CIMG4445 CIMG4448 CIMG4452 CIMG4453 CIMG4458

ところで、ルーティーンの工場の訪問通訳や、現地の業務仲介以外は、隔週で、釜山・慶州・金海界隈を、専用車を借り切って、ご案内させて頂ました。業務ではありますが、その間にも、色々なところで、釜山界隈の新しい顔が垣間見えて、大変・有意義な旅でした。

両旅とも、グランド・スターレックスを、借り切り、チョッと贅沢ですが、ゆったりと車窓からの景色も楽しんで頂きたく。

金海・伽耶国と、釜山・センタム副都心・広安里・松亭・周遊の旅より

国立金海博物館エンタランス2
鉄器の生産と海洋交易で栄えた「伽耶国」鉄騎兵のモニュメント
金海エリアは、群居していた、伽耶国の中で、金官伽耶(クンガンカヤ)という、小国。
鉄騎兵を持っていて、強かったはずだが・・・
金海市は、伽耶国の掘り起こしにも、近時、かなり力をいれている。

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当時の馬としては、体高の高いアラブ系のような馬に馬鞍にも装飾をほどこしている。馬は、さぞや、重かっただろう(笑)
莫大な日常品も詰まっている、王族の墓
博物館とイベントホールを繋ぐ、中庭。
伽耶国の王族の墓より出土した、数々の埋葬品

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伽耶国のイメージをモティーフに、子供たちが描いた絵の数々。

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これらの煌びやかな装飾品は、主に、新羅との交流でもたらせらえた物とか。クンガン伽耶は、倭や、さまざまな海洋交易、鉄を売って、他の国からさまざまな調度品を入れて。お后も、当時のインドから迎えたりしている。

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夕日を浴びる、マリン・シティの高層マンション群・広安里ビーチのランドマーク
夕日を浴びる、マリン・シティの高層マンション群・広安里ビーチのランドマーク
ケントホテル広安里のロビー。
ケントホテル広安里のロビー。
ケントホテルのロビーから見える、広安里ビーチ
ケントホテルのロビーから見える、広安里ビーチ。NCデパート等も運営する、イーランド・グループ系列のケンジントンが、ながらく空きテナントになっていた、広安里のビルを、定評のある同系列の飲食サービスを付帯させて、リノベート。国内外のお客様で、賑わっていました。
2日目は、お客様のリクエストで、新世界デパートの横にできた、新世界センタムシティーモールへ

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その前の週の月・火・水は、ソウルでの学会のあと、せっかくだからと、慶州・釜山観光を思い立たれた、ご夫妻と、KTX新慶州駅での、待ち合わせから、スタートいたしました。

世界遺産ヤンドン民族村を説明している石碑
民族村のなだり
民族村のなだり
民族村の雰囲気
民族村の雰囲気
李氏朝鮮時代の両班(ヤンパン)の家屋
李氏朝鮮時代の両班(ヤンパン)の家屋

業務の合間の更新と、熱暑のためと、言い訳し、不完全な更新ですが、以降、続ということで、暑いけれど、それだから夏。

釜山の夏。

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韓国の南の東端、「釜山」が一番、活気づき、華やぐ季節へ。

慶州 佛国寺にて
慶州 佛国寺にて
佛国寺の入り口
佛国寺の入り口

※この文章は、業務の合間で、隔日で書かれているため、天候の表記が、チョッとずれております。ご笑覧ください。

今日は、雨が降っています。釜山では、夏の日差しが小休止する程度するくらいの、恵みの雨ですが、業務、或いは、その下準備に忙殺されて、しばらくニュースを見ないでいると、九州では、数日で500ミリ以上の豪雨で、大変な状況になっているのを、知りました。

実際に、命や日常の生活を直撃する被害は、何よりも大変なことと思いますが、観光等のインバウンドの入り込みを見込んでいた方々には、恨んでも恨みきれない天災だったであろうことは、わたしどものような仕事していると、痛いほどわかります。

日本に、13年いて、日本のコンテンツの細かさ、現場の熱心さ、厳しさは体で覚えてきましたから、ここにきて、沢山の日本のかたが来られていた時から、「今は、ただ、ここはツイているだけなんだ、これが当たり前だと思っていたら、足を掬われる」それで、ただ、必死でトライ&エラーの中で、仕事をして参りました。

桃栗3年、柿8年。日本のことわざではありませんが、ひとつ、ひとつの仕事のなかで、どれだけ、自分の力足らずや、請け負ってみて初めて、その仕事の過重の重さに気がついたり、コンプライアンスの先読みをしないと、大変な状況に直面することになることなど、身をもって学ばざるを得ない状況を、経験しながら、気づけば浦島太郎ではありませんが、8年の日々が流れていました。

それがため、トータルな意味で、さりげない形でお客様に、事案解決のアイデアを提供したり、事案選択の幅も少しくは拡がり、業務として、ひとつの踊り場に出たような節目を、感じております。

小体の体制で、かなり込み入ったビジネスの通訳・翻訳、ビジネス・サポートから、個人の方の同行通訳・観光ガイド通訳まで、請け負って参りました。より専門性が必要とされる、現況のなかでは、専門を絞って、夫々の業務に特化して、サービスを提供することのほうが、時流にはあっているかもしれません。

でも、合理的ではないかもしれませんが、私どもを頼りにしてくださったお客様との業務に、そのときには、全霊であたることで、実地にひとつひとつ血肉にしてきたことが、クロスオーバーというのか、問題解決をあきらめない視点を、作ってきたのかなと、分野の違う業務の準備を毎日している日常を振り返って思います。

冬柏公園からの、海運台、遠望。
海運台ビーチ、これからが、本番。
海運台ビーチ、これからが、本番。
KTX釜山駅前広場の、噴水。
KTX釜山駅前広場の、噴水。

この3日間は、ずっとおつきあいさせて頂いている、大阪と釜山の会社の業務で、釜山近郊の農協・農事団体(作物別)を訪問しております。今回は、新しく海運台ビーチ沿いに、すくっと現れた、東横インの新しいホテルで、海側の部屋を韓国側の会社がとり、泊まられた日本の会社の方も、「私の東横滞在、経験のなかで、一番部屋がひろく、景色もとても良かった^。」と、喜んでおられました。

私は、連日の朝7時半スタートの、長時間通訳でしたので、夕食を食べたら早々に引かして頂いたのですが、朝から晩までびっしり、皆さん、長い移動で何軒もの訪問、または商品の説明をされていたのに、結構、晩酌されていたそうです。

海のみえる部屋で、業務とはいえ、海の街の異国情緒で、少しリラックスされたのなら、何よりと、思い、嬉しく思いました。

とにかく、いつも同じことをいって、念仏みたいになってますが、海と街が近く、街の躍動と、ビーチが醸す、海風の非日常が渾然一体となっているのが、釜山のいいところ。古には、マルコポーロも、バスコ・ダ・ガマもここまではきて、海のむこうに、「ジバングという、黄金の溢れる国があって・・。」などと言って、行ってはいない、日本に、思いを馳せたそう。

週明けには、ちょっとグレードの高い専用車をチャーターして3日間、慶州・釜山界隈と、釜山には、はじめて来られる、妙齢のご夫婦を案内させて頂く予定です。

今日の晩からは、新羅、千年王国と、釜山に群雄した小国、倭館のことなどの、おさらいです。

今回は、長安寺(チャンアサ)にくので、拠らないかもしれないけど、海東龍宮寺。
今回は、長安寺(チャンアサ)にくので、拠らないかもしれないけど、海東龍宮寺。
遊覧船から見た、APECハウスと、マリンシティの億ションの雄姿。
遊覧船から見た、APECハウスと、マリンシティの億ションの雄姿。
珍味・カンチャン・ケジャン、韓国は、ワタリをこう食べる^
珍味・カンチャン・ケジャン、韓国は、ワタリをこう食べる^

7月です。釜山が、一番、活気づく季節にどんどん向かっていきます^^。

もうすぐ、こういう風景に^^。
もうすぐ、こういう風景に^^。

日韓企業交流会で、全羅道。順天湾国家庭園へ

韓国側の企業が、保有するゴルフ場のホテルから
韓国側の企業が、保有するゴルフ場のホテルから
深い森に包まれた、綺麗なゴルフ場
深い森に包まれた、綺麗なゴルフ場

既に、ここ釜山も6月を迎えております、先週はその業界(耐火物関連)では、日本・韓国とも夫々、10指に入る規模で事業を行っておられる会社の、40年続いている交流イベントの通訳として、全羅道に行ってきました。私としては、これが3回目のご依頼で、これまで日本と韓国で持ち回り、多いときには、年2回も、開催されていたそうです。

神妙な面持ちで、日本企業の方の到着を待つ、韓国側の方々
神妙な面持ちで、日本企業の方の到着を待つ、韓国側の方々 金海空港にて

国際情勢も、まめぐるしく変わり、日韓の状況はそれ以上に大幅に変転してきた中で、40年にわたり交流を絶やさなかった双方の会社。こういう交流セミナーといいますか、今回は、2泊3日の日程で、勿論、双方の近々の業績、或いは、事業計画、情報の交換等、お堅い話もありますが、顔が見える交流をすることによって、名ばかりの交流ではなく、実際的な業務での信頼、国際間の企業同士でビジネス・チャンスの共有、リスク・ヘッジをされている現場を、見させて頂ました。

それと、個人的には、私自身、ゴルフは門外漢でしたが、現在、長らく、一緒にお仕事させて頂いている会社さまが、ゴルフ場のメインテナンスをされていたり、顧客さまからのご要望で、ゴルフ場での会合等のため、ゴルフ場の紹介、およびセッティングを希望されたりと、実地にゴルフ場での通訳を求められることが、俄かに増えてきそうでしたので、双方の社長さま、或いは、関係の方々がゴルフを楽しみながら交流するという、今回のような現場は、とても貴重な経験でありました。

ホテルの自室からの、ゴルフ場の眺め
ホテルの自室からの、ゴルフ場の眺め
部屋には、ゴルフ場のホテルらしく、ゴルフ漫画がおいてありました^
部屋には、ゴルフ場のホテルらしく、ゴルフ漫画がおいてありました^

ところで、生憎、2日目の早朝からの予定であったゴルフ・コンペは、激しい雨天で最終日に順延され、その代わりにゴルフ場のある山の袂にある、順天(スンチョン)を、特に、順天湾自然生態公園を、訪れることと、なりました。

今回,内心、秘かに楽しみ(そんな余裕も、ありませんが・笑)していたのが、実は、この順天の自然公園。2013年に、順天湾国際庭園博覧会をここで開催した順天市。工場の誘致や、カジノを作って誘引するとかではなく、順天湾というラムサール条約にも加盟する干潟を基点として、人と自然が触れ合う、街自体が大きな庭園となることを目指して、住民が一丸となって街づくりを行っているところとして、韓国でも俄かに知られてきている、スポットなのです。

そのメイン施設でもある、順天湾国家庭園には、今年は6月に入る前の段階で、訪問者数が200万人を突破しているとのことでありました。

雨のなか、背広を着たビジネスマンの方々とともに、にわかガイドよろしく、公園を散策。

下のスライド・ショーに、その模様を少しだけ。

今、韓国もその地方の特性や、風土・文化を掘り起こして、地域を作っていこうという気分が、静かに盛り上がってきております。その中でも、順天の試みは、ユニークで人づてに聞いてはいましたが、こんな機会に訪れることになるとは思っていず、ゴルフ・コンペの準備をなさっていた、韓国の企業の担当者さまには、申し訳ないことですが、私にとっては、ちょっとした雨の僥倖でした。

庭園は広大で、その間を、上載のスライドショーにも登場する、無人運転のカート、スカイキューブが、一行の注目の的になり、いち早くそれを見つけた、日本の会社の社長さまが、「あれなんだろ。乗りたいね。」と、周囲の雰囲気をなごませるトーンで、仰られたことを覚えています。

こういう集いの通訳では、ことにチョッとしたジョークを丹念に訳すことに、留意しています。通訳を配することで、夫々の方が本来持っているパーソナリティが、身内受けだけでなく、皆んなで共有できると、ビジネスの一環のイベントではあっても、流れる空気が全然ちがってくるのです。

近い国ではあっても、それぞれ、しきたりや文化も微妙にちがうなかで、人としてお互いを認識しあう、泊まりがけのイベントでは、10時間超も通訳しっぱなしの状況のなかで、無になって、そういう笑いもおこるような状況に、貢献できたかなというとき、それが通訳の醍醐味ではあります。

釜山が拠点ではありますが、この数年、他の地域への遠征がつとに増えましたが、新たな韓国を知って頂く為にも、また日本からのお客様と、ここ順天を再訪したいと、強く思いました。

滞在した、クラブハウス・ホテル
滞在した、クラブハウス・ホテル
最終日、霧煙る早朝から、かなり短縮して、トップ同士のマッチ・プレー
最終日、霧煙る早朝から、かなり予定を短縮して、トップ同士のマッチ・プレー
連日の日程で、お疲れのなかのプレー。池ポチャのとき、キャディさんがいう「はい、カエルのエサになりました。」等に、皆さん、なごやかな雰囲気で、ラウンド。
連日の日程で、お疲れのなかのプレー。池ポチャのとき、キャディさんがいう「はい、カエルのエサになりました。」等に笑いながら、皆さん、なごやかな雰囲気で、ラウンド

ビジネスの現場では、皆さん、大変シビアな状況で仕事をしていて、わたしも何度も、深刻なトラブルに直面した状況下での通訳を体験してきましたが、切磋琢磨しつつも、お互いに生かしあうこと、これもひとつの大切な知恵だと、無事終了してホッとしながら、思いました。